『good及びbatの比較級と最上級を答えなさい。』
姫路瑞希の答え 「good-better-best bat-wores-worst」
教師のコメント――そのとおりです。
吉井明久 「good-gooder-goodest」
教師のコメント――まともな間違え方で先生驚いています。goodやbatの比較級と最上級は語尾に-erや-estをつけるだけではダメです。覚えておきましょう。
土屋康太の答え 「bat-butter-bust」
教師のコメント――『悪い』『乳製品』『おっぱい』
風神颯人の答え 「bat-Yuzi-Akihsa」
教師のコメント――友達の頭の悪さで答えるのはやめてください。
前回のあらすじぃぃぃぃい!!
Bクラスの圧倒的卑怯戦術!島田の件は……これは明久が悪い……
四時になったので、俺たちが戦場から教室に戻るとそこにはいつもの仲間達がいた。俺と島田は待機していると明久がようやく目を覚ました。
「ここは……どこ?」
「あ、気が付きましたか?」
看病をしていた姫路が安息の溜息を出して、安堵している。
「心配しましたよ。吉井君ってば、まるで誰かに散々釘バットで殴られた後、プロレス技がかけられていて頭から廊下に...例えるなら…ジャーマンスープレックスを受けたような怪我をして死にかけていたんですから」
姫路は将来、探偵になるべきぐらいの推理力を持っていると俺は思う。
「いくら試召『戦争』じゃからといって、本当に怪我する必要じゃないんじゃぞ」
秀吉よ.....あれは戦争じゃない。虐殺だ。しかし、このバカの自業自得だから同情しない。
「ち、ちょっと色々あってね……それで、試召戦争はどうなったの?」
「今は協定どおり休戦中だ。続きは明日になる」
「戦況はな、計画どおりだ。教室前まで攻めれたし、姫路のおかげで被害は予想より少なくすんだ」
けど酷いなっと俺は笑いながら伝えた。一見俺たちの圧勝と思えるが姫路の援護があってもほぼ全勢力を注いだ結果、全体だと決して良いとは言えない。
「ということは、ハプニングはあったけど今のところ順調ってわけなんだね?」
「まぁな」
雄二が頷くが、俺はどうしても気が落ち着かない。まるで魂、本能が叫んでいるような気分だ。一応遺言は残したし、大丈夫だと思いたい……するとムッツリーニがやってきた。
「……………(トントン)」
「お、ムッツリーニか。何か変わったことはあったのか?」
「………………(ヒソヒソ)」
「……なに? Cクラスの様子がおかしいだと?」
「……………(コクリ)」
ふむふむ、なるほどなぁ。Cクラスが戦争の準備を進めていることらしいな。ここみたいにAクラスと戦おうなんて考えているわけじゃねぇし、おそらくこの戦争の勝利者ーつまり、漁夫の利を狙っているだろう。
「どうする、雄二?」
「ふむ、そうだなー……」
時刻四時半、戦前の準備しているならまだ代表がいるなら当然だろう。雄二もそう思うのか、口を開く。
「……よし。ならCクラスと協定を結ぶか。『Dクラスを使って攻め込むぞ』とか言って脅してやれば俺たちに攻め込む気はしないだろうさ」
そうして、俺たちはCクラスに進んだ。途中、Eクラスの友達と出会ったが、俺たちはCクラスに行くだけだって言ったら納得したのか。気をつけてねって言われた。まぁとりあえず、雄二、明久、島田、ムッツリーニ、姫路、須川、俺を含む七名(秀吉は万が一に備えて行う作戦の為に待機)はCクラスに入る。だからこそ気がつかなかった。
――それこそが"奴"の狙いだと...
「Fクラス代表の坂本雄二だ。Cクラス代表はいるか?」
Cクラスは普通の大学の設備だった。普通の教室の二倍はありそうな大きさがあった。そしてCクラスの生徒が結構いた。ムッツリーニの情報は間違っていなさそうだな。
「私だけど、何の用かしら」
雄二の呼びかけに応えた一人の女子生徒、確か...先輩が所属している茶道部に所属しながらのバレー部のホープの『小山友香』だったかな。
「Fクラス代表としてクラス間交渉に来た。時間があるか?」
「クラス間交渉? ふーん……」
やっぱりFクラスの設備と比べると凄いなぁ。うん?あれは……!?
「どうしようかしら……ね、根本クン?」
「なに……!?」
間違いない!教室の奥の机に腰掛けていた一人の男子生徒に声を掛ける小山。皆が驚愕している。アイツは...!
「当然却下。だって、必要ないだろ?」
奥からこちらに近づく"彼" そいつはBクラス代表『根本恭二』
「協定を破るなんて酷いじゃないか、Fクラスの皆さん。試召戦争に関わる一切の行為を禁止したはずだよな?」
そういった瞬間、身を構える生徒はおよそ十人。そして勉強を教えている長谷川先生。姫路は数学を結構消費していたはずだ。つまり――――
「何を言って――」
「先に協定を破ったのはそっちだからな? これでお互い様だよな!」
―――ここで俺らを殺るつもりか!
「長谷川先生! Bクラス芳野が召喚を「上等だ! Fクラス風神颯人が相手してやる! 試獣召喚(サモン)!」
数学
Fクラス『風神颯人 212点』VS Bクラス『芳野孝之 161点』
くそったれが! 数学は苦手なんだよ!
「雄二! 速く逃げろ!」
「ま、待ってよ颯人! 僕たちは協定違反なんかしてないじゃないか! だって「無駄だ! おそらく"戦争に関わる一切の行為を禁止する"を盾にしらを切る。現にこいつらが攻めているじゃねぇか!」」
「ま、そーゆーこと♪」
ぬかった! 俺たちはFクラスとBクラスの間だけと思っていたが、Bクラスからすれば"戦争に関わる一切の行為を禁止する"は明確に指定していないため、Cクラスとの協定を違反されば反論しようがない。すべて根本の手の上だった。
くそったれ! 魂、本能が叫んでいたのはこの事なのか!相手はおよそ十人。今回はいつもより取れたが……勝てる可能性はない。
「とにかく逃げろ! 遅れた瞬間、死だと思って逃げろ! 雄二が殺られたら全てがパァーになるぞ!!」
そして俺は、召喚獣でワイヤーを使い、敵の首を締め付けながら怒鳴る。
「颯人……必ず帰ってきてね!」
「颯人! お前の力が必要なんだ!! 秀吉を泣かせんなよ!!」
わかってるわぁ!っとぶっきらぼうに返事する。さてと
どうするかぁ……
「颯人……仲間を助けるためにこの人数差でも挑むのか...英雄だな。お前は」
俺はその言葉を聞き、鼻で笑った。
「ハッ。俺が英雄なわけねぇだろう。俺はそんな正義感を持ってねぇし、こんな面だ…ヤクザと間違われるんだぜ」
相手は侍、騎士、殺し屋などの近距離が八 賢者とスナイパーの遠距離が二かぁ……
「だけど失望したぜ……あの風神が最低クラスなんて、しかも雑魚のために命を落とすなんてな」
確かに言うとおりだ。点数だけ見ればの話だが……
「俺の評価がどうなっているのか知らねぇが関係ねぇ! そして俺の性格は知っているだろう……」
俺は悪役のような笑顔で言ってやった。
「来いよ! 血が煮えたぎり、心臓が踊るような戦いをしようぜぇ!!!」
さぁ、楽しき戦いをしよう!!
~風神SIDE終了~
~雄二SIDE~
俺たちはFクラスに戻ることが出来た。今、俺は対策を練っている。明久と島田はBクラスの伏兵と戦っており、ムッツリーニは情報収集している。そしてクラスの中には戻ることを願っているやつもいる。
「颯人……頼むのじゃ……帰ってきて欲しいのじゃ」
そう泣きそうな目と弱々しい声で言っているのは秀吉だ。颯人がBクラスの奇襲を代わりに受けてくれたおかげで生き残った……クソがっ!!
姫路がいれば良いわけあるか! あの馬鹿が!! しかし、このままだとヤバい。確かフィールドは数学、人数差は圧倒的だ。ただでさえ苦手な分野の上に相手はBクラスだ。帰還することは………そう悔やんでいると誰かが教室に入って来た。
「二年Eクラスの三上美子よ。風神颯人はいるかしら?」
「居ねーよ。てかお前は何だ?」
「私は颯人と親友よ。じゃあ、どこにいるか知っているかしら?」
隠したって意味ない。正直に話すと驚いたが予想内だったのか、落ち着いていた。
「ハァー……先輩が言っていることは本当なのね」
「どう言うことだ?」
「先輩から、颯人がこんなメールを送ってきたって確認したら……」
そう言ってスマホの画面を見せる三上(待受画面は颯人と三上のツーショット)俺はそれを見た。
[先輩へ、念のために送る。 もしかしたら俺は趣味は勉強、尊敬する人は二宮金次郎になるかもしれない。杞憂だといいが、放課後にメールが来なければ……………………ゴメンチャイ(・ωく)☆]
それを見て、俺は颯人の勘の鋭さに驚くが、疑問を抱く。どうしてここに三上がいるのかっと気になった。
「安心して、私は確認しに来たの」
「……颯人のことか? しかしどうにも出来んぞ」
「大丈夫。助ける方法はあるよ」
「本当な「本当かぁ!!!」…秀吉、落ち着け」
秀吉が興奮しているので落ち着かせると三上が
「安心して、きっと大丈夫よ」
そうウィンクしていい切った。
~雄二SIDE終了~
~風神SAID~
此処Cクラスは今、魔境と成っている。悲鳴と怒号が響き、先生によって連れていかれる生徒の泣き声や助けを訴える声を気にせず連行する姿は失礼だが未練ある魂を狩る悪魔や死神に見える。そんな中、俺は...
「楽しかったよ。ありがとな♪ザシュ」
『い、いやだ! 頼む…助けてくれ! 頼む頼む頼む!! 俺は俺でいたい! 助け(ガチャ バタン)ァァァァァァー!』
刺し殺した殺し屋の格好した召喚獣と生徒を地獄に送っていた。これで六人目♪ しかし援軍が来て人数が増えたせいでそろそろヤバイなぁ...
数学
Fクラス『風神颯人 107点』VS Bクラス『真田千尋 112点』&『近藤空 157点』&『勝田五郎岳 166点』……
Bクラスからも余裕な声が聞こえる。
『た、頼む! 死にたくない! 死にたくないんだぁ!!』
『皆落ち着こう...そう、深呼吸してこそ(ザクッ)ああああああああ』
『パニックなってる奴は後ろに! 精神的にも点数にも余裕ある奴らが相手しろ!』
このままだと…最後は自爆しかねぇな。そう思っていると根本から焦った声が聞こえる。
「お前ら、何やっている。相手は一人だ! 一斉に攻めろ!!」
そういった瞬間、相手の召喚獣の足腰に力が入る動作が見える。……さてと皆、すまなかったな……
俺は自爆覚悟で手榴弾を生成する。そしてお互い飛ぶ直前
「「失礼します」」
そこに現れたのは俺が知る先輩たちだった。そう……
「三年A組の小暮葵と申します」
「三年A組の星川アリナです」
「「「「ええええええええーっ!!」」」」
ここで先輩たちの説明しよう。
小暮葵
キリッとした目、ポニーテール?みたいに髪をひとつにまとめた髪型、制服の上からでも凹凸が分かるほどの艶っぽい身体のラインに、扇情的な仕種。艶かしい雰囲気を醸し出している。また学力も副代表になるほど賢い。(先輩が強引にナンパされている時、助けたら仲良くなった)
星川アリナ
『白銀三姉妹』の長女。小暮葵先輩の反対のジャンルである美人だ。少し垂れ目気味な優しげな明るい茶色の瞳、ウェーブの掛かったか肩までかかる程の長さの明るい茶色の髪。そしてワガママボディの極み。そして優しく慈悲を与えてくれる性格、そんなことから『第二のナイチンゲール様』や『大地の聖母』と呼ばれている。
以上、説明でした。(by明久)
場は騒然となる。そりゃそうだ。関係ねぇ人が来たら誰だって驚く。しかも……
「よろしくお願いします。チラ」
「最近、暑くなったよね。ヌギヌギ」
片方は短いスカートを摘まんでお辞儀して、もう片方はブレザーの第二ボタンまで開いておる。
「「「「…………………(ジィーッ)」」」」
その場にいる男子生徒(俺は除く)の視線は釘付けに、女子生徒は男子生徒に冷たい視線を向けた。しかしこんなことにどんな意味が...うん?
『卑猥なポーズと俺に向かってウィンクしてくる先輩たち』
『そんな先輩に釘付けな男子生徒』
『男子を冷めた目で見る女子生徒』
……ふむふむ、なるほど。俺の召喚獣が持っている手榴弾を全部敵に投げた。そして俺は逃げた。
「「「「「ぎゃああぁぁぁぁぁぁあ!!!」」」」」
よし!今がチャンス!
「葵、アリナ! 掴まってくれ!」
「「わかった♪」」
そして俺はアリナをおんぶして、葵をお姫様抱っこして痴話喧嘩している代表同士の声、爆発のエフェクトと音と悲鳴を後に廊下を走り駆けた。
「いいな……葵ちゃん」
「………♡」
何のことだ?
そして場所は変わって教室前、先輩たちを三年A組に届けたあとは(教室内から殺気が自分に飛んでいた。何で?)俺は隠れながら二年F組に戻った。
「教室よ! 私は帰って「颯人ぉーっ!!!」ぐふぅっ!」
帰ってきたら名言を言おうとしたら涙目の秀吉にラグビーのてっぺんが取れるぐらい強いタックルされた。………せめて、最後まで言わせて欲しい。ショボーン
「良かったのじゃ颯人。お主が殿を務めたと聞いて、 心配で、心配だったのじゃ! 正直生きた心地がしなかったのじゃ!!」
うるうると目を泣かしながら、ぎゅーっと抱きしめられて、頭を擦り付けた。
「無事で良かったぜ、颯人」
「本当に良かったよ。戻って来ないから心配したよ」
他のメンバーも心配してくれた。(明久が傷だらけだった)
「しかし、お前ら大丈夫だったか?」
「実は風神君が囮になってくれた後、伏兵に襲われましたが吉井君と美波ちゃんが戦ってくれました」
「でもアキったら、ウチのことも盾にしたり、囮にしようとしていたなのよ? 酷いと思わない?」
「やだなー。僕は美波のことを信用していたからこそ進んで生け贄に腕の関節が一つ増えてしまう程に曲げてええぇぇぇいやぁぁぁぁああ!腕が!腕がぁー!!」
明久よ…お前もFクラスの一人だな。そして"アキ"と"美波"かぁ。経緯は知らんが何かしら進展があったのかぁ。(ニヤニヤ)
「さてと。このままじゃ気がすまね! 奴らを後悔させてやる!!」
雄二はやる気満々だ。そして俺も楽しみにしてた。明日、どうなることやら。
明日、CクラスとBクラスVSFクラスの形になってしまったこの状況をどうするか!? 雄二が秀吉を残した理由は!? そして明久、颯人が...
次回 僕とラブレターと怒り狂う颯人