Aria the Scarlet Ammo and IRONMAN(Girl?) 作:白銀の勇者
初めに、この作品は基本的にアイアンマンの設定は実写映画版アイアンマンの設定とストーリーを主にしてますが、アベンジャーズの他、スパイディやX-MEN等の違う世界線の話も混ざっているというカオスな世界です。なんでそんなカオスな世界にしたかと言われても……特に理由はありません
あと、自分は銃器等の知識は乏しい上にコミックス版のアイアンマンを見たことがないにわかなので、ここが違うぞこの馬鹿野郎!!と言うところがあったらなんなりと仰ってください
あと、アイアンマンスーツの出番はかなり少ないと思います
彼の名を一度でも聞いたことのない人はまず居ないだろう
なんでかって?そりゃあ、彼は
アメリカ市民に聞けばキャプテン・アメリカやマイティ・ソー。そしてスパイダーマンやハルク等のビックヒーロー達の名に混じってアイアンマンの名も出てくるだろう
ん?何でそんな話をしたか?
それは、この話の主要人物に居るからさ。僕……トニー・スタークとは別のアイアンマンがね
さぁ、ご覧頂こう。日本のアイアンマンにしてAランク武偵、
午前10時、武偵島前行きのバス内にて
「オラァ!動くんじゃねぇぞ!動いたらコイツで撃ち抜いてやるからな!!」
響く悲鳴にそれを制するかのような大きな一発の銃声
その銃声で悲鳴はピタリと止む
バスの中、悲鳴、銃声。これだけでもうお分かりだろう。そう、バスジャックだ
「運転手!信号は全部無視して走り続けろ!後本部に通話を繋ぎな!」
バスジャック犯は計……三人
全員がアサルトライフル持ち。ちょっと刺激したらドンだろう
そんな中、一人の少女が最後部座席の左端でコソコソしていた
その少女は隣に座る男性に小さく話しかけていた
「すみません」
「な、なんだよ……」
「私は武偵です。制服……着てませんけど。あ、これ武偵徽章です」
スッ。と少女が見せたものは武偵徽章と呼ばれるもので、彼女が武偵である事を証明していた
男性がコクリと頷いた
「物分かりが良くて助かります。横の人に伝言をお願いします。私が合図したら椅子から転がり落ちて伏せてください。踏むかもしれませんがそこは……ご褒美って事で」
ヘラッと軽くジョークを混ぜながら耳打ちをする
男性が頷き、横の乗員に耳打ちをする
そして、最奥の人物に伝言が届いてから数秒が経ったのを確認する
ちょっと手鏡を無理して座席の間に突き出し、状況を確認
一人が無線で何かを叫び、もう二人は銃を構えて乗員を見ている
鏡に気付かれないようにちゃっと確認してちゃっと戻す
そして、彼女はスカートの内側の足に着けてある銃のホルスターから三つの愛銃の一つ、
静かにコッキングし、安全装置を外して何時でも撃てるようにする
横の乗員に目を配り、もうやるぞ。と合図をする
「伏せて!!」
彼女の合図とともに横の乗員四人が椅子から前のめりに、もしくは横に向けて頭を押さえて伏せた
その瞬間、彼女は壁を蹴って丁度座席と座席の間の通路に面した椅子の前に着地するように飛び、犯人二人に向けて照準を構える
ガウンガウン!!と銃声と共に弾き出された二発の銃弾は犯人二人のアサルトライフルを持つ手に当たり、アサルトライフルを弾き飛ばした
それをロクに確認せず、椅子を蹴り、通路に着地すると同時に凄い速さで走り出す
アサルトライフルを拾わせる前に肉薄した彼女は拳銃の銃底で犯人の一人の即頭部を殴り、首に蹴りを入れて気絶させた
さらにもう一人の犯人にはそのままの勢いでローリングソパットを即頭部にぶち込んだ
その瞬間、チラリと彼女のスカートの中が見えたが……
「残念、スパッツよ」
決して白や黒の布地では無かった
「な、何だァ!?」
そこに無線をしていた犯人がアサルトライフルを構えながら出てきた
「3発で弾き飛ばす……可能よね?キャリー」
『はい、トウカ様』
「ナイスよ。後でコーヒー奢ってあげる」
『それは嬉しいですね』
ガウンガウンガウン!!と3回の銃声が響いた
そして、銃声と共に発射された弾丸はアサルトライフルに3回とも当たり、アサルトライフルは弾き飛ばされた
「おっと、動かないで。武偵よ。バスジャックの現行犯で逮捕するわ」
チャキッと突き付けられた銃口に犯人は両手を上げる他無かった
「武偵お手柄。バスジャック犯三人を即座に確保……犯行前に止められなかったのか……って無茶言わないでよ」
武偵校の予備校。その軽く改造された一室にバスジャックを止めた武偵、香月 桃花はいた
「それでも桃花はやっぱり凄いのだ!」
「お世辞ありがと、文。お礼にファイブセブンの整備ヨロシク」
「それはお礼じゃないのだ。それに、さっきのもお世辞じゃないのだ」
「冗談よ。ま、こんな記事はポイね」
桃花はその記事……3Dで空中に浮いていた電子の新聞を両手の手のひらを端と端に当て、クシャっと潰した
それに呼応してクシャクシャの紙屑のような形になったそれをあたかもそこにあるかのように掴んで背後にある3Dで出来たゴミ箱に投げつけた
「ま、あれとかを使うような事件じゃなくて良かったわ」
あれ。と言いながら視線を向けた先には多少趣味の悪い赤と金のトランクケースがあった。さらに違うところに視線を向けると、二メートルだいの黒いトランクケースがあった
「一度でいいから分解……じゃなくて改造させてほしいのだ」
「また新しいの作るときに手伝ってもらうわ?それでいいでしょ?」
「それでいいのだ!」
それで本当に良かったのか、軽くご機嫌な桃花の同居人の平賀文
身長143cmの彼女があの平賀源内の子孫だと言うから驚きだ
「それじゃあ、朝ご飯作ってくるわね?今日は休みじゃないわよ。出勤日よ」
「分かってるのだ!」
ジョークをスルーする文
そんな彼女を尻目にキッチンに歩いていく
「キャリー。今日の予定を」
『始業式です。時間割は……』
「大丈夫。思い出したわ」
パッと腕を振るう桃花
何か表示されかけてたのか、一瞬だけ小さく何かが写ったが、消えた
「帰国してすぐバスジャックって……お父さんの巻き込まれ体質でも受け継いじゃったかしら?いや、あの人巻き込まれ体質じゃないような……もうどうでもいいや」
バスの中に積んであった自身のかなり大きな……二メートルはありそうなどこで売ってたのか分からないトランクケースをチラリと見てすぐに視線を戻した
今日は何もなければな。と思いながら
その後、バスで登校。自身の教室、2-Aに入り、一人で本を読んでいた
友達はいるが、今日は友達と話す気にはならなかった
が、
「おっは~、ももちゃん!」
そんな彼女に友人の一人である金色の天然パーマのかかった髪をツーサイドアップにした少女が話しかけてきた
「理子……おはよ」
彼女は桃花の良い話相手である峰理子。身長は文程では無いが低く、フリル等がついた改造制服を身にまとっていた
「どう?アメリカ旅行楽しかった?」
「旅行って……お父さんに会って来ただけよ。あと、物作りしただけ」
「へ~……そういえば、ももちゃんのお父さんってどんな人なの?まだ聞いたことないんだけど……」
ももちゃんとは、彼女が桃花に名付けたあだ名だ
桃花の漢字をトウとは読まず、そのままモモと読んでるだけだ
「ま、まぁ……その筋では有名な人よ。うん」
言葉を濁してそんな事を言った
「え~、いい加減教えてよ~。名前くらいいいでしょ~?」
「ただのプレイボーイ。それだけで十分でしょ?」
「うぇ~、ももちゃんが冷たい~……」
「その内教えてあげるから駄々こねないで。ほら、飴あげるから」
と、懐から紙屑を理子に渡す
「これゴミ!!」
「あ、捨てといて」
「怒るよ!?」
「うひゃー、怖いわー」
「む~!!」
怒る理子。だが、二人ともふざけてるような感じの会話だった
「ほら、ホントの飴よ」
と、懐から本当に飴を取り出し、理子に渡した
「ありがと~」
「ほら、席に戻って。この話の続きが気になるの」
「へ~、なになに?……アベンジャーズ?意外だな~。ももちゃんがそれを読むなんて」
「まあね」
このアベンジャーズと言う小説は実際に起きたアベンジャーズが活躍した事件に少し脚色を加えながら書かれた小説だ
本来は色々と大人の事情が交差したりとかしてたのだが、そこら辺はなるべく綺麗になっている
「それの最後はね~」
「知ってる。アイアンマンことトニー・スタークが核爆弾を異世界にポイして終わりでしょ?」
「え?知ってるの?」
「……一応、ね」
ちょっと遠い目をしながら答える
「ってか何ネタバレしようとしてるのよ」
「テヘッ」
と、ちょっと舌を出す……所謂てへぺろをする理子
背の低さからなるロリっぽさと可愛らしい改造制服がその仕草とマッチしていた
男ならその仕草だけでも惚れるのが出てくるだろう。だが、桃花にその気はない
「それじゃあ、私はこれを読むから」
「結末知ってるならいいじゃん」
「いいでしょ?何度読んでも」
「む~……じゃあ、後でひっついてそのちっちゃい胸を……」
「……ア゛ァ?」
「怖っ!?ちょっ、本当に怖い怖い!!」
今頃だが、桃花のスタイルは……まぁ、スレンダーだ
159cmと女性の中では中間辺りの身長に殆ど無い(Aカップ)胸。だが、他は締まるところは締まって出るとこは出てる
「うっさいわねロリ巨乳。垂れろ」
「垂れろ!?」
予想外の言葉に若干驚く理子
「もういい。寝る。お休み」
「え!?ちょっ!?」
そのまま机に突っ伏して本当に寝てしまうのだった……
第一話、如何でしたでしょうか?
文についてはあんまり原作内でも触れられて無いので、主人公と相部屋にしました。それと、二人の部屋については、トニーの部屋のあれを思い浮かべてもらえればありがたいです
桃花のステータスは次回かその次の話で公開します
次回は結構早めに更新できると思います