この世界には不思議なことばかりだ
しかしそれは僕らにとって当たり前なことだ
生まれつき凄いことになってたり
凄い力を持ってたり
俗に言う魔法使いってやつだね
そんな家に生まれた…訳では無いんだけど
毎日楽しく過ごしています
ってのはいいのだ
この世界において魔法使いとは
機械的な杖だったり剣だったり槍だったりするデバイスと呼ばれる物を操る人物だ
リンカーコアと呼ばれる器官があれば大体魔法使いだ
そんなものが一般的になっているためそれを学ぶための学校とかもあったりする
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「これなにー?」
「デバイス…としてはかなり異質やけど扱いは一応デバイスやね」
とある一室
幼い少年を抱きかかえた一人の女性が居た
ある検証のために連れてこられた少年の前には
青い光を放つブレスレットがあった
青いひし形の宝石が3つつけられているデザインをしているが今まで誰かが使ったりした形跡がない
しかも僅かに発光する程度のことしか無かった為
ただの装飾かと思われていたもの
その発光現象も不規則なためパターンがあるのかどうかも調べる人がいなかった
しかし 違和感を覚えた人物がいた
何故だか適当に光っているように思えなかったのだ
そして1つの結論にたどり着いた
あるタイミングに限り発光現象が 確認できた
彼女が所属している職場の建物
そこで
その確信が持てた彼女はその子達を個別に連れてきてもらうことで誰に反応しているのか確認しようとしていたのだ
と言っても保護しているのは2人だけなのだが
そして今発光の原因である子が見つかったのだが
「で、これからどうしたいん?」
「これまで何も反応がなかったのに物凄い反応してますね」
「え?そうなん?」
「ここまでこの子が近くに来ることがなかったからか見たことないですねめっちゃ震えてますし。なんだったら触らせてみます?」
「それ危なくない?」
「もしかしたら 起動 するかもしれませんし物は試しですよ」
「じゃあちょっとケースから出してもらえる?」
「ちょっと待っててくださいね」
「じゃちょっとあっち座ってようなー」
「おー」
「じゃあ出しますね」
「OKや」
その時は光っているだけだから何も無かった
しかしケースという枷が無くなったそれは予想をしていなかった行動を起こした
ひときわ強い発光をした後消えたのだ
消えたのだ
それはその子供の魔力に反応していたわけではなかった
反応していたのはその子供の存在そのものに対してだったのだ
光が消えた時にはそれの姿はなく子供の左腕に装着されていた
最もその子供は気づいていなかったようだが
「で、これどうしてくれるん?」
「いや、これはさすがに予想外です。ここまで変幻自在に形状が瞬時に変化するなんて」
それから数刻
その子供がブレスレットの使い方を理解したことで能力を試しながら遊んでいる所を遠目で見ながらそんな会話があったそうだ
そして時間は流れる
「いってきまーす」
「気をつけてなー」
あれからどうやってもあの少年以外に起動することが出来なかったため彼の専用デバイスとなったわけだが
これの周りには訓練相手に困らなかったのが幸いしたのか数年経った今彼は相当の使い手(自称)となっていた
剣から槍、盾に加え投擲武器としても力を発揮したそのブレスレットはその性能から恐らく同年代で相手できるのはそうそういないレベルに完成していた
本人は徒手空拳がメインでやっているためリーチが変幻自在なこともあり扱いは難しいがその分成長が実感しやすい
ため彼の家族は成長を喜んでいた
「じゃあ今日も頑張っていきますか」
少年の名は八神優
これから彼の新たな日常が始まる━━━━━━━━━━━━━━━
簡易プロフィール
八神 優 (やがみ ゆう)
使用術式 古代ベルカ
デバイス ブレスレット(仮名)
見た目はゼロが最初に受け取ったブレスレット
デバイス名は何も思いつかなければウルトラブレスレットになります
デバイスの形態は要望があればプロフィールと共に一話使って説明書きます