転生したら最強の植物になった男   作:サクラモッチー

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九尾獣(ナインテイル)のifの姿。
白い髪に白い肌、白い着物を見た雪女みたいな見た目をしている。


紅茶とメイドと魔女と吸血鬼

マーガレット「くそっ!!」

 

プププ城のキッチン。

そこでかつてこの城の主人だったクレイマンことマーガレットは紅茶を淹れる練習をしていた.................のだが

 

マーガレット「何故上手くいかない!!」

 

紅茶の味が美味しくないことに苛立っていた。

 

マーガレット「ふん、もう一度......................」

ミュウラン「その淹れ方ではダメです」

マーガレット「なっ!?お前は.................」

 

その時キッチンに入って来たのは、かつてマーガレットの部下であったミュウランであった。

 

マーガレット「.................何のようだ」

ミュウラン「紅茶の匂いがしたもので」

マーガレット「.................チッ」

ミュウラン「だから見に来たのですが.................どうりで紅茶がまずいわけですね」

マーガレット「何だと!?」

ミュウラン「あのですね、紅茶というのはこうやって.................」

 

こうして、ミュウランの紅茶の淹れ方を教わるマーガレットなのだった。

 

 

 


 

 

 

マーガレット「フン!!これでどうだ!!」

ミュウラン「えぇ、とても美味しいです。よくこの短期間で上達しましたね」

マーガレット「まぁな」

 

満足げにフフンと鼻を鳴らすマーガレット。

 

ミュウラン「.................マーガレット、あなたひょっとして努力家だったんですか?」

マーガレット「何を言って」

ミュウラン「だって、私がこの前紅茶の淹れ方を教えてからあなたは紅茶を淹れる練習をしていたのでしょう?」

マーガレット「っ!?」

ミュウラン「マーガレット.................いえ、クレイマン。あなたって元々努力家だったんですよね?」

 

それはマーガレット、クレイマンにとっては思いがけない発言だった。

 

マーガレット「それがどうした」

ミュウラン「いえ、あなたが努力家だったことが意外で.................」

マーガレット「.................私は、あの日から努力することをやめていた」

ミュウラン「?」

 

マーガレットは過去のことを思い出していた。

かつてカザリームに認められたくて努力していたあの日のこと。

カザリームが殺されてからは努力をする目的が無くなり、努力することをやめたこと。

だがラプラスたちに認めてほしくて再び努力をし始めたこと。

そして.................このことが彼にとってのコンプレックスになったこと。

 

マーガレット「妖死(デスマン)族でカザリームの息子ということ以外、私には何も無い、だから.................」

ミュウラン「そんなことはないですよ」

マーガレット「!?」

ミュウラン「あなたの作った紅茶は美味しい、それだけでも立派な個性ですよ」

 

その言葉はマーガレットにとって、今まで欲していた言葉だった。

 

マーガレット「本当.................か?」

ミュウラン「本当ですよ」

 

すると、マーガレットはポロポロと涙を流し始めた。

 

マーガレット「私.................誰かに一人の存在として認められたかったのかな?」

ミュウラン「.................そうかもしれませんね」

マーガレット「私は............私は.................」

レミリア「はいはい、そこまで」

 

その時キッチンに入って来たのは、レミリア・スカーレットだった。

 

マーガレット「レミリア!?」

レミリア「私も紅茶を飲ませてもらえないかしら?」

マーガレット「あ、あぁ」

 

マーガレットは紅茶を淹れると、レミリアの前に置いた。

 

レミリア「うん、美味しいわ」

マーガレット「.................そうか」

レミリア「まぁ、あなたの血の方が美味しいのだけれど」

 

レミリアの発言に悪寒がするマーガレット。

 

マーガレット「その.................ミュウラン」

ミュウラン「はい」

マーガレット「すまなかった」

ミュウラン「!?」

マーガレット「私は.................君に酷いことを............」

ミュウラン「マーガレット..........」

レミリア「なるほど、魔王が人の身になったことで人の心を得た.................ということね」

 

紅茶を飲みながらそう呟くレミリア。

 

レミリア「あ、そうそう、ついでだからあなたの血を飲もうかしら」

マーガレット「何でついで感覚で私の血を飲むんだ!!」

レミリア「だって美味しんだもの」

マーガレット「だからって」

ミュウラン「私はこれで............」

マーガレット「おい、待っ.................」

レミリア「それじゃ、遠慮なく〜」

 

 

 


 

 

 

マーガレット「ふぇぇぇ............」

レミリア「チューチュー」

パック「今日も平和だな〜」




アニメ版ではクレイマンってカザリームやラプラスたちに認められたかった的な描写があったので、ひょっとしたら努力家だったりして?
みたいな妄想で書いてみました!!
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