ハリー・ポッター、英国魔法界崩壊RTA ヴォルデモート勝利チャート   作:らっきー(16代目)

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先駆者が偉大すぎるので別チャートを走ることにしました。つまり初投稿です


原作開始前
本編(1/n)


 はーい、よーいスタート。

 

 マグルも魔法使いもぶっ殺せ! 世界をめちゃくちゃにするRTA、はーじまーるよー。

 まずはキャラクリエイトですが、今回のRTAでは諸般の事情により、性別女、入力速度を考慮せず名前を「リリー・ウール」、リリーは百合のことなので略してユリちゃんとも出来ますね。原作主人公の母親と名前が被っていますがちゃーんと考えあってのことです。

 開始年はトム・リドルがホグワーツに入学する1938年。年齢はリドルと同じとします。

 血統は半純血にします。この世界では都条例法違反な行為ばっかりしている純血や、ハーマイオニーという例外を除いたマグル生まれより半純血のほうが優秀になる傾向があります。具体例としてはアルバス・ダンブルドア、トム・リドル、セブルス・スネイプ、ハリー・ポッター……以下略です。

 

 最後に素性を過酷な運命にして魔法才能を底上げしてクリエイト終了、と同時にタイマースタート。

 

 さて、画面を見ればおわかりのように、この年齢、名字、産まれで設定するとトム・リドルと同じ孤児院出身で固定されます。だから、名前を「ほも」にするのを諦める必要があったんですね(メガトンナヅケ)

 

 今回のプレイでは孤児スタートのため魔法の練習を行うことが出来ません。魔法への知識も本などの学習アイテムも無いからですね。幼少期特有の魔法の暴走による経験値稼ぎは不可能ではありませんが、下手するとマグルの警察のお世話になったりダンブルドアのGG値を跳ね上げさせたりするのでキャンセルだ。

 

 ということで開始地点をダンブルドアによる入学案内にしておきました。これで無意味な孤児院での日々をスキップです。メリットは時間の短縮。デメリットはリドルからの初期好感度が予測できなくなること。どうせホグワーツでいくらでも上げられるので問題ありません。

 

 ダンブルドアが来ました。この時部屋割りによって一緒に説明を受けたりバラバラで受けたりしますが……今回は一緒ですね。リドルと同室だったみたいです。

 このパターンは初期好感度が高め(リドルの悪行肯定パターン、GG値高め)と最低(リドル否定パターン、GG値低め)の2通りの可能性が高いので……まあ最低を想定して動いておきましょう。

 

 精神病院に入れようとしていると疑って切れてるリドルを横目に眺めながら黙って会話を聞いていましょう。ぶっちゃけここでやることは無いです。

 

 暇なのでGG値の説明でもしましょうか。先駆者様を見てくれ、で終わらせたいところですが。

 GG値……正式名称Greater Good値。「より大きな善のために」どこまでの悪行を許容するかの指標ですね。この値が極端に低ければ愛と正義を胸に、死喰い人どころかヴォルデモート卿にすらやり直しのチャンスを与えようとします。反対に高ければ原作では絶対にやろうとしなかった権力への道を進んだり、死喰い人にニワトコインペリオをかけて同士討ちさせたりします。

 

 理想は低すぎず高すぎずなのですが……マスクデータなのは酷すぎるっピ! 

 つまり──今のGG値教えて。わ、わかんないっピ……ということです。こんなんじゃRTAになんないよ。

 

 そんな解説の間にクローゼットが燃え上がってガラクタが飛び出てきました。とりあえずリドルの諸々の行為を止めてはいなかったようですね。まあ単純に魔法力で負けて何も出来なかったという可能性もありますが。

 

 家族の話、蛇語の話と流れてこの面談は終わ──ダンブルドアと二人で話すことになりました。ずっと黙ってたせいですかね。当然ロスなのでリセット……はしません。というのもダンブルドアの行動はランダム要素があまりにも多く、リアルINTがダンブルドア並でもない限り行動を固定させることは出来ません。よってハリー・ポッターRTAではダンブルドアの行動関連はある程度妥協が必要です。そういうのはTASの領域です。

 

 さて何を聞かれるのでしょうか。もし開心術をかけられるようならさすがにリセです(掌ドリル)この時点でのダンブルドアはニワトコの杖を持っていないためまだ人間業の範疇ですが、そもそもこの時点で開心されるのはリドル以上に警戒されているということなのでチャートが崩壊します。

 

 今回は……リドルをどう思うかと主人公の精神性についての調査、でした。とりあえずリドルが聞き耳を立てている読みで上手いこと答えておきましょう。魔法を使える仲間だとかそんな感じで。同じものを見て、聞くことのできるのが真の仲間だってテイルズでも言ってましたし。

 

 くれぐれもよく見ていてやって欲しいと頼まれたところでお話は終わりです。11歳の子供に頼むようなことじゃないと思うんですけど。

 精神性に調査が入ったことから警戒されている、しかしリドルよりは警戒の優先度は低い。開心されなかったからGG値はセーフライン、といったところでしょうか。覚えておきましょう。

 それではその後の会話は飛ばしまして、ダイアゴン横丁へお買い物に出発です。

 

 あっ、おい待てぃ(江戸っ子) 孤児だから買い物出来るほどのお金なんてもってるはずないゾと訝しん出るホモのみなさん、ご安心ください。

 

 ホグワーツでは貧しい……というかぶっちゃけ保護者がいない生徒のためにお金・物品の貸出制度があります。これにより教科書やローブ、大鍋といったものはホグワーツのお古を借り受けることができます。よって買い物風景はオールカットだ! ……といきたいところですが、杖だけは自分に合ったものでないと事故の元だし実力が出せなくて可哀想……という慈悲の心なのか、学校の費用負担に甘えて買いに行きましょう。

 

 賑やかなダイアゴン横丁の物に目移りしながら買うお金がないことに二人で打ちひしがれつつ歩いて……オリバンダーの店に到着です。

 

 先駆者様も言っていた通りオリバンダー老は優秀な人物ですので、杖を通じてキャラの性格値を判別することができます。フレーバーと思って楽しみましょう。

 今回の杖は……杖材・黒檀ですね。どんな圧力(再走要求)にも屈さず、己の信念(RTA)を貫き通し、疎外者であることを好む(ホモは社会的に嫌われている)なんだこれは、たまげたなぁ。

 芯材はドラゴンの心臓の琴線ですか……強力だが気まぐれで事故を起こしやすい……あっ(察し)

 長さは……23.5cm……普通だな! 

 

 今回のルートでは買い物はこれで終わりです。

 

 教科書を既に入手できていればここからホグワーツ入学までの間は魔法の熟練度上げを行えるのですが、孤児スタートでは入学まで教科書が手に入らないのでそれが出来ません。大人しくリドルと交流していましょう。

 

 ちなみに杖を所持している、魔法についての教育を受けているの2つの条件を満たしているので今後は魔法の使用に制限がかかります。例の未成年どうこう……通称「臭い」のせいです。これを誤魔化すには最低グリンデルバルド級の魔法力とニワトコの杖ぐらいの力は必要になります。魔法族出身以外ではホグワーツの外で魔法を使うのは諦めましょう。どうしても使いたい場合はダイアゴン横丁で。

 

 では孤児院での日々を流していても仕方がないので、みなさまのためにぃ~

 

 今回のRTAの目標について話していきます。

 

 今回走るのは英国魔法界崩壊RTAですが、そもそも崩壊って具体的にはどういう状況だよ、とホモの皆様は疑問に思ったんじゃないでしょうか。

 まあ人によってイメージする状況は違うでしょうが、今回において満たすべき条件はこちら。

 

 ・アルバス・ダンブルドアの死亡

 ・ハリー・ポッターの死亡

 ・魔法省大臣の不在

 ・イギリスにおいて魔法使いの存在がマグルに周知され、なおかつ関係性が険悪になる

 

 以上の4つです。分かりやすく纏めると、指導者・旗頭不在の状況でマグルと戦争状態になることです。だから、ヴォルデモート卿に勝ってもらう必要があったんですね(メガトンリドル)

 

 今回のプレイでは、まずダンブルドアの策略をある程度遂行させ、ダンブルドアに例の実質的な自殺をさせます。正攻法でダンブルドアwithニワトコの杖を殺そうとすると分霊箱による寿命勝ちぐらいしか方法がないので。

 

 魔法省大臣に関してはヴォルデモート卿に任せておけば勝手に殺してくれるので特に語ることはありません。万が一ダンブルドア大臣ルートに行ってしまったら全てを諦めましょう。その場合はGG値もほぼ最大となっているため許されざる呪文も闇の魔術も無制限に使ってきます。ダンブルドアが放つニワトコディアボリカは一撃で死喰い人を鏖殺できます。勝ち目は皆無です。分霊箱で死を免れても肉体がない間に全て破壊されて終わりです。

 

 次にハリー・ポッター。これに関しては予言の関係上ヴォルデモート卿に殺してもらう以外の方法はとれません。予言をする前にトレローニーを殺しても無駄です。ハリー・ポッターとトム・リドルの関係性は世界に刻まれた強固な運命なので。唯一手を加えられるのはヴォルデモート卿への進言により予言の子をネビル・ロングボトムに変えるぐらいですが、これをやってもメリットはほぼ皆無です。通常プレイでなら人間関係の変化などを楽しめるのですが……

 

 ということでどうにかしてハリーを捕らえてヴォルデモート卿に差し出すのが一番楽な手段です。予言は殺すのがヴォルデモートであれば過程は問わないので。逆にそれ以外ではアバダしようと悪霊の火で燃やそうとクルーシオからのインペリオで自殺を命じようと殺すことは出来ません。よってどんなに頑張ってもこのRTAの決着には原作で言う炎のゴブレットまではかかります。実際はもっと長くなりますが。

 

 最後にマグルバレ。これもヴォルデモート卿と死喰い人に任せておけばいいです。魔法省陥落後に忘却術士の手が足りなくなれば勝手に秘密は崩壊していくので。勿論早くするためにも扇動はしていきますが。カメラの前でアバダケダブラでもして殺人ショーを見せてやるのが多分一番早いです。詳しくは実際にやるときにでも。

 

 そろそろ倍速を解除して……長々と語ってしまった為、もう組み分けの儀式に移っていますね。今回狙うのはスリザリン一択です。正確に言えばトム・リドルと同じ寮ですが、彼は確定でスリザリンなので。

 

 トム・リドルと友人、本人の希望でスリザリン適性が高まっているため問題は無いはずですが……はい、スリザリンに組分けされました。ここで他寮だったらリセだったので一先ず安心です。

 

 寮監はみんな大好きセブルス・スネイプ……はこの当時産まれてすらないので当然ホラス・スラグホーンです。例の人材マニアですね。

 彼との対面時は反応によってプレイヤーキャラの才能がある程度分かるという小ネタがあるのですが、今回は使えません。トム・リドルの才能に夢中になって他を一切見ていないからですね。今後に期待……と言いたいところですが、今回は既にリドルとの関係があるためそれ目当てでプレイヤーにも粉をかけてくる可能性が高いです。よってスラグクラブとかいうヌメヌメヌメロンしてそうな集まりに誘われても判断基準になりません。

 

 ダンブルドアと違って話が長い校長先生のありがたいお話を聞き流して今後の学校生活に思いを馳せたところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。




ヴォルデモート卿勝利チャート(ヴォルデモートが幸せになれるとは言っていない)

今後について

  • 映画版の情報で書いていいよ
  • ちゃんと小説版を元に書いてクレメンス

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