ハリー・ポッター、英国魔法界崩壊RTA ヴォルデモート勝利チャート 作:らっきー(16代目)
やっと原作主人公と出会えたRTA、はーじまーるよー。
ということでハリー・ポッターのホグワーツ入学式から。
生徒側だったらハリーを筆頭として狙ったキャラと同じ寮に入れるように調整したり、原作で最後まで語られなかったハッフルパフの談話室を見るべく帽子に土下座懇願したりするのですが、教師としては見守る以外の行動は特に取れません。
ハリーの所属寮は基本的にはグリフィンドール固定です。事前にスリザリンのステマをしておく、グリフィンドール適性を上げるウィーズリーと交流させない等スリザリンへと変化させる手段はありますが、今回は介入していないので関係ありませんね。
スリザリンは嫌だスリザリンは嫌だ……グリフィンドール! という例の流れからのグリフィンドールへの着席を見守ります。ここで違う寮になったらリセでしたがそんな事にならなくて何よりでした。
……? お前さ、ハリーさ。席に着いた後チラチラ見てただろ(因縁)なんで見る必要なんかあるんですか? (疑問)
ハグリッドくんあたりから何か聞いている可能性がありますね。母親と同じ名前の教師が居るとか。まあ敵対していたりこちらを見た瞬間に傷跡を痛がる様子を見せたりしている訳では無いので問題無いでしょう。
まだ予言の子と敵対するには早いので。
さて、ここからはハリー君の好感度上げをしつつ、原作介入をしていきます。今年で一番大きなもので言うとやはりグランドクエストである賢者の石ですね。アレを破壊されてしまうと不都合の方が大きいので、結末は少しばかり変えなくてはなりません……と言っても、現状でダンブルドアが破壊することは有り得ませんが。ハリーには壊したと言いつつ利用することになるでしょう。
まあそれは年の最後なのでしばらく関係ありません。近いものから挙げていくと、日々の授業、場合によってはハロウィンのトロール襲撃、クリスマス以降の深夜徘徊。この辺りでしょうか。
ハグリッドのアニマルクエストには関わりません。下手に介入しても良いことはありませんし、短縮要素もほぼありませんからね。グリフィンドールからの大量減点は必要な犠牲です。まあどうせダンブルドアの贔屓でグリフィンドールが寮対抗杯を勝ち取るんですけどね。初見さん。
ということで一先ずは授業タイム……と言っても、担当教師はあくまでクィレルですので特に関われる訳ではありません。どちらかと言うとクィレルのご機嫌伺いの方が正しいですね。
授業の準備だったり、授業中だったりで何かと関わる機会があるので、その際におかしな様子がないか観察しておきましょう。例えばどもりが無くなっていたり、ターバンを付けていなかったりするとアウトです。ヴォルデモートに取り憑かれていない可能性が出てくるので。
まあ今回はとりあえずその二つは平気ですが。ヴォルデモートから公衆の面前で絡まれないことだけを祈っておきましょう。昔仲良かった地元の友達のようなノリで接しているのをダンブルドアに見られたら死です。敵対関係として接している姿なら見られても良いのですが。
唯一の救いはクィレルがどもりをコンプレックスとしているためあまり会話をしようとしないことですね。もしこれでお喋りな性格だったら確認しなければならない会話ログの多さに発狂するところでした。
あ、そうだ。スネイプ先生のハリーへの対応も確認しておかないといけませんね。ハリーを憎悪しつつ守るべき対象と定めておく原作の状況が最善です。
スネイプ先生がハリーを見捨ててしまうと最速ではクィディッチ中の事故でハリーが死にます。クィレル先生withヴォルデモートによる加害はヴォルデモートによる殺人判定されるみたいですね。
逆にスネイプ先生がハリーに親切すぎる……想像しにくいかもしれませんが、リリー・エバンズの息子という方にだけ注目して愛を注いだ場合、対ヴォルデモート用兵器としてハリーを使おうとするダンブルドアと対立することになります。
すると、謎のプリンスの序盤の時期で指輪の呪いに侵されてダンブルドアがそこで死んだり、最後にハリーが死ぬ(死なない)ことを許容できずヴォルデモートから逃したり、そもそもそのあたりまでたどり着かなかったりします。こんなの管理しきれないっピ!
とりあえずスネイプ先生にハリーの印象について聞いておきましょう。気に食わないとか、リリーの魔法薬の才能を受け継いでいないとか、そんな感じの言葉が聞ければ問題はありません。
今回は……ヨシ! 名声と才能が見合っていないという評価を聞けました。好感度が高すぎる心配はなさそうです。ちなみに低すぎる場合はそもそもハリーに興味も示しません。そうそうそんなことにはなりませんが。
とりあえず教師陣は問題が無さそうなところでハロウィンへ。
みんな大好き野獣先輩の擬人化ことトロールくんが登場するイベントですね。このイベントを経ることによりハリー、ロン、ハーマイオニーの三人組が誕生するという重要なイベントとなっております。
クィレル先生からトロールが地下室に居るという報告を聞いたらイベント開始。取れる行動としては、地下へ向かいトロールを退治しに行く、生徒の誘導を手伝う……のは寮監ではないので出来ませんね。あとは禁じられた廊下へ向かう、クィレル先生を監視する、といったところでしょうか。
トロール退治は、行うならハリーとロンが向かったのを追いかける形にするべきですね。そうでないと三人組結成のきっかけを潰してしまうので。ハーマイオニーの不在は致命的なのでリセ確定です。逆にトロールに三人で立ち向かったという過程さえあれば退治するのはプレイヤーキャラでも構いません。
次、禁じられた廊下。原作ではスネイプの役割であった賢者の石を狙う者への牽制を行えます。メリットは教師陣に自分の立ち位置を示せること。デメリットはクィレル先生からの警戒対象になること。
現状だとメリットが皆無なのでこの行動は取りません。
最後、クィレル先生の監視。要はストーキングです。
デメリットはクィレル先生にストーキングがバレなければ何もなし。かといってメリットもダンブルドアと近しい現状では特になし。このあたりはグランドクエスト、賢者の石の際にでも説明しましょう。
口ぶりでわかったかもしれませんが、今回取るのはトロール退治です。
メリットは三人組からの好感度の上昇。ホグワーツ教師陣からの好感度の上昇です。デメリットはトロールとの戦闘の発生ですが……今更魔法生物一匹に負けるわけがありません(天下無双)
ということで寮監達が生徒をまとめだしたところでトロール退治に行くことを申し出ます。この際にグリフィンドールの場所からハリーと赤毛くんが消えていることを確認しておきましょう。
魔法の目で二人が女子トイレに入ったのを確認したタイミングで介入の開始です。
三人組を壁際に行かせるなり個室に逃げ込ませるなりしてどかし、何発か呪文を当ててヘイトをこちらに向けます。
アバダで一瞬で終わらせたいところですが、三人組に闇の呪文を使っているところを見られるわけにも行かないので……セクタムセンプラにしましょう。ただし、無言呪文で。上手く行けばいつかハリーがこの呪文を使った時に先に使った人のことを思い出すかもしれません。その時にはもう忘れてるかもしれませんが。
魔法生物は総じて呪いが効きにくいという特性を持ちますが、数を重ねればいいだけです。三、四発打ち込めば充分でしょう。そのぐらいでマクゴニャガル先生達も到着しますし。
ニャンコ先生が嫌な役割……つまり三人から減点した後に目配せをしてくるので、ありがたく三人組からの好感度を上げさせてもらいましょう。グリフィンドールに十五点!
ということでこれで助けてくれた先生、かつトロールを倒せるぐらい強い先生として認識されました。今後様々な場面でこの評価が役立つことでしょう。
三人組の誕生を見届けたところでクリスマスまで倍速。
この日、ダンブルドアから透明マントをハリーに返すから危険がないように見てやってくれと頼まれます。これは魔法の目を持っている場合の確定イベントですね。
この日のハリーの行動は確定で図書室の禁書の棚、みぞの鏡、となっております。図書室のあたりで待機して会話イベント……といきたいところですが、みぞの鏡イベントを起こしたいのでまだスルーです。この十年ほどで命に関わるような危険性の禁書は排除されていますし。
ということで目くらまし術で透明になって近くで見ていましょう。後は追っていけば鏡の虜になる姿を見ることが出来ます。これを確認したらダンブルドアへ報告。もしこのまま依存するようなら少し話をしていいかと許可を取ります。これによりダンブルドアの役割を盗み、ハリーの好感度を稼げるからですね。
次の日、赤毛くんを連れて鏡のもとへ向かうハリーを透明なまま見守りましょう。この日は何もしなくていいです。
三日目、今度は一人で来たハリーに話しかけましょう。
家族を鏡に求めているので、そんな事するより、家族のことを知ってる人から聞いたほうが良くない? と説得します。釣れたら少し話してあげましょう。これで今後ちょくちょくハリーの方から話しかけに来るようになります。つまり全自動で好感度が上がっていくわけですね。
最後にお前は鏡で何が見えるんだよ! という質問に答えましょう。別に真実を語る必要はないです。
ちなみに、望みがない場合は自分の姿が映るだけなので、何も映らないことはまず無いです。自死を望むキャラですら墓が映るので。某財団の某博士をイメージしてもらえればわかりやすいかと。
さらなる余談として、みぞの鏡の魅了効果は分霊箱と同じように精神値を減少させる形で行われます。
よって若い、精神性が幼いなどの理由で精神値の最大値が低いキャラは影響を受けやすくなっています。ハリーが魅了されて赤毛くんが無事なのはこの辺の差があります。ハリーは虐待生活で精神値がボロボロなので。尤も、吸魂鬼を克服したあたりで全キャラでもトップクラスになりますが。
今回のプレイヤーキャラの場合は老成している上に閉心術を極めているので鏡に魅了されることはありません。ハリーを説得に行ってミイラ取りがミイラになってはたまりませんからね。
これで一年目の粗方のイベントは終わりです。クィディッチとかいう魔法族のクソスポーツには関わらないので次はいよいよ賢者の石関連ですね。
ということで今回はここまで。次で賢者の石編は終わりです。多分。
ご視聴ありがとうございました。
RTAパートは淡々と進めたいので薄め、おまけを濃いめとしていきたいと思っています。ここの部分が詳しく知りてえなぁ……とか感想に書いてもらうとそこを詳しく書くかもしれません
今後について
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映画版の情報で書いていいよ
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ちゃんと小説版を元に書いてクレメンス