バカと鈍感な戦闘狂と面白き学園生活   作:サイコロさん

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このラジオは、数奇なる運命と彷徨える恋心が突如ぶつかりあう奇妙な話である!

(簡単にいうと、本人が本人に恋してる人に向かって相談していること)


二年F組ー! 風神先生ー!! ~恋する乙女達の相談ラジオ~ (※主人公の過去が明るみになります)

そこは文月学園。学力志向主義であり、学を求め、学に愛された者共が集う魔境。文月学園は部活も実力主義であり、結果を残したら待遇は上がるが残せれなかったら待遇は下がる。そんな魔境にいる強者どもにも興味をひく面白いものがある……それは放送部が率先してやっている―――

 

 

「風神と♪」

 

 

「新野の♪♪」

 

 

「玉野でー♪♪♪」

 

 

「「「恋の相談ラジオー!!」」」

 

 

――――恋ばなである。

 

 

「さぁ今日も始まりました。文月学園放送部によるラジオ。パーソナリティーを務めさせていただきますは二年C組新野すみれです。そして―」

 

 

「はい。恋の相談役の玉野美紀と「何故か呼ばれた風神颯人」です よろしくね」

 

 

「はい、このラジオでは校則や国の法則に関係なく色んな質問ができます。例えば…同性愛、禁断の恋などですね」

 

 

「よし。まず一人目いこうぜぇ!」

 

 

「おぉー!」

 

 

俺と玉野が手を挙げてノリノリな雰囲気でやっている。

 

 

「まず一人目からのご相談です。『僕はとある女子生徒と付き合っています。それなりに仲良くやっており夢に向かっているんですか……異端審問会と呼ばれてる謎の覆面集団に邪魔をされています。どうしたら良いでしょうか?教えてください』この質問に対して何かご意見はあるのでしょうか?教えてください」

 

 

「よし、とりあえず俺が異端審問会を全治一年程の怪我を負わせる。そしたらしばらくは邪魔されないはずだ」

 

 

「はい。かなりデンジャラスな意見をありがとうございます。以上『邪魔してくれたなぁ……コロス(16)』さんからでした。」

 

 

帰ったらとりあえず、武器を用意しないとな。

 

 

「続いて二人目のご相談です。『Dear! 愛する我がマイハニーに、愛のプロポーズをした! しかし断われ続けられている……そこで合法非合法関係なく、我が物にする方法を教えてくれる参考書が欲しい! 是非とも教えてくれ!』だそうです。何かご意見はあるでしょうか?教えてください」

 

 

「えっとね。確か…風神君がお金集めで書いている『轟け! バカな俺のハードな愛を―! ~バカで憎めないアイツと~』と有名な作品だとね。確か……『伝説の木の下で貴様を待つ』かな~」

 

 

「ちなみにどんな感じてすか?」

 

 

「んッとね。『轟け! バカな俺のハードな愛を―! ~バカで憎めないアイツと~』はね。純愛かつハードな内容で最初は悪友だと思っていたけどいつの間にか恋に落ちていて、アキちゃんが女装することで自覚した愛を何とか伝えたい気持ちでいっぱいでね。そしたら監禁、洗脳、暴力などの重い行動がいっぱいだったり、結婚できない現実の残酷な描写が多いけど最後にはそんな困難を乗り越えた純愛の力でハッピーになってみせる作品で、私もオススメだよ~ また、『伝説の木の下で貴様を待つ』はね。どうしても愛を受け取らないユウジに向かってナオキが鈍器を使って殴りにいくというシーンから始まり、数々の難関や敵、さらにはユウジの思いが駆け巡るシーン、ナオキがモテモテになるシーンがあるけど最後には幸せになる作品だよ~ふたつの作品はオススメだから是非とも読んでね~後、『轟け! バカな俺のハードな愛を―! ~バカで憎めないアイツと~』は同性愛でも、小説としても良いから読みやすいから、特に読んで欲しいな!」

 

 

「お申し込みは風神颯人までに、後日に配達します。尚、お申し込みする際は住所を書いた紙と税込580円を払いください」

 

 

「はい。素晴らしいほどの説明と商人魂でした。以上『須川!愛してるぞ―!(17 ボディビルダークラブ所属)』さんからでした」

 

 

須川……お前を愛してくれるやつはいたぞ……よかったな。キラーン

 

 

「続いてのご相談は『わしには恋してる人がいるのじゃが、わしのことを男と見ている。普通なら嬉しいんじゃが……その人がそう思っているとわしと付き合えないことを示しているようで心が痛む。わしを助けてくれて…わしの側に居てくれて…わしの側で泣かせないようにしてくれる……どうか教えてくれ!わしはおかしいのか!わしの思いは段々膨れ上がっているのじゃ!わしはこんなに愛してるのに付き合えないか!! わしはどうすれば良いのかのぅ……』「……風神さん、あなたの意見を教えてください」

 

 

俺か、俺はなぁ……

 

 

「俺はなぁ、愛することも愛されることも知らねぇクソガキだ。けどよ…俺は性別とか関係無く愛していいと思う。俺は旅しているから色んな考えや感覚を持っている。だから俺からすればそんなもん同性婚を認めている国に住めばいい話だから…俺からすれば…人種性別年齢関係無く愛して、恋していいと思う」

 

 

「……ありがとうございます。以上『演劇男子(17)』さんからでした。(ボソッ 良かった…本当に良かったですね……グスッ」

 

 

「頑張ってね。私たちは応援しているから、諦めちゃ駄目だよ。恋は敗けを認めたら終わりだから!」

 

 

いい話だ。俺は愛することを尊重する。そうすることで俺みたいなのが減るから……

 

 

「続いての相談です。『私は恋をしてます。そしてその本人は気づいて貰えません。しかし、私は先生です。相手は生徒です。私の子供も彼に恋してます。おかしい話です。前に痛めつけてくる旦那から守ってくれて、色んな相談だったり、メンタルケアをして貰う内に恋をしてしまったんです。この恋は片想いで終わらすべきですか?また、私の息子も恋を諦めるべきですか。教えてください』……風神さん、また返答をください」

 

 

………………………俺は

 

 

「関係ねぇ! いいか、よく聞け! 俺はなんかは親が捕まった時に言われたのがなぁ――」

 

 

 

 

「――"お前なん愛さなかった方がよかった"だ!」

 

 

「俺もあんたも!息子さんも!!どうせなら最後まで粘れよ!愛せよ!俺みたいになるんじゃねぇぞ!!俺みたいに過去に心を壊れて、愛を、恋を忘れては人生苦しいだけだ!最後までやりとおせよー!!諦めたら終わりしかないんだよー!!!」

 

 

俺は大声で話してた。いつの間にか興奮していたのか、頭がグルグルして気持ち悪い。

 

 

「…はい。意見をありがとうございました。以上『恋する先生(34)』さんからでした」

 

 

「これで最後にしたいと思います。『私には悩みがあります。それは愛してる人が愛してくれることを忘れていることです。私、いや私たちは愛してます。彼が愛されていることをどうか伝えれないでしょうか?教えてください。これ以上、苦しむ姿は見たくありません!お願いします』……これに玉野さん、風神さんから意見はあるでしょうか?」

 

 

「んッとね……やっぱり愛し続けることだと思うの。確かに愛は通じないけどね。だけど私だって男同士の恋が好きなように、そして愛し続けてるの。そうすればきっと通じると思うからね。愛を止めたら、愛することを忘れちゃう!愛はど根性だよ!頑張ってね」

 

 

「……すまねぇ、俺は何とも言えない。けどよ。俺だったら愛して欲しいな……」

 

 

俺は…愛して欲しい……かもな。

 

 

「……ありがとうございます。以上『恋する戦女神(17)』さんでした。これからもいろんな相談を受け付けます。ではまた会いましょう。さようなら~」

 

 

「「さようなら~」」

 

 

こうして、恋の相談は終わった。そうして風神は...

 

 

「ほらほら、頭撫でてあげますよ~♡」

 

 

「いらん」

 

 

「大丈夫、いつでも甘えていいからね」

 

 

「必要ねぇ」

 

 

「わしも甘やかしたいのじゃ!」

 

 

「お前ら、どうした!? 今日は変だぞ! 何故か先生から熱っぽい目線くらうは、後輩から奢られかけられるは、友達がいつもより優しくなるわ、明久達から殺されかけるわ!……これは普通か。何が起きているんだ!?」

 

 

そういうとため息をついて、愛菜達は言った。

 

 

「「「やっぱり鈍感ね。(じゃ)(ですね)」」」

 

 

「何故だー!!」

 

 

放送した日からだいぶ優しくなった幼馴染みと友達でした。




彼が口悪いのはおわかりですか? 彼が鈍感なのがわかりましたか? 彼が本当は何望むのか、わかってくれましたか?
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