ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブsideL 作:ひほーZZ
決勝戦が全国中継という身バレ危機に陥ったタクマ。とりあえず腹を満たそうと外へ出向くと窃盗犯とそれを追いかける女性を発見。軽く窃盗犯を締め上げると追いかけていた女性が1回戦の相手、チームフロントラインのアイカ・クロシェフィールドだと判明。さらにもう1人の共犯を追いかけているとアルマ市長とも偶然ながら鉢合わせるのだった。
「ええ!?あんちゃんあのタカミヤ・ヒカルなのかい!?」
「しーっ!声大きい!バレちゃいますから!」
俺たち3人は会場の中でも人があまりいないエリアで話しているのだが…もう不安である。バレるやんこれ。
「はっはっはっ。驚くのも無理は無い。およそ1ヶ月くらい前から消息不明な人間が目の前にいるのだからね」
そんなに経つのか…時の流れは早いものだ。
「あれからもう1ヶ月なんですね…あ、そういえばレイカやイチカちゃん、ヒビキ君はどうしてますか?というか今日出てますか?」
「3人とも交流は減ったものの元気にはしているよ。今日は出てないけどもね」
「そっか…ともあれ元気なら良かったです」
「ねーねー!かつてのチームメイトと組んでた時のこと聞かせてくれよ!」
アイカさんがちょっと食い気味に聞きに来た。まあ…話すぐらいならいいだろ。…若干のトラウマ(主にレイカが原因)もあるが…
「話すぐらいならいいよ。じゃあまずは出会いからだな」
そこから20分くらい話し込んだ。話してる時にちらっと市長の顔を見たが、まるで思い出に浸る父親のような顔をしてた。市長にとってもあの時は楽しかったんだな…
「おっとやっべ…そろそろ行かないと…またミサにどやされる…」
「お、だったらこれ渡しとくぜ」
ミサ達の元に戻ろうとするとアイカさんがチケットを渡してくれた。
「…これは?」
「うちが働かせて貰ってる旅館の招待券!3人分あるから今度機会あったらぜひ来てくれよな!」
「…決勝が終わったら話してみます。ではまた…」
そして俺は2人の元を後にした。
「さて、今回は余裕もって来たぞ」
「結構ギリだけどね!!」
「うぐっ…いやまぁそうだけどさ…」
戻ってくるなり結構ギリギリに帰ってきてどやされる…もっと余裕もって帰ってくればよかった…
「ったくよぉ…どこで油売ってたんだよ…」
「いやぁ…ちょっと1回戦のチームフロントラインのリーダーさんと会ったもので…話し込んでました…w」
「そらそら、言い訳はあとだ。早いとこお前さんも準備しな」
「了解。…ったく時間に厳しいなうちのチームは」
「「なんか言った(か)?」」
「…なんも無いです。はい…」
…こわいて…
『両チーム準備が整ったようです!それではバトル、スタートです!両チーム出撃お願いします!』
MCの一言を合図に両チーム一気に出撃した。フィールドは雪原基地。どんな奴が出てくるか…
「こ、これは…!」
「…うそ…あれって…」
「アプサラスII…だと…!?」
目の前に立ちはだかったのは…1/144サイズのフルスクラッチであろうアプサラスIIだった
「どうだ!うちの機体はすごいだろ!」
「ぜーんぶ避けてやらぁ!」
「「あんた見てるだけでしょうが!!!」」
次回 ガンダムビルドブレイカーズ : オルタナティブsideL
「リージョンカップ決勝戦:VS佐成メカニクス」
カドマツさん気が散るから黙ってて!!