秘書艦の敷波さんの所の諸々   作:刈谷知立

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続きです。


苦労性の雪風さんと(その二)

執務室から出ると眠気が襲ってきました。

「ふわ〜ぁ」

思わずあくびが出ます。

ちらりと近くにある時計を見ると、もう2時になろうという所でした。

部屋に戻りますか。

あの後敷波ちゃんは

司令官(アイツ)が起きたらすぐに、、その、他に何もないか聞いとくから!」

と言ってくれましたが、、、望みは薄そうです。

私は一体いつになったら下に何かを履けるようになるんでしょうか。(要望、というか嘆願を出し続けているんですけどね、)。

幸い、妖精さんがいてくれるおかげか、はたまたこの建物がいいからなのか、夜の廊下であっても鎮守府の中は暖く、体調を崩す、なんてことはなさそうです。

です、が。

やっぱりこの格好は落ち着きません。

「大体、艦の頃から数えればもう30代も半ばなんですけどねえ」

流石にイタいです。

はぁ。

そんな風に呟いたりしながら廊下を歩いていると

「雪風さん、こんばんは」

と、大鳳さんに声をかけられました。

 

「あ、大鳳さん、お疲れ様です。見回りですか?」

私がそういうと大鳳さんは

「ええ。今から執務室に報告に行く所です」

と言って笑いました。

そして

「あっ、雪風さん。それは新しい制服、ですか?」

と、ちょっと不思議高な顔をしました。

「ええ、まぁ、多分」

私はそう言って目を逸らします。

すると大鳳さんはますます不思議そうな顔になりました。

話したほうがいいんでしょうか?

いいんでしょうね。

話し、、、ますか。

「えっと、実は、、、」

そう言って私は一連のことを話しました。

・・・・・

「ああ、なるほど、だから『30代も〜』なんて言ってたんですか』

聞かれていましたか(30代半ば。改めて言われると結構刺さりますね)。

「まあ、そんなこと言ったら私だって二歳半ですし、そんなに気にしなくてもいいと思いますよ」

まぁ、そうですよね(きっと気にしなくていいはずです。ええ、きっと)。

「あはは、顔が暗いですよ」

そうですね、疲れているのかもしれません。

「それでは、このくらいで」

そう言って大鳳さんは執務室へと報告に向かって行きました。

「ふわ〜ぁ」

さて、私ももう寝ますか。

そうして私はそのまま自分の部屋に戻りました。

 

翌朝、幸い寝過ごす、なんてこともなくいつも通りに起床して(流石にパジャマです)、壁掛けのカレンダーで自分が非番であることを確認した、のはいいのですが、

「さて、どうしましょうか」

とりあえず、食堂に行って点呼と朝食を済ませる、のはいいのですが、問題は何を着ていくか、です。

今私の持っている服はというと

E パジャマ(ズボンがついてます!)

・水着(昨夜のです)

・パーカー(これも昨夜のです)

・ワンピース(観艦式の時の制服です!2つあります!)

・私服(不知火姉さんのと色違いです!秋物ですけど)

・麦わら帽子(ワンピースとセットです!)

まぁ、ワンピースですかね、制服ですし。

水着とパーカーは、、、洗濯にでも出しますか。

そうしてワンピースを着て、私は食堂に向かいました。




原作だともう四十・・・。
もう後一個か二個で敷波さんの話に入れると思います。
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