ブラッドハウンド   作:アイン・クロニクル

4 / 7
今回いままでで一番長くなってしまった、いつもこれぐらい書いてる方々凄すぎだろと痛感する主です。

今回やっと主役機とヒロインが登場だ


血塗れの猟犬と少女

 

 

「くそっ!なんとしても探しだせ犯人はまだ近くにいる筈だ!!!」

 

「「了解!」」

 

「くっ…」

 

私の名はラウラボーデヴィッヒ、ドイツ軍IS特殊部隊【シュヴァルツェ・ハーゼ】で隊長をしており最新鋭の第3世代ISシュヴァルツァレーゲンを任せられている、私は部下達と共に要人の警護をしていたが突如何処からかビームが発射され要人が暗殺されてしまった、私達はすぐに犯人の追撃に移り今に至る。

 

 

私は市街地を抜け森林地帯の捜索を開始した時だった

 

「何処だ、何処にいるんだ…はっ!?」

 

私は危険を察知し機体を傾けその横をビームが通過した、私はハイパーセンサーを使い犯人の居場所を特定する…いた!奴か…私は犯人の姿を目視した。

 

「あの機体…アメリカのジムスナイパーIIか始めて戦う機体だが、所詮第2世代の量産機だ…私のシュヴァルツァ・レーゲンの敵ではない」

 

 

私は発射されたビームを避ながら近づきレールガンを放った、電磁力と火薬で加速した砲弾は空を裂き突き進み奴のいる場所に直撃し黒煙をあげた。

 

だが仕留めきれず奴は黒煙から脱出し地上に降りた。私はすかさず右腕からプラズマブレードを出しジムスナイパーIIに斬りかかった。

 

「接近戦なら!」

 

振り下ろしたプラズマブレードをジムスナイパーIIはライフルで受け止めた、私はスラスターを吹かし力ずくで押そうとした、だがジムスナイパーIIはびくともしなかった。

 

「軽量タイプだというのにこのパワーは!?」

 

しばらくこの状態が続いていると動いたのはジムスナイパーIIだった、奴はライフルを捨て距離を取ると脚部のホルスターから2丁のハンドガンを抜き私に向けて乱射してきた。多数のビームの銃弾が来るなか私は避けず受けながら1歩1歩、奴に近づいていく。

 

「この程度の力では私のシュヴァルツァ・レーゲンにキズ1つ………ぐあぁ!…なんだ!?」

 

私はわけがわからなかった、大したダメージは受けていないのに突如両足と右腕、レールガン、スラスターが爆発し私は後ろから地面に倒れた。

 

「ぐっ……はっ!?」

 

立ち上がれない私にジムスナイパーIIは近づき、わたしに2丁のハンドガンを向け

 

「終わりだ…」

 

そう言い放ち奴はハンドガンを乱射し多数の銃弾を受け私は気絶した。それから私は仲間達に発見され病院送りになり、犯人である奴を取り逃がしてしまった。

 

くっ…次に会った時は必ず仕留めてやる…

 

 

 

 

俺はカイン・ラクナード…アレックスを失った俺は中将など関係者すべてを処理したあと一時的にスコールさんが所属する亡国企業に身を潜めた。その間俺は外道を狩る為の新しい力を技術者達に協力してもらい1ヶ月後完成した。

 

ジムスナイパーK9-ジムスナイパーIIを母体に基地から奪ったパーツやアレックスの機体のパーツを使い、亡国企業から提供されたアルモノを搭載した3代目のジムスナイパーだ。

 

俺はK9に慣れると行動を開始した、亡国企業を経由して俺の元には様々な依頼がきた、それは外道を殺してくれという内容ばかりだった、俺は依頼を受けるとターゲットの調査をし外道だとわかるとすぐさまターゲットを狙撃し命を刈り取った、俺がやってることは一般的には大罪だろう…だが誰かがやらねばいけない、その考えが俺を動かした。

 

 

 

「あら、お帰りなさいカイン…案外早かったのね」

 

俺はホテルに戻ると協力してくれたスコールに出迎えられた。

 

「ああ、ターゲットはすぐに殺ったが護衛に着いてた奴らに追い回された…たしか銀髪眼帯のチビだったよ」

 

「銀髪眼帯…!それは多分シュヴァルツェ・ハーゼねドイツ軍のIS特殊部隊よ…銀髪なのは隊長のラウラ・ボーデヴィッヒね第3世代の専用機持ちよ」

 

「元同業者か、威勢はよかったが俺のタイムストップ作戦で簡単に沈黙したぞ」

 

俺の言葉にスコールは苦笑いしかつて自分もそのタイムストップ作戦によってひどいめにあったなと同じ被害者?であるラウラを祈った。

 

「ん!っ…それじゃ悪いけどカイン、次の依頼よ」

 

俺はスコールから資料を手渡され場所とターゲットを確認した。

 

数日後カインの姿はロシアの首都モスクワにあり、カインは着いて早々ターゲットを狙撃するため場所を探す為モスクワ市街を探索していた。

 

市街を探索して数十分が経ち、いくつか狙撃場所の候補を見つけた頃カインは裏路地から悲鳴のような声がし裏路地に入り柱の影から覗くとそこには…

 

「いや!止めてください、誰か!誰か助けて!きゃっ」

 

「おとなしくしろ、怪我をしたくなかったら俺達とくるんだ!」

 

「騒いだって誰もきやしないぞ…」

 

1人の日本人とおもしきショートヘアーの少女が現地のゴロツキ達に羽交い締めにされ何処かに連れ去られようとしていた。

 

本来なら余計な面倒ごとは回避するのが得策だが俺はこれでも元警察に身を置いていた人間だ見過ごすことは出来ず俺は少女を助けることにした。

 

「お前らなにやってんだ?」

 

「あ!?」

 

俺が声をかけるとゴロツキ達は俺に殺意のある目を向けてきた。

 

所詮は街のゴロツキの殺意…寝起きのアレックスの方がよっぽどおっかないな

 

「お前ら、その子をどうするつもりだ?」

 

俺が質問するとゴロツキどもはニヤリと笑み浮かべ口を開いた。

 

「コイツはな日本のいいとこのお嬢ちゃんなんだよ、だからな拐って脅せば金がたんまり手に入るんだよ」

 

ゴロツキどもの話を聞いた俺はため息を吐き、少女の解放に動きだした。俺はゴロツキどもに近づき1人が俺の肩に手を置いた瞬間…

 

「ぎゃあ!?」

 

「「なに!?」」

 

俺は大柄なゴロツキの足を蹴りあげ奴の肩を掴み空中で一回転させ頭を地面に叩きつけ気絶させた。

 

「警告する、今すぐその子を離せ…でないとお前らもこうなるぞ」

 

俺の言葉にゴロツキどもは一瞬怯えたがすぐに俺に殴りかかってきた。

 

「うおぉ!」

 

声をあげなから殴りかかるゴロツキを俺はパンチを躱すとそのまま奴の顎に掌底を喰らわし1発で無力化した

 

最後に残ったゴロツキは少女を離すと仲間を置いて逃げて行き俺は少女に寄り添った。

 

「君大丈夫?」

 

俺の言葉に少女は「はい、大丈夫です」と答えた、さいわい少女は怪我などはないようで俺は安心した。

 

「助けてくれてありがとうございます…私、鷹月静寐と言います…貴方は日本の人ですか?」

 

「ああ、そうだよ俺の名前はカイン・ラクナード…日本人ぽくない名前だけど日本人だ…」

 

お互いの自己紹介を終えると俺は何故ゴロツキどもに狙われたのかを少女、鷹月静寐に聞いた。鷹月さんは親の仕事の付き添いでロシアに来て、街を探索していたらゴロツキどもに連れ込まれ誘拐されそうになっていたということを聞いた。

 

俺は話を聞き鷹月さんをホテルまで送ろうとした時だった、【!!!】銃声が鳴り視線を向けるとそこには先程逃げたゴロツキが武装して仲間を連れ戻ってきた。

 

「さっきはよくも仲間をやってくれそうだな…」

 

リーダーとおもしき男が銃を構えながら近づき、俺は鷹月さんを後ろに隠し拳を構えると鉄パイプを持ったゴロツキ2名が向かってきた。

 

「ふんっ!」

 

俺は鉄パイプを振り下ろしたゴロツキの鉄パイプを掴みバランスが崩れた瞬間、ゴロツキの顔面に容赦なく拳を喰らわし無力化した。

 

だがゴロツキはターゲットを俺ではなく鷹月さんに変更して鷹月さんに襲いかかる、まずい!?俺は鷹月さんはもとに行こうとした瞬間だった

 

「はーいそこまで…」

 

上空から1人の少女が現れ手にはランスを持っていた、ゴロツキはその少女に殴りかかろうとするが少女はランスを地面に突き刺し大きなヒビを作った、「・・・」その一撃で少女がIS使いだとわかりビビるゴロツキに少女は

 

「これ以上ここで騒ぎを起こすなら…私が直接相手をしてあげるわ、私のISの力、体験したいでしょ?」

 

笑顔に浮かべながらうっすら見える少女の赤い瞳と言葉にゴロツキ達は震え上がり我先にと散っていった。

 

「(コイツはなんだ?わかるぞ…コイツは普通じゃない)」

 

俺は目の前の少女に警戒していると鷹月さんが走りだし目の前の少女に駆け寄った。

 

「楯無さん!ありがとうございます、お掛けで助かりまし」

 

「静寐ちゃん!?久しぶりね、ロシアに来るんなら一言言ってよお姉さんがいつでも案内してあげるのに…」

 

どうやら2人は知り合いのようで仲良さげに話すなか俺は鷹月さんが言った少女の名前に危機感を感じた。

 

「(楯無…なるほど、コイツが現ロシア国家代表で日本の暗部更識家の当主か)」

 

 

俺が警戒していると更識が俺に視線を向けた。

 

「静寐ちゃん、この人は誰?静寐ちゃんの恋人?」

 

「ちっ違いますよ!?楯無さん…この人はカイン・ラクナード君、私が不良達に誘拐されそうになっていたのを助けてくれたの」

 

「なるほど…」

 

更識は俺を観察すると近づき俺に頭を下げてお礼を言った。

 

「ありがとうねラクナード君、君がいなかったら静寐ちゃんはひどい目にあってたかも知れなかった友人としてお礼を言うわ」

 

頭を下げお礼を言う更識に俺は「気にするな」と言い去ろうとすると鷹月さんに腕を掴まれた。

 

「鷹月さん?」

 

「ラクナード君、あの出来れば私の護衛をしてもらってもいいかな?」

 

「はい?」

 

突然の鷹月さんの発言に俺が首を傾げるなか鷹月は説明してくれた、内容は日本に帰るまでの数日外に行く時に同行して欲しいということだった、俺は最初断ろうとしたがターゲットに更識が護衛していると厄介な為情報が手に入りやすい鷹月さんの側なら更識に邪魔されずに仕事が出来るとふみ鷹月さんの護衛を承諾した。

 

 

俺が鷹月さんの護衛についてから2日、俺は鷹月さんを狙おうとする奴らを鷹月さんにバレないように処理しターゲット狙撃の日を向かえた。

 

鷹月さんをホテルに送ると俺はターゲットを狙撃するため見つけたばかりのマンションの屋上でISを展開しスナイパーライフルを構えた。スコープを覗くとそこにはターゲットの男の姿が映り俺はトリガーに指をかけバイザーが下がりセンサーがターゲットを捉えると俺はトリガーを聞いた引いた。

 

「ぎやぁ!?」

 

発射されたビームがターゲットを貫き死亡を確認し撤収しようとした時だった。

 

「!?」

 

俺に向かって水の矢が降り注いだ。

 

俺はなんとか水の矢を避けると俺の目の前にISを纏った更識楯無が現れた。

 

 

「やっと見つけたわブラッドハウンド…ドイツの次はロシアかもと思って警戒してて正解だったわね、それじゃ血塗られた犬ちゃんおとなしく捕まってくれないかしら…安心して命までは取らないわ、ただぶた箱に放り込むだけだから…」

 

笑顔で物騒なことを言う更識に俺は「おとなしく捕まるならこんなことやってねーよ」と言い更識は「もう、仕方ないな」と苦言を吐きランスを構え向かってきた。

 

更識の高速の突きに俺は左腕にコマンドシールドを拡張領域から取り出し防ぎ距離を取り6連装のミサイルランチャーを取り出し全弾更識に向けて発射した。

 

「そんなモノで私は倒れないわ!」

 

更識は蒼流旋に内臓されたガトリングガンで弾幕を張り迫り来るミサイルを迎撃した。

 

 

「ちっ(厄介な奴だ)」

 

俺はランチャーを捨てブルパップマシンガンを取り出し更識に撃つが更識は銃弾を蒼流旋で弾きながら近づき水を纏った蒼流旋で突き刺した。

 

「やるじゃない」

 

「お前こそな…」

 

俺は更識が蒼流旋を突いた瞬間肩からヒートナイフを

取り出し蒼流旋を防ぎ、同時にヒートナイフから発する高熱が更識が蒼流旋に纏わせた水を蒸発させ更識の次の動きを封じた。

 

 

「貴方、そんなにも良い腕してるに勿体ないわね…どうかしら?私が雇ってあげてもいいけど…」

 

「寝言は寝て言え更識…俺は止まらない、止めるわけに行かないんだよ…」

 

「残念ね…なら仕方ないけどここで引導を渡すわ!」

 

更識は蒼流旋を構え、俺もヒートナイフとハンドガンを構えぶつかろうとした時だった…

 

『えっとラグナード君…今大丈夫かな?』

 

「!?」

 

「今の声は静寐ちゃん?ラグナードって貴方まさか!?」

 

鷹月静寐から連絡がはいってしまいカインは自身の正体を更識に知られてしまった。

 

「(こんな時、くそ俺としたことが万が一の為にしていたことが裏目に出たか…)更識、この勝負は止めだ退かせてもらう」

 

 

「まっ待ちなさい!」

 

更識の制止を無視し俺は暗闇の中へと逃げていった。

 

「カイン・ラグナード君がブラッドハウンド…虚ちゃん聞こえる?やって欲しいことがあるんだけど」

 

 

 

更識を振り切った俺はその足で鷹月さんのいるホテルに向かった、ホテルに着き部屋のドアをノックすると鷹月さんが現れ俺は鷹月さんに護衛は急遽出来なくなったと伝え立ち去ろうとし鷹月さんは慌てて理由を聞こうとした時だった。

 

「動かないで…」

 

俺の目の前に更識が現れ隣には眼鏡をかけた少女がおり俺に銃を向けていた。

 

「まさか静寐ちゃんのとこに戻ってるなんてね…人質にでもするつもりだったのかしら?」

 

更識の質問に俺は口を開き言った。

 

「そんなつもりはない、俺は関係ない奴を巻き込んだりはしない…戻ってきたのは1度受けた依頼は破棄する場合は顔を見て言うのが俺のポリシーだからだ」

 

「あらそう…契約をちゃんとしようとするのは感心したわ、でもそのせいで貴方はもう逃げれないわ私が指示を出せばロシア警察が貴方を捕らえるわ…勿論私も…もうおとなしく捕まりなさいブラッドハウンド…」

 

「ブラッドハウンド?ラグナード君がじゃあ例のスナイパーってこと?」

 

「・・・」

 

 

俺は彼女になにも言えなかった。

 

「じゃあおとなしく捕まって「待て更識」ん?」

 

「彼女の着けてる腕輪は見えるか?」

 

カインが指さした場所を見ると静寐の腕には確かに銀色の腕輪がされていた。

 

「これがどうしたの?」

 

「それは俺が万が一の為に着けておいた物で中には爆薬が詰まっている、もう意味はわかるだろう?」

 

「「!?」」

 

「これが爆弾!?」

 

状況を理解し唇を噛む更識達と爆弾だとわかりとろうとする静寐、そんな3人を見ながらカインは更識に口を開く。

 

「それでよ更識、俺と勝負しないか?」

 

「勝負?」

 

「この近くに今は人がいないゴーストタウンがある、そこで2時間後俺とIS勝負をする…戦闘開始は日付が変わった直後、それで俺が勝ったら今回は見逃す、負けたらお前らの好きなようにしな…鷹月さんの爆弾はどっちの結果になっても解除する…どうだ更識」

 

カインの提案に楯無は考える。

 

「(やられた…主導権を握っていると思ったら逆にとられていたなんて……彼の提案は悪くはない…私が勝っても負けても静寐ちゃんは助かる…乗るしかないわね)いいわ、貴方の提案乗ってあげるわ、もう1度確認するけど静寐ちゃんには絶対危害は加えないのね…」

 

「ああ、お前が俺との約束を破らない限り俺は鷹月さんに危害は加えない」

 

「わかったわ、それじゃ2時間また会いましょう…」

 

そう言い残し楯無は虚と共にカインの前から姿を消した。

 

「はあぁ………すまなかったな鷹月さん…」

 

俺は振り向き爆弾がついた腕輪を触る鷹月に声をかけた、彼女は一瞬ビクッとしその場にへたりこんだ、俺は鷹月さんに近づき手をかし立たせると部屋の中に彼女を入れドアを閉めると彼女に頭を下げた。

 

「すまない…鷹月さん、こんなことに巻き込んでしまって」

 

「えっえっと……」

 

突然の謝罪に静寐は困惑するなかカインは説明した。

 

「さっき言った君の腕輪に爆弾が仕掛けられているというのは嘘だ…なんとかこちらの要件を飲んでもらう為に利用させてもらった、怖い思いをさせて申し訳ない」

 

「ラグナード君…」

 

「俺は今から更識と戦う為ゴーストタウンに行く、君は解放するただことが終わるまでは黙っていてほしい、身勝手なのはわかっているが頼む鷹月さん…」

 

俺の頼みに鷹月さんは「うん、わかった」と承諾してもらい俺は「ありがとう」とお礼すると荷物を持ち部屋から出ようとし最後に鷹月さんに言葉を残した

 

 

「鷹月さん、今回のことは忘れてくれ…俺を覚えていたって君に良いことはない、ただつらいだけだ…短い間だったが鷹月さんの護衛は久しぶりに楽しかったよ…」

 

そう言い残し俺は更識との戦いの為ゴーストタウンに向かった。

 

 

 

カインが去ってから1時間と少し、あともう少しでカインと楯無2人の戦いが始まろうとするなか、静寐はあることを決め部屋を出るとあるとこに向かった。

 

 

 

「お嬢様、聞こえますか?」

 

『聞こえるわ虚ちゃん…それじゃあオペレーターお願いね』

 

「はい、おまかせください「すいません」ん?鷹月様!?なんでここに、カイン・ラグナードに拘束されていたんじゃ」

 

虚の問いに静寐は口を閉じたまま近づき楯無に話しかけた。

 

「あの…楯無さん『どうしたの?静寐ちゃん』私も2人の戦いを見てもいいですか…」

 

『静寐ちゃん…今から私達がやるのは試合じゃない殺しあいよ…それでも良いのね…』

 

静寐の言葉を聞き真剣な表情と口調で話す楯無に静寐は

 

「はい、わかっています…確かに怖いですけど私は見ないといけないと思っています、だからお願いします!」

 

頭を下げる静寐に楯無は生半可でこんなことは言えないと理解し

 

『仕方ないわね…いいわ静寐ちゃん、虚ちゃんとそこから見なさい』

 

と言い、虚はなにか言おうとしたが画面越しの楯無の目を見て言っても無駄だとさとり楯無に頷いた。

 

 

 

私はゴーストタウンの近くで時間が来るのを待っていた。雨は多少降ってるが空は静かでまるで嵐の前の静けさといった感じであった。

 

『お嬢様時間です』

 

「ええわかってる、それじゃ行くわ」

 

私はミステリアス・レイディを展開し蒼流旋と試作武器のアクアライフルを持ちゴーストタウンに入る。

 

「更識楯無…ミステリアス・レイディ行くわ!」

 

 

私はスラスターを吹かし建物で姿を隠しながら進み予定地点に到着した。

 

「虚ちゃん、予定地点についたわ…」

 

『お嬢様、カイン・ラグナードは既に狙撃可能状態であると判断したほうがいいです……ここを狙えるのはこの3か所です、どうしますかお嬢様…』

 

虚はゴーストタウンの見取り図を見てカインがいそうな場所を表示し楯無に問うと楯無は

 

「彼に策を講じる時間は与えない、藪を叩くわ!」

 

狙撃ポイントへの攻撃だった、楯無はアクアライフルを構えカインがいそうな3か所の場所へトリガーを引き圧縮された水のエネルギー弾を発射し攻撃する。

 

【!!!】【!!!】【!!!】

 

次々と爆発が起こるなか虚の読みどおり3か所の狙撃ポイントの1つにカインはいた。

 

「ちっ、(居場所が気づかれたか!?いや、これはただの牽制か…更識は俺と狙撃勝負をするつもりか?)ハウンドを出すか」

 

俺は背中のバックパックを分離し4本の足で地面に立つと持っていたL-10ビームスナイパーライフル(次からL-10ライフルと呼称)のストックを畳みバックパックにライフルを接続した。

 

「発進…」

 

ライフルを接続したバックパックはホバーで移動し自走砲となりビルの屋上から地上におり目標のポイントまで楯無達にバレないように移動した。

 

「ハウンド配置完了と同時に始めるか」

 

俺はM75ビームスナイパーライフル(M75ライフルと呼称)を装備しスコープを覗き楯無を見た、楯無は相変わらず3か所にライフルを撃っていた。

 

 

ゴーストタウンの各地に配置したドローンからの映像を見ていた静寐は虚に質問をした。

 

「虚さん…今楯無さんは何処を狙っているんですか?」

 

「相手のカイン・ラグナードが使っている機体はアメリカ製のジムスナイパーIIをカスタムした狙撃タイプのジムスナイパーK9…お嬢様は狙撃ポイントを攻撃して相手をいぶり出そうとしているんです」

 

「なるほど…」

 

 

 

 

 

「始めるか…」

 

ライフルを撃つ楯無を見ながら俺はハウンドがポイントについた為狙撃体勢にはいった、うつ伏せになり頭部のバイザーを下ろし装備された射撃センサーと連動させ楯無を狙いトリガーを引いた、発射されたビームは楯無を襲いアクアライフルを貫いた「!?」【!!!】楯無は被弾したアクアライフルを捨てたのと同時に誘爆したが今ので俺の居場所を見つけ追撃にはいる。

 

『動いた!?お嬢様!』

 

「追撃するわ!」

 

私は予備のアクアライフルを拡張領域から取り出すとスラスターを吹かしビルの屋上にいるジムスナイパーK9に迫る。

 

 

 

「正気か?」

 

俺はスラスターを吹かし飛んでくる更識に向けてトリガーを引き2射目を撃った。俺の狙撃は躱せないそう思ったが

 

「なに!?」

 

更識は俺の撃ったビームを蒼流旋で受け防御した、そして蒼流旋とアクアライフルを構えてこちらに迫る

 

「居場所がわかれば!……!?」

 

だがその瞬間更識は俺とは違う方向からビームを喰らいアクアを落としてしまった。

 

「何処から!?」

 

『アクアライフルが…別方向からの攻撃……アレは自走砲!?』

 

虚はドローンからの映像で地上をホバーで移動する自走砲を発見した。

 

楯無は狙撃をされない為地上に降りた。

 

『お嬢様後ろです!』

 

「くっ!」

 

虚からの警告で楯無は後ろにまわった自走砲からのビームを避け移動し自走砲も楯無を追い移動する。

 

 

『お嬢様上からは無理です、相手を引きずり下ろしてください』

 

「わかってるわ」

 

楯無はアクアライフルの変わりにナノマシンを操作して水を操り4本の水の槍を作り移動しながらジムスナイパーk9がいるビルに向かって投げつけた。

 

「ミストルテインの槍!」

 

投げられた4本の水の槍はビルに向かい突き刺さり内部にあった機械が爆発する、カインは黒煙を抜け地上へと降りた。

 

「ちっ」

 

その姿をドローンで見ていた虚はすぐに楯無に連絡する。

 

『お嬢様、移動を確認しました』

 

「追撃するわ」

 

楯無は地上に降りたカインに接近し角を曲がった場所で鉢合い楯無はカインに蒼流旋に内臓されたガトリングガンを連射する。

 

【ダダダダッ!!!】

 

連射された銃弾をカインは避け今度はカインがM75ライフルのトリガーを引きビームを発射する。

 

【!!!】

 

ビームは楯無ではなく建物をすべるように照射され破壊された瓦礫が楯無を襲う、楯無は降り注ぐ瓦礫を避け進むなか煙のなかで足に違和感を覚え視線を下に向けると

 

【ギギィー】

 

ワイヤーが張られていた。

 

「ワイヤートラップ!?」

 

『いつの間に!?』

 

【ピーー!!!】

 

ワイヤーが動き連動して仕掛けられた爆弾が爆発し楯無がいる通路一帯を爆発が襲った。

 

「くっ!?」

 

楯無は水を纏いなんとか爆発のダメージを最小限にするが煙を抜けた場所には既にカインがおりビームを発射した。

 

「喰らえ…」

 

だが楯無は発射されたビームを危機一髪で躱し移動するがその先には自走砲が待ち構えており自走砲はビームを発射し楯無は急遽進路を変更したが

 

『お嬢様トラップです』

 

「またっ!?」

 

はいった通路にはまたワイヤートラップがあり今度は引っ掛からずジャンプして躱し移動するが先の十字路にはいったとこでカインがM75ライフルを構えていた。

 

「いただき…」

 

カインはビームを発射し楯無は蒼流旋でガードする、だがそのせいで蒼流旋のガトリングガンの弾薬に引火し楯無は弾薬が入ったマガジンをパージし弾薬が爆発しその際出た煙に隠れ楯無は距離を取る。

 

だが逃げようとする楯無をカインと自走砲は逃がさずビームを次々と楯無に撃つ。

 

「くっこのままじゃぁ…」

 

『お嬢様、右斜め方向の施設に…』

 

「仕方ないわね…」

 

楯無は虚からの指示でビームを避けスタジアムのような施設に飛び込み身を隠した。

 

 

それを見たカインは

 

「彼処に入ったかならブラッドハウンド隊の出撃だ…」

 

カインがそう言うと自走砲の1部パーツが離れスタジアムの裏口に移動し始めた。

 

 

楯無は蒼流旋を構え入り口を警戒していた

 

『楯無さん、大丈夫ですか?』

 

「まあ、なんとかだけどね……」

 

『まさか…彼が複数の機体を使ってくるなんて…』

 

「ジムスナイパーk9と相対した時背中にあったバックパックがなかったわ…」

 

『はい、それを独立可動させて自走砲にしているみたいですね…しかし、ここに逃げ込んで正解でしたね…相手が2機出していても狭いここなら水蒸気爆発『クリア・パッション』が使えるお嬢様が有利です』

 

「それはどうかしら?私は彼が意図的にここに追い込んだと思っているわ…」

 

『どうゆうことですか?』

 

「彼は狙っている…索敵怠らないで…」

 

楯無の予感は当たっていた、既に自走砲から分離したパーツはスタジアムの裏口に着きカインの攻撃は始まっていたからだ。

 

 

「ん?なにあれ?」

 

ドローンから送られてくる複数の映像の1つに映ったなにかを静寐は見てしまった。

 

映像をよく見るとそこには小さいなにかが複数動いていた。

 

『なんだ?アレは…』

 

「どうしたの?虚ちゃん」

 

『なにかが近くにいます…』

 

 

「タイムストップ作戦開始…」

 

 

『アレは小型のロボット!?』

 

『お嬢様関節部に時限爆弾が!」

 

「小型ロボット!?」

 

だがもう遅く小型ロボットはミステリアス・レイディの各所に時限爆弾を設置し離脱していた。

 

「そうゆうことね!」

 

 

「もう襲い更識…起爆!」

 

【!!!!!】

 

爆弾のタイマーが0になり仕掛けられた爆弾が爆発しスタジアムは火の海に包まれた。

 

 

「お嬢様!?」

 

「虚さん、なにが起こったんですか?「爆弾を仕掛けたんです」爆弾……!?」

 

「おそらくラウラ・ボーデヴィッヒに使ったのも同じ戦法です、カイン・ラグナード…これが裏世界に名を轟かす人物の戦い方…」

 

「楯無さん…ラグナード君…」

 

 

 

ハウンドは後方待機させて行くか、俺はM75ライフルを構え未だ炎上しているスタジアムに近づく。

 

「(タイムストップ作戦を喰らって立ってた奴はいない…おそらく気絶しているだろう…)なっ!?」

 

【!!!】

 

カインが近づいた瞬間M75ライフルはカインの手を離れ地面に落ち爆発した、カインがスタジアムを見るとそこにはISが解除されてなく立ち上がっていた楯無の姿があった。

 

 

「楯無さん!?あの爆発に耐えるなんて…」

 

 

「何故だ?何故………アレは…」

 

俺は爆発を喰らって立っている楯無に驚愕しミステリアス・レイディを観察すると関節部が輝いていることに気づいた。

 

「この滑りの光は………グリスか!?」

 

 

俺の反応を見た更識達は

 

『そのとおりです…』

 

「ドイツのラウラ・ボーデヴィッヒちゃんのやられ方を見て関節部になにか仕掛けてくるかと思ったのよ…」

 

『だからあらかじめ滑りやすいグリスを塗っていたんです』

 

と言った。

 

でも危なかったわ気づいて急いで回転して爆弾を滑らせたけど1歩間違えば私は瓦礫の下だった。

 

「マジックは終わりかしら?」

 

「更識!!!」

 

カインはホルスターからハンドガンを抜き発砲するが「はぁ!」【!!!】楯無が放った水の矢がハンドガンを貫き爆発した。

 

「なら……引導を渡すわ!」

 

蒼流旋を構えスラスターを吹かし突き刺す楯無だが「なっ!?」ジムスナイパーK9は先程までとは比べられないスピードで蒼流旋を避け逆に楯無に蹴りをかました。

 

 

「急にスピードが上がった…瞬時加速(イグニッション・ブースト)?」

 

「静寐様、そんなものじゃありませんよ」

 

 

蹴られた楯無は起き上がり顔を上げると先程とは違うジムスナイパーK9の姿があった。

 

「頭部のカメラの色が青から赤に染まっている…まさか!?ある国が途中で諦めた対ブリュンヒルデ用に開発された【EXAMシステム】ね!」

 

「ふっ、奥の手は最後まで隠す…戦術の基本だろ?行くぞ…」

 

カインは脚部のスラスターを吹かして高速で移動し両手にビームサーベルを握り楯無の迫る。

 

「くっ速すぎる…」

 

楯無は高速で動くジムスナイパーK9を捉えることが出来ず赤に染まったカメラの残光がやっと見えるレベルであり手が出せない楯無にカインは攻撃を開始した。

 

 

「はぁ!」

 

まず最初の一撃が胴体を貫き続いて腕、足、背中と次々に楯無はビームサーベルで削らいく、だが五撃目を仕掛けた時蒼流旋でビームサーベルを1本撥ね飛ばすがカインはすぐに六撃目の攻撃を仕掛け楯無とつばぜり合いになる。

 

 

「貴方どうして?」

 

「ん?」

 

「これだけの力がありながらどうして貴方は殺し屋なんか!」

 

つばぜり合うなか楯無は思ったことをカインにぶつけた。

 

「だからだ…俺はこの力を…アレックスから受け継いだ意思の為に戦っている」

 

「アレックス?確かその名前はアメリカの世界最強のISスナイパーだった…」

 

「そうだ!俺はアレックスの弟子だ…俺はアレックスから譲り受けた最強のISスナイパーとして世にいる悪を撃つ影のスナイパーとして戦っている…悪だと言われようが関係ない、悪を討つ為なら俺は悪に染まってやる…それで1人でも喜ぶ者がいれば俺は!」

 

俺は楯無を押しバランスが崩れたとこに高速の突き攻撃をおみまいしビームサーベルでミステリアス・レイディを削る。

 

楯無はなんとか体勢を整えようと距離をとろうとするがカインの攻撃は止まずミステリアス・レイディは被弾んしていき、さらに【!!!】「!?まだアレが残っていたわね」やって来た自走砲が建物の屋上を駆け回り楯無にビームを砲撃する。

 

 

「くっ!?」

 

そして自走砲に注意がいくとカインが刺突しバランスを崩したとこを自走砲が狙い撃ち楯無は足元を撃たれバランスを崩し倒れた。

 

『楯無さん!?』

 

『お嬢様!?』

 

「くっ……うう…う」

 

ミステリアス・レイディは多数の被弾でエネルギーが僅かで機体事態も悲鳴をあげていた。

 

『お嬢様が負ける…そんな…』

 

敗北という楯無とは無縁だった状況に虚が落胆するなか楯無は

 

「虚ちゃん…人には運命がある、筋書きがあるドラマがあるわ……でも今はその時じゃないわ!私は17代目当主更識楯無…日本の敵を討つ刃であり守る楯、カイン・ラグナード貴方の意思はわかったわ…でも私だって負けられないのよ!!!」

 

 

そう言い放ちスラスターを吹かし地面を這いながら進み噴水にぶつかり水柱が上がった。

 

「往生際が悪いな更識……なっ!?」

 

水柱がなくなり現れた他は蒼流旋を構えガトリングガンから一斉に弾が発射された。

 

「ぐっ…ぐあぁ!?(コイツ俺をライフルが落ちた場所に誘導して…)」

 

「(アクアライフルのエネルギーを使って水の銃弾を作り蒼流旋に接続して発射、水はね鉄だって切れる力があるのよ)」

 

連続で発射された水の銃弾はジムスナイパーK9を貫き装甲やスラスターが次々と破壊されていく。そして

 

「がはっ…」

 

楯無が生成した水の銃弾を討ち終えた頃にはジムスナイパーK9はミステリアス・レイディ以上に酷い状態になっておりカインは戦闘が始まって初めて膝をついた。

 

『終わったの…』

 

『お嬢様!?』

「虚ちゃん?」

 

「行け!ハウンド」

 

『まだ自走砲が残っています!」

 

「!?」

 

虚の言うとおりまだハウンドは健在でありホバーで楯無に迫ったハウンドは楯無にビームを放った。

 

「これで!」

 

楯無はビームを転がって避け2発目が発射される前に接続を解除したアクアライフルを構え残りのエネルギーを圧縮させトリガーを引いた、

 

【!!!】

 

発射された水のエネルギー弾はハウンドを貫きハウンドは爆散した。

 

「はぁはぁはぁ…今度こそ終わりねブラッドハウンド…」

 

私は蒼流旋を拾い膝を着き動かないジムスナイパーK9のもとに向かい彼にそう言った。だが彼は

 

「終わって…いない…「えっ…」まだ俺は止まれない……止まるわけには…いかないんだ!」

 

【!!!】

 

「!?」

 

「はあぁ!」

 

「くっ!」

 

俺は胸部と腰部に装備されていたウェアラブルアーマー(爆発反応装甲)をパージしビームサーベルを握り締め更識に斬りかかり、更識は俺の攻撃を蒼流旋で防いだがこちらにはまだ【EXAMシステム】が残っている、最後に勝つのは俺だ!

 

 

まだこんな力が残っていたなんて…でも私は負けるわけにはいかないのよ…カイン・ラグナード、貴方は危険すぎる今ここで止めなきゃ取り返しがつかなくなる、その前にここで貴方を殺す!

 

 

 

「お嬢様……あれ?静寐様?静寐様?」

 

2人の戦闘に集中し虚は気づかなかったがいつの間にか静寐が何処かに行ってしまった、そしてその静寐は

 

「はぁはぁはぁ…止めなきゃ、止めないと2人が死んじゃう…」

 

カインと楯無の戦いを止める為暗闇のなかをゴーストタウン目指して走っていた。

 

 

「はぁはぁ…止めないと…「貴女にそれが出きるかしら?」だれ?」

 

静寐は突如声がした方を見るとそこには赤いドレスを着た金髪の女性が立っていた。

 

「貴女は?」

 

「私はスコール・ミューゼル、カイン・ラグナードとの協力者よ…貴女あの2人の戦いを止めたいみたいだけど貴女になにが出きるのかしら?」

 

「それは…」

 

「彼はね、確かに師匠の為に戦っているけど本当は彼は居場所が欲しいのよ…」

 

「居場所?」

 

静寐の問いにスコールは悲しい表情で話し始めた。

 

「彼は師匠であるアレックスといた時いつも楽しそうだった…やっと自分と戦い、共闘しあえる人が出来たから彼はアレックスの隣が自分の居場所だと思っていた、でも彼は自身の成長の為に離れる選択をした…いつか戻ると約束して、でも彼はそのせいでアレックスと戦うことになり、その戦いを仕込んだ連中によってアレックスは命を落とした」

 

「・・・」

 

「彼はそれからアレックスから受け継いだ最強のISスナイパーとして影に生き依頼を受けた犯罪者達を狩る猟犬となりいつからか裏の世界でブラッドハウンドと呼ばれるようになった。」

 

「それがラグナードの過去…」

 

静寐にはあまりにも衝撃的な話だった、自分と同い年の少年がそんな過去を経験しながらより険しい道を選び今も戦い続けていることに

 

「それじゃあ鷹月静寐さん?改めて聞くわ、貴女になにが出来るの?人を捨て血肉を貪る猟犬となった彼を貴女が…」

 

スコールは真剣な表情で少しだけ殺気ものせて静寐に問い静寐はスコールの殺気に負けず口を開いた。

 

「確かに私には楯無さんのような力はありません、ラグナード君のおったキズをすぐに治すことも出来ません……でも私はラグナード君に助けられてまだ恩返しが出来ていません、だから私が彼の新しい居場所になります!猟犬としてでなく人として生きてもらいます!」

 

「!?(この子…本気だわ、私の殺気に怯まず本気でカインの為に……アレックス…やっとカインは助かるわ…)鷹月静寐さん、貴女の意思と覚悟はわかったわ」

 

 

スコールさんはそう言うと私に近づきISを展開し私に手を伸ばした。

 

「行きましょう…彼のもとに止めるんでしょ」

 

「はい!」

 

私はスコールさんの手を取り私達は移動し始めた、ラグナード君と楯無さんがいるゴーストタウンに向かって。

 

 

 

 

 

「更識…お前案外しぶといな、たがその分やりごたえがあるがな(EXAMシステム解除まで残り90秒それまでにケリをつけないとな…)」

 

「貴方こそいい加減観念しなさいよ…そしたら楽に殺ってあげるわ(もう限界よ…次で決めないと)」

 

両者はどちらも機体も人も限界でありながら弱気を隠し武器を持ちお互い斬りかかった。

 

「これで決める!」

 

「終わりだ更識!」

 

2人の武器がぶつかり合い瞬間【!!!】「「!?」」何処からかビームが発射されカインと楯無は距離を取った。

 

俺は突如撃たれたビームに注意し更識と距離を取りビームが発射された方を見るとそこには見慣れたISがいた。

 

「(ゲルググM(マリーネ)指揮官機!?)邪魔をするなスコール!」

 

「スコール・ミューゼル!?」

 

怒鳴るカインと警戒する更識楯無に私はここに来た理由を述べた。

 

「カイン、貴方と更識楯無の戦いを止めたいってこの子が言ったから連れてきただけよ」

 

「ラグナード君!楯無さん!」

 

「鷹月さん!?」

 

「静寐ちゃん!?なんでここに…」

 

「もうこんな戦い止めてください!ラグナード君、君のことは全部スコールさんに聞いたよ…もういいんだよ!ラグナード君は十分戦った…アレックスさんも君の幸せを願っているだけだよ」

 

静寐に言葉にカインは

 

「いやまだだ!まだ俺は止まるわけには」

 

と言いなおも戦おうとするが次の静寐の言葉にカインは衝撃を受けた。

 

「私が…私が新しいラグナード君の居場所になる!」

 

「なっ!?鷹月さんが本当に……」

 

「静寐ちゃん!彼は危険人物よ、今ここで倒さないと「楯無さん!お願いします…ラグナード君にはもうこんなことさせません、猟犬ではなく人として生きてもらいますだから…お願いします!」・・・はぁわかったわ静寐ちゃん…」

 

「楯無さん…」

 

静寐の説得に楯無は負けカインを殺すのを止め蒼流旋をしまい、カインの方を見ると

 

「カイン・ラグナード君、静寐ちゃんの頼みだから殺さないし逮捕もしないけど……静寐ちゃんを傷つけたら…殺すわよ」

 

殺意のこもった赤い瞳でカインを牽制した、だが当のカインは楯無に

 

「更識、それは無駄な心配だ…鷹月さんが俺の新しい居場所になってくれた以上俺は鷹月さんを守り、害を及ぼす奴は許さねぇ」

 

と宣言し突然のカインの意思宣言に静寐は顔を赤くした。

 

直後

 

「がはぁっ!?」

 

カインはEXAMシステムが時間切れで機能停止し蓄積されていたダメージでカインはその場に倒れた。

 

「(アレックス…俺は十分最強のISスナイパーとしてやれたのか?)」

 

内心、心配しているカインに謎の声が響きわたった。

 

『カイン、あんたは十分戦ったよ…ありがとう、今度はその力を新しいあんたの居場所であるあの娘の為に使いな…頑張れよカイン…』

 

「わかっているさアレックス……………」

 

俺は気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

ジムスナイパーK9カッコいいですよねホント、テレビで見た瞬間ガンプラ買うと決めたくらいですから

次回くらいに姉ちゃんと鷹月さんの機体出せたらいいなと思っています。

鷹月さんの専用機基本装備は?

  • ジーラインスタンダードアーマー
  • ジーラインライトアーマー
  • ジーラインアサルトアーマー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。