”勝利”の先を得るために、彼女は剣を手に取った   作:第37番型眼鏡

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#7 (けん)vs(けん)

 剣と拳。戦闘において両者がぶつかった時、どちらの方が有利であるかなど論ずるまでも無い議題だろう。

 

 剣とは無機質な武器であり、リーチがあり、また自らの肉体で無いからこそ無茶な扱い方もできる。

 翻って拳はどうだ。武器でありながら有機的であり、リーチは無いに等しく、迂闊に振るえば自らに傷を残すもの。とてもではないが剣と同じ土俵に立っているとは言い難い。

 故にこれは児子でも分かる愚問にすぎない。剣を相手に己が拳を信じるなど愚者のやること、戦う前から結果など見え透いた勝負にしかならないのだ。

 

 だとすれば──剣と拳が互角に戦っているこの状況は、どう説明すれば良いのだろうか?

 

「フッ──!」

「おっと、また新しい技ですか」

 

 老職人の振るう拳が少女剣士を猛追する。確かな術理の下に編まれた拳術が鋭い剣の合間をすり抜け、間合いの差などものともせずに懐へと滑り込んでいる。剣士の方は身体能力と類まれな剣技の才覚でどうにか防いでいるが、防戦気味になっている時点で道理が通らないというものだ。

 剣と拳の優位がひっくり返る。ツムギは剣を己が手足の如く扱うが、ジンの振るう拳は文字通り手足である故に動作の淀みが一切ない。そして彼の拳法は一撃の威力を重視するというより、命中率の方に重きを置いていると見抜いたものの、拳に付随する奇妙な(わざ)が厄介だった。

 

「衝撃の伝播──拡散能力? 星辰光(アステリズム)を持っていないはずなのに、とんでもない技術」

「まだまだ道半ばの不出来な拳よ。この程度で驚くような輩なぞ縊り甲斐が無い」

「ご謙遜を。ただの技術でこのようなことができるだなんて」

 

 拳を受け止めた剣に伝わる衝撃が何故か足へと伝わり炸裂した。

 ()()()()()()()()()()()と横腹を掠めさせた一撃は頭を殴りつける衝撃へと変化する。

 殴られた起点と実際に衝撃が発生する地点がまるで一致せず、本来ならばかすり傷にもならない衝撃が致命的な足止めやダメージへと変化しツムギの身体を苛んでくる。内臓や筋組織に直接損傷を与えてこないことだけが唯一の救いであり、彼が不出来と語る理由でもあるのだろうか。

 

 星を介さないまま、打ち込んだ衝撃を変幻自在に操作する拳。これこそがジン・ヘイゼルがその人生で編み上げた拳の極みに他ならない。独特の型と実質的な一撃必殺となる特性を前にすれば、剣を握ったツムギであっても攻めあぐねるのは当然だった。

 

「だが貴様、いったい何時までこちらを侮っている?」

 

 不意に、ジンが鋭い語調で疑念の言葉を投げかけた。

 同時に胸元へ迫る拳を無理やり剣の腹で弾いたツムギは一足飛びに距離を取る。それは星辰奏者(エスペラント)の身体能力に任せた超人的な行動であり、強化人間ですらないジン相手に()()()()()を押し付けてしまったと後悔し──即座にツムギは直前までの自分を恥じ入った。

 

(たわ)けめ、本気を出さずとも儂は容易に打ち勝てる相手と思ったか? 未熟者が」

星辰奏者(エスペラント)として本気で挑めばただの蹂躙にしかならない、だから身体能力の面で圧倒しすぎないように気を付けよう……ああまったく、なんて馬鹿げた考え。仰る通りにふざけてましたね」

 

 超人にあらずとも強い人間は確かに居る。その事実をツムギは痛いほどよく知っていたはずなのに、心のどこかにまだ驕りがあった。必殺たる星辰光(アステリズム)こそ使っていないが、身体能力一つ取っても常人とは大砲とピストル程の差があるのだ。故に少しでも長く磨き上げられた技を堪能し、対等の上で乗り越えるために、無意識の内に制限(セーブ)してしまっていた。

 だが、この老拳士相手にその思考は侮辱であり、油断であり、命取りに他ならない。公平に拘るあまり傲慢な押し付けを行ってしまっては本末転倒だろう。

 

 衝撃が伝播し痺れの残る片腕を振りつつ、ツムギは真摯に謝罪した。

 

「本当にごめんなさい、私から言い出しておきながらほんの少しだけ、侮りがあったことを認めます」

「ふん、いつの時代だろうと視野の狭さは若者の悪癖だろう。今更言われるまでもなく知っておるわ、故に一々謝るなよ騒々しい。それとも貴様、この程度を気に病む性根で最強を目指すなどと言っているのか? であれば今すぐその剣を折る事だ、見苦しい真似を晒さずに済むぞ」

 

 心底から呆れた調子で吐き捨てられた言葉に、ツムギはむしろ笑みを取り戻していた。何のことは無い、痛罵の裏で彼なりに気にしていないと告げてくれただけなのだ。

 むしろ、『マトモな人間が強さという狂気を追い求めるなど出来はしないし、おまえはそういう人間だろう?』と言外に訊ねてきたものだから、剣の切っ先を向けることで答えとした。

 

「今度こそ全力で行きますよ。あなたの紡いだ拳技を私の剣技が圧倒してしまっても、どうか恨まないでくださいな」

「ほざけ、若造が」

 

 吐き捨てられた言葉を合図として、今度こそツムギは本気で地を蹴り踏み込んだ。

 星辰奏者の本気の踏み込みともなれば自動車の突撃と何ら変わらない速力だ。常人はまず反応すら出来ない。数メートルの距離を瞬きの間に詰め寄り、剣を一閃──だがジンの肉体には掠りすらしなかった。

 言ってしまえば見切りにすぎない。的確に相手の動きを、呼吸を、視線を読み取り次の動作を予測し、これに沿って身体を動かすだけのこと。だが標準的な見切りも彼我の差を鑑みるなら、まごう事なき絶技と称して違いない。生物として根本から差のある超人(てきしゅ)に成功させるのがどれだけのことか、語るまでもないだろう。

 既に互いの手の内は読めている。ジン・ヘイゼルの編み上げた拳の極みは圧倒的な練度だが、ツムギもまた己が剣技が劣っているとは微塵も疑わない。だからそれぞれの長所、強みを積極的に押し付けようという動作へ移行し、結果として不可思議な状況へと変化する。

 

「なるほど、これは初めての経験です」

「──」

 

 剣と拳が交わらない。両者ともに攻撃を見切り、躱し、空を切る。あらゆるフェイントや誘導を駆使して攻撃を当てようと試みるが、それすら読み切り先の先へと身体を滑らせ当たらない。奇怪な歯車が偶然噛み合ってしまったような歪さを保ちながら戦闘は続いていた。

 もしジンの拳が衝撃伝播という特殊な性質を帯びていなければ、あるいは彼の腕が鋼のように硬ければ、間違いなくこの状況は起きなかった。互いの攻撃が実質的に必殺の性質を帯びている故の現状だった。

 

「当たらない、当てられない、この私の剣技が? どうにも腹立たしいものですね」

 

 言葉とは裏腹にツムギは愉快そうに剣を振るっている。ムラサメに産まれた天才剣士、その名をほしいままとしてきた彼女にとって剣は斬れて当然だ。どのように動けば敵を斬れるか、その最適解を理屈と直感の両面で理解しているからこそ剣閃には一つの迷いもない。

 それをこうまで避けられいなされるなど初めての経験だった。練り上げた技術が、積み重ねた歴史が、たった一人の星辰奏者でもない拳士に披露できない。

 

 腹立たしい、何としても一撃当てたい、逸る心をどうにか抑えてツムギは剣を握り続ける。

 

「──されど意識は鏡の如く、止水の如く」

 

 自己暗示のように呟いた直後、焦りを咎めるような拳が意識の外から滑り込んできた。伸びきった腕を狙った一撃、当たれば他の個所へと衝撃が拡散する。当てる前に当てられる──剣士としてのプライドがそれだけは許さなかった。

 

「ほう、足癖の悪い餓鬼よ」

 

 悪態をつきながらも珍しく感心したようなジンは、跳ね上げられたツムギの足を済んでのところで回避した。いわゆるバク宙、より正確にはサマーソルトキックと言うべきか。星辰奏者の脚力で蹴られれば決して軽傷ではすまされない。どこまでも冷静な判断であり、それ故に戦いは振り出しへと再び戻る。

 

 剣と拳の応酬、けれど噛み合わない戦いの中でジンが鋭い視線を寄越した。

 

「嘆かわしい、これだけの才覚を自ら溝へ放り込むとは。見ていて虫唾が走るわ」

「おや、まさか認めてもらえるとは驚きですね」

「儂をただ扱き下ろすだけの人間だとでも思ったか? ふん、だから貴様は浅いのだ。自他を正確に評価できない人間に科学者など務まるかよ」

 

 這うように接近したツムギの剣を跳躍で凌いだジンへ、続けざまに身体を跳ね上げたツムギの剣が迫る。下から迫る螺旋のような斬撃、これを身体の僅かな傾きを繰り返すことで拳士は危なげなく躱した。

 その間にもあくまで冷静に、ツムギの度し難さを彼は指摘していく。

 

「己の可能性の追求、そう言えば聞こえは良いがつまらぬものよ。終着点のない極点(さいきょう)なぞ徒労にすぎぬだろうに」

「……誰も彼も、酷い言い草ですよね。私はただ強さの果てに興味があって、挑めるだけの力があったというだけなのに。声を揃えて『おまえはおかしい』と言われてばかり」

「だろうな。現実と空想の区別がつかない人間なぞ見下げられるのが道理だとも。なまじ空想を現実にできてしまうと、勘違いするだけの力があるから性質が悪い」

 

 語りながらジンは淡々と鋭い剣筋を躱していく。相変わらず神がかった先読みと見切りのなせる業、けれど彼の額にはほんの僅かに冷や汗のようなものが浮いていた。

 そのあり得ないような事実を裏付けるように、少しずつ、彼の身体に赤い線が刻まれ始める。剣の包囲網がゆっくりと着実に狭まり、老拳士を捉え始めたのだ。

 

「ま、子供じみているのは認めますけどね」、戦いに相応しくない朗らかさで少女は笑う。

 

「ですが、ならば一つ言わせてもらうならば。あなたも私と同類でしょう? こんな冗談じみた拳法を編み出し極めている時点で、私とは毛色の違う最強を──自らの思い描く最強(りそう)を体現しようと足掻いている。このように」

 

 太刀筋が明らかに変わった。それまでの鋭く速い剣筋から、あたかも刀身が曲がったと錯覚するような軌跡を描き出す。ツムギの修めた剣術ではない。では誰の技術(わざ)かと言えば、そんなものは明らかだ。変幻自在の動作はジンの拳術を参考に編み上げられたものであり、つまりはこの戦闘中に即興で組み上げた『拳の極みへの対抗策』に他ならなかった。

 ジンの身体に少しずつ傷が目立ち始めた理由はこれだ。どれだけ優れた技術だろうと仕組みを理解されてしまえば対策は容易い。技の出だしを潰され、呼吸を合わせられれば手の内は筒抜けとなってしまう。基礎能力(スペック)に差がある状態で、さらに技術まで差を埋められればジンの有利は皆無に近しい。

 

 天才が長年を費やして編み上げた技術をものの短時間で模倣し昇華する──無慈悲で傲慢なその行いをツムギは特に誇ることなく、けれど淡々と自身へフィードバックしながら戦い続ける。

 

使()()()()()改めて感じました、凄まじい熱意と情熱と努力の結晶です。業を極めることの意味、これほどのものとは」

「ふん、何を知った風な口をきいている。貴様が垣間見ているものなどほんの一片にすら及ばぬわ。たかだか()()()()では儂の陰すら踏めまいて」

「盗人とはまた、気にしてることをズバズバと。ですが、だとしても勝たせてもらいますよ」

 

 その言葉が単なる驕りでない事はジンも承知している。断刃(ムラサメ)の剣技だけに留まらないツムギの吸収力は異常だ。単に模倣しているだけなら脅威にもならないところを、彼女は自身の剣技に織り交ぜることで昇華している。観察とアドリブを組み合わせた結果ジンも知らない技術が織り交ぜられ、簡単には対処させてくれないのだ。

 軽々と『使ってみて』と言われること自体、ジンからすれば耐え難い屈辱であり怒りを覚える所業である。だからこそ粉砕したい、地に伏せさせて叩きのめしたい。彼もまた努力する天才なのだから不可能ではない。しかしそうなれば今度は天賦の才以外の、後天的に付与されたスペック差が大きな壁となる。

 

「たゆまぬ修練の果て、自己の極点を目指してみたい……そんな真摯で狂った想いばかり伝わってくる技術。だからほら、あなたと私はどうやら同類のようで。素晴らしい自分になりたいか、誰からも最強と思われる人間になりたいか、その程度の違いしかない」

「ほざけよ、貴様と儂は決定的に違う」

「へぇ、それは?」

 

 噛み合わなかった剣と拳が、一方的に剣だけ噛み合い始めた。振るわれる拳の雨をすり抜け、自らの刃だけは見切りの上から着実に通していく。速く鋭く、けれど流れるように変化する刃は無謬のもので、この戦いの間に組み上げた戦法とはとても思えない。猫が虎に勝てぬように、当たり前の結論としてジンは敗北へと誘われていくが──それが一体どうしたという?

 

 この程度で偏屈な老技師がブレることなどあり得ない。

 

「強さとは結局、己の中で定義し貫くより他に無い。だというのに"勝利"という他者へ依存する概念に縋る姿のどこに、最強の要素があるという? 最初から矛盾しているのだよ貴様は、他者なくして最強は無く、しかし最強を目指すには他者を鏖殺しなければ始まらない」

「……的外れな指摘ですね、私は私を納得させるために剣を握っている。他者への依存? なんですかそれ?」

「ふん、いつまで己を偽れるものか。なぁ、敢えて不利を背負ってまで公平さを求めた理由を考えてもみろ。つまるところ貴様は他者に認めさせたいのよ。相手を蹴散らし(うそぶ)きながらも他者からの評を求める、これを指して滑稽以外の何と言えばいい」

 

 儂は違うと嘲りながらジンは傷だらけの腕を振るう。

 

「証明したいのは己が理論であり、その極点。他者の評価なぞどうでもいいしくだらない。こうして拳を交えてよく理解したとも、どうにも儂と貴様はよく似ているようで根本から違っている。苛立たしいな、疾く失せろ」

 

 最強とは他者に勝利した上で成り立つ概念であり、故に他者が居なければ始まらない──それも一つの道理だろう。孤高の頂に昇りつめるために他者を必要とする矛盾も分かっている。何より、彼の言葉は間違いなくツムギにとっての核心を突いていた。

 

「それでも、私は勝つ。この渇望だけは止められないし止める気もない」

 

 滑稽と言われたことには腹が立つが、そもそも目指すことから荒唐無稽なのを思えば取り立てて怒るほどでもない。

 何よりだ。

 相手にどれだけ痛烈な言葉を浴びせかけられようと、ツムギにとって些細なことにすぎない。

 だってほら、勝者が敗者の言葉に心を痛めるなんて馬鹿らしいでしょう?

 

「好きに嗤い、好きに(なじ)って構わないですよ。最後に"勝つ"のはこの私なのだから」

「やってみろ!」

 

 気迫と共に拳と剣の応酬が繰り広げられる。だが優勢は依然としてツムギの方、ジンの技術を吸い込んだ彼女の剣はどこまでも無慈悲にスペック差を押し広げて憚らない。曲がり──突き──躱して──斬って、魔拳と魔剣は共に技術として究極まで磨き上げられていながら、それでも一方的な展開が覆ることはなかった。

 幾度となく剣と拳が放たれ、けれど中空で激突することはついぞなく。頬を掠めた拳の風圧でツムギの黒髪が翻り、それすら目くらましとして体勢を低くする。素早い動作、ジンの目をもってしても一瞬だけ見失う。

 

「やはり超人とは面白くないですね、あなた程の人との競り合いが色褪せてしまうから。そうは思いませんか?」

 

 そして、ツムギの剣が足元から一直線に伸び上がり、ジン・ヘイゼルの喉元へ突き付けられた。これが本当の殺し合いであれば間違いなく喉笛を貫く位置取り、完全なる王手だった。

 

「さて、儂に問われたところで返す答えなどあるものか。星に選ばれたのだから、精々踏ん反り返っていればいい。いずれその傲慢さを刈り取る者が貴様の前に現れるだろうよ」

「残念、それは私の趣味ではありませんのでご遠慮願います」

 

 数秒、互いにその姿勢のまま硬直する。ふっと息を吐き、先に武器を下ろしたのはツムギの方だった。剣を鞘へと納めながらジンへ頭を下げる。

 

「良い勝負でした、お付き合いいただきありがとうございます。拳の極み、存分に堪能させてもらいましたとも」

「……まったく、やはり苛立とうがどうだろうが、貴様との戦いなどするべきではなかったわい。余計に腹立ちが燻るばかりだ」

 

 やれやれと肩をすくめた老拳士は、既に技師としての顔になっていた。本当にこれ以上戦うつもりは毛頭無いらしい。

 

「衝撃の拡散、それによる敵手の行動制限、体捌きに拳術まで諸々……私が持っていない技術ばかり、学ぶところは多かったです」

「ふん、この程度の戦いで大きく言いよる。聞かせてくれよ双頭剣(オルトロス)、もし儂が星辰奏者(エスペラント)として再戦を挑んだら、貴様はどうする?」

 

 その問いにツムギはさも当然といった風に「戦いますよ」と即答した。

 

「戦って勝つし、強くなったあなたの技術をさらに学ぶ。もし負けたら、今度は私が鍛え直してリベンジする。それだけのことでしょう」

「ならば負けた儂が……いや、貴様に負けたすべての者が何度となく挑んできたらどうするつもりだ? そのすべてに勝つまで戦いを繰り返すか」

「そのつもりですが、何か?」

 

 やはりさも当然と言わん顔で答えたツムギへ、ジンは心底から呆れた視線を向ける。

 

「よく理解したとも、やはり貴様には終着点が微塵もない。かような剣士がこの様とは、哀れすら催すわ」

 

 言い残してジンは足早に去っていった。残されたツムギは一つ息を吐き、薄く笑う。

 

「私とて簡単には強さの頂きに手を掛けられるとは思ってない。終わりのない戦いなら、剣士として望むところよ」

 

 愛剣の柄に手を掛ける。自分で調律を施した剣は普段より少しばかり振り心地は悪くて、けれども握りやすさはとても良かった。

 今後も奏鋼調律師としての仕事は続けていこう。胸の中で一つ呟き、ツムギは先の感覚を思い出しつつ剣を振り出すのだった。




この頃のジン爺さんはまだアスラを作成してなかったので野望に燃えてた頃かなーと思いながら書きました。
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