ボクは友人に進められてガンダムを見るようになった。見てきた中でアニメ事態は楽しめたし面白かった。でも、これと言って推しや好きな機体は居なかった。
でも、そんなボクはある作品と出会い、推しと好きなガンダムに出会った。
『ガンダムSEED』と言う作品。そしてその主人公『キラ・ヤマト』とキラ・ヤマトの駆る『フリーダムガンダム』に。
青い翼を持つ綺麗なガンダム、コックピットを狙わない戦い方、母艦であるアークエンジェルを救った名シーン。大多数の敵を一気に蹴散らしたハイマットフルバースト。
主人公であるキラ・ヤマトの性格や言葉、理想に引かれDESTINYまで楽しんで見ていた。正直なところ、機体はストライクフリーダムよりフリーダムの方が好きだけど。
心を捕まれた、言わば一目惚れに近い感情だった。
ネットではクズやら何ならと言われているが、主人公の思い理想、人を極力殺めない戦い方がボクは好きだった。SEEDでの活躍は勿論、DESTINYでシン・アスカにフリーダムが撃墜されたあのシーンは酷くショックを覚えていたことを覚えている。
こうしてSEEDにはまったボクはフリーダムのガンプラは勿論、漫画やアニメも購入した。中国に実物大のフリーダムが作られて本当に嬉しくて泣いて喜んだ。
そんなボクはある日、トラックに跳ねられて死んだ。突然の事で本当に呆けていた。
死んだはずのボクの目の前には、まるでパソコンで何かを申し込むような画面があり転生先、特典の2種類の欄があった。
これが噂の異世界転生、そう感じて転生特典はガンダムSEEDでキラ・ヤマト達が発動していた能力?である『SEED』だ。
アニメではキラやアスラン、シンやラクスが使っていた印象が強く、正式名称は『|Superior Evolutionary Element Destined-factor《優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子》』。ネットで言う所の種割れだ。
潜在的に秘めている能力が、自らの生命が危機に陥った時などに覚醒して驚くべき能力と瞬間判断力を発揮する、例を上げれば空間や環境の把握や認識力が劇的に向上する。
そして転生先は『ビルドダイバーズ』を選んだ。
作品としても好きな部類だし、物語の途中でステラやSEEDDESTINYのオマージュをしたりしていて好きだった。
ビルドダイバーズの世界を選んだのは、フリーダムガンダムに乗ってゲームが出来るし、ビルドファイターズと違ってガンプラが壊れないからだ。ビルドダイバーズの世界にも一応、ファイターズと似たGPDもあるけど、それはやらなければ良いだけだ。
そうしてボクはビルドダイバーズの世界に転生した。ボクにとっては空想上の世界で、夢のような世界が現実として目の前にある。
子供に戻ったボクにとっては毎日が楽しくて仕方なかった。何処を見てもガンダム関連のニュースが流れ、アニメではガンダムの再放送が良くされている。
そしてボクが中学生になった頃、GBNが始まった。
ガンプラバトルネクサスオンライン、通称GBN。電脳世界『ディメンション』内で、ガンプラバトルや各種のイベントに参加できる体感型オンラインゲームの一種で、GBNのユーザーは『ダイバー』と呼ばれる。自身の使用ガンプラのデータを登録した小型端末『ダイバーギア』を用いてログインし、各種のアバターの姿で活動することが出来るVRMMOゲーム。
そんなGBNをプレイすべく、ボクは原作に出来る限り近付けたHGのフリーダムガンダムを作り上げた。
自分のオリジナル機体として改造したりカラーリングを変えたりしなかった。ボクはビルド系統の主人公のようにオリジナル機体を作る事は出来ないし、何より原作の何も改造しない姿のフリーダムガンダムがボクは好きだった。
故に、HGのフリーダムガンダムを原作に忠実に再現して作るために力を尽くした。墨入れや艶消しスプレー、塗料でのカラーリングは当然の事、頭部のアンテナ中央の赤い装甲にはアニメ通り機体の形式番号を彫り、肩や盾にはデカールシールを張り付けた。
機体の間接は少し短かったのでプラパンで調節し、ラケルタ・ビームサーベルは連結出来るよう作り上げた。この世界ではまだHGのフリーダムガンダムは翼を畳んだ状態でしかハイマットフルバーストを再現できない時のキットだった。なので翼に内蔵されたバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲を弄り、翼を展開した状態でもハイマットフルバーストを使えるよう調整した。
そうしてGBNを始めたボクは、原作でのチャンピオン。ガンダムAGEIIマグナムを使うキョウヤとフレンドになり彼ともにGBNを続け、フォース『AVALON』を立ち上げた。
フリーダムガンダムと共にGBNの空を飛び、原作のキラ・ヤマトと同様の戦闘が戦闘もこなせるようになり、特典であるSEEDも使いこなせるようになった。毎日が楽しくて毎日GBNにログインしていた。
そんなある日、一人のダイバーとバトルする事になった。
そのダイバーのガンプラはオリジナルのようでデスティニーガンダムをベースとして作られていた。頑張って作り上げ、改造したことが感じられるガンプラで心の底から尊敬した。ボクも全力で戦ってギリギリ勝つことが出来た。
でも……
バトルのあと、対戦相手の青年はボクの事をまるでSEEDDESTINYで例えるなら、ステラの仇を見つめるシン・アスカのような表情でボクを睨み付けていた。
『なんで………なんで!改造して、カラーリングも変えて作った俺のガンプラより素組のアンタが勝つんだよ!』
『た、たまたまだよ。君の機体だって凄いじゃ──』
『ふざけんなよ、嫌みか?お前の改造機体も強かった、俺の機体よりは弱いって、そういう事かよ……』
『ち、ちが──』
『そうか、分かったぞ。アンタ、チートを……ブレイクデカールを使ってるんだろ!』
ブレイクデカール、GBNでガンプラの表面に張り付けるとブレイクブーストという機能が付加され、使用することでガンプラの性能が格段に引きあがると言う物だが、使用するとGBNに強烈なエラーが発生するという危険な代物。
アニメでは空間にヒビが入ったり、撃破したNPC……NPDがゾンビのように復活したり竜巻が発生したりする違法改造パーツ。
『違う!ボクはブレイクデカールなんて使ってな───』
話しているのは、GBNの沢山のダイバーが行き来するミッションカウンター。沢山の人が彼の叫び声と指差した方向であるボクを見つめヒソヒソと話し出す。
『そうだ、そうじゃなきゃ俺のデスティニーが負けるはずないんだ!なんで、なんでアンタなんかがAVALONにいるんだよ!アンタなんかがチャンピオンの隣は相応しくないんだよ!』
『そこまでだ!』
そういってキョウヤがボクと青年間に入る。
『彼は、ツバサはブレイクデカールなんて使っていない!これまで共に戦ってきた僕が保証する!それにガンプラの性能の違いが、戦力の決定的差ではない!』
チャンピオンが割って入ってきた事で周囲のダイバー達がボクを軽蔑の眼差しで見つめるのを止める。
『それにツバサのフリーダムは──』
『アンタはいつか俺が討つんだ!!チートに頼った卑怯ものなんかに負けてたまるか!』
そう言い放ち、ダイバー去っていく。去っていく背中を見てボクはなにも出来なかった。
俯き、現実なら血が流れてもおかしくないほどの力で拳を握りしめる。
違う、ボクはこんなことをしたかったんじゃない。ただフリーダムと一緒に、自由にこの世界で戦いたかっただけで………ダイバーの事を
その後、ボクはガンプラバトルを避けるようになった。
あの時に言われた事がショックだったからか、NPDや無人機なら問題なく戦えるが、ダイバー同士でのバトルは前までみたいに出来ない。
いつも彼の悔しそうな言葉が脳裏に浮かび、相手のダイバーが乗るガンプラを傷付けたくない。そう思って、いつも攻撃を躊躇って、攻撃が出来なくなってしまった。
それはフォース戦では致命的な欠点であり敗北の戦犯になりうる。それに、あの青年の叫びからボクがマスダイバー、ブレイクデカールを使っていたダイバーだと噂されることが絶えなかった。
『悲報!?最強フォース〔AVALON〕の副隊長は元マスダイバー!?』G-tubeではそんな動画が投稿されていた。
恐らくあのダイバーとのバトル以前は戦闘も上手く出来ていた。でも急に戦闘が弱くなり、配信されるダイバー同士のフォース戦の戦闘も下手に映る。それを以前までブレイクデカールを使っていたから出来た事だと考察されたのだろう。
このままじゃキョウヤやフォースの人達にも迷惑がかかる。だからボクはキョウヤのフォース『AVALON』から抜けてGBNにダイブする事を避ける様になった。
こうしてボク、
GBNにダイブしなくなってから、どれだけの時間が過ぎたのだろう?
椅子に背中を預けて、窓から見える青空を眺める。空を鳥達が羽ばたいていく、きっと綺麗な景色を見下ろして飛んでいるのだろう。
そんな当たり障りのない事を考えていると、部屋の扉がノックされ入ってきたのは、中学生位の身長でショートカットの少女、妹の
「翼、今……少し良いか?」
「どうしたの、分からない問題でもあった?」
「その、聞いて良いものか迷っていたんだが……GBN、戻らないのか?」
「………そう、だね。」
焔は、ボクがGBNに誘って。それからGBNにはまっている。楽しそうに遊ぶ姿は見ていて微笑ましい、でもそれは今のボクには出来ない光景だ。
思わず顔を会わせずらくなって、震える手をもう片方の手で包む。
躊躇いを、捨てないといけないのかな?捨てられたら、前みたいに戦えるのかな。
「そうか……私のクラスメイトが今日、初めてGBNにダイブするらしい。」
「そうなんだ……」
確か焔の通う中学校は、原作主人公のリクがいた場所だった気がする。だとしたらまさか、いや確かに時間軸としてはあり得ても可笑しくない、のか?
「たまには少しぐらい、やって来たらどうだ?」
「……わかったよ、焔がそう言うなら」
ダイバーとは戦闘をしないように避ければ良いか。
ボクの答えに満足したのか、焔は部屋を出ていった。出掛けるときの服装だったし、今から友達と遊びにいでも行くのだろうか?
そう思いながらコンシューマー筐体を机の上に置き、ダイバーギアをセットする。
〔ID data confirmed please scan your Gampura〕
飾っていたフリーダムガンダムをギアの上に乗せてからバイザーの付いたヘッドセットのようなものをかぶり、バイザーを目が隠れるようにおろす。
コンシューマー筐体が輝き、フリーダムガンダムを中心に光の輪が展開される。
〔ID data confirmed Are you ready?〕
そして光に包まれたフリーダムガンダムのツインアイが光輝き包んでいた光が書滅する。
〔Dive start Now〕
まるでダイバーギアのような形をした輪の中を進む。そして、次の瞬間目の前にはミッションカウンターのある広場に立っていた。
近くのガラスを一瞥する。『ガンダムSEEDDESTINY』でキラ・ヤマトの着ていた私服を身に纏った優しい顔の青年が映っている。
「トリィ!トリィ!」
その鳴き声と共に、ボクの肩に緑調の鳥の姿をしたロボットが降りてきて肩に止まる。
「久しぶり、トリィ」
撫でようと伸ばした手へとすり寄ってくるトリィに思わず微笑む。この鳥はガンダムSEED系統のミッションを受けてクリアした際に入手したアイテムで元ネタは『ガンダムSEED』にて幼少期にキラがアスランから受け取った鳥のロボットだ。
キョウヤ達とクリアした際にガンダムSEED好きだと知っているみんながボクには譲ってくれた。
「いい二人とも、ガンプラバトルで強くなるには三つの要素があるわ!」
取り敢えず人気の無いところに行こうかな、そう思いながら歩きだそうとして向こうでモニターへと話す知り合いを見付けた。GBNを始めたばかりの時に少しお世話になった彼、いや彼女はいつめ通り新人のダイバーにナビゲートをしてあげているようだ。
「ガンプラ作りの腕、高い操作技術。そして最後は……愛よ!愛!!」
『あ、愛!?』
モニターから困惑したようすの声が聞こえて来て、思わず苦笑する。確かに、急に言われたら困惑するよね。
でも、あの伝え方と言う事は恐らく原作主人公であるリクくんとユッキーくんの可能性があるな。やっぱり、原作の始まりは今日だったか。
「あ……」
そんな事を考えていると、肩に乗っていたトリィがあの人……下腹部までファスナーを下ろしたツナギのスーツに赤いボレロを羽織った人の肩へと飛んでいく。思わず止めようと手を伸ばすが、上手く避けられあの人の肩に乗った。
「あら?」
マギーさんの視線がボクを捕える。僅かに瞳を開いていた。
「あら!久しぶりじゃなーいツバサ!」
そう言っていつも通りに歩み寄ってくるマギーさんに軽く会釈して返す。
「どうもマギーさん……トリィがすいません」
「相変わらずの優男ねツバサ、別にいいのよ。色々と噂が独り歩きしてるけど、大丈夫?辛かったら頼ってくれても良いのよ?」
「大丈夫ですよ、マギーさんは初心者のナビゲートですか?」
「まぁね。」
そう言ってマギーさんの肩からボクの掌へとトリィを移動させる。取り敢えず、軽くどこかのフィールドを飛ぼうか。それで少しGBNにえ慣らそうか。
『あの、マギーさん。誰と話してるんですか?』
「えぇと……」
横目で見てくるマギーさんの瞳は映っても良いのか心配だと言う思いがあった。取り敢えず頷いて返す。別にあったぐらいじゃ変化する様な事は無いだろう。
「知り合いとたまたま会っちゃったのよ!紹介するわ!」
「うわっ!?」
マギーさんが腕を肩に回して組んでボクをモニターに映るよう移動させた。
『え!?貴方は!』
『ユッキー、有名な人なの?』
画面には原作通り、青い服の上から胸当てを付けたリク、そして橙系の暖色の服装で帽子を被り、メガネをした少年ユッキーが映っていた。ユッキーは驚愕し、リクは不思議そうに首を傾げている。
『そりゃあそうだよ!あのチャンピオンの片腕、〔AVALON〕の副隊長と呼ばれた人だよ!?』
「元、だけどね」
そう苦笑しながら言葉を溢した。
『チャンピオンの……って事はあのフリーダムガンダムのダイバー!?』
『うん。改造やカラーリングも変えてない……でもそれ以上に機体の作り込み、原作再現が凄いんだ!でも結構前に……』
「それについてはまた後で!ほら見えてきたわよ!」
そう言ってマギーさんがミッションエリアが近付いている事を話さて、今の話題から変えてくれた。
GBNを始めたばかりの彼らはまだGBNの闇を見ない方が良い。そう思いながら、彼らの初バトルをマギーさんと共に観戦する。原作の光景をマギーさんと見られることに少し感動を感じながら途中まで見届け、ボクはマギーさんに彼らによろしく伝えおいてくれと話し、その場から離れた。
side out
キョウヤside
私とって彼、ツバサは親友だと思っていた。
GBNを始めたばかりの時に出会い、共に戦ってきた。そしてフォースを立ち上げ、更なる強者と戦い、GBNという世界を楽しんできた。
彼のガンプラを一目見た時、彼がこのガンプラへと向けた情熱に思わず目を見開いた。
彼のガンプラはカラーリングも変えず改造もされていない、普通のフリーダムガンダムに見えるだろう。
だが、違った。
この機体はシールが使われていない、HGのフリーダムガンダム。どのガンダムのプラモデルも顔のパーツ、特にツインアイは酷く細かく塗装は難しい。なのにもシールを使わず全て塗装し、その上アンテナには原作再現として、型式番号が掘られいる。デカールシールやスミイレ、艶消しスプレー、すべての行程が丁寧に行われている事が分かる完成度。
そして彼と共に戦ったからこそわかった。彼の機体はHGのフリーダムを素組みしただけではない、間接は原作を意識して調整され、翼は収納されたバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲を展開した状態でのハイマットフルバーストを可能としている。
私は機体を改造したオリジナル、そんなオリジナルとも対等に……いや、対等以上に語り合える機体が彼の『フリーダムガンダム』。
この機体を素組みと見れる者は恐らく、みる目がない。
そんな彼と共にAVALONで戦い続けていた。原作のキラ・ヤマトと同様、いやそれ以上の操作技術を持っている。フォース戦では彼の射撃が活躍し、多くのダイバーを倒してくれた。
個人での彼と私のガンプラバトルはいつもドロー、引き分けで終わってしまう。例え武器が壊されても、機体が破損してもなお諦めない。
そんな彼とのバトルはとても楽しく、心が踊っていた。
でも………あの日、彼は変わってしまった。
GBNを始めたばかりだと思われる人と彼は1on1でバトルすることになり、彼は改造されたディスティニーガンダム相手に上手く立ち回り、機体の機動性を生かして戦い、見事勝利した。
だが相手のダイバーは、彼が勝ったことを認めなかった。
更には相手のダイバーが、自分が負けないはずがない。改造した自分の機体が素組みのフリーダムに勝てるだなんてあり得ないと話していた。
そこまでなら良かった、だが相手のダイバーは彼をブレイクデカールを使うマスダイバーだと叫んだ。
流石にその発言は許すことが出来ず彼らの間に割って入った。周囲にいるダイバーにも彼がマスダイバーではないと知って貰うために、あえて大声で話した。すると相手のダイバーは彼に一言話すと、走り去っていった。
その時、私は彼が深く傷付いていたことに気付けなかった。
あれから何度もフォース戦に挑んだ。
カルナ達はいつも通りに戦い、そして勝っていた。だから気づけなかったのかもしれない、彼の身に起こっていた異変に。
気付いたのは、いつもと同じようにGBNへとログインして直ぐだった。
フォース〔AVALON〕のメンバー表の中から、彼の名前だけが消えていた。
おかしい、そう思いながら何処か嫌や感じが体を襲い急いでフレンドを確認する。フレンドのダイバーをスライドし一人一人確認していく。そして、最後まで確認したが彼の名前はなかった。
すぐにダイブしていたAVALONのメンバーを集めるが誰も彼のフォース脱退を知らなかった。突然のことに呆然とする私達の元に多くのメッセージが送られて来ている事に気付いた。
見れば、第七機甲師団のロンメル大差からも来ている事に気付き、急いで通話を繋げる。
「ロンメル大佐、急にどう───」
『キョウヤ!動画は、あの動画は見たか!?』
「動画?一体何を」
『今から送る動画を見てくれ!大変な事になっているぞ!』
ロンメル大佐から送られてきたG-tubeの動画のタイトルには『悲報!?最強フォース〔AVALON〕の副隊長はマスダイバー!?』と描かれており、動画では彼がマスダイバーでは無いかと言う考察を行っていた。
「これはッ!?」
いや、考察なんかじゃない。ほとんど決めつけの様な物だった。
あのダイバーとの戦い以降、ツバサのガンプラバトルが何処かぎこちなく。今までほとんど彼の射撃は必中だったのにも関わらず放ったビームを全て外していた。
それなら、彼が以前までブレイクデカールを使っていたのではないかと考えられた原因たった。
動画見る限り、ツバサは調子が悪いのか流れるフォース戦全てのおいて、射撃を外している。
コメントを見てみると
『AVALONにマスダイバーがいるとか終ってる』
『まず素組みのガンプラを使う奴がAVALONに入れたのが可笑しい』
『拡散した』
『よっぽど依存して使ってたんだろうな』
『しかも副隊長とか、チャンピオン気付けよっつう話』
『どうりで原作見たいに無双してた訳だ』
『ハイマットフルバーストを外すとかw』
のような心無い言葉ばかりがコメントされている。先ほど送られてきたメッセージもどうやらこの動画に感する事のようだ。
『キョウヤ、彼はツバサは何処にいる?今からでも彼に説明させる動画を投稿すれば』
「彼は、いなくなった。」
『なっ!?』
そこで初めて気付いた、いや思い出した。
彼が酷く優しい人間である事を。
まさか、ツバサは私はフォースに迷惑がかからないように…………。
あれから月日が流れ、彼の動画や記事、噂は落ち着いてきていた。
ツバサ、いつでも良い。戻ってきてくれ、あの日のように君と最高のガンプラバトルがしたい。
彼がこの世界に帰ってくることを信じ、私は今日もGBNへとログインした。
ご愛読ありがとうございます
性懲りもなくまたガンダムの作品を書いてしまいました。
感想、お気に入り登録、高評価
お待ちしています。
少年はミッションを受注し、自身の愛機で飛翔する。順調に進むミッションの最中、少年は届けられたかすかな声を頼りに聞こえてきた方へと足を進める。果たして進んだ先にある光景とは……。
次回、ガンダムビルドダイバーズSEED
『真っ白な少女』
届けられた声の元へ翔べ!ガンダム!!
もう1つの物語に対する奇跡は必要?(かなりのご都合主義と奇跡、知るのは原作後)
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YES
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No