お腹が空いたのでお金を稼ぎたいです。剣術極めた死神の無自覚ライフ   作:狂骨

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開幕!千弘のおもしろすごろく!!ユーハバッハ覚醒の兆し!

 

千弘の叫び声と共に現れたその空間は周囲もろとも包み込み変えてしまった。その景色を目にしたユーハバッハは周囲を見渡す中、即座に打ち破ろうと能力を発動させる。

 

「ぬん…!!」

 

だが、その能力が発動する事はなかった。

 

「バカな…力が使えない…!?」

 

「この世界では変な能力は使えません。それは卍解も同じです」

 

「く…」

 

ユーハバッハが歯を噛み締めると、千弘は空に向けて叫んだ。

 

「先生!お願いしまぁぁぁぁす!!!」

 

「うぉ!?」

 

千弘が叫ぶと、上空から黒いものが落下しユーハバッハの肩へと降り立つ。なんとそれはクールホーンであった。

 

「な…なんだコイツは!?」

ユーハバッハの肩へと抱きついたクールホーンは嫌らしい鼻息を鳴らしながら彼の髪の毛の臭いを嗅いでいく。

 

「クンクン…若干ながら親父臭い…けど意外と良いシャンプーも使ってるわねぇ。爽やかさと男臭さが合わさってジェントルって感じがして素敵〜♡ベロベロベロ♪」

 

「ひぃッ…!!は…離れろ気色悪いッ!!」

 

ユーハバッハが嫌悪感丸出しの怯えた声を発しながら即座にクールホーンの顔を掴み離そうとするものの、彼は離れる事は無かった。

 

「それは貴方へのリスクです。しがみついた先生はこのすごろくをクリアするまで絶対に離れません!」

 

「リスクだと?随分と軽いな!この程度のリスクがついたところで私には痛くも痒くも……ん?何だこの臭いは…はぁ!?」

 

ユーハバッハが千弘へと返そうとした時であった。頭の上から焦げる臭いがし、見ると頭上ではクールホーンがガスコンロを置き炒飯を作っていた。

 

「なによ!この程度って酷いじゃない!」

 

「き…貴様ぁ!人の頭の上で何を!?」

 

「お腹空いたからご飯の支度に決まっているじゃない!あ、火が弱いわね」

 

ボォオオオオオオオオオ〜!!

 

「や…やめろぉ!!髪が!私の髪が燃えるぅ!?」

 

ユーハバッハがクールホーンに夢中になっている合間にも既に準備は進んでいた。

 

「現状を理解できたかこのスットコドッコぉおおおおイッ!!!!」

 

その場から千弘は飛び上がるとネムからヘルメットを受け取り、何故か近くに置かれていた張り手の付いたブルドーザーへと乗り込んだ。

 

 

「先生を肩から外したかったら……ゴール目指してぇぇぇ____

 

 

 

 

 

 

 

______あ、進め進め進めェェェェッ!!!!!」

 

 

ドドドドドドドドド____ッ!!!!!

 

 

「な…なんだ!この進み方はぁぁぁぁ!?」

 

遂に始まったスゴロク。

ユーハバッハとクールホーンもろとも砂埃を巻き上げ、ドスコイしながら走り出したブルドーザーはマスの目関係なく突き進んで行った。

 

「オララララ!!進め進めぇ!!あ、ドスコイドスコイ!!ほぉ〜ら最初のマスですよオラァ!」

 

バシィィィン

 

「「がはぁ!?」」

そのまま二人とも強い張り手によって目の前のマスへと叩き付けられる。

 

「く…お…おのれ…!!」

 

ユーハバッハが口元を拭いながらゆっくりと立ち上がる中、前を見るとそこには看板が立てられており、『お化け屋敷』と書かれていた。

 

 

 

『おめでとう〜!お化け屋敷に止まった君には____』

 

その瞬間 二人の倒れている場所が影で覆われた。それを見たユーハバッハが振り向くとそこには超巨大な岩石が迫っていた。

 

 

『隕石プレゼントッ!!!』

 

 

「「ゴハァァァアッ!?」」

 

 

ドガシャァァァァァンッ

 

「突入ッ!!」

 

そのまま二人は目の前に建てられていたお化け屋敷へと突っ込んでいった。

ーーーーーーーー

 

ヒュ〜ドロドロドロドロ…

 

隕石によってユーハバッハ達が投げ入れられたお化け屋敷の中は薄暗く、地面には草むらが生えている場所であった。

 

その中央で倒れていたユーハバッハはゆっくりと起き上がる。

 

「く…お…のれ…ちひ…ガハァ!?」

 

「あぁぁ!!バカバカバカァァ!!アンタ何やってんのよ!お化け屋敷に入っちゃったじゃない!お化けが出るわよお化けが出るわよお化けが出るわよォオオオオオオオオ!!!!!」

 

 

そう言いクールホーンがユーハバッハの髪を掴み地面へと叩きつけながら悲鳴を上げた時であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

________「でないよ☆」

 

 

ガス噴射するランドセルを背負いながら飛行するグレイ型宇宙人が現れた。

 

 

そうです。なぜならここは宇宙基地だからです♪

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「よっしゃァァ!!!では続いてのマスへレッツゴーォオ!!!!!」

 

「な…なんだ今のはぁ!?」

その言葉と共に場面は変わり、ユーハバッハとクールホーンのみならず現れた宇宙人までドスコイしながらスゴロクは再開した。

 

「ふざけるな!こんなものがスゴロクな訳ないだろ!やらせるならちゃんとしたサイコロで進ませろッ!!」

 

「ダメです♪」

 

「なにぃ!?」

 

ドドドドドドドドドッ!!

 

「オラオラオラ!進め進めぇ!あドスコイドスコイ!続いてのマスは〜…」

 

 

そう言い次に見えてきたのは煙突が立ち、【湯】と書かれた暖簾がぶら下がる建物であった。千弘の運転するどすこいブルドーザーはそのまま突っ込んでいく。

 

ドガシャァァァァァンッ!!

 

 

「動物銭湯だぁ!!」

 

「ガハァ!?」

壁が破壊されると共に中へと吹き飛ばされたユーハバッハは目の前に広がる湯船へとダイブした。

 

「ぷはぁ…!何だここは…風呂…!?」

湯船で全身ずぶ濡れになりながらもユーハバッハは湯船から顔を出し立ち上がった。彼が飛び込んだ場所はなんと動物達が二足歩行で談笑しながら背中などを洗う風景であった。

そんな中であった。一匹の動物から声が掛かる。

 

「おいおっさん」

 

「あ…?」

 

「背中洗えや…♪」

 

そこには何故か二足歩行の豚が背中を向けながらスタンバッていた。

 

「…このブタめ…!!」

 

その豚の態度にユーハバッハが青筋を浮かべていると、背後からシャンプーを持った千弘とクールホーンの手が置かれた。

 

「いいから〜…洗いなさ〜い!」

 

そう言い彼らはユーハバッハの長い髪どころか頭全体が隠れるほどまで掻き始める。

 

「はい お湯!」

 

バシャァァン!

 

「そしてドライヤー!!」

 

ブワァァァン

 

流してすぐの超温風ドライヤーによってユーハバッハの髪は先程よりもボサボサになってしまった。

 

ーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

「サッパリしたところで次行きますヨォオオオ!!!!」

 

「待て!今の間は何だったのだぁぁ!!!」

 

そして再びドスコイブルドーザーの旅が始まった。勢いは先程よりも更に凄まじく、マスや障害物さえも蹴散らしていった。

 

すると 遠くの方から次の地点が見えてくる。

 

「さぁ〜続いてのマスは〜!!!」

 

見えてきたのは立派に建てられ、『十二番隊系列 旅館』と書かれた建物であった。

 

「旅館だぁぁぁぁー!!!」」

 

ドガシャァァァァァンッ!!!

 

「「ガハァッ!!!」」

 

旅館へと突っ込んだ千弘はすぐさま目の前に敷かれていた布団へとユーハバッハを案内した。

 

「さぁ寝なさい!」

 

「ふざけるなぁ!!誰が寝るかぁ!!」

 

「ならばぁ…」

 

ユーハバッハが拒否すると分かると千弘はねんねこを羽織り巨大なカラカラを振り回した。

 

「ね〜んね〜んこ〜ろりヨッ!!!」

 

「ゴハァ!?」

 

振り回したカラカラが見事にユーハバッハへ直撃すると彼の身体を布団へと吹き飛ばした。

 

「さぁユーハバッハちゃん!いらっしゃ〜…グベェ!」

 

そして吹き飛ばした先にスタンバッていたクールホーンの顔面へと直撃すると二人共々揃って布団へとダイブしたのだった。

 

 

「さて、眠っていただいてなんですが……」

 

 

ガチャガチャガチャガチャ___チリリリ。

 

千弘がポーズを取ると暗くなっていた景色が一瞬にして明るくなり、目覚まし時計と共に朝日がやってくる………

 

 

「朝だぁぁぁぁー!!!しゅっぱぁぁぁぁぁつッ!!!!」

 

 

「コイツさっきからやりたい放題だぁぁ!!!!」

 

そして再びドスコイブルドーザーを起動して二人をドスコイしながら突き進んでいった。

 

「オラオラオラ!!次行きますよ次ぃぃ!!!!」

 

ドドドドドドドドドッ!!!

 

ユーハバッハが悲痛な叫びを上げていく中、彼をドスコイしながら突き進んでいたブルドーザーは遂にはマスどころか建物さえも関係なくぶち破りながら突き進んでいった。

 

 

すると 次の建物が見えてくる。それは『安らぎ(技術開発局)の館』と書かれたものであり、それを見た千弘は額に手を当てた。

 

「あ〜しまった…次は体力回復のマスだな…」

 

千弘から溢れた言葉を、ブルドーザーでゴロゴロと転がされていたユーハバッハは耳にすると笑みを浮かべる。

 

「…!(丁度いい…ここで体力を全開し形成を逆転してやる…!)」

 

そう言い全く根拠も希望もない期待を抱きながら、次なる到着点へと再び飛び込んだ。

 

ドガシャァァァァァン

 

「ここは安らぎの館です♪」

 

「おのれまたこんな放り込みを……だがまぁいい…これで体力が…」

 

体力を回復できる事を期待していたユーハバッハが目を向けるとそこには____

 

 

 

「ようこそ。私の安らぎの館へ…♪」

 

______手術台と大量の実験器具を両手にスタンバッているマユリが待っていた。

 

それを見た千弘は叫びながらユーハバッハを殴り飛ばした。

 

 

ドゴオオオオオンッ!!

 

「どこが安らぎだぁぁぁぁー!!!」

 

「私のセリフだぁぁ!!!!」

 

そのまま千弘に殴り飛ばされたユーハバッハはその場から壁を突き破りながら吹き飛ぶと、外でスタンバッていたクールホーンに抱き止められた。

 

「ゴハァ…」

 

「さ〜また一緒にブルドーザーの旅に出かけましょ♪」

 

 

その時であった。

 

ブォオオオオオオン

 

空の彼方から炎を纏った宇宙衛星に捕まりながら千弘が二人に目掛けてダイブしてきた。

 

 

「ブルドーザーァァァァ!!!到着ぅううう!!!!!!!」

 

 

ドガァァァァァンッ

 

「「グハァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」

 

その瞬間 その場が大爆発し巨大な煙が舞った。

 

ーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

その後 すごろく空間は消滅し、再び元の世界の景色へと戻った。千弘の目の前では全身がボロボロとなったユーハバッハが片膝をついていた。

 

「ハァ…ハァ…ハァ…!!」

 

全身から流れ落ちる汗に加えて、疲れている事が一目瞭然な荒い息。見るからに肉体的にも精神的にも疲れているご様子であった。そんな中でユーハバッハは呼吸を整えながら目の前でネムに抱き抱えられている千弘へと目を向けた。

 

「なぜ…貴様が崩玉を持っている…!?」

 

「ここへ来る前に浦原さんから預かって欲しいと頼まれたのです。私ならば大丈夫だろうって。不安なので断ろうかと思いましたが壱万環出すと言われて断れず受け取りました」

 

「金の亡者め…」

 

千弘は崩玉を懐に仕舞うとユーハバッハを睨む。

 

「さて…貴方をもっとボコボコにしたい所ですが…あいにく私は殺生が嫌いなのでここでやめておきます。ただ、捕縛はさせていただきますよ?」

 

そう言う千弘は手を合わせて縛道を唱えようとする。すると、それを制止するかの様にマユリが手を出して止めた。

 

「待て。縛道程度じゃ奴は捕えられんヨ」

 

「じゃあどうします?」

 

「簡単ダ」

千弘を下がらせるとマユリは懐から一つのカプセルを取り出すとユーハバッハ目掛けて投げた。

 

すると、投げ出されたカプセルが音を立てて破裂すると、ユーハバッハを中心に赤い正方形の結界が形成され彼を閉じ込めた。

 

「なんだこれは…!?」

 

「なにって、千弘細胞で作られた結界だヨ。千弘本人…もしくは奴の細胞を取り込んだオカマ破面や私の卍解でなければ壊すことは不可能だ。勿論君程度の霊子兵装じゃぜ〜っ対に無理」

 

「く…ならば」

 

マユリの説明を聞いたユーハバッハは即座に己の影を展開しようとするが。

 

「取り込む気かい?やるなら止めないヨ」

 

「!?」

 

自身の考えを見透かされていた事にユーハバッハは驚き、結界に触れようとしていた手を止めマユリを睨んだ。

 

「何か仕組んでいるな…」

 

「勿論」

 

頷いたマユリは懐から幾つかの瓶を取り出した。

 

「この結界には触っただけで『凄まじい倦怠感と全身が引き裂かれる程の痛みに襲われる毒』に加えて体内に取り込んだ瞬間に『全身麻痺を引き起こす毒』そして全身の筋肉が痺れ少しでも動かなくなると『吐き気』『咳』『超高熱』が作用する仕組みになっている。まぁ、君にはもっとサービスしてあげたかったんだが、時間がなかったものだから悪く思わないでくれたまえ」

 

「確かに恐ろしいな…目先の宝が手に入らぬ気分だ…だが…!!!」

 

ユーハバッハは歯を食いしばるものの、すぐさま笑みを浮かべながら結界へと手を伸ばす。

 

「そんなものでこの私が諦めると思ったか!?幼き頃に味わった三重の苦しみに比べれば緩いモノだ…!!!」

 

フラフラとしながらも立ち上がり、ユーハバッハが結界へと手を伸ばした瞬間だった。

 

 

「ぐぅああああ!!!!!」

 

ユーハバッハの全身に電撃が走ると共に節々から痛みが現れ、立っている事すらもままならなくなってしまう。マユリの言葉どおり倦怠感と痛みに襲われたユーハバッハは苦しみの声を上げながらその場に膝をついた。

 

 

その痛々しい光景を見つめていたマユリは意外にも耐えている様子に驚いていた。

 

「ふ〜む。やはり毒がイマイチだったか。どうせなら感覚を狂わせる毒や脳からの信号をシャットアウトする毒も入れておくべきだったネ」

 

そう言いマユリが顎に手を当てながら分析するものの、今もなお、ユーハバッハは苦しみながらも結界から手を離さなかった。全身を駆け巡るその痛みはもはや精神が崩壊してもおかしくない程だ。だが、凄まじい生への執念なのか、結界からは手を離さなかった。

 

いや、それどころか自身を囲う結界を腕に展開した影の中へと次々と吸収し始めた。

 

 

「ん?おいおい。それ以上吸収してしまえば容量を超え____」

 

 

そして。全ての結界を己の影に吸い込み終えた直後。

 

 

「ガハァ…!!」

 

「おや、遅かったようだネ」

 

ユーハバッハの口から血が吹き出した。マユリの宣言通り体内に取り込んだ千弘細胞にユーハバッハの身体が耐えられず、臓器が破壊されてしまったのだ。

 

「本来なら豆粒程度でいい千弘細胞をその結界には大さじ5杯分入れたんダ。いくら君の身体でも過剰摂取した千弘細胞には適合ができなかったようだネ。ま、安心したまえ。君の遺体は今後の為に有効活用してあげるヨ」

 

 

その言葉が言い終わる頃には___

 

 

 

 

 

 

______ユーハバッハの身体は大地に伏しており、その目からは光が消え去っておりまるで中身のない虚のように口元を開けていた。

 

尸魂界を蹂躙するべく立ち上がった滅却師の始祖は今、目の前の死神達によって倒されたのであった。

 

「局長!どうですか…?」

 

「ふむ。どうやら終わったようだネ」

 

マユリはユーハバッハの元に近づき様子を確認すると死亡した事を知らせた。それに対して千弘は少し表情を暗くさせながらも静かに彼へと合掌するのであった。

 

ーーーーーーー

ーーーーー

ーーー

 

その後、千弘達は周囲に倒れている更木や初代隊長達を回収し、日番谷達と合流するべく霊圧が感じられる方向へと首を向けた。

 

「さて、とっとと帰るヨ。それと残りの滅却師も聖文字とやらの力が切れて倒しやすくなる筈ダ」

 

マユリの言葉と共に皆はユーハバッハへ背を向けて歩きだしたのだった。

 

 

そんな中である。

 

「どうしました?千弘くん」

 

ふと鹿取の前を歩いていた千弘が立ち止まった。不思議に思った彼女は尋ねると、千弘はボソッと呟いた。

 

 

 

 

「何か…来る」

 

「「「「?」」」」

その言葉に全員が疑問を持ち始めた時であった。

 

 

 

 

 

 

「お前達にはまだ教えていなかったな」

 

背後からユーハバッハの声が聞こえた。その声を耳にしたマユリ達はすぐさま振り向くと、見れば地面に広がる黒い影の中心で倒れていた筈のユーハバッハの影が動き出し始めていた。しかも聞こえたその声は以前よりも高くなっていた。

 

「私が率いる星十字騎士団にはそれぞれ能力の頭文字を添えた“聖文字”が与えられている。無論私にもだ。私の聖文字は“A”the Allmighty”」

 

「それが何だというんだネ?」

 

「まだ分からぬか?貴様の仕込んだ毒によって本来なら私は毒で苦しみ、千弘の細胞に適合できず死ぬ筈だった。だが、全て視えていた上でそれを書き換えた。『適合できず毒に苦しめられながら死ぬ』未来を『毒を克服し細胞に適合する』未来へ」 

 

 

そして その言葉と共に蹲っていた影が再び立ち上がった。

 

 

 

「the allmightyは未来を見る力ではない_

 

 

 

 

 

_____未来を改変する力だ」

 

その言葉を聞いた時には、既にその声は先程よりも一段と高く、少年の様に若々しい声へと変わっていた。更に変わったのは声だけではない。

 

影の中から立ち上がったその姿を見た一同は驚愕する。

 

目の前に立っていたユーハバッハ。それは以前の大柄で貫禄のある姿とは異なり幼い少年の姿へと変化していたのだ。

 

覚醒ユーハバッハ【千弘細胞完全適合】

 

 




覚醒ユーハバッハの姿は天鎖斬月と同じと思っててください。
ちなみに今回の話の元がわからない人はボーボボすごろくと検索してみてくだされ。
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