渦動破壊者 〜アーマードジム〜【とりあえず完】 作:PureFighter00
「あー、ウチ有志連合参加断りましたー」
「「えーっ! 渦さんなんでぇ〜!」」
「みんなで特大フィールド複数に展開するだろ?」
うなづきが同期してんですけど。ウケる。
「フォース参加だとみんなフルアーマージムやアーマードジムで参加じゃん?」
フォースとしてイベント時はフォース機体で参加。これは鉄の掟。またうなづきが同期してる。この絵を動画サイトに投稿したいw
「ただでさえ負荷高いのにウチの出したらサーバー落ちる。特大ヘイト買うから不参加!」
「あー、そゆこと?」
「参加自体は別に構わないけど、折角なんだから自分のオリジナル機で楽しんでらっしゃい。士官学校からは提携のお話来てる」
「じゃあ桃さんは3重ガトリング……」
「止めろ(厳命)」
「ええっ、そんなぁ……(懇願)」
「システム管理者からめっちゃ怒られてんだよ!」
「弾を当てる訓練しような、桃」
「フルアーマージムの装甲磨き直したのになー……」
「だから砲戦機やアーマードに行けないんだぞ」
「武器庫からアーマード用のビームショットガン持ってけ。あれもパターン開くから当たるし弾数もある」
「あれ、当たっても一撃破壊できないじゃないですか……」
「機体弱部破壊用だからな。足止めとか機能低下させて砲撃機に差し出す武器なんだよ」
「どーせお祭り騒ぎでジャガボコ味方機いるんだから無理して大破判定取らんでもいいし、共同戦果でスコア稼ぐんだよ。ラグ(処理落ち)が予想されるから、ラグ出ても当たる武器の方がいい」
「……敵はどう出ますかね?」
「チーターだからなぁ……あ、いやマスダイバーか。二極化するんじゃないかな。これまで狩って来た「イマイチ」と、トップランカーにチャレンジし得る強者。
これはあくまで経験談だが、世の中には我々の様なパンピーと、江戸川コナンみたいな「主人公気質」という2種類の人間がおる。我々は平々凡々と生きてるが、主人公気質の連中は四六時中イベント発生するんだな」
「厄介な生き物ですなぁ」
「アバロンのチャンプとか、有力ダイバーはこの傾向が強い。だから今回の戦いで「凄いの」見たかったらそいつら追え。凄いのの片隅で爆散するジム役にされてしまうが、多分いいもの見れる。戦果出しに行くならこいつらの近く寄るな」
「主人公と言えば、リクくんは? 最近は彼女連れで正に主人公の風格なんですが」
「後ろから撃つのはやめとけよ(笑) ユッキー君とかモロに被害受けてる。彼が主人公過ぎるからミョーに目立たんのな」
「渦さん理論で行くと、厄過ぎだな……」
「あの感じだと、仲間に裏切られたり闇堕ちしたり世界敵に回すとかすんごいのくる気がする」
預言者かな?(すっとぼけ)
「それが主人公の定めか……おっかねぇ……」
「不憫に思えるなら助けたれ。彼自身は強くとも……」
「メンタルは別。中学生だしね」
「各人『ガンプラのおにいちゃん』として誇りを持って戦うよーに」
「「Sir, Yes Sir!」」
「命一番」
「「実利が二番!」」
「3〜4は落語家」
「「五番建前!」」
「大変宜しい。よっちゃん、空間機動の基本は?」
「2軸動かせ、スティック固定は悪!」
「スコンブ君、攻撃の基本は?」
「当たるとこまで近付いてドン!」
「狙われたらどうするフェリクス?」
「当たらないから突っ込む!」
「……回避運動しながらな」
「フォローありがと、海さん。陸さんからも」
「射撃管制も何もないし、ぶっちゃけ今回指揮系統の連絡も無いから……みんなワーって突っ込むだけだ。このパターンだと味方は優勢だとイケイケで突っ込むし、強敵出たらビビって引く。正直諸君は「なんじゃこりゃ」と呆れる様な気がする。でもゲームだしパンピーなんだから「そんなもんだ」と割り切れ。そしてそんなパンピー束ねて戦力化するのが将官の仕事だ。腹ぁ立てるなよ。何処にも勇猛かつ有能で忠実な兵隊なんぞおらん!」
「渦さんが指揮したらえーんじゃないかなぁ……リアルで忙しいんでしたっけ?」
「いやちょっと、メイクマネーの関係で」
「おじさんたちはちょっとね」
陸海空は獰猛なケモノの眼を剥いた。可愛らしい獣人アバターもここまで悪い顔出来るのだなと。
大金の匂いがするぜ!