白き英雄譚   作:ラトソル

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アストレア・レコード
プロローグ&設定


 冒険者。それは、下界に娯楽を求めて降りてきた神々によって下界に住まう人々に恩恵を与えられた存在。恩恵を与えられた者とそうでない者には、決して超えることの出来ない壁がある。彼らはダンジョンに潜り、経験と偉業を成すことにより、自らの器を昇華させてきた。

 

 神々が下界に降りるよりも遥かに昔、恩恵などない時代。古代の人々は、神の恩恵無しで、モンスターと渡り合っていた。その中でも、歴史に名を残す。いや、神々が認める偉業を成した者たちは、【英雄】と呼ばれた。

 

 ───世界は英雄を欲している。

 

 下界の悲願である三大クエスト。当時最強であった【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】により、リヴァイアサンとベヒーモスは倒れた。誰もがゼウスとヘラのファミリアが【英雄】だと。三大クエストを達成すると、信じて疑わなかった。

 

 しかし、両ファミリアは黒龍の前に倒れた。

 

 ───世界は英雄を欲している。

 

 二大ファミリアが倒れた後。数多の英雄候補達が名乗りを上げ、偉業を成し、戦い、敗れ、勝利してきた。

 

 そんな中、一人の少年がオラリオの地を踏んだ。

 

 才能に溢れている訳でもない。性格を見るならば、冒険者になんて向いていない。数十のファミリアの門を叩いては振り落とされの繰り返し。誰も彼を見ていなかった。

 

 そんな中、彼は一柱の女神に出会った。

 

 その女神に恩恵を授かった彼は、日々ダンジョンに向かった。最初はゴブリンを倒すのにも苦戦するようなルーキー。スキルや魔法もない、極々平凡な冒険者だった。

 

 そんな中で、彼は憧景を見た。

 

 彼は頂の高さを知った。彼は自分がどれほど楽観視していたのかを身をもって知った。【英雄】を目指しておきながら何もしてこなかった自分に腹を立てた。他の冒険者には、雑魚だなんて罵られた。それでも、それでも。

 

 ───それでも彼は、【英雄】に憧れた。

 

 世界最速でランクアップを果たし。レベルが上の相手に勝利し。自らの好敵手との死闘、深層での怪物との戦い。

 時には、美の女神に見初められ、試練を乗り越え。

 

 そして彼は、オラリオ最強を倒した。

 

 もう彼のことを罵る人なんて存在しない。人も、神々も、彼の行動を目で追うようになっていた。

 

 そして人々は、神々は彼を。──ベル・クラネルを、【英雄】と。彼こそが最後の英雄であると認めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ベル・クラネル

英雄(アルゴノゥト)

 Lv7

 

 魔法

【ファイアボルト】

 

【■■■■】

 詠唱「■■■■」

 

 スキルはそのまま

 

 フレイヤ・ファミリアとの戦争遊戯において、オッタルを打倒した。それにより、ステイタスはカンストし、即時Lv6へ。また、レベルが2つ上の相手を倒した功績は大きく、レベルが上がった後も、その偉業は認められ、後はステイタスを上げるのみだった。

 フレイヤ・ファミリアとの戦いの後、夢の中でメーテリアなどに出会う。その中でアルフィアとも出会う。本人はその夢を覚えていないが、魂に刻まれていたのか、魔法が発現する。

 Lv7へと上がるまでにまだ冒険者歴一年未満のバケモン。

 寝て起きたら暗黒期にいてびっくり。




黒子のバスケの方の続きが全く思い浮かばず前から描きたかったダンまちの設定だけ描きました。黒子のバスケも執筆中なのでお待ちください!
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