MACROSS in Fleet Collection 作:がらの悪い三蔵法師
新マクロス級になった艦娘サイド
"彼女達を救う為に姿を現そう..."意を決っした私は、副長に聞く。
「副長、今から戦闘区域に向かった場合の到達時間はっ?」
『今の状況(強攻形態)ですと"ホバー"の様に水面を浮けば、およそ30分位かと。』
「それでは遅いっ!もっと速やかに着ける方法は?」
『有ります...しかし...。』
副官は、少し戸惑ながらその方法を説明するが、直ぐにそれを承諾。
「宜しいっ!直ぐに実行をっ!」
『イエス・マムっ!』
私は一呼吸置いて命令を下す。
「機関最大っ!これより、本艦は戦地へ急行っ!敵に対し格闘戦を行いますっ!」
戦地...もう一方の集団(艦娘)サイド
姫級の追撃を受けてた艦娘達は、突如現れた謎の航空部隊が深海棲艦を次々と沈める様子に驚愕する。
「嘘っ!?イ級を一発でっ!?」
「深海棲艦の対空、全く当たらないなんてっ!」
「それに、あの航空機、何て速さなのっ!」
艦隊の駆逐艦数名が、その航空機の勇姿に声を上げる。
「一体、何処の機動艦隊が...。」
「そうね...あれ程の高性能な航空機を軍が量産したなら、私達にもその情報は聞かされてる筈...。」
1人の駆逐艦の疑問に、艦隊の旗艦が答える。彼女がそう疑問視する通り、その様な高性能な新型の計画や開発は軍から聞かされていなかった。
彼女は極秘開発の線も考えるが...。
「あれは、本当に味方なのか?疑問に思うわ...。」
「味方では無いと?」
「断定じゃないけど、そう考える必要が有るわ...。」
"もし、そうだとしたら?次は私達が沈められる...今は、あの謎の航空部隊は姫級攻略に難航してる。この海域から離れるのは今しか無いけど、あんな高速で飛ぶものに追われたら逃げ切れる訳は無い...どうすれば...。"
実際、彼女達が目の当たりにする航空機は、自分達が知らない未知の"兵器"を使用してるのだから、旗艦がそう迷うのも不思議では無い。
しかし、その迷いは数分後、或る事が理由で払拭される。
副旗艦らしき艦娘が、この海域に接近する何かの反応を電探でキャッチする。
「っ!旗艦っ!電探に反応っ!」
「反応ですってっ?」
「はいっ!」
副旗艦の報告に、自分の電探でそれを確認、信じられないと云う表情を顕にする。
「何だっ!この速度はっ!」
「はいっ。私も最初は故障かと思いましたが...。」
副官もその反応を疑ったが、旗艦の電探も同じ反応に故障ではないと確信する。
2人の電探に反応する"何か"の移動速度が異常に速い速度で接近してるからだった。