○○を彼女・嫁にしたらシリーズ   作:ヨコミチ

3 / 7
柊かがみを嫁にしたら

 

 

 読者のみなさん。

 突然ではあるが、僕はここ、鷲宮神社で神主という仕事をしている。

 そして、少しだけ特殊な力を持っているのだ。

 本来であれば、柊家の長女である柊かがみがここを継ぎ尼さんにでもなっているはずだが、色々とあって今は僕がここの神主さんだ。

 

 一目ぼれだったんだと思う。

 数年前、柊かがみという女性を一目見たときから積極的にアプローチをかけていった。

 そして長い月日をかけて付き合い始めたのが、その1年かそこら後。

 結婚したのは、ほんの1.2ヶ月前の出来事だ。

 

 付き合い始めて、しばらくたった頃に僕の力を明かした。

 それを知ったかがみは、両親に報告したのだろう。

 その有用性に気がついたかがみの両親は僕にあれよあれよと働きかけ、結果僕は、神主になるための資格を手に入れ、こうして婿養子として嫁ぎに来たというわけだ。

 

 まぁ、そんな僕の自己紹介はともかくとして。

 結構繁盛しているこの鷲宮神社には珍しく人っ子一人おらず、僕の嫁さんであるかがみも同級生と出かけていていない。

 そういった、交流は僕としても結構なのだが・・・・・・。

 

「かがみ~、暇だ~。早く帰ってきてくれ~」

 

 

 

 所代わり

 一つのちゃぶ台を挟みこなたは携帯ゲームをしながら、かがみと向き合いになって座っていた。

 そんな昔から変わらないこなたにかがみは苦笑しつつ、湯のみを口に運んだ。

 

「で、こなた。最近あんたん所どうなのよ?」

「え~、かがみん。またその話~?? 私が惚気たところで、かがみんの惚気には敵わないよ。 というか、最近かがみんは躊躇なくその話題を振るねぇ」

 

 こなたは、少しだけ苦い顔をしながらかがみを一瞥した。

 しかしながら、かがみの勢いは減少せず、ちゃぶ台に半分身をのりだすようにして言った。

 

「いいじゃない別に。減るもんじゃないんだから。で、どうなのよ」

「たまには、かがみんから言ってよ。一級フラグ建築士の私だってそうそう、特別な事なんて無いよ」

「何だっていいのよ。例えば、ほら、起きたら彼の顔が目の前にあってしばらく見詰めてしまった。とか、何でも!!」

「かがみんの頭は相変わらず少女漫画だねぇ」

「あら、今日はやけに食い下がるわね。ははぁん。さては、何かあったでしょう」

 

 目を鋭くしてかがみは、こなたを見た。

 こなたは、不自然に目をそらした。

 それを見たかがみは、口元に笑みを浮かべる。

 

「何かあったのね?」

「ぐぬ、はぁ。いやー、こないだね。電気の使いすぎで、怒られちゃって」

 

 こなたは視線をゲームに落としぼそぼそと話始めた。

 かがみはそれを一言も聞き逃さないように聞き耳を立てる。

 

「私もね、悪かったなー。って思って、コスプレ喫茶でバイトするよって言ったらさ」

「ほうほう」

「私が他の男話ながら食事してるなんて許せないからダメだって。いやぁ、私も愛されてるねぇ」

 

 こなたの顔が話しながらじょじょに緩んでくる。

 

「かがみんは無いの? もう結婚してから1ヶ月は経ったよね?」

「うーん。まだ、そういうのは無いわねぇ。でも、毎日何をするにしても幸せよ。朝起きたらまず彼を起こして、朝ごはんを作るのを手伝って一緒に食べる。そういう日常の一つ一つが最高に幸せ」

 

 二人はお互いの顔を見合う

 

「「・・・・・・幸せだねぇ」」

 

 そういって二人は微笑んだ。

 それからしばらく二人はお互い惚気話をこなたはゲームをするのを忘れ語り合っていた。

 

 

 

 視点を部屋の片隅に動かすと、そこには口から砂糖を吐き出し、おまけに魂も漏れている。黒くてどんよりした何かがいた。

 その何かが言葉を発する。

 

 

「お、お二人さん。そ、そのお話はいつまで・・・・・・?」

 

「「あ、黒井先生」」

 

 

 忘れられていた。

 

 

 

結果

 黒井ななこ(××歳 独身)死亡(死因;教え子の惚気話)

 頻繁にお互いの惚気自慢が始まる。

 二人は仲良し。




かがみの旦那さんの力
その人に降りかかっている不幸が見える。
そしてそれを振り払う事が出来る。

犬夜叉の殺生丸のあれみたいな

今回その話はでてきませんでしたが、機会があれば。。。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告