ff13-絶望を反転させるために-   作:日常自販機

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すいません。まじでこっち不定期です
取り敢えず頑張って更新します。


束の間の休日

あの後、ライトニングの家で夕飯を馳走になりセラと少し二人で話す機会があった。

来週行われるライトニングのバースデーパーティーの時に持ってくるプレゼントやセラとスノウが付き合っていること。諸々を

 

「(プレゼントはともかく‥あの二人が付き合っていること伝えたら‥いやな予感がするな‥)」

 

スノウの顔面にグーパンが飛んでいるイメージしか浮かばないな

姿の見えないスノウに対し[南無‥]と心のなかで呟きながら外に出ていた。

 

「しっかし。どうしたもんかな‥」

 

一応折角の休日だから来週のプレゼントを選びにショッピングモールにやって来たが

 

「‥‥やっべぇ。何にも思い付かん」

 

アイツの喜ぶ物って何だ‥?護身用のナイ‥フは無いな。エプロンも‥無いな。髪飾り‥は‥候補に入れとくか。

 

「アクセサリー‥は重いよな~」

 

なんか此処まで来ると無趣味のアイツが悪いように思えてきてならない。

イカンイカン。怒りの方向が変なところに行きそうになる。

 

「贅沢をいうと、思いやりがあって邪魔にならず尚且つ利便性や将来的な事があるっていたら‥」

 

‥‥ミサンガ?

一応これに髪飾りを何種類か買えばまあ、それなりにかたちにはなるか。

 

「‥‥もうそれでいいか。えっとミサンガって売っている所は‥‥」

 

周囲の店を一通り確認するが見当たらない。

近くにある服屋で髪飾りを購入すると同時にミサンガについて店員に訪ねるが取り扱っているところはあまりないようだ。

それを見かねた店員がミサンガの作り方を知っているらしく軽く作り方を纏めたメモ帖を渡してくれた。

「ありがとう助かるよ」と感謝したら「彼女さんに宜しくね~!」とからかわれた。

 

そんなこんなで幸運に恵まれつつ誕プレを準備出来た俺はショッピングモールを離れ暇潰しに海岸沿いを歩いていた。

 

その時の風景は見事な夕焼けで日が沈むまでそこでのんびりしたい位に天気と風に恵まれていた。

 

「‥‥そういやセラの奴、あの遺跡随分気になってたっけな」

 

海にそびえ立っている何百年も前に存在する遺跡に目線をやり過去の会話を思い出す

 

――――――――――――――――――

 

『あの遺跡について?』

 

『うん。何か知らないかな?』

 

『うーん。正直詳しくは知らないんだよな』

 

『そういえばお姉ちゃんも言ってたな。害は無いぞって』

 

『まあ害は無いんだろうけどな‥‥』

 

『どうしたの?』

 

『まあ、これは勘なんだけどな。宛にするなよ?』

 

『うん。』

 

『‥‥知らない方が身のためって言うか、知らないままの方が幸せって言うか‥う~~ん。触らぬ神に祟りなしって感じなんだよな~あそこ』

 

『つまり近づかない方が良いってこと?』

 

『それもあるな。どっか入れるとしても入らなければ害は‥‥無いとは思う‥‥多分』

 

―――――――――――――――――

 

「一応確認しとくか?」

 

何でか確認した方がいい気がしてきた。虫の知らせという奴なのか。しかしその反面、確認をしたら今までの生活が終わる予感も同時にあった。

 

こんな良い天気なのに背筋がぞっとする。寒気が止まらない。

 

「(いや。マジで何でだ?)」

 

そんな知り合いが今にも死ぬわけでも無し。そんな感覚は気のせいだと自分に言い掛け奮い立たせる。

 

そして、遺跡周辺を探索していると見覚えのある人影が倒れていた。

 

「ッッ!?」

 

ドクンっと心臓の高鳴る音が耳に響いた。怪物に襲われているわけでも何でもないのに、手の震えが止まらない

 

「(落ち着け!俺!大丈夫だ。遠目でも外傷は見当たらない。大丈夫。大丈夫)」

 

恐る恐るその倒れている人影に近づき膝立ちになり呼吸を確認する

手を口元に手をやると、微かに息が手に当たる事がわかりホッと一息つけた

 

「それにしても何でセラが此処にいるんだ‥‥?」

 

確かに遺跡については気になる行動をしていたのは確かだ。だが、こんなところで気を失うとか普通ありえない。

 

一応外傷はないか接触しない程度に身体のあちこちを確認すると、左の二の腕付近に紋様が浮かんでいた。

 

「‥‥おいおい。洒落にならねぇぞこれ」

 

その時、過去の会話を思い出したのか。虫の知らせとは何なのか。冷や汗の正体。手の震え等の原因が全て繋がった。

 

俺が戦慄していると、意識が回復しそうなのかセラが身じろぎをし、徐々に目を開けていった

 

「‥‥ん‥‥おにい‥‥ちゃん?」

 

「お‥‥おう。おはよう‥‥セラ」

 

その時セラは完全に意識が回復しガバッと上体を起こし

――――えっ!?えっ!?何で私いつの間に!?

 

「落ち着け!?セラ!」

 

その言葉にハッとなり慌てた様子で遺跡がとかあの風景はとか捲し立ててきた

 

「落ち着け。落ち着いてくれセラ。」

 

「ッ!?‥‥はぁ‥はぁ‥」

 

深呼吸をし始め少しずつ落ち着きを取り戻す。

 

「大丈夫か?」

 

「う‥うん。大丈夫。ありがとう」

 

「それじゃあ、セラちょっと辛いかもしれないが、何があったのか教えてくれないか?」

 

「う‥うん。あの‥実はね」

 

セラが言うには海岸沿いを歩いているうちに遺跡が開いていることに気付き好奇心にやられ探索をしてしまった。その際に何か変な風景やらを見せられ、見事にやられてしまったらしい。

 

「‥‥セラ。一言いいか‥」

 

「う‥うん」

 

―――――このおバカ!その言葉と同時にチョップをセラの頭に放った

 

「あう!」

 

恐らくスノウとライトニングに害は無いと言われておりその場のノリという奴で奥まで行ったのだろう。

 

「‥取り敢えず、今日は帰っとけ。ほれその紋様に布でも巻いとけ」

 

「‥わかったよ。えとお兄ちゃん」

 

「うん?」

 

「‥‥ありがとう」

 

「おう」

 

その不安に満ちた顔を無理矢理笑顔に変えた表情は今まで見た表情のどれよりも悲痛に満ちていた

 

 

 

 

 




暫くドラマCDと本編のムービーの辻褄合わせを行います。
それでも、無理矢理合流や都合が良いように独自の解釈をしますのでご勘弁ください
すいません紋様の場所間違えてました
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