ff13-絶望を反転させるために-   作:日常自販機

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お気に入り入っただけで嬉しいことこの上ない日常自販機です。
今回は任務後のお話です。


任務後

任務を終え件のスノウ君との会合が終わり俺とライトニングは帰投し町を散策しており

周囲は魔物に怯える気配もなく、どちらかと言えば今まで以上に賑やかな気配が漂っていた。

 

「何か凄い賑やかだけど何かあんのかな」

 

「さあな」

 

えー、ライトニングはその一言で会話を絶ちきる

 

「‥仕方ないだろ。本当に知らないんだ」

 

俺が変な目で見ていたのを感じ取ったのか訂正するように言葉を続けた。

 

「そういやさ」

 

「何だ」

 

「さっきのセラに手を出すなって言ってたじゃん」

 

「ああ、あれか」

 

「‥俺は?」

 

「お前は‥別の話だ」

 

意外な反応だ。てっきり先程見たいにお前もダメだとか言いそうな感じだったんだが

 

「お前は‥もうセラに兄扱いされてるからな。」

 

「あー‥」

 

何度か仕事の時にライトニングを迎えに行くとセラにバッタリ会うことがあり、それが結構な回数に行くにつれ「ご飯食べていかないの?」やら「お姉ちゃんをよろしくね」等を言うようになった

その話がライトニングが耳にするとその時の仕事の雰囲気が三割増しで怖くなるのはご愛敬だ。

 

「この間なんか義兄とか呼ばれたっけな」

 

「ちょっと待て」

 

グイっと俺の肩を引っ張った。足を止めライトニングに向き直る。何か顔怖いな

 

「セラに兄扱いされるのは百歩譲って構わないとして義兄は何だ。」

 

「さあな、その時は[あいよ!]としか返事してないけどな。冗談かなって思っちまったし」

 

その言葉にライトニングは[全くあいつは]と呆れた感じでそっぽを向く

 

「話変わるけどよこの後どうすんの?」

 

「私は帰る。お前は」

 

「俺は‥[prrr]すまんメール」

 

「早く済ませろ」

 

わかってるよとライトニングに目配せをしメールを確認すると来週のボーダムで行われる花火大会に母と弟が来るからよろしく頼むと父からのメールだった。

 

「花火大会ってああ、だから賑やかなのか」

 

「どうした?」

 

「んや、母さんと弟が花火大会に来るからよろしくって親父からのメール」

 

「お前‥弟いたのか」

 

「おおいるとも、俺なんかより頭の良い弟がな。まあ母さん大好きなのがたまーに傷だけどな」

 

「ふっ。お前より頭が良いなんて兄の面目丸潰れだな」

 

お前が言うな。料理苦手なのセラに聞いてんだぞ。

ジーっと俺はライトニングにお前はないのか的な視線を送ると人の事を言えないのを悟ったのか咳払いをし視線を外した。

 

「とりあえず[了解]っと送信」

 

「そういえば来週休みとってたな。」

 

「ん?おう。花火くらいゆっくり見たくてな、んで?ファロン軍曹はそんなときでもお仕事ですかな?セラとは行かないのか?」

 

「‥どうせ、今からいってもあの男が来るからな」

 

[ああ]と俺は納得した

ちなみに補足すると、ライトニングはコードネームで

本名はエクレール・ファロン。俺のコードネームはフォックスで本名はオルタ・エストハイムだ。

 

「まあ仕事中にあったらその時はよろしくな」

 

「ああ、後ろから蹴り飛ばしてやる」

 

そいつは勘弁。

 

「てかほれ、はよう帰んなってセラ待ってんだろ」

 

「‥それが、さっきメールきてなお前が近くにいるなら食事でもどうだとセラからな」

 

「マジか。いいの?」

 

「セラが良いなら良いんだろ。どうせくるんだろ」

 

「まあな一人の食事は味気ないしな」

 

「お前は‥あんなに料理出来て味気ないは無いだろ」

 

「そんなもんです。誰か家に居るって有りがたいもんなんだぞ」

 

「そういうもんか」

 

そういうもんです。と俺は言葉を続けた。実際この姉妹の関係は俺から見て結構眩しい。

実家は親父が結構な仕事人間で滅多に家に帰ってこない。そんな父を嫌ってるのがわが弟で、それを諌めてるのが母さんみたいな感じだ。

俺は‥まああれだ。不良息子って訳じゃないが軍に行くって言って無理矢理出てきた。

訳は両親にちゃんと話したんだが、弟は[あっそ]て言われた。

そのあとも両親からは[大丈夫か][怪我してないか][病気に気を付けろよ]等の連絡はとってはいるが弟とは余り連絡をとっていない

正直、何時家族関係が空中分解してもおかしく無いため戦々恐々してる。

只まあ、この姉妹の両親は他界してるのがちょっと辛いところ何だけどな。

平たく言えば無い物ねだりって行ったところか。

 

「何をしてる、早く帰るぞ。セラが待ってる」

 

「っと、焦らせんなっての」

 

妹に早く会いたいが為か何時もより歩く速度が早くなっている。

 

「んで、今日のメニューは?」

 

「セラに聞け」

 

それもそっかと、ライトニングに追い付く。

適度に魔物は来るがそれでもと、平和の日々が続いたのはこの時は確かだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




自信がないために短編として登録しています
読む人が増えれば不定期更新とかなるかもです
ちなみに行間とか閉めた方が読みやすいですか?
それとも今の方がいいんでしょうか
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