ブラッドハウンド   作:アイン・クロニクル

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カインが変わってしまった出来事がおきます


銃弾と悪意

 

 

警察から軍に異動後俺は基地に向かいISがある格納庫に行くとそこには改修された自身の機体があった。

 

「コイツが新しい姿の相棒か」

 

カインの目の前にある機体は警察でカインが使っていたジム・スナイパーIIに新型のバイザーを装備し新型のライフルを装備させ白と青から黒一色になり肩に部隊名シャドウズを日本語にした【影】の刻印がされた機体だった。

 

こうして俺の次なる敵は犯罪者から正規軍、反乱軍、武装テロリストへとなった。

 

 

 

 

「反乱軍め自分達の掲げる勝手な正義の為に暴れまくりやがって」

 

「カイン大尉、噂じゃ連中は国際的なテロリストと協力関係にあるそうですよ…なんて名前だったか……ファ、ファントム……「亡国企業(ファントム・タスク)」ああ、そうです亡国企業、カイン大尉知ってたんですか…」

 

「ああ、亡国企業は奪ったISを使うからな…だから俺達が派遣されたんだろ…」

 

「なるほど」

 

 

はぁ、入隊から半年俺はスピード出世で大尉になり今はシャドウズを率いて政府軍と反乱軍が戦う紛争地帯に来ていた。

 

アレックスと2人、コンビで犯罪者と戦ってた頃が懐かしく感じるな…いかんいかん、ここは戦場だ気を抜くことは死を意味する場所だ集中しなければ。

 

カインはアレックスとの楽しい日々を思いだすがすぐに気合いをいれ集中する。すると司令部から通信が入った。

 

『現在北区にて亡国企業のISを確認した、シャドウズは直ちに北区に移動し敵を撃滅せよ…』

 

「カイン了解…行くぞレナート」

 

「了解…」

 

 

俺達が北区につくと亡国企業のISが暴れていた、全身装甲で頭部にトサカのような物があるモノアイの機体だった。

 

「逃がすな行くぞ」

 

俺達が攻撃を開始すると亡国企業のISは反転し逃走しようとする。

 

「待て!」

 

俺達は逃走するISに後ろから射撃し撃ち落とそうとするが亡国企業のISは左腕に装備されたシールドで防ぎ時折マシンガンを撃って近づけさせないようにしてくる。

 

「そこだ!」

 

【!!!】

 

俺のL-9ビームライフルから発射されたビームが亡国企業のISの背部にあるプロペラントタンクに命中し誘爆しスラスターを破壊した、俺は新しいE(エネルギー)パックに交換し次の1射で動きを止めようとすると【!】上空にIS反応があり視線を向けるとなにかが俺に迫っており、俺は咄嗟にシールドでそのなにかを防いだ。

 

「!?これはスモークか」

 

そのなにかはスモーク弾でシールドに当たると白い煙が発生し俺を覆ってしまった。

 

「(目眩ましのつもりか?速くここからでなくては…)」

 

俺は煙から出て追撃しようとした時だった

 

ガン!

 

なにかが俺にぶつかった、視線を向けるとそこには先程とは少し違う亡国企業のISが至近距離にいたのだ、俺はバルカンを撃って距離を離そうとすると亡国距離のISが通信回線を開き俺に話しかけてきた。

 

「貴方カインでしょ?「なんだアンタは」時間がないから手短に言うわ、【黒い犬に気を付けなさい、敵は何処にだっているわ】じゃあ気を付けて」

 

俺に意味不明な言葉を残すとその機体は俺から離れ消えていき、煙が晴れた頃には亡国企業のISの姿は何処にもなかった。

 

「なんだったんだ…アイツは黒い犬に気を付けろ?」

 

 

カインは言葉の意味がわからないまま紛争は停戦となり亡国企業が去った為シャドウズもアメリカ本国へと戻った。

 

 

「黒い犬に気を付けろ、意味がわからないなあれから黒い犬なんて見ないしアノ機体の中にいた奴はなにを伝えたかったんだか……ターゲットが来たか今は任務に集中しなくてわな」

 

アメリカに帰ってから俺はあの言葉の意味を考えたがまったく意味がわからないまま時間が過ぎていると俺は新しい任務で狙撃することになり岩場でターゲットを待っていた。

 

現れたターゲットを確認すると俺はスコープで狙いを定め狙撃体勢にはいると予め仕掛けていた爆弾を爆破した。

 

【!!!】

 

いきなりの爆発にターゲットは慌て車に乗り込みここから走り去ろうとする、だが俺はそれを逃がさない、全速力で逃げようとする車に向けて俺はトリガーを引き発射されたビームは車に向かい車を貫通しターゲットを貫いた、車はそのまま爆発し炎上した。

 

「任務完了…」

 

ターゲットを始末し俺は撤収しようとした時だった俺は殺気を感じ脚部のスラスターを吹かし後ろに向かって飛んだその直後【!!!】ビームが俺の顔の前を通過し壁に直撃した。

 

「ビーム兵器!?ISかっ!」

 

俺はすぐさま壁に隠れEパックを交換し戦闘状態にはいった。

 

「ハイパーセンサーに反応がない…長距離狙撃か、あの時一瞬でも反応が遅れたらヤバかったな…なんで俺、今こんなにもあのスナイパーと戦いたいと思ってるんだ?……そうか!?アレックス以来のスナイパーとの戦いが楽しみで仕方ないのか…俺も狂人か?…まあ今はこの勝負に勝つことが優先だ」

 

俺はライフルを構え場所を移動し岩の隙間からスコープでスナイパーを探す。

 

「(何処にいる?………いた!)」

 

俺はスコープの光の反射を見つけトリガーに指をかけた、目標はマントで機体はわからないが動いているから本物だと決め…そして俺はトリガーを引きビームを発射した…だが、ビームは確かに目標に命中したがそれはヒモで動いていたデコイだったのだ。

 

「!?」

 

俺は急いで盾を構えたすると盾に吸い込まれるようにようにビームが命中した。

 

「やってくれる…そう来なくちゃな!」

 

俺はEパックを交換しビームが発射された場所にいるスナイパーに向けてトリガーを引いた。

 

 

「くっ…」

 

ビームはスナイパーに向かうスナイパーは瞬時に身を隠しビームを避けた、直後スナイパーの後方で轟音とともに砂煙が上がった。

 

そしてお返しとばかりにスナイパーは俺に向けビームを撃ってきた。

 

「(今のはただの準備運動だ、本番はこれからだよな!)」

 

 

 

 

あれからどのくらい経ったか、俺達は互いにビームを撃ちあうが未だ直撃はなく膠着状態に入った。

 

ISは飛行できるがここで飛べばそれは撃ってくださいと言ってるようなもんだ、だから俺達は飛ばない生身のように壁に隠れ地を這い狙撃を行う。

 

 

俺は場所を移動し僅かな隙間から狙撃しようとスコープを見ようとした瞬時だった

 

「なに!?」

 

ビームが俺の顔を横を通過した、俺はすぐさま隠れるが次の瞬間今度は実弾が俺をかすり壁に命中し燃えあがった。

 

「対IS用焼夷徹甲弾!?」

 

 

 

「特注の銃弾だ、喰らいな」

 

【!!!】【!!!】【!!!】

 

連続で発射された焼夷徹甲弾がカインを襲った、カインは炎上するなか走り銃弾を躱すだが…

 

【!!!】「ぐぁ!!!」

 

壁を貫通した焼夷徹甲弾がカインを貫き初めてまともな一撃をカインは喰らってしまった。

 

「くぅ……」

 

だが、ここで足を止めるわけにはいかないカインはすぐに走り焼夷徹甲弾がカインのいた場所に次々と撃ち込まれる。

 

 

くそ、俺は走りぬけしゃがみ込みスコープを覗くとすぐさまトリガーを引きビームを発射した。

 

「もらった」

 

奴は焼夷徹甲弾の煙でこちらは見えないはずだ、必ず当たる、そう思っただが奴はビームを首を傾け躱し移動した。

 

俺はすぐさま移動し再び岩影に身を隠した。

 

「奴め俺の動きを読んでやがった、何故バレた?…はっ!?」

 

俺は上空を見るとそこには小型のドローンが飛んでいた。俺はすぐさまバルカンを撃ちドローンを破壊した。

 

 

「たくっ、セコイことしやがって…」

 

良いかいカイン…スナイパーにとって1番重要なのはチャンスをモノにすることだよ、1番良い時まで耐えて耐えてココだというときに撃ち込む、それを忘れるんじゃないよ。

 

忘れていないさ…

 

俺はEパックを交換し俺は残りのEパックを確認し立ち上がる。

 

「まさか先に1発もらうとはな…だが、勝負はこれからだアレックスを越える前にスナイパーとして負けるわけにはいかねぇんだよ…」

 

俺はグレネードを投げ爆発させた岩壁に穴を開けた

 

 

「煙、自ら場所を教えてなんのつもりだ…」

 

私はライフルを実弾からビームに変え煙のなかに見える人影に撃った「な!?」だがそれは木やボロ布でできたカカシだった、私と同じ手を…そう考えていると向こうからビームが撃たれ私は急いで回避し場所を移動する。

 

 

そこからはまさにスナイパー同士の撃ち合いだった私の撃ったビームを奴は体を左右に傾け躱しこちらにビームを撃ち、私はビームを避け反撃すると奴もビームを躱し反撃する。

 

「はぁはぁはぁ…」

 

「はぁはぁはぁ…」

 

 

戦闘が始まり2時間が経過し両者ともに疲労が溜まり決着は刻々と近づいていた。

 

「キリがないなまったく…」

 

 

「(奴め私と互角に撃ちあうなんて化け物か…ん?アレは…フッ私の勝ちだ)ふーー!?」

 

私は照準を奴ではなく違う場所に狙いを定め呼吸を整え連続でビームを発射した。

 

ビームは奴がいる場所の上にある岩だった、ビームは岩を削りそして一斉に崩れ岩が奴を襲った。

 

「なんだ?何処を狙って…!?上か!!!」

 

岩は俺に向かって崩れてきた、躱せない…

 

 

【!!!!!】

 

岩が奴を襲った、私はスコープで奴のシールドが吹っ飛ぶのを確認した。

 

私は立ち上がり風を浴びた。勝った、私が勝者だ。その時私は見えたのだ、私を狙ってライフルを構える奴を姿を…「!?」私は即座にライフルを構え奴に向かって撃った直後、私のライフルは奴の撃ったビームによって被弾した、「くっ」私はライフルを急いで捨てたがライフルは誘爆し私は爆炎にに包まれた。

 

 

「ふぅっ危機一髪だったな、落下してくる岩に向けて仰向けでブルパップマシンガンを拡張領域から出して撃ち岩の軌道を変えれて…チャンスをモノにする…アンタを教えどおりだなアレックス」

 

カインはEパックがなくなったL-9ライフルをしまいブルパップマシンガンを装備し相手スナイパーを見たカインは我が目を疑った。

 

「(青と白のカラーリングに肩に刻まれた01と白い野犬…ホワイトディンゴのマーク間違いない俺が戦ってたのは…)くっ!?」

 

誘爆によりマントが焼け露になった姿を見てカインは驚き一か八かスナイパーに通信回線を開き叫んだ。

 

「おい!アンタ!」

 

「通信回線!?なにを…」

 

「アンタはホワイトディンゴの…アレックスなのか?俺だ!アンタの弟子でコンビだったカインだ!」

 

「カインだと!?(ホントなのか?いや私を騙す罠かも知れん…だが聞いてみるか)カインだと言うなら証明してみろ!」

 

証明だと…アレックスの秘密を言えばいいのか?ならとっておきのアレなら…

 

「アレックスは署長室に時折忍び込んで署長の酒を毒味と称してすべて飲み干している「いっ!?」さらに署長の大切なゴルフクラブを酒に酔って折った時、なにも知らない俺に握らし罪を擦り付けた「ちょっま…」さらに署長のスポーツカーが廃車同然になったのは実はアレックスが…「あああぁもうヤメローわかったわかった、お前はカインだ!十分わかった、だからもう暴露ヤメロいや止めてください!」ふぅ…」

 

「やっとわかってくれたか」

 

「カインの奴…どんだけ私の秘密を知ってるんだ?アイツを敵にまわした私が死ね…署長に減俸される…」

 

俺はアレックスに降りてこいと言い地上でおちあうことにした。

 

 

俺はブルパップマシンガンをアレックスはM100マシンガンを装備し対面する形でおちあい、俺の方から話し始めた。

 

「久しぶりだなアレックス…」

 

「そうだね…カイン」

 

「単刀直入に質問するがアレックス…アンタはなんで俺を狙ったんだ?」

 

俺の質問にアレックスは素直に答えてくれた。

 

「上から指示があったんだよ、軍の格納庫からISが奪われ犯罪に使われる…だからそのISを仕留めて奪還しろってね…なんで警察の私にやらせるのか疑問だったが奪った奴が一流のスナイパーだっていうんで引き受けたんだよ」

「なるほど…だがなアレックス、軍からISが奪われたなんて情報は聴いたことがないぞ、それにそれだったら俺だってスナイパーだ…俺に命令するのが普通だろ?」

 

「じゃあ、わざと私とアンタを戦わせたってことかい?でもなんで…」

 

「そうだな………「!?カイン散開しろ!」えっ?…はっ!?」

 

【!!!】

 

考えていると何処からか2発のミサイルが俺達に迫っていた、アレックスが叫んだおかげで当たりはしなかったがコレは第2ラウンドを意味していた。

 

「疲労してるから当たると思ったんだが…さすがといったとこか?」

 

すると上空から5機の黒い機体が降り1機だけカスタムされた機体の奴が俺達を嘲笑うかのように称賛してきた。そしてその声に俺は覚えがあった。

 

「てめえ…どうゆうつもりだ?レナート!」

 

その正体は同じシャドウズで部下だったレナートだッた。

 

「カイン隊長…いや元隊長かアンタはもう余済みになったんだよ、でもアンタは強いからな殺そうとしたらこちらの被害は予想出来ない…だからアンタの師を宛がったんだが…しくじりやがって、はぁ…まぁ丁度いい2人纏めて殺してやるよ、私達ブラックドック隊がな!」

 

 

レナートが叫ぶと近接戦を重視したジムスパルタン2機が飛び出しブルパップマシンガンを構え突っ込んできた。

 

「なるほど、亡国企業が言ってた黒い犬に気を付けろ、敵は何処にいるかわからないとはコイツらのことだったか…悪いなアレックス、巻き込んでよ」

 

 

「いいや…気にしないよ、久しぶりにお前と本気で戦えて楽しかった…そこは連中に感謝しないとな、だが命を取りにくるなら話しは別だ、殺るぞカイン?」

 

「ああ、そうだなアレックス…」

 

「なにを喋ってる!大人しく死ねや!」

 

ジムスパルタンはカインとアレックスにブルパップマシンガンを連射し多数の弾丸が2人を襲った、だが2人は弾丸をやすやすと躱した。

 

「なんで当たらないんだ!?」

 

「接近戦で仕留めろ!」

 

ジムスパルタンはブルパップマシンガンでは2人を殺せないと判断しヒートダガーを握り2人に肉薄する

 

「「死ね!!!」」

 

振り下ろされるヒートダガー、だが2人にとってその攻撃はあまりに遅すぎたのだ。

 

「死ねのはお前らだ…」

 

俺は振り下ろされるヒートダガーを指2本で挟むように受け止めると無防備なジムスパルタンの腹に膝蹴りを喰らわしヒートダガーが離れるとそのヒートダガーを掴みジムスパルタンの首元に刺しこんだ「ぐぇ」そしてそのままジムスパルタンを後ろに倒しブルパップマシンガンの銃口を額につけ容赦なく撃ち込んだ。

 

「があぁ!?ああ、あー―!!!」

 

断末魔をあげるジムスパルタンだったが30発すべてを撃ち込んだ時にはSE(シールドエネルギー)は0であり銃弾は装甲を貫通し生身の脳を破壊され絶命した。

 

アレックスの方を見るとあっちも似たようなものだった、アレックスはヒートダガーが振り下ろされる前にジムスパルタンの腕を掴み動きを止めるとジムスパルタンに頭突きをかました、そしてM100マシンガンを撃ちマニピュレーターを破壊するとアレックスはシールドの先端でジムスパルタンを殴り地面に叩きつけ、俺と同じように額に銃口をつけ撃ち絶命させた。

 

 

「は?………」

 

「嘘だろ!?」

 

「一瞬で2機が…」

 

殺られた仲間を見てブラックドック隊の奴らは動揺していた。そんな奴らに俺は

 

「おいおい、まさか死ぬ覚悟がないのに俺達に銃口を向けたのか?俺とアレックスを嘗めんじゃねぇぞ…おい!」

 

と動揺する奴らに言ってやった、するとレナート以外のジムスパルタンはスラスターを吹かし勇敢にも俺達に向かってきた。

 

「「死ね、化け物が!」」

 

凄惨な光景を見たあとで俺達に向かってくるか、案外胆はすわってるようだ……だがなそれは無謀というものだ。

 

迫る2人に俺とアレックスはバイザーを下げ内臓された精密射撃用アクティブセンサーを使いあるモノを狙い俺達はマシンガンのトリガーを引き銃弾を放った。

 

【!!!】

 

「ぎゃぁ!?」

 

「なにが?うわぁ!」

 

俺達が放った銃弾を受けたジムスパルタン2機は肩から大爆発し膝をつき動かなくなった。

 

俺達が狙ったのはジムスパルタンの左肩に装備されたむき出しのSACIOSという誘導式対ISミサイルで銃弾はミサイルを撃ち抜き爆発した。

 

俺達はすかさず動けないジムスパルタンに歩きながらマガジンを交換し先程と動揺を頭を撃ち抜き絶命させた、これで残るのはカスタムされたレナートのジムスパルタンだけとなった。

 

俺達が視線を向けるとレナートは叫びだした

 

「ふざけんなよ!お前ら、瀕死の奴らに簡単に殺されて私の経歴にキズがつくだろうが!」

 

「あ?今お前なんて言った?」

 

カインはレナートの仲間に対しての言葉に怒りがこみ上がりドスのきいた声で質問した。

 

「馬鹿みたいに突っ込んで死んだ奴らになにを言おうが私の勝手だろ?私の経歴にキズをつけやがってホントに

使えないゴミどもだ!…がぁ!?」

 

「そのうるさい口…いい加減閉じてくれ、お前の戯れ言なんて聞きたくねーんだよ…」

 

俺は遂に怒りが限界まで達しレナートに銃弾を喰らわした。そして…

 

「カイン…」

 

「大丈夫だアレックス、すぐに終わらせる」

 

俺は左手にビームサーベルを握りスラスターを吹かしレナートに迫った。

 

「いい加減に死ねよ!カイン!!!」

 

レナートは迫る俺にショートビームライフルを向けビームを放った、そのビームを俺は躱し、ブルパップマシンガンを連射しビームライフルを破壊すれとレナートは腰から2丁のハンドガンを出し俺に乱射してきた。

 

迫りくるビームの雨を俺は末端部に当たるもの以外をビームサーベルで防御し突き進む。

 

「来るな来るな…来るな!!!」

 

レナートはさらにビームを撃つが俺は止まらず、そして俺は一気に加速しレナートとの距離を詰め

 

「ひッ!?」

 

「お前みたいな外道は………人の上に立つ資格なんてない!!!」

 

「ぐえええぇ!!」

 

レナートをビームサーベルで切付け左腕を切断しレナートは断末魔を叫びながら膝から崩れた。

 

「ふぅ…」

 

「終わったなカイン…」

 

俺がひと息つくとアレックスがやってきた。

 

「これからどうするよ?」

 

「おそらく首謀者はシャドウズを作ったヤージ中将だろう、奴を問いただし軍法会議にかける、手伝ってくれるか?アレックス…」

 

「ああ手伝うよカイン、私も被害者みたいなもんだし、それに…捜査は警察の仕事だからな」

 

カインはアレックスから協力を得た時だった

 

『デストロイ!』

 

突如既に機能が停止した筈のジムスパルタンから機械的なボイスでデストロイという言葉が聞こえた。

 

「なんだ?」

 

『デストロイ!』『デストロイ!』『デストロイ!』

 

次々鳴り響くデストロイという言葉にカインは危機を察知しこの場から退こうとした時だった「ぐぅ!?」足をなにかが貫き目線を下げるとそこには切り口から血を流したレナートがビームサーベルをカインの足に刺していた。

 

「お前…」

 

「みんな、みんな終わりだ!」

 

「なにをしやがった!」

 

カインがレナートに問うとレナートは狂ったように笑いながら答えた。

 

「私達の機体には自爆システムが内臓されている、今そのシステムを機動した…これで終わりだ…私の私の勝ちだ!アッヒャヒャヒャ…」

 

「カイン!」

 

俺は笑うレナートにブルパップマシンガンを撃ち、ビームサーベルで腕を破壊しビームサーベルを引き抜くとアレックスとともにスラスターを最大限吹かし爆発範囲から待避しようとする。

 

「カイン何処まで逃げればいいんだ?」

 

「ISが爆発するからな規模はわかない、だが最低でも2キロは離れるぞ!」

 

「了解!」

 

 

2人はボロボロの機体を無理やり動かしスラスターを吹かす…だがここで悲劇が起きた。

 

スーー【!!!】

 

「なっ!?ぐあぁ!!!」

 

「カイン!?」

 

カインの右足のスラスターがレナートによって損傷した部位が爆発しカインは地面に叩きつけられてしまった。

 

「が…くそ…」

 

カインは立ち上がろうとするが疲労が溜まり身体がいうことをきかなくなっていて立ち上がれなかった。

 

「カイン!?」

 

「アレックス!俺に構わず先に行け!」

 

「馬鹿言ってんじゃないよ!」

 

アレックスは俺に肩を貸すと立ち上がり再びスラスターを吹かし飛び始めた。

 

 

「くっくっく…さあ時間だ、死ねカイン!」

 

【!!!!!】

 

タイマーが0になり5機のジムスパルタンは爆発しその衝撃波と爆炎はすごいスピードで広がっていきカイン達の側まですぐに迫っていた。

 

「くっ!?」

 

「アレックス、もういい離せ!このままじゃ2人とも巻き込まれるぞ」

 

「・・・」

 

俺はアレックスだけでも助かってほしく離せというがアレックスはなおも俺を連れ爆炎から逃げ続ける。

 

どうすればいいんだ?そう必死に考えているとアレックスは耳元で俺に言った

 

「カイン、お前は生きろ…」

 

そう言うとアレックスは俺を覆うように抱きしめそしてアレックスは爆炎と衝撃波をまともに受け身を挺して俺を守った。

 

「うわあぁ!!!」

 

「アレックス!!!」

 

 

そしてどのくらいの時間が経ったか視界が回復すると辺りは爆炎でさら地になっていた。

 

「アレックス…」

 

俺が名を呼ぶとアレックスは糸が切れた人形のように落下し始めた。

 

「!?」

 

俺は地面との激突を回避するためワイヤー付きのランチャーを装備し発射した、アンカーは岩に掛かり俺達はなんとか地面との激突を回避し俺はアレックスを優しく降ろすとすぐに機体を解除した、「!?」俺はアレックスを見るなり顔が蒼白になったアレックスは機体の破片が深々と刺さっており大量の血が流れていた。

 

「死ぬな!アレックス…」

 

俺は持ってる物で必死にアレックスを止血しようとした、だが血は止まることなく流れ続ける。

 

「ふざけんな…ふざけんな!こんなことで死なせてたまるか!アレックスはこんなとこで死んでいい人間じゃないんだ!」

 

俺は必死に叫び止血する、そうしているとアレックスは意識が回復し俺の頬に手を宛て喋りだした。

 

「カイン…もういいよ…」

 

「アレックス…お前らしくないじゃないか…いつもみたいに言えよ、私は大丈夫だ、問題ないって……「・・・」言ってくれよ、アレックス!!!」

 

俺が叫ぶとアレックスは自身が今まで言えなかったことを語り始めた。

 

「カイン…私は孤独だった、誰よりも狙撃が上手かった私は技術を高めてIS最強のスナイパーになった、だけどその結果私は敬遠され私は孤独になり寂しくつまらない日々を過ごしていた…でもお前が弟子入りしてから状況が変わった、お前のおかげで私は敬遠される前の明るい性格に戻り、同僚や町の奴らのおかげで寂しくなくなりお前を一流のスナイパーにするという目標が出来、お前との勝負のおかげでつまらないと思ってた日常が楽しくなった……カインお前のおかげだ「!?」今日お前は私に勝ち私を越えた、お前が新しい最強のスナイパーだ…最後に1つ私はお前といれて幸せ…だった…よ………」

 

 

「おい、アレックス?目を覚ませよ…おい!アレックス…目を…目を覚ませよ…」

 

 

 

「くっ!?遅かったか…」

 

カイン達の近くに謎のISが降り立ちISを解除するとその人物はカイン達に近づいていく。

 

「目を覚ませよ…アレックス…アレックス…」

 

俺はアレックスが死んだことを理解することを拒み彼女の名を呼び続けていると誰かが俺の肩に手を起き振り替えるとそこには

 

「カイン…」

 

「スコールさん?」

 

恩人であるスコール・ミューゼルの姿があった。

 

「スコールさん…俺は…俺は……!?」

 

涙を流す俺をスコールさんは抱きしめ頭を擦り始めた。

 

「カイン…今は泣きなさい…大切な人を失った時くらい泣きなさい、泣く権利は誰にだってあるんだから…」

 

「スコールさん…うっ…うう…うはあああぁぁ!!!」

 

カインは自身の感情を解放し泣いた、彼の悲痛な声は辺りに響きわたった。

 

 

 

 

 

数日後ある場所では1人の男ヤージ中将が提出された報告書を呼んで部下に電話越しに怒鳴っていた。

 

「どうゆうことだ疲弊した奴らを殺るのにブラックドック隊が全滅だと!ふざけておるのか!!!」

 

『ふざけてなどいません、我々も調査をして爆発から5機すべてが自爆したとしか…』

 

「ならカインのガキとアレックスの小娘の遺体はどうした?」

 

『見つかってないので爆発に巻き込まれたとしか…』

 

「いいか!カインの遺体だけはなんとしても探しだせこれは…ブチ、おい?もしもし…もしもし…「繋がらないですか?」ああ、そうじゃ…なっ!?お前は!?」

 

「どうも~貴方がお探しのカインのガキです…」

 

「何故お前がここに、おい衛兵!」

 

ヤージ中将は衛兵を呼ぶが一向に来る気配はなかった。

 

「・・・」

 

「何故って顔してますね…答えは簡単、俺が全員無力化しました…死んじゃいません、でもアンタは死んでもらいます…」

 

「くっ!?嘗めるな若造が!」

 

ヤージ中将は拳銃を向けようとしただが

 

カチャ

 

「あ!?………」

 

ヤージ中将が構える前にカインは銃口をヤージ中将の額に当てた。

 

「懺悔は聞かねぇ…大人しく死ね、かわいいかわいい部下のレナートと地獄でセカンドライフするんだな…」

 

 

【!!!】

 

ヤージ中将を射殺し俺は基地をあとにした

 

 

 

「アレックス…仇はとったぞ…」

 

俺は花束をアレックスの墓に供え報告を終えると立ち上がり待っていたスコールさんから質問された。

 

「カイン…貴方これからどうするの?私がいる亡国企業に来る?」

 

スコールさんの誘いを俺は断った

 

「俺は正義の為に犯罪者を狩るホワイトディンゴであり、闇から裏の住人を狩る影でもあります…立場は真逆だがやることは同じだった2つを経験したから出来る俺の新たな仕事…影から裏に潜み表を荒らす者を狩る猛犬になろうと思います。」

 

それが俺のアレックスから引き継いだIS最強のスナイパーとしての使命だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?次回はメインヒロインとメイン機体が登場しあの人物と……

鷹月さんの専用機基本装備は?

  • ジーラインスタンダードアーマー
  • ジーラインライトアーマー
  • ジーラインアサルトアーマー
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