ソードアート・オンライン/コンプリート・ストラテジー   作:空素

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今回は地の分オンリーの議事録形式でございます

会話を挟み込む余裕が無かった…

まあ偶には良いよね!?


第76層事変対策会議

第76層事変対策会議。

 

そう名打たれた攻略組の会議は、俺が戻った頃には佳境に差し掛かっていた。

 

下層プレイヤーとのやり取りに関しては、既にメッセージでの交信が可能である事は攻略組全体に周知されていた。

そこへ俺が、75層へ繋がる扉は閉ざされていたことを告げるが、思いの外、混乱は無く、殆んどのプレイヤーが納得しているようだった。

もちろん、それでも表情は険しいが。

 

そこで、アスナが信頼できる情報屋に情報の通達をしている事を明かし、そのプレイヤーからの情報待ちであることを伝えた。

 

他のプレイヤーからは、そのプレイヤー、つまりはアルゴが本当に信用のおけるものなのか判断出来なかったようだが、そのプレイヤーが攻略本の作成者であることを明かすと、一先ず引き下がってくれた。

 

後は、この場にいるプレイヤー達が所属するギルドに関して。

 

この場には、ギルド未所属の俺やエギルの他、規模は小さいが実力は確かな風林火山のクライン、聖竜連合の上位プレイヤー三名、そして血盟騎士団のアスナ他二名が揃っている。

 

その他にも最前線攻略組である中小ギルドのメンバーが複数名いるが、他メンバーへの対応が議論された。

 

先の情報屋からの下層の情報次第ではあるが、一先ず大ギルドである聖竜連合と血盟騎士団の上層部には話を通しておくべきだ、との結論に至った。

 

そして、下層の状況を踏まえ、聖竜連合と血盟騎士団の上層部による対談を行なって貰うことにした。

 

下層との行き来が出来ない事には、下層のことは下層の者達でどうにかしてもらう他ない。

 

自分がいない場所で、血盟騎士団の将来を左右する会談が行われることに歯痒さを覚えているだろうアスナだったが、聖竜連合のメンバーが口利きしてくれるとの事だ。

 

血盟騎士団から魔王たるヒースクリフの存在が露呈した。

 

で、あれば、魔王を擁していた血盟騎士団が魔王の城だったとして非難され、そして全プレイヤーの代わりに魔王を討つ勇者の役目を担う存在として同じ攻略ギルドとして聖竜連合が名乗りを上げる筈だ。

 

そして、聖竜連合は直接的にギルドに攻撃するようなことはしないにしても、ヒースクリフを擁していた責任を追求し、全プレイヤーに対する償いを血盟騎士団に求めて来る筈だ。

 

そして、その賠償を自ギルドの利益として得ようとするだろう。

 

しかし、あまりに賠償が肥大化して血盟騎士団がギルドとして成り立たなくなってしまうのでは逆効果だ。

 

血盟騎士団が潰れては、他プレイヤーはもちろん、聖竜連合にとってもあまりに負担が大きい。

 

理想としては、血盟騎士団から数人のメンバーが抜けたことで空いた分の負担を上手く分散し、聖竜連合にも利があるように賠償という形で押し付けるのが最も理想的だ。

 

それを踏まえて、それぞれのギルドメンバーが上層部のプレイヤー達へとメッセージを送る。

 

違いのギルドで文章の擦り合わせを行いながら、聖竜連合上層部には、血盟騎士団への印象が出来るだけ良くなるように事実を伝え、そして、血盟騎士団上層部には会談を出来るだけ有利に進めて貰えるように少しでも多くの事実を伝える。

 

後は、この場にいるプレイヤーに出来る事はない。

 

会談が無事に終わってくれることを祈るだけだ。




主要キャラ以外の攻略組を出すか悩み中…

聖竜連合は結構出番あるし大ギルドだし、都合の良いキャラが欲しい…

因みに、聖竜連合のメイン盾、シュミットさんは当作品時空では現在はギルド本部にお留守番です(うろ覚えだったから75層ボス攻略に参戦していたことを忘れていたとかではない)

機会があればシヴァタ含めて登場するかも!?
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