平和化したARC-V世界線でデュアル塾開いてます 作:王荼偶
パンッ!!!
2つの片手が強く重なり心地よい音を会場へと響かせる。加子と弘志が力強いハイタッチを真空へと見せつける。
「次はお前の番だぜ」
拳を突きだしながら真空へと激励を送る弘志。
「絶対勝てるから自分を信じて!!」
両拳を胸の前で握りしめながら見つめる加子。
「はい!!!」
なぜか敬礼をして答える真空。真空の対戦相手のシンジって誰だ?あまり印象に残ってないんだよなぁ。シンクロ次元出身の情報しか残ってない……
お昼の休憩を取りに俺を含めた4人で大会会場近くに予約をいれていた大衆食堂へ向かう。
「おいしー」
「けっこーうめぇな」
「美味しいです」
まぁ、満足そうで良かった。そこまで美味しいものでは……うまい…?俺にいつも出されてる料理とちがう?
そうか……いつも人はまばらなそこそこの繁盛店で不味くはない店だが今日は大会効果で客も多いから従業員にも熱が入ってるのか。ふだんからこれくらいの味出せよ……
そして、他の会場の塾同士の対戦を見ながら時間を潰し真空が行く予定の対戦フィールドに行く。
「君が俺の対戦相手だな。俺はシンクロ次元のシンジ・ウェーバーだ。よろしく」
「えっと……岩黒真空で…す。お願いしま……す」
しどろもどろになりながらも会話を続ける。
フィールドは河川敷
~口上中~
緊張しいでも口上になるとハキハキとしゃべれるの不思議だなー
シンジ
「先攻は俺だね。まずはおろかな埋葬でデッキからB・F-毒針のニードルを墓地へ送る。そしてB・F-早撃ちのアルバレストを召喚。召喚時に墓地からレベル3以下の昆虫族を特殊召喚する。B・F-毒針のニードルを特殊召喚。ニードルの効果。召喚及び特殊召喚成功時にデッキからニードル以外のB・Fモンスターを手札へ加える。デッキからB・F-連撃のツインボウを手札へ加える。連撃のツインボウの効果。手札から特殊召喚出来る。特殊召喚したターンエクストラデッキから昆虫族以外特殊召喚出来なくなるがな。さらにフィールドに昆虫族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚出来る。B・F-必中のピンを特殊召喚。必中のピンの効果!1ターンに1度200ダメージを与える!!」
思い出した!!ビーフォースの人か!!
真空
「くっ……一気にモンスターを4体も……」LP3800
シンジ
「現れろ!!抗いのサーキット!!召喚条件はカード名が異なるモンスター2体以上!!ピンとアルバレストとニードルをリンクマーカーにセット!リンク3!!熾天蝶!!」
一瞬にして現れた4体の蜂達。そのうちの3体が吸い込まれ6枚羽の蝶が出現する。
「まだまだ行くぞ。熾天蝶の効果!リンク召喚成功時に素材とした昆虫族の数だけカウンターを置く。その数×200攻撃力をあげる。元々の攻撃力2100に3つのカウンターで攻撃力2700。もうひとつの効果!!このカードのカウンターを1つ取り除き墓地からレベル4以下の昆虫族を特殊召喚する。墓地からB・F-毒針のニードルを特殊召喚。ニードルの効果は名称ターン1だから使えないがな。だけど、レベル2の毒針のニードルにレベル3の連撃のツインボウをチューニング!!蜂出する憤激の針よ、閃光と共に天をも射貫く弓となれ。シンクロ召喚!現れろ!B・F-霊弓のアズサ!!カードを2枚伏せてエンドだ」
手札0 霊弓のアズサ ATK2200 熾天蝶(カウンター2) ATK2500 伏せ2
真空
「僕のターン!ドロー……っ!?」(真紅眼の黒竜!?インサイトは手札にある……でも先生に削りきれないときはなるべくならデッキ融合カードで手札融合は控えるべきだと言われてる……やはり僕には使いこなせないのかな……)
シンジ
「どうした…?」(怖じ気づいたか?)
真空
(違う……なにかを伝えたがってる?加子さん?そうか!!)「行きます!!僕はワン・フォー・ワンを発動します。手札の真紅眼の黒竜を捨ててデッキから伝説の黒竜を特殊召喚します」
シンジ
「この瞬間!!熾天蝶の効果を発動!カウンターを取り除き墓地から昆虫族を特殊召喚する!!」
真空
「相手ターンにも使える効果!?」
シンジ
「墓地からB・F-毒針のニードルを特殊召喚!!そして特殊召喚時にデッキからB・Fを手札へ加える。B・F-早撃ちのアルバレストを手札へ加える」
真空
「すぐに素材を揃えられるチューナーモンスター……伝説の黒石をリリースして効果を発動します。デッキからレベル7以下のレッドアイズモンスターを特殊召喚します。来て真紅眼の黒炎竜!!さらに手札から黙する死者を発動。墓地から真紅眼の黒竜を特殊召喚。黒炎竜と黒竜でオーバーレイネットワークを構築!!無限の根源たる黒竜よ、次元の軌跡を辿りて新たな未来を創りだせ!!エクシーズ召喚!!真紅眼の鋼炎竜!!」
2体の竜が渦に飲み込まれる。その後、黒竜がさらに鈍い漆黒の輝きを放つメタリックなデザインの竜へと姿が変貌する。
シンジ
「エクシーズ……!?」
真空
「さらに、レッドアイズ・インサイトを発動します!!デッキからレッドアイズモンスターを墓地へ送り、デッキからレッドアイズ魔法・罠を手札へ加えます。墓地へ送るのは真紅眼の凶星竜-メテオ・ドラゴンを墓地へ送ります。加えるのは鎖付き真紅眼牙です。そして、鋼炎竜の効果!!このカードのエクシーズ素材を取り除き発動します!墓地から通常モンスターを特殊召喚します!」
シンジ
「ここだ!!毒針のニードルの効果を発動!!1ターンに1度、昆虫族をリリースすることで相手モンスター1体の効果を無効にする!!霊弓のアズサをリリース!!鋼炎竜の効果を無効……なっ!?ぐあぁ!!!」
アズサの弓がニードルのサポートを受けて鋼炎竜に放たれると同時に小さな火球をシンジに向かって飛ばす鋼炎竜。
真空
「鋼炎竜の効果です。エクシーズ素材を持ったこのカードがモンスターゾーンにあるかぎり相手が魔法・罠・モンスター効果を発動するたびに500ダメージを与えます」
シンジ
「なるほど……そのモンスターを倒さない限り、俺はあと6回しか効果を使えないわけか」
真空
(モンスターを並べられなかった……)「それだけではありません。素材がある間、鋼炎竜は効果では破壊されません。バトルです。鋼炎竜で……熾天蝶を攻撃します」
シンジ
「くっ……」LP3000
(毒針のニードルを攻撃してくれてればリリースしたアズサを自身の効果で蘇生しつつ次のターンに熾天蝶の効果でニードルを蘇生してまたサーチを使えたのだが……最初に蘇生効果を警戒するとはな……)
真空
「カードを2枚伏せてエンドです」
手札1 真紅眼の鋼炎竜 ATK2800 伏せ2
シンジ
「俺のターンだ。ドロー!!」
真空は橋の下のアクションカードを求めて走り出すのと対照的にシンジはその場を動かず静観を決め込んでいる。
シンジ
「まずは、前のターンにサーチしたB・F-アルバレストを召喚だ。墓地からレベル3以下の昆虫族を守備表示で特殊召喚する。墓地からB・F-連撃のツインボウを特殊召喚……ぐっ……」LP2500
効果を使用したことにより、鋼炎竜の火球がシンジを襲う。
シンジ
「レベル2のニードルにレベル4のアルバレストをチューニング。その羽で爆風を巻き起こし、その一刺しで真実の道を切り拓け!シンクロ召喚!来い!B・F-突撃のヴォウジェ!!」
奇妙な形をした槍のような物を持つ直立型の昆虫が姿を現す。
シンジ
「突撃のヴォウジェで真紅眼の鋼炎竜を攻撃!!」
真空
(あっ!あった。えぇ!?ノーアクション!?)「くっ……罠発動!!鎖付き真紅眼牙を発動して黒炎竜に装備。」(わざわざ攻撃力の高いモンスターに攻撃するということはどちらかの攻撃力を増減させる効果があるはず)
シンジ
「攻撃力は変わってないようだが」
真空
「まだですバトルステップに装備状態の真紅眼牙を墓地へ送ることで、相手の効果モンスター1体を鋼炎竜に装備します。その後鋼炎竜は装備モンスターと同じステータスになります」
シンジ
「そういう効果か。ならば手札から禁じられた聖槍を発動!!対象になったヴォウジェに発動する。攻撃力を800下げて魔法・罠の効果を受けない。ぐぅっ!」LP2000
真空
(素材を取り除いたらバーンは使えない……何らかの効果を使うはずだから500は確定してる……でも……正解がわからない……)「真紅眼の鋼炎竜の効果!!エクシーズ素材を取り除き墓地のレッドアイズ通常モンスターを特殊召喚する!!きて真紅眼の黒炎竜!!」
シンジ
「そちらも相手ターンに使える効果か!!突撃のヴォウジェの効果だ。このカードが自身より攻撃力の高いモンスターと戦闘を行うダメージ計算時、相手モンスターの攻撃力は半分になる。エクシーズ素材がなくなったためダメージは受けない!!さらに戦闘ダメージを与えたことでヴォウジェの更なる効果!!フィールドのB・Fモンスターの数×200のダメージを与える。400ダメージだ」
真空
「う……ありがとう鋼炎竜」LP3100 (2500-800)-(2800÷2)=300に加え400効果ダメージ
シンジ
「さらにモンスターを破壊したことで墓地の霊弓のアズサの効果。戦闘の勝敗に関係なくB・Fモンスターが戦闘を行いどちらかのモンスターが破壊された時に墓地のこのカードを守備表示で特殊召喚する」
これギリギリでデザイナーコンボからずれてたからいいもののアズサの効果にはB・Fモンスターが効果ダメージを与えたとき、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える効果がある。もしもヴォウジェの効果ダメージタイミングが戦闘破壊したときだったらにアズサを蘇生したあとにダメージを与え2500の追加ダメージを与えていた。
シンジ
「トラップ発動。緊急同調。バトルフェイズ中にシンクロ召喚を行う!レベル5の霊弓のアズサにレベル3の連撃のツインボウをチューニング」
真空
「シンクロチューナー!?」
シンジ
「呼応する力。怨毒の炎を携え、反抗の矢を放て!シンクロ召喚!レベル8!B・F-降魔弓のハマ!」
真空
「バトルフェイズということは……」
シンジ
「ハマはシンクロモンスターを素材にしていた場合2回の攻撃ができる。終わりだ降魔弓のハマで真紅眼の黒炎竜に攻撃」
真空
「罠発動!!デュアル・ブースター!!デュアルモンスターにのみ装備可能の罠で攻撃力を700アップします!!」
シンジ
「なっ!?……エンドだ」LP1700
手札0 突撃のヴォウジェ ATK2500 伏せ1 LP1700
あたりを見回しカードを探しに入るシンジ。
真空
「ドローします。真紅眼の黒竜を再度召喚します。……バトルです。3100の黒炎竜で突撃のヴォウジェを攻撃」
シンジ
「回避を使わせてもらおう」
真空
「ノーアクションです……アクションマジックを無効にします」
シンジ
「……ならば速攻魔法収縮を発動!!黒炎竜の元々の攻撃力を半分にする。1200になりそこからデュアルブースターで上がり1900だな」
真空
「まだです、手札からハーフシャットを発動します!!ヴォウジェの攻撃力を1250にしますが戦闘による破壊もされません」(黒炎竜の効果は攻撃を受けたときにも発動するから戦闘破壊を防ぐ奇跡みたいなカードと組み合わせると良いといわれ入れといたカード。相手モンスターの戦闘破壊を防ぐのは真紅眼牙のモンスターへの2回攻撃への相性がいいともいわれてたけど入れてて良かった)
シンジ
「くっ……」LP1050
真空
「黒炎竜が戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、相手に元々の攻撃力分のダメージを与えます」
シンジ
「なっ!?ぐぁあぁあ」LP0
真空
「ありがとうございました」
シンジ
「あぁ、良いデュエルだったよ。まさか俺がバーンで負けるとは思わなかった」
真空
「僕も色々勉強になりました」
お互いに握手を交わし朗らかな笑みを浮かべながら会場を後にした。
黒刃竜好きなのに負けフラグになってしまって辛いです。好きなのに……普通に活躍させようとしてるのに何故か負けさせてしまってる……
大会ではもっと原作キャラ使った方がいいですか?
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デュアルVSオリキャラのまま(現状維持)
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原作キャラVSデュアル塾メンバー
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デュアル塾以外の塾VS原作キャラ
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原作キャラVS原作キャラ