ガンダムビルドブレイカーズ:オルタナティブsideL   作:ひほーZZ

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ボサっとしていた隙をつかれNPCの攻撃にすら被弾する情けないタクマ。その後何とか予選は突破したものの、これは良くないと反省する。本戦までの準備期間の最中、ツキミとミソラという同じくらいの男女と出会う。なんでもツキミはリージョンカップ決勝を見ていたらしく、そういえば覚醒したなと後悔するタクマ。しかしその覚醒が今回のミスターのエキシビションマッチに繋がってるとは、まだ知らないのだった…


二十三話:破壊と休戦〜ジャパンカップ決勝前編〜

カドマツ「本当に、ここまで来れるとはな…」

ミサ「私も信じられない…これに勝てば商店街の名前が日本中に広まるよ!」

タクマ「そうだね。俺もここまで来れるなんて思ってもみなかった」

ミサ「うん!優勝したら、また昔みたいな賑やかな商店街が…」

カドマツ「うちの会社も予想外の収穫だ。うちの製品がジャパンカップ・ファイナリストの一員だぜ?」

ロボ太も「うむ」と言わんばかりにぬっと出てきた。

ミサ「私勝ちたい!この決勝、絶対勝ちたいよ!」

カドマツ「あぁ。勝って帰って、いつもの居酒屋でカンパイだ!」

ミサ「おー!」

3人で盛り上がる中、俺はただ一人、シミュレーターに入りながら考えていた。

タクマ(…これで…あの日届かなかった場所に手が届く……でも…これは本当に…俺が望んだ形なのか…?)

そんなことを考えながらも、俺たちは決勝戦にのぞむ。


タクマ「さーて、とことん倒す!」

今回の決勝戦も遭遇戦がメインとなっている。で、今は宇宙基地(?)のステージでローゼン・ズールを始めとしたU.C0096のガンプラと戦っている。とはいえここまで勝ち上がってきた俺たちだ。何も困ることは一切なかった。あ、あとロボ太の機体が武者號斗丸に変わってるぞ。

ミサ「どんどん行くよー!」

ロボ太「次は誰だ?」

タクマ「ソードビットで蹴散らすのも余裕になってきたな…あの時より格段にファンネルを操れるってことか」

戦術としてはミサが背部のキャノンで大半焼き払い、ロボ太が突撃、そのあとこぼれたものをひとつずつ処理していく、いつもやっている指示型スタイルだ。最も、あのころと比べてきかん坊が居ないのであのころの100倍やりやすい。いやまじで。

そんなこんなで雑兵であるNPC機を根こそぎひねり潰し、待ちに待った敵チームとの遭遇戦……なのだが…

「優勝は、トヨサキモータースが頂く!」

ミサ「ちょっ!?でっかいの二体も来てる!?」

タクマ「随分ととんでもないチームもいるもんだな…!」

ロボ太「どんな敵だろうと負けはしない。正々堂々、勝負だ!」

相手はアストレイレッドフレーム改が2機。ただでさえバカでかい1/60スケールのくせしてさらにバカでかい武器を背負ってやがる。だが…

タクマ「武器がデカいってことは、それが弱点ってことだ!」

振り下ろされ突き刺さったたタクティカルアームズをつたい、そのまま頭部を斬り飛ばす。

タクマ「ミサ、ロボ太。ふたりは協力してその一体お願いしていい?俺はこっちをやる!」

ミサ「わかった!」

ロボ太「心得た!」

会話してるうちに頭を斬り飛ばした一体が起き上がり、こちらに攻めてきた。

タクマ「しかもちゃんと刀も使うのな…上等!」

「これくらいで!」

タクティカルアームズでのアタックを諦めたのか、ガーベラ・ストレートとタイガー・ピアスの二刀流で攻めてくる。こちらもGNバスターソードIIとGNソードIIIの二刀流で攻め返す。

「血迷ったか?単純なパワーでPGに勝てるものか!」

タクマ「そ、パワーじゃ勝てない。なら…」

俺はバスターソードで相手の刀の軌道を逸らし、体制を崩させる。

「何!?」

タクマ「でかい武器を逸らして体制ダウンを狙えばいい…ってね!」

そのままバスターソードで左腕を落とす。

「くっ!舐めるなぁ!!」

相手のアストレイが残った右手の刀で突きを狙ってくる。咄嗟に避けたもののGNソードIIIの刃が折られてしまう。

タクマ「やるじゃん…だったら!」

俺は折られたGNソードIIIを捨て、バスターソードを両手持ちで構える。

タクマ「悪いけど、チェックメイトだ!」

「なっ、速っ!?」

そのままアストレイに向かって突撃し、バスターソードで一刀両断した。GNソードIIIの損失は痛いが…まぁ手数が1個減った程度ではそんなに大したものではないだろう。

「ちっくしょおおおおお!」

タクマ「ま、こんなもんだな。さて…向こうは…」

MCハル「彩渡商店街チーム、トヨサキモータースを華麗に撃破ーっ!」

ミサ「そっちも今終わったー?」

タクマ「あぁ!どうやらそっちも片付いてたみたいだな!」

ロボ太「無論!さぁ、次へ進もう!」

俺たちは体制を整え、おそらくどちらかが勝ち残ってるであろう先のステージへと向かう。

 

…一方、その頃…

「しかし、ここで後輩二人を倒しても残りはあのチームか…」

俺たちの対戦相手側で、何かが…




ロボ太「あちらは共同戦線を張ったようだな!」
ミソラ「ごめんね……私も辛いの…でも勝ちたい!あと就職したい!!」
タクマ「ま、人数的には合ってるしいいんじゃない?」

次回:ガンダムビルドブレイカーズ : オルタナティブsideL
『彩渡VS沖縄・鹿児島〜ジャパンカップ決勝後編〜』

「悪いけど、優勝は貰う!」
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