名前:八重崎 大和 (やえざき やまと)
愛称:-
年齢:4歳
身長:98cm
体重:14㎏
好きな物:ハンバーグ、長門、武蔵、榛名(、ジェラール)
嫌いな物:怖い話、よく揺れる乗り物
「4,5…6!
すごい!もう6回」も出来るようになっちゃった!」
引き続き、リフティングの練習に励むジェラール。
飲み込みが早いのか、初日でコツを掴んでしまった。
「どう?サッカー楽しめそう?」
「うん…」
空返事、何から他のことに気を取られているらしい。
彼の視線の先を見ると…
「こっちだ、こっち!」
「いくよ〜!」
「よっしゃ!ナイスボール!
大和、いくぞ!」
「うん!」
小さな先輩達は、3人でボールを蹴り合っている。
「落としちゃったら負けゲーム」と称し、サッカーボールを地面に落とさないようにパスを回し続ける遊びをしていた。
トラップ技術とボールコントロール、パスの精度を同時に磨こうとしているらしい。4歳児にしてはなかなかにハイレベルな遊びをしていらっしゃる。
「……」
少し、プレッシャーを感じてしまっているのか、無口になるジェラール
「あの3人は私から見ても化け物かも…。
私があの子達くらいの時はあんなの出来なかったし、多分…。」
すかさずフォローを入れるが…
「……1,2…」
ジェラールはリフティングの練習を再開した。
榛名は、「彼の負けん気を侮っていたようだ」と反省した。
その時、
「うわぁ!」
「大丈夫、大和⁉︎」
「あちゃー、ドロドロだ…」
どうやら、ハプニングらしい。
ボールを追いかけていた大和が、 水たまりで滑って転んでしまったようだった。
辺りを見ると、日が落ちてきていた。
「潮時かな。ジェラール君、今日はここでおしまいにしようか。」
「え?はい…」
少しつまらなさそうだ。
裏を返せば、それだけ夢中になってくれたらしい。実に喜ばしいことだ。
少し離れていた3人にも招集をかけ、帰る支度をさせる。
「それじゃ、ワタシたちはここでオイトマしますネ」
とジェラールと手を繋いで帰ろうとするクリストフ。
朝から夕方まで私たちの練習に付き合ってくれたうえ、お昼の用意もしてくれた。
よくできたお父さんだ。と改めて感心する。
「お付き合い頂きありがとうございました、お気をつけて。
また今度ね、ジェラール君」
「ありがと、ルナ姉ちゃん!」
「(…クリストフさんのがうつっている)
あの、クリストフさん?そういえば、そのルナっていうのは…?」
「んー?ルナ、あなたのファーストネームじゃなかったですカ?
シシオウハ・ルナでしょウ?」
待て、切るところが違う
「ししおう・はるな です!」
「Oh!シシオウ・ハルナ!ファーストネームはハルナでしたカ!
シツレイいたしてましタネ!嫌でしたカ?」
どうやら、気を使わせてしまったらしい。
もともと悪気はないうえに、何かと気を遣ってくれる。
これだから憎めない。
「いえ、好きに呼んでいただいてもいいですよ。
一応、本当の名前を知って欲しかっただけで…」
「よかったデス!ルナちゃん、コンゴともよろしくデス!」
固い握手を交わし、お互いに帰路に着く。
取り替えず、大和は服がドロドロのまま家に帰すわけにはいかないので、獅子王家の風呂と洗濯をかすことにした。
第7話、連投です
クリストフさんは貴重なネームド大人枠なのでなるべく株を上げておきたいですね。個人的な話ですが、以前やった某18禁ゲーに登場したサイコ神父のせいで「クリストフ」という名前だけで既に胡散臭く感じでしまう自分がいます。分かる人には分かるかも…。
ここからしばらくは4人の子供達がどんどん絆を深めていく感じになります。
で、良きところでプロローグのあの場面に移るのでしょう。
それではまた、次のお話で