ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブsideL   作:ひほーZZ

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〜あらすじ〜
来るジャパンカップ当日、ミサが退屈しながらもカドマツの車で会場へ向かうタクマ達。道中車内で以前のコンピュータウイルスについての興味深い話を聞きつつ会場へ到着。無事開会式へ参加したものの、スペシャルゲストであるミスターガンプラが優勝者へのエキシビションマッチを宣言。会場は歓声と熱気で包まれたが、ただ1人、タクマは頭を抱える事態となった。


二十二話:意外な出会い〜ジャパンカップ予選〜

タクマ「はぁ⋯どうすっかなぁ⋯あだっ!?」

予選のボス戦でぼさっとしてる俺にパーフェクトストライクのアグニが容赦なく刺さる。なぜぼさっとしてたかは⋯開会式のミスターガンプラの優勝者とのエキシビションをするという話で頭がいっぱいだったからだが。

ミサ「大丈夫!?さっきからぼーっとしすぎてるよ!」

当然いつもと様子が違うため要らない心配もかけさせてしまう。良くないな⋯こういうのは。

タクマ「すまない、大丈夫だ!今は目の前に集中するよ!」

ロボ太「それでこそだ、主殿!」

体勢を立て直し、改めてパーフェクトストライクに向き合う。向こうはシュベルトゲベールを携えて突撃してくる。

タクマ「パワー勝負ってわけね。付き合おうじゃんか!」

こちらもGNバスターソードIIを両腕で構え、真っ向から迎えうつ。

ガキィンッ!

互いの大剣がぶつかり合い、鈍い音が響く中俺は搦手として右回し蹴りを脇腹辺りに入れる。当然AIの意識外だったようで、体勢を崩しながら左に吹き飛ぶ。直ぐに体勢を立て直されたが、俺は既にバスターソードを構えて懐に潜り込んでいた。

タクマ「いくらPS装甲とはいえ、この大質量は効くはず!」

しかしパーフェクトストライクもただではやられるつもりは無いらしく、コンボウェポンポッドの弾幕をゼロ距離で放ってくる。

タクマ「抵抗はするか⋯だがもう遅い!」

そのまま俺はバスターソードを突き刺し、ネジった上で逆袈裟で斬りあげる。

タクマ「今ので最後か⋯お疲れ様」

ミサ「うん、この調子で次も頑張ろ!」

そのままシミュレータから出て持ち点を見ると、何とか予選突破はできたようだった。

ミサ「予選突破だよ。ここまではなんとか来られたね」

タクマ「あぁ。それとごめん、さっきはぼさっとしてて」

ミサ「いいよいいよ。こうやって予選は抜けたんだし」

ミサほんといい子やマジ天使。

という感じに会話してると、目の前から歩いてくる男子高生が俺たちに話しかけてくる。

???「あ、いたいた!なぁあんたたちだろ?彩渡商店街ガンプラチームって」

タクマ「えと⋯どちら様?」

当然俺たちに面識などない⋯はず、と戸惑っていると後から来た女子高生もこちらに話しかけてくる。

???「ツキミ、いきなり失礼でしょ!」

ツキミ「いいだろ歳も近いし、同じガンプラを愛する者同士!」

話が全然見えてこない中、ミサが質問する。

ミサ「あの⋯なんでうちのチームを知ってるの?」

ツキミ「リージョンカップ決勝、見てたからな」

ツキミと呼ばれた青年は当然のように答える。

ミサ「そういえば中継されてたんだっけ?」

タクマ「あっ、そういえば⋯」

あの時も光ったっけ⋯いや光った気がするそんな気がする。

ミソラ「わたしたちは沖縄宇宙飛行士訓練学校、OATSガンプラ部よ。私はミソラでこっちはツキミ。よろしくね」

タクマ「あ、あぁ。よろしく」

ツキミ「ここまで来るとなかなか歳が近いヤツに会えなくてな!話してみたかったんだ」

なるほどそういう事か。

ミサ「そうだよねぇ。企業が出してるチームや、趣味でも大人が時間とお金かけてるチームが多いよね。こっちも同じくらいの子と知り合えて嬉しいよ。よろしくね」

自己紹介もそこそこに会話をしていると、ロボ太がぬっと俺の左側に出てきた。

ツキミ「んで、そっちが大会唯一のロボット参加者で、そしてあんたがあの赤く光るガンプラの⋯圧倒的な性能差を覆すファイターか⋯カッケー!」

ミソラ「こいつ中継見てからキミの話ばっかりなんだよ」

タクマ「あ、あはは⋯どうも」

うん、ちゃんと光ってたわ。全世界に既にバレてるわこれ。正体バレしてないのが唯一の救いか⋯

ハル「間もなく本戦開始です!予選突破チームは準備してくださいねー!」

そんなこんなでもう本戦準備の時間らしい。会話してると時間も短く感じるな。

ツキミ「時間か。じゃあ、お互い頑張ろうな。フィールドで会ったら手加減しねーからな!」

ミソラ「じゃあ、またね!」

そして2人は自チームの所へ戻って行った。

ミサ「まさかあそこまで熱狂的になるとはね。ホントすごいじゃん」

タクマ「だからといって、この力にかまけるつもりは無いけどね。さ、俺達も準備しよう」

ミサ「そうだね。行こ!」

俺達も準備のためにカドマツさんのところに戻って行った。




「ちょっ!?でっかいの二体も来てる!?」
「随分ととんでもないチームもいるもんだな…!」
「しかし、ここで後輩二人を倒しても残りはあのチームか」
次回:ガンダムビルドブレイカーズ : オルタナティブsideL
『破壊と休戦〜ジャパンカップ決勝前編〜』

※諸事情あって本線と準決勝を割愛します。許してくださいませ
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