時間は現在に戻る。
男子と女子で分れましょうと言った黎人だったが、かぐやからの冷たい殺意に一瞬だけだがビビり、白銀とかぐやチームとその他に分れることになった。因みにアドバイザーとしてつばめも同行することになった。
白銀&かぐや
「会長、飾り付けのリボンは・・・」
「あぁ多分、あっちの方じゃないか?」
(まさか四宮と2人きりだとは・・・家入の奴機転をきかせたのか?不味い緊張する・・・)
(家入くんが私と会長を2人きりにセッティングしてくれるとは、脅しが効いたんですかね・・・・会長と2人きり、これは良いチャンスだわ!)
その他
「それにしても何で会長とかぐやさんだけ飾りを買いに行かせたんですか?」
「後で刺されたくないんですよ。誰にとは言いませんけど・・・」
パーティーセットなどを置いているエリアで、石上&藤原ペア、黎人&子安ペアに分かれた。
「ネコミミ、イヌミミ、あっ!ミミズミミってあるよ!」
「ミミズ、ミミ?」
「あーでも可愛くないしなー」
「いや、ミミズミミってなんですか?」
何やら気になるようなワードが聞こえたのだが、つばめがささっと視界から消えたため慌てて追いかけた。追いつくと、つばめはカチューシャの試着をしていた。
「ねぇ、似合うかな!」
子安つばめ×ネコミミ
・・・・。
打撃と呪力の衝突が0.0001秒の瞬間起こる空間の歪み並みの
(・・・ウッッッッッッッソだろオイ。)
「似合う、と思います。」
「え!そう?黎人くんも付けてみない?」
「・・・どうですかね。」
家入黎人×ネコミミ
・・・・。
(はわわわわわわわっっ!!!?)
照れた黎人の顔とネコミミの破壊力に、つばめのたくらみは打ち破られた。その後、カチューシャや飾りなどを買った黎人らは一旦広場の噴水に集合していた。
「んじゃ、買い物も終わったんで適当にぶらぶらしましょう!!つばめさん一緒に行きませんか?」
「いいよ!スイパラ行こう!!」
「黎人さん一緒にゲーセン行きません?」
「いいけど、俺結構強いよ。」
ゲームセンター
『格闘企業戦士』という名前のアーケードゲームを2人プレイで楽しむ黎人と石上。
「ふはははっ!!どうですこのハメコンボ!!」
「うわぁ陰湿。」
「これはもう負けを認めーー「隙あり。」えっ!?ちょ、まっーー」
数十分後
黎人の姿はベンチの近くにあった。ベンチには項垂れる石上が座っている。
「ちくしょう、何で僕あんなクソゲーに1000円も使ったんだろう・・・」
「だから言っただろ。大体の格闘ゲームは操作方法が一緒だって。ほらコーラ飲め。」
黎人が開けたコーラ缶を持って、石上は一気飲みする。
「ちくしょ〜もう二度と格ゲーなんーーー何か眠くなってきた・・・」
ベンチに背をもたれ、意識が朦朧とした石上。すると背後からある言葉が聞こえてきた。
領域展開・誅伏賜死
『非術師に領域展開?』
『えぇ、日車さんの術式ならバレることなく情報が手に入る。』
『無茶苦茶だな。呪術規定9条に引っかかるぞ?』
『・・・バレなきゃ犯罪にはなりません。』
最初から2人を尾行していた日車。黎人がこっそり睡眠薬を入れたコーラを石上に渡し、石上が眠ったところで領域を展開した。
「被告、石上優は、去年●月■日同級生の女子生徒にストーカーを行い、当時女子生徒と交際していた男子生徒に暴行を与えた疑いがある。」
領域が消え、日車の手には石上優の資料が握られていた。内容を把握できる日車は眉間に皺を寄せていた。
「・・・んで?」
「彼は、重度のお人好しだよ。虎杖みたいにな・・・」