覚えてないのはあなただけ   作:ピーナッツバター焼き

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お久しぶりです皆さん
そして投稿間隔開きすぎてて申し訳ない…中々納得がいく話が思いつかなった…。次はもっと早く書きたいですね…
(裏)だと艦娘目線になるからかギャグが入れられないし説明が多くなってしまう…


第3話 二桁付き合いな関係性(裏)

朝、起きて顔を洗って部屋に戻った私は鏡の前で少し手間取るが気に入っているいつもの髪型をセットする。

 

司令官……いや、悠前はこれをフレンチクルーラーみたいだとずっと言ってくるけど……そこまでそう見えるのだろうか?

まあ何を言われようと今更前世からのモノを変える気はないが。あ、でも就活のときは髪は下ろした方がいいのかしら……って今考えることじゃないわね、これ。

 

脱線した思考を取り止め、髪型を完成させた私はつけっぱなしのスマホに目をやる。

そこに映し出されているメッセージアプリには「今日家行っていい?ゲームしようぜ」と悠前からの適当な言葉。あいつはいつも土曜日の朝一にこんなこと言ってくるから私もおちおち予定を入れることが出来ない。

 

こういうところはあいつ、ほんとに前世から全く変わっていないわね…記憶はないのに不思議な物ね。

 

………こんなこと考えてると脳が勝手に関連付けて、あいつとの今世での出会いを嫌でも思い出してしまう。

……予め自分を擁護しておくと、私の前世の記憶は戦争が終わって少ししたら途切れてしまっている。これは荒潮も同じだし、この前学校で出会った朧も同じだった。

 

というか学校で朧を見つけたときはほんとに驚いた…どうやら転入してきて、姉妹も一緒のようだ。前世の仲間に出会えたことは素直に嬉しい…って今はそういう話じゃない。

 

…私の最後の記憶は戦争が終わって数週間後の夕日に照らされた自室、あいつが「もう時間だから部屋に戻る」そう言って出ていった、そんな記憶。そこからはただ漠然と、あいつと一緒にはいられなかった……そのことだけがなんとなく分かっている。

 

それが1つ目の理由。

 

2つ目は当時の私はまだ5歳だったのだが…どうやら前世の記憶があっても精神は年相応の幼い子供の方に引っ張られてしまうことだ。

 

だから……あのとき、少年と公園で出会って、名前を聞いて、面影を見て……私はそのまま…泣きながら抱きついっ……!

 

「満潮ー!ご飯よー!」

 

「っ……!分かった!今行く!」

 

母さんの呼びかけのおかげで私は黒歴史の記憶を直視せずに済む。

 

……ほんと最悪。早く忘れたいわ…自分の醜態なんか…

 

「おはよぉ満潮ちゃん…ってあら?顔が赤いけど熱でもあるのかしらぁ?」

 

「おはよ…べ、別になんともないわよ」

 

朝食を食べるために廊下に出ると、まださっきのせいで火照っているのに荒潮と出会ってしまう。

 

……もうちょっと時間を開けて部屋から出るべきだったわね。

 

「あら、そうなのね~。ならあの人のことでも考えてたのかしら?」

「はあ!?誰があのへらへらサングラスバカのことなんか…!」

「私、お兄さんのことなんて一言も言ってないわよぉ」

「………」

 

……何焦ってんのかしらね、私。

荒潮はなんだかいつもよりニコニコ度合いがましたし…!

 

「あらあら…今日は土曜日だからお兄さんが家に来る可能性が高そうだから、そうだろうと思ったのよねぇ」

 

「うっさいうっさい!この話はもうおしまい!!母さん待たせたらいけないでしょ!」

 

まくし立てながら背を向けて階段に足をかける。こういうときに相手にするとさらにボロが出るので賢い判断だろう。

 

「そういえばお兄さんの好物のオレンジジュースがなくなってたから、満潮ちゃん買わないとね~」

 

「…言われなくても!!」

 

また後ろからクスクス聞こえてくる……うぅ…朝から最悪よ、ほんと。




出したいキャラが定まってませんでしたが、ようやく全員決まってしっかりとしたプロットが出来ました
次こそはやめに…
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