名前:ジェラール・マルティネス
愛称:-
年齢:5歳
身長:108cm
体重:15㎏
好きな物:納豆
嫌いな物:タコ
「…えっと、榛名?こちらの御仁は??」
突然現れたなまり全開の外国人に困惑を隠せない政道。
「…クリストフ・マルティネスさん」
「それはたった今聞いたぞ。
待て、マルティネス…?由紀叔母さんの保育園に、そんな子がいたような…」
「Oh!ご存じでしたカ!
それ、きっとジェラールのことですネ。ワタシの息子です。
ユキセンセーやタケゾー君にはお世話なってるデス!」
「タケ、ゾー…?」
誰の事だ…?
「あの、クリストフさん?ムサシです。タケゾウじゃなくて、ムサシです。」
「バサシ…?」
「ム・サ・シ、です。」
「ム、サ、シ…。Oh、ムサシ!ワタシ聞いたコトありまース!ジャパニーズ・サムライネーム!!」
覚えてくれたのだろうか?
「それで、その…ジェラール君の親御さんがどうして…?」
「Oh、ソーリーソーリー…。カンジンなコト言ってませんでしタ!
ルナちゃんがウデのイイお医者サン探してたので、ワタシ声かけましタ!」
ルナってのは、恐らく榛名の事だろう。
面倒だから突っ込まない
「まさか…、あなたが?」
「No。ワタシ、medicineはカラッキシデース!hahahahaha!
しかし、スゴクスゴイお医者サン、知ってるマス!」
彼の話を要約すると、学生時代の友人が凄腕の医者らしい。
ドイツ在住のその医者の名は
「ダニエル・キルヒアイゼン…」
数日後、榛名は自宅でその医者の経歴を調べていた。
「精がでるな、榛名」
父親がコーヒーを片手にパソコン画面をのぞき込んでくる。
「パパ?ごめん、パソコン占領しちゃって」
「構わんよ。
ダニエル…?どこかで聞いたことがあるな。」
「やっぱり有名な人なの?」
「詳しいことは分からんが、医学の世界に疎い俺ですら「聞いたことがあるな~」と思う程度には有名らしい。
つまり、凄く凄いということだ。」
(クリストフさんと同じ語彙力…)
政道は両親の了承を受け、ドイツで治療を受ける事となった。
完治に数か月、その後のリハビリも考慮すれば長期に渡ってあちらに滞在することになるだろう。
「政道君は異国の空の下か。寂しくなるな。」
「うん、でもきっと大丈夫。
絶対またサッカーするって、約束したから。」
どんなに遠く離れていても、サッカーがある限り心はきっと繋がれる。
ピンポーン
インターホンが鳴り響く
「?誰だ?こんな時間に…」
父親が部屋から出ようとするが、既に母親が玄関を開けていた。
「ヤブン遅くに失礼しマス!
ルナさんはおみえなりますでしょうカ?」
大きな声と、なまり全開の喋りで訪問者の正体が直ぐに判明した。
クリストフには大きな借りがある。
大急ぎで階段を駆け下りてはせ参じた。
「Oh、ルナちゃん!会いたかったデース!
hey、ジェラール。ご挨拶してクダサイ。」
「こ、こんばんは。ジェラール、ジェラール・マルティネスです。」
弟と同じ年頃の男の子が挨拶してくる。
取り敢えず、榛名もかがんで挨拶を返した。
「こんばんは。獅子王榛名です。」
当然のマナーとして挨拶を返したものの、状況が全く分からない。
「あの、クリストフさん?」
「ルナちゃん。あなた、スバらしいサッカープレイヤーね。
あなたのウデ見込んで、お願いアリマス!
ジェラールにサッカー教えてあげてクダサイ!」
と、両手をついて頭を下げるクリストフ
「そ、そんな!頭を上げてください!!」
「What?コレ、ジャパニーズ・ドゲザ。もの頼むとき、ジャパニーズのみなさんこうするって聞きましタ。」
「間違ってないけどちょっと違います!そこまでしなくていいですから!」
「Oh?ジャパニーズカルチャー難しいデス。
それで、ジェラールのコトお願いできるますでショウカ?」
「お安い御用です。こちらこそよろしくお願いします。」
「Wow!ありがとうございマス!フツツカですがよろしくお願いしマス!」
こうして、榛名の新しい日常が始まった。
6話にしてようやくジェラール君を登場させられた!!長かった!!
ここから本格的に武蔵やジェラール達のお話になります。多分。
ちなみにクリストフさんはフランスの出身です。「フランス人なのになぜ英語なのか」って?きっと、「イナズマイレブン ノヴァ」の世界ではフランスは英語圏なのでしょう。そういう事にしてください…
政道君はもうちょっと丁寧に退場させてあげたかったのですが…、文章力と想像力と体力の限界を感じてしまったのでサラっと流してしましました。もったいなかったかなぁ。
ちなみに、政道君はここいらでしばらくお休みです。また登場するかも知れないし、自然消滅かも知れません。それは今後のお楽しみということで…
それではまた、次のお話で