日常回が沼って気づいたら、、、、。
とりあえず一本です。
年も明けて、しばらく経って。
そうして、段々と鎮守府自体もいつも通りに戻っていくって言う頃に、本営から冊子が来た。
まぁ、来たって言ったって、半ば定期的に来る官報みたいなもので、
何か特別なやつじゃないけどさ。
強いて言うなら、今回は普段より二、三週間遅かったかな。
まぁ、わたしは今、
それを自分の部屋で寝っ転がって読んでる。
何を読んでるかっていうと、夕立達の話なんだけど、
「でも、まさか二人揃って自主退官とは思わなかったなぁ」
あの二人は、わたし達の所に来た後、
正式に結婚を認めてもらうように、本営まで行って掛け合ったらしい。
で、まぁこれは、、、
「体のいい寿退社、じゃあないよね」
いくら表向きには合法とは言っても司令官と艦娘で勝手に結婚しちゃったんだから、
相応の代償って言っちゃえば、そうかもしれないけどさ。
それに、あそこまで大所帯だと、
ほっといたら現場も拗れるだろうし、、、
あ、退職手当自主返納ってある。
大丈夫かな。
、、、今までで散々貰ってるか。あの二人は。
それでも、いろんな当たりは強いだろうな。
本営の反応くらい考えてただろうけど、
覚悟の上かも知れないけど、
、、、大変だろうな。
それでも二人は幸せをつかんだんだから、
あの二人は、あのまま幸せでいてほしいな。
、、、今度お祝い送ってやろ。
完全に辞められる前に、ついでに新しい連絡先聞いとこ。
、、、
とはいえ、退官かー。
そりゃ、わたしや司令官なんかも、
いつかはすることになるんだろうけどさ。
早ければ、えーと、、、
全部が全部、深海棲艦が現れる生活には戻れないまでも、深海棲艦がさして脅威じゃ無くなったとして、
今ある鎮守府、泊地とその周囲を緊急時のために維持と哨戒するには、
えっと、とりあえず抜けた人の8割を予備役行きを前提にして、、、
指揮官が4分の1、艦娘が3分の1。
秘書艦って言っても、さして性能も高くないし、特殊な役職があるわけでもないわたしも、
表立って派閥に所属してるわけでもない応召の出の司令官も、
そうなればよっぽど抜ける側だろうなぁ。
だから、このまま何にもなかったとして人事整理を始めるなら、
早ければ今年か、来年か。
結婚もそうだけど、
考えたことないや。
、、、暇だし、考えてみよっかな。
、、、
お金は、、、この際心配いらないとしよう。
いきなり知らない職場でバイト漬けっていうのは、あんまり想像したくないし。
今までの頑張りと赤レンガの甲斐性を信じよう。
、、、仕事とお金のことは後で真面目に考えよう。うん。
一旦、それはいいとして。
まず、どこに住もう?
うーん、内陸の方はあんまり行ったことないから気になるなぁ。
でも、海が見えないっていうのはなんだか寂しいかも。
間をとって湖の近くとかはいいかも知れない。
でも、しょっぱくなくて、潮風もないのは、海としては物足りないかな。
っていうか、艤装がないと浮けないか。やっぱ物足りないな。
あ、そうだ。暫くいろんなところを旅してみるのも楽しそう。
退官のタイミングが合えば、司令官とか時雨とかの最初のメンバーも誘って。
一緒に荷物を持って、
切符を買って電車を乗り継いで。
自転車とかで街を回って、
『疲れたね』ってみんなで雑魚寝して。
時々、他のみんなの家に、遊びに行ってみたり。
1日ずっと何にもしないで、旅館でダラダラしてたり。
、、、楽しいだろうな。
それから、そうして旅をしている中で、
ちょっとずつ、一人々々、自分達の住みたい場所を見つけて。
一人々々、だんだん別れていって。
わたしも、そのうちそういう場所が見つかって。
みんなと別れて、
別れて、、、。
別に、みんなと別れたからって、ご近所さんだっているだろうし、
メールも手紙もあるから、別に一人って訳じゃないだろうし、
なんなら、今よりもっと、ひとと話すのかも知れないけど、
けど、、、。
なんだかな。
、、、もし、
「もし、その時にも、司令官がいてくれたらな」
いてくれたら、いいだろうなぁ。
、
、、?
、、、??
、、、、!?