バカと鈍感な戦闘狂と面白き学園生活   作:サイコロさん

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第九問 問 以下の問いに答えなさい。
『人間が生きていく上で必要な五大栄養素を全て書きなさい』




姫路瑞希の答え 「①脂質 ②炭水化物 ③タンパク質 ④ビタミン ⑤ミネラル」


教師のコメント――流石は姫路さん。優秀ですね。


吉井明久の答え 「①砂糖 ②塩 ③水道水 ④雨水 ⑤湧き水」


教師のコメント――それで生きていけるのは君だけです。


土屋康太の答え 「初潮年齢が十歳未満の時は早発月経という。また、十五歳になっても初潮がない時を遅発月経、さらに十八歳になっても初潮がない時を原発性無月経といい‥‥‥」


教師のコメント――保険体育のテストは一時間前に終わりました。


木下秀吉の答え 「①愛情 ②恋心 ③努力してきた今までの経験 ④真心 ⑤以下の四つを想って作る風神への弁当を食べた風神の笑顔」


教師のコメント――乙女ですね? 風神君は早く気づくべきですね。


第13話 俺と仲間と更なる決意

前回のあらすじ

Bクラスに勝利イェーイ!

 

 

 

 

根本が討ち取られた後、俺達はBクラスに集まって代表同士の話し合いにFクラスもBクラスの生徒達は耳を傾ける。そしてBクラスの連中はものすごく落ち込んでいる。そりゃそうだ。何の努力もしてない奴らに自分達の努力の結晶を奪われると思っているんだろう。ちなみに俺は何しているかと...

 

 

「明久、無茶やりすぎだ。けどお前らしかったぜ」

 

 

「うぅ……痛いよ…痛いよう……」

 

 

明久の手に治療していた。いくら痛みが軽減するとはいえ、コンクリートを素手で破壊したんだ。痛さもバカにならないだろう。ちなみに明久の放課後は先生とのハートフルコミュニケーションで埋まった。(土下座して許しを求めたけどダメでした。by風神)

 

 

「流石明久じゃ。後先の事を考えず、自分の立場を追い詰める、男気溢れる素晴らしい作戦じゃな」

 

 

「………遠回しに馬鹿って言ってない?」

 

 

「ま、それが明久の強みだからな」

 

 

「まあ、明久は悪く言えばバカだが、良く言えばそれゆえ何でも出来るっということだ」

 

 

知識がつくと、段々常識に沿って考えてしまう。それゆえ明久みたいな常識はずれみたいな行動は出来ないし、考えないからな。こんな会話している中、雄二が口開く。

 

 

「さて、嬉し恥ずかしの戦後対談といくか。な、負け組代表」

 

 

そう言って、さっきまでの威勢がない根本は目をそらす。

 

 

「本来なら設備を明け渡してもらい、お前らに素敵な卓袱台をプレゼントするところだが、特別に免除してもやらんではない」

 

 

その言葉でざわつくBクラス生徒。一方Fクラスは落ち着いていた。

 

 

「ただし、条件がある」

 

 

「……条件は何だ」

 

 

「条件? それはお前だよ、負け組代表さん」

 

 

「俺、だと?」

 

 

よし、秀吉が持ってきた鞄は...あった。

 

 

「ああ。お前には散々好き勝手やってもらったし、正直去年から目障りだったんだよな」

 

 

Bクラス生徒はフォローはしなかったし、根本も自覚があるのか反論しなかった。

 

 

「そこで、お前らBクラスに特別チャンスだ」

 

 

「Aクラスに行って、試召戦争の準備が出来ていると宣言して来い。ただし、宣戦布告はするな。すると戦争は避けられくなるからないからな。あくまでも戦争の意志と準備があるとだけ伝えるんだ」

 

 

「………それだけでいいのか?」

 

 

良いわけねぇだろう。

 

 

「ああ。Bクラス代表がコレを着て言った通りに行動してくれたら見逃そう」

 

 

そう言って取り出したのはCクラスに行った作戦の時、秀吉が着た女子の制服……ぬるいな。

 

 

「ば、馬鹿なことを言うな! この俺がふざけたことを……!」

 

 

「そうだ。確かにおふざけにも冗談があるぞ。雄二」

 

 

その言葉でさらにざわつく周り、雄二達も目を丸くしている。

 

 

「颯人、どういうことなの?」

 

 

「風神……助けてくれるのか…」

 

 

俺は根本の肩に手をのせて、優しく微笑んだあと...

 

 

「助けるわけねぇだろう。その程度で終わらせてたまるかっと言う意味のふざけるなだよ」

 

 

にっこりした表情で言った、

 

 

「……は?」

 

 

「ムッツリーニ! 秀吉! 準備は出来ているかぁ!」

 

 

「……………(グッ)」

 

 

「ああ。確かにこれであっている筈じゃ」

 

 

そう言った先にあるのはまるで撮影会の機材を最終確認しているムッツリーニととあるモノを入れた鞄を持ってきた秀吉。そして俺は中を出して確認する。

 

 

「ふむ、これで良いぞ。秀吉」

 

 

「おい……こ、これは……」

 

 

根本は怯えた表情で俺に問う。おかしいなぁ(ニヤリ)これは女子用の服装だから怯えなくてもいいのになぁ?

 

 

「止めてくれ! 流石にマイクロビキニやそんなに露出が多い服は無理だ! 頼む!」

 

 

ただし、露出度高めの服装以外とする。そして根本は暴れているので俺は根本の顔すれすれのところにナイフを投げて言う。

 

 

「ぐだぐだ言うな……次は当てるぞ(ギロッ)」

 

 

それは借金から逃げるニートと殺り慣れているヤクザだった(by明久)

 

 

「どっちがいいか? 答えろ。社会的の死か、物理的…………地下深くでおねんねするか」

 

 

「なぁ、それって隠したつもりかもしれないが、隠せていないぞ!」

 

 

おかしい? 何で隠せていないんだ?

 

 

「い、嫌だ! それなら教室を交換した方がマシだ!」

 

 

するとBクラス生徒から声が挙がる。

 

 

『Bクラス生徒全員で必ず実行します!』

 

 

『根本を差し出すんで、どうかご慈悲をぉ!』

 

 

『なので隠し持っている血がついた何かを出さないでください!』

 

 

『根本! 前から気にいらないし、根本一人で何とかなるからならとっと着がえろー!』

 

 

Bクラスからの声援が聞こえる。これで根本の評価が分かる。後、何でチョッパーナイフに気がついたんだ?

 

 

「く、来るな! 俺の側に近づくなぁー!「Go to hellデース!!」ぐふぅ!?………」

 

 

「とりあえずクラエル君が黙らせてくれました」

 

 

「……お、おう。ありがとな…」

 

何故か雄二が驚く。変わり身の早さに感心するべきと俺は思うがなぁ~。すると根本が起きかけてたので...

 

 

「……ぅ……うぐぅ……」

 

 

「おらぁ!」

 

 

「…………チーン」

 

 

殴ってKO! そして俺は根本に服を着替えさせていた。しかし問題発生!

 

 

「なぁ、どうやって着替えさせるんだぁ?」

 

 

「それは何故、僕に聞くの?」

 

 

明久なら女子の服の着方を知ってると思っていたが本人は知らなかった。このままだと俺は……そう思ってBクラスを見て考える。すると律子と真由美がやって来た。

 

 

「私たちに任せて」

 

 

「こう見えて、私達は演劇部だから自信があるの」

 

 

「そう? 悪いね。それじゃ、折角だし可愛くしてあげて」

 

 

「「無理。土台が腐っているから」」

 

 

根本の評価はこの二人からしても低い。そして俺は撮影会の準備をしていると明久から声がかかる。

 

 

「根本君の制服はどうするの?」

 

 

「ゴミ箱か焼却炉のどっちか」

 

 

「わかった」

 

 

そして駆け出す明久、その手には手紙がある……姫路に返すつもりだろう。そう思っているとどうやら終わったようだ。俺は命令を出す。

 

 

「よし! 野郎共はそのまま根本がちゃんと仕事しているか、監視しろ。俺とムッツリーニはこのまま撮影会の準備をして待ってるぞ!」

 

 

「「「「おう!」」」」

 

 

「ま、待て! そんなの聞いてないぞ! 頼む、誰か助けてくれぇぇ!!」

 

 

その後、ムッツリ商会主催の撮影会で作った写真本。『生まれ変わったワタシを見て!』と俺が金儲け兼趣味(文章づくりの方です)で書いた『ドキッ! 真のワタシが産まれた瞬間』は学園中に広まり、大人気になった根本でした。

 

 

 

 

今は、夕方のとある場所に俺は戦争の最終準備をしていた。

 

 

「久しぶりだな、ここは……」

 

 

ここはとある山にある開けた岩と石しかない場所、俺はここを『武芸場』と呼んでいる。飛び出ている岩と岩の間には赤い荒縄を巻いて即席のリングを造り、ここで武芸を極めていた場所だった。俺はここで瞑想を始める。

 

 

「………………………」

 

 

そして思い出されるのは昔の苦しく、そして忘れてはいけない思い出だった。

 

 

『ねえ……颯人……』

 

 

『………どうした?』

 

 

『私が……助けて欲しいって言ったら助けてくれる?』

 

 

『あぁ、助けてやるさ…だって俺はお前の――』

 

 

『お前の?』

 

 

『騎士だからな!』

 

 

何故あの時の俺はあんなことを言った? 決して守れる約束じゃないのに……そう思っているとどうやら客人が来たらしい。

 

 

「颯人……ここにいたのね」

 

 

「愛菜……」

 

 

まさかこんな所に来るとは思っていなかった俺は驚きを隠せなかった。愛菜が俺の前に座ると話しかけた。

 

 

「ねぇ…覚えているかしら?」

 

 

「何のことだ?」

 

 

「私を助けた時に言った言葉を...」

 

 

俺は黙る。そして沈黙が俺達の周りを漂い何とも言えない雰囲気になった。そしたら愛菜が話しかけた。

 

 

「昔、私がよく言ってたね。『私はお姫様! あなたは騎士ね! 騎士はお姫様を守ってくれるの、だから私を守ってね!』って、どう似ているかしら」

 

 

愛菜は微笑むが、それは愛菜にとって足枷になっている考えだ。俺はその認識を変えさせないといけない。

 

 

「愛菜……それは昔のことだ。今は違うんだ。俺はお前には幸せになって欲しいんだ。だから――」

 

 

「つまり、あなたもあの時の皆みたいに勝手に決めつけるの?」

 

 

それを言われて俺は何も言えない。しかし俺は、俺は....お前に幸せになって欲しいんだ。俺はわからないんだ!愛することも愛されることを!!なぜなら――

 

 

「――俺は幸せの価値を忘れたから...」

 

 

「…………じゃあ教えてあげる。あなたがこれまでにどんだけ愛されているのかを...」

 

 

そう言って愛菜は俺の頬に唇をつけた。...えっ?

 

 

「あなたは愛されることを忘れているけど、忘れたならもう一度教えてあげるわ。何回でも何回でも何回でも教えてあげる。だから――」

 

 

そして愛菜は立って、俺に向かって

 

 

「――あなたはもっと自信を持ちなさい!」

 

 

月の光が背景となり、その光に照らされた髪は輝き、そしてその笑顔は月に負けないくらい美しかった。俺は少し笑い言ってやった。

 

 

「わかった、けど今じゃないのは確かだ。お前は知っているか? Fクラスが戦争を起こした理由をなぁ」

 

 

「ええ、代表から教えてもらったわ。しかしその願いは叶わないよ! だって勝つのは私達だから!」

 

 

「上等だ! 負けても泣くなよ!」

 

 

そう言い合いながら帰っていく俺達。そして俺はこの戦争に、あいつに勝つ気持ちで明日に備えた。

 

 

 

 

そして今日、俺は教室の障子を開けるとそこにはいつもより闘志が漲っている皆がいた。

 

 

「遅いぞ、颯人。おかげさまで待ちくたびれたぜ」

 

 

「ああ、悪かったなぁ。けど待ってくれたんだろ」

 

 

「当たり前だろ。何故ならばこのAクラスに勝つにはお前達、全員の力が必要だからな」

 

 

そして周りを見渡す雄二。そして明久達が声をかけてくる。

 

 

「ついにやって来たんだね。最後の戦いに……」

 

 

「吉井君、まだ油断しちゃ駄目ですよ」

 

 

「そうよアキ。これからなんだからね」

 

 

「……ここからが、本当の勝負!」

 

 

「さぁ、準備は出来ておるぞ! 雄二!」

 

 

「楽しみだな、最後の戦いよぉ!」

 

 

「ああ、野郎共! 対Aクラス戦のミーティングを話す! 心として特と聞きやがれぇー!」

 

 

ついに終わる第一次AF戦争。これが俺達の終末戦争。俺達の戦いはついに最終決戦だ!

 

 

一方、とある所では……

 

 

「……………雄二は必ず、今日に宣戦布告してくる」

 

 

「うん、わかったわ。とにかく交渉は私がやるね。代表」

 

 

「いやぁ~、流石は颯人兄さんがいるFクラスです。凄いですね」

 

 

「まぁいいわ! 必ずしも勝つのは私達Aクラスだからなんだからね(フンッ)」

 

 

「愛菜姉さん、そんなに胸を張らなくても………」

 

 

「………でも、油断大敵」

 

 

「確かにね。でも勝つのは――」

 

 

「「「「私達だから!」」」」

 

 

恋する乙女が団結していた。




本日、10:00 Aクラス対Fクラスの一騎討ちが始められます。このような事態は文月学園始まって以来、初めてのことです。また、学園長からこのようなコメントも貰いました。


―フンッ。戦争のせいでガキどもが勉強に集中出来ないから、今日は一騎討ちの観戦にしていいさ。ただし、これが終わったらとっとと勉強しな。


学園長が承認したので、観戦したい方は午前九時半までに二年A組まで来てください。


次回 第一次AF戦争の決着戦~乙女に愛された男~
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