ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブsideL 作:ひほーZZ
カドマツ「本当に、ここまで来れるとはな…」
ミサ「私も信じられない…これに勝てば商店街の名前が日本中に広まるよ!」
タクマ「そうだね。俺もここまで来れるなんて思ってもみなかった」
ミサ「うん!優勝したら、また昔みたいな賑やかな商店街が…」
カドマツ「うちの会社も予想外の収穫だ。うちの製品がジャパンカップ・ファイナリストの一員だぜ?」
ロボ太も「うむ」と言わんばかりにぬっと出てきた。
ミサ「私勝ちたい!この決勝、絶対勝ちたいよ!」
カドマツ「あぁ。勝って帰って、いつもの居酒屋でカンパイだ!」
ミサ「おー!」
3人で盛り上がる中、俺はただ一人、シミュレーターに入りながら考えていた。
タクマ(…これで…あの日届かなかった場所に手が届く……でも…これは本当に…俺が望んだ形なのか…?)
そんなことを考えながらも、俺たちは決勝戦にのぞむ。
タクマ「さーて、とことん倒す!」
今回の決勝戦も遭遇戦がメインとなっている。で、今は宇宙基地(?)のステージでローゼン・ズールを始めとしたU.C0096のガンプラと戦っている。とはいえここまで勝ち上がってきた俺たちだ。何も困ることは一切なかった。あ、あとロボ太の機体が武者號斗丸に変わってるぞ。
ミサ「どんどん行くよー!」
ロボ太「次は誰だ?」
タクマ「ソードビットで蹴散らすのも余裕になってきたな…あの時より格段にファンネルを操れるってことか」
戦術としてはミサが背部のキャノンで大半焼き払い、ロボ太が突撃、そのあとこぼれたものをひとつずつ処理していく、いつもやっている指示型スタイルだ。最も、あのころと比べてきかん坊が居ないのであのころの100倍やりやすい。いやまじで。
そんなこんなで雑兵であるNPC機を根こそぎひねり潰し、待ちに待った敵チームとの遭遇戦……なのだが…
「優勝は、トヨサキモータースが頂く!」
ミサ「ちょっ!?でっかいの二体も来てる!?」
タクマ「随分ととんでもないチームもいるもんだな…!」
ロボ太「どんな敵だろうと負けはしない。正々堂々、勝負だ!」
相手はアストレイレッドフレーム改が2機。ただでさえバカでかい1/60スケールのくせしてさらにバカでかい武器を背負ってやがる。だが…
タクマ「武器がデカいってことは、それが弱点ってことだ!」
振り下ろされ突き刺さったたタクティカルアームズをつたい、そのまま頭部を斬り飛ばす。
タクマ「ミサ、ロボ太。ふたりは協力してその一体お願いしていい?俺はこっちをやる!」
ミサ「わかった!」
ロボ太「心得た!」
会話してるうちに頭を斬り飛ばした一体が起き上がり、こちらに攻めてきた。
タクマ「しかもちゃんと刀も使うのな…上等!」
「これくらいで!」
タクティカルアームズでのアタックを諦めたのか、ガーベラ・ストレートとタイガー・ピアスの二刀流で攻めてくる。こちらもGNバスターソードIIとGNソードIIIの二刀流で攻め返す。
「血迷ったか?単純なパワーでPGに勝てるものか!」
タクマ「そ、パワーじゃ勝てない。なら…」
俺はバスターソードで相手の刀の軌道を逸らし、体制を崩させる。
「何!?」
タクマ「でかい武器を逸らして体制ダウンを狙えばいい…ってね!」
そのままバスターソードで左腕を落とす。
「くっ!舐めるなぁ!!」
相手のアストレイが残った右手の刀で突きを狙ってくる。咄嗟に避けたもののGNソードIIIの刃が折られてしまう。
タクマ「やるじゃん…だったら!」
俺は折られたGNソードIIIを捨て、バスターソードを両手持ちで構える。
タクマ「悪いけど、チェックメイトだ!」
「なっ、速っ!?」
そのままアストレイに向かって突撃し、バスターソードで一刀両断した。GNソードIIIの損失は痛いが…まぁ手数が1個減った程度ではそんなに大したものではないだろう。
「ちっくしょおおおおお!」
タクマ「ま、こんなもんだな。さて…向こうは…」
MCハル「彩渡商店街チーム、トヨサキモータースを華麗に撃破ーっ!」
ミサ「そっちも今終わったー?」
タクマ「あぁ!どうやらそっちも片付いてたみたいだな!」
ロボ太「無論!さぁ、次へ進もう!」
俺たちは体制を整え、おそらくどちらかが勝ち残ってるであろう先のステージへと向かう。
…一方、その頃…
「しかし、ここで後輩二人を倒しても残りはあのチームか…」
俺たちの対戦相手側で、何かが…
ロボ太「あちらは共同戦線を張ったようだな!」
ミソラ「ごめんね……私も辛いの…でも勝ちたい!あと就職したい!!」
タクマ「ま、人数的には合ってるしいいんじゃない?」
次回:ガンダムビルドブレイカーズ : オルタナティブsideL
『彩渡VS沖縄・鹿児島〜ジャパンカップ決勝後編〜』
「悪いけど、優勝は貰う!」