ハリー・ポッター、英国魔法界崩壊RTA ヴォルデモート勝利チャート 作:らっきー(16代目)
ハリー・ポッターと賢者タイム、はーじまーるよー。
前回はみぞの鏡イベントを終わらせたところでしたね。画面は810倍速で進行しています。一年目の残りイベントはクィディッチ、ハグリッドのアニマルイベント、禁じられた森によるクィレルwithヴォルデモートとのイベント戦闘、グランドクエスト賢者の石、となっております。
この内関わるのは賢者の石だけですね。他は下手に介入するとフラグがへし折れたり変なフラグが立ったりしてしまうので。たとえ目的がヴォルデモート抹殺だったとしても神秘部の戦いまでは進める必要がありますし、ヴォルデモートを勝利させるならホグワーツの戦いまでは進める必要があります。少なくとも、将来的に別ルートが開拓されるまでは。
クィディッチはハリーの幸せな記憶になるので守護霊取得に役立ち、アニマルイベントはハグリッドからハリーへの好感度上昇及びドラゴンへの知識の獲得、禁じられた森では闇の帝王陣営と戦闘することによる経験値の獲得、というようにそれぞれメリットのあるイベントとなっているのでそのまま原作通りになってもらいましょう。操作しなくていいのでタイム的にもうま味です。
これが一緒に罰則を受ける生徒プレイだと、禁じられた森で戦闘へ入るのでハリーに触れられないように気をつけたり、ケンタウロスがデレてくれるように祈ったりすることになりますが……そういうことを考えなくていいのも教師プレイのメリットと言えるのかもしれません。
ということで期末試験終了後で倍速解除。この日、スネイプがとうとう賢者の尿管結石を奪う算段をつけたと勘違いしたハリー達がダンブルドアに報告しようとします……が、ダンブルドアは留守。代わりに居合わせた猫先生に伝えるも相手にしてもらえない。ならば自分達で……という流れでグランドクエスト、賢者の石は発生します。生徒プレイの場合は三人組からの好感度が一定以上ならば同行が可能となり、それ以外の場合はヴォルデモートの血族などの例外を除いては関われないクエストですね。まあ生徒プレイで三人組に関わらないプレイをする人はそうは居ないでしょうが。
それはさておき。教師プレイの場合、一つ目の分岐要素として罠を作るかどうかがあります。条件としてはホグワーツ一年生が受講する科目の正教師であること。つまり今回は関係ありません。
一応説明しておくと、ハリー達が突破できる程度の……つまり魔法ではなく地頭や運動神経が試されるようなものという条件で試練を作ることが出来ます。正直、あまり楽しくはありません。一年生がなんとか出来る物しか作れないので。旨味も無いです。
二つ目の分岐要素。ダンブルドアに近しい存在であるかで決まります。要は好感度と所属陣営です。
不死鳥の騎士団としてヴォルデモート陣営と戦ったことがある、ダンブルドアの好感度が一定以上である、ステータスが一定値以上である、これらの条件を満たすことでダンブルドアの代理として最後にハリーを迎えに行く事ができます。
勿論全てが終わった後で行くので大して何かを変えられるわけでもないのですが、ハリーの意識がある内に辿り着けば好感度の上昇が狙えます。
更に、もっと早く到着できれば戦闘に介入することでハリーが獲得する経験値を減少させることが出来ます。後々ハリーを殺処分するのが楽になるでしょう。……まあ、あまりにもハリーが育たなすぎてもダンブルドアの計画が変更されるといったデメリットがあるのですが。このあたりの調整の難しさがRTAが流行らない原因かもしれません。
長々と語りましたが、要は保護者としてお迎えに行くだけです。各試練もINTが高ければ問題な……トロールだけは例外ですね。まあヴォルデモートが無力化しているでしょうから良しとしましょう。仮に目覚めても誰にも見られない以上アバダで終わりです。
ということで、さっさと終わらせましょうか。まずは夜まで待機。その後見回りとしてグリフィンドール寮の入り口まで移動。すると全身金縛りをかけられたネビルを発見できるので事情を聞きましょう。
ハリー達が大事なことをすると言って夜間に抜け出していった、程度の情報しか得られませんがそれで問題ありません。聞き次第禁じられた廊下へ向かいます。
という訳で三頭犬ことフラッフィーとご対面。クィレルが残していったハープがあるので魔法で自動演奏させておきましょう。三頭犬は音楽を聞かせるだけでスヤスヤなので恐れる必要は皆無です。番犬として役立たずってレベルじゃないと思うんですけど。
次、悪魔の罠。炎か光で対処できます。手早く済ませたいのでルーマスソレムを撃っておきましょう。一年生で対処できる植物に殺される魔法族やら、それに対処できない病院がどうやら存在するようですが……きっと噂でしょう!
はい次、空飛ぶ鍵。アクシオで終わりです。何も語る必要はありません。
次、チェス。猫先生のチェスの腕前はかなりのものであり、マトモにやれば苦戦することは間違いありません。なのでマトモにやらないのが吉です。相手のキングを爆破呪文で粉々にしましょう。弱っているヴォルデモートと違ってこっちは強硬手段が取れるので。
というかこのあたりの仕掛け、クィレルはわざわざ全部解いて進んでるんですよね。必死でチェスやってるヴォルデモート卿……面白い……面白くない?
次、トロール。起きてないことを祈りますが……残念。目覚めてますね。先述した通りアバダで終わらせましょう。許されざる呪文が禁じられているのはあくまでヒトに対してなのでトロールへの使用には問題ありません。唯一の欠点としてダンブルドアからの警戒度が若干上がりますが、ハリーを守るための行動という大義名分があるため最小限で済みます。
最後、スネイプの論理パズル。答えを知っているので何も悩む必要はありません。一番小さい瓶を一気飲みして突入!
さて、ラストの場所では既にハリーとクィレルが対面しているはずですが、問題はタイミングです。どの段階で到着したかでやることが変わってくるので。
今回は……クィレルに掴みかかっているので終わり間際ですね。この場合はあまり出来ることがないのでまず味のパターンです。まあ贅沢も言えないので我慢しましょう。とりあえずクィレルが灰になるのを見守ります。
さて、それではハリーが気絶する前に話しかけて助けに来たのは私だとアピールを──
なんでヴォルデモートと会話イベントが発生するんですか?
えー、会話内容を要約すると、そこの子供を殺すために身体を貸せ。闇の帝王に従えば力も栄誉も手に入るぞ。とのことです。これは……汎用イベントじゃな?
当然受けるメリットは皆無なのでお断り……する前にハリーの様子チェック! 気絶ヨシ!
ということで身体を貸したところで愛の護りで防がれることを伝えましょう。そして敵対者の血を使って肉体を作る方法があると伝えます。これだけでヴォルデモートくんは血を取り込むことによる愛の護りの突破方法を思いついてくれます。まあ教えなくても自分で勝手に見つけ出すんですが。
念のために言っておくと、これによるヴォルデモート卿復活のタイミングの変化はありません……介入しない限りは。二年目、三年目では死喰い人がハリーに接触する機会が無く血が手に入らないからですね。ワームテールもあの時点ではまだ積極的にヴォルデモートに加担しているわけではないので。逆にワームテールを上手いこと説得してハリーの血を持たせてヴォルデモートの所へ行かせることで復活を早めることが出来ます。
一見タイムの短縮に繋がりそうですが、これをしてしまうとダンブルドアがハリー保護ルートに入ってしまうので膠着状態に陥ります。三大魔法学校対抗試合での経験値を得ているかどうかがかなり大きな差になるわけですね。
ということでヴォルデモートくんを追っ払って賢者の石終了です。最後にみぞの鏡をぶっ壊しておきましょう。また鏡に隠されてしまうと使いたいと思わない者に該当しないプレイヤーキャラでは二度と取り出せなくなってしまうので。億が一ダンブルドアと敵対に近くなってしまった時の備えです……と言ってもそうなったらほぼリセですが。
では三日後ハリーが目覚める……前にダンブルドアとの会話です。
初手はハリーが無事だったことと、クィレルがハリーに触れることが出来なかったと報告。ついでにみぞの鏡を壊したことも。
それが済んだら逆にこちらからの質問。どこまで計画通りなのかを聞いておきましょう。つまり、クィレルにヴォルデモートが取り憑いていたことを知っていたのか、ハリー育成計画は順調だと思っていいのか、というあたりですね。ダンブルドアの思考に合わせて臨機応変に対応していく必要があるので情報はいくらでも欲しいです。前者はどうでもいい質問ですが。
ハリーは期待に応えてくれるだろうという評価が聞けたので問題無さそうです。最後にハリーに伝言を伝えてくれるよう頼んで終わりましょう。クィレル戦に間に合わなかったので少しでも好感度を稼いでおきます。
学年度末パーティでグリフィンドールが逆転優勝したところで今回はここまで。次回から秘密の部屋です。
実際(原作では)賢者の石編はどこまでダンブルドアの掌の上だったんですかね
今後について
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映画版の情報で書いていいよ
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ちゃんと小説版を元に書いてクレメンス