黎人や美夜の名前の隣に書いてある年齢は今年でなる年齢のことです。
家入美夜、15歳
中学生で既に一級呪術師の称号を手にした実力者。黎人と同じで伊邪那美之胎で産み出された。昔とあるキッカケで異性を恋愛対象と見なくなった。そのキッカケには五条悟がふか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く関わっているのだが、この話はまた今度に。
「圭ちゃん考え直してくれぇ!!」
「いやだ!!美夜以外と一緒になるなんて嫌!!」
ソファに座り込みながら、隣に座る美夜に必死になって抱きつく圭。美夜は見苦しいものを見るような目で御行を見つめていた。
「まぁまぁ、もうお義父さんには話通してますし〜「嘘だろ親父ぃぃ!!!」もうあんな事もこんな事もしてますんで。諦めてください?」
「あんな事やそんな事や、こんな事もだとぉぉぉ!!!?」
御行は頭をわしゃわしゃと書きながら断末魔を上げ、生徒会メンバーは呆然として目の前の百合カップルと面倒なシスコン兄を見ていた。まともなのは紅茶を飲んでる黎人だけだ。
「ぐぬぬ・・・黎人お前からも何か言ってやれ!!」
「お前元カノ2人から脅迫されてたろ。アイツらどうした。」
「あ〜何かあの子達で付き合うことになったらしいわよ。」
「マジか、類は友を呼ぶと言うけど。あ〜〜〜〜〜だったら問題ないか。圭ちゃん?妹を頼むわ。」
「はい!お義兄さん!!」
「おいぃぃ!?俺を裏切るな黎人ぉぉぉ!!」
「・・・・いつから俺が味方だと錯覚していた。俺はその場が面白くなる方向に火をつける愉快犯だよ!!ははは!!!」
「だぁ〜〜、やっぱお前カスだな。妹として恥ずかしく思うわ。」
御行は項垂れながらこの人格破綻者兄妹から目を離して生徒会メンバーに目を向ける。
「四宮、石上、藤原、お前らからも説得してくれ〜」
「えっと、あれ、お二人はいつから付き合って?」
「1年前だね。怪しい男らに腕掴まれてた圭ちゃんを私が助けました。その日から彼女は私の虜、私は彼女の虜です♡」
「え!?そんなことがあったんですか!!?圭ちゃんったら何で教えてくれなかったんですか?」
「だって、千花ネェに言ったらお兄ちゃんに言いそうだし。」
「く〜〜〜〜ぅ!!隅におけないなぁ〜〜〜〜!」
(1年!?たった、たったその短い期間で会長の妹を落としたって言うの!!?これは会長を告白させる上で参考になりそうね!!)
「何で会長は認めたくないんですか?愛の形なんて千差万別でしょう?百合は良いですよ?おんにゃの子がおんにゃの子同士でにゃんにゃんしてるのマジ眼福じゃないですか?」
「俺は別に反対してない。けど、美夜さんが本気で愛しているかどうかが知りたいんだよ・・・・」
「・・・失礼ですね。純ーー「アッパー!」ぐっふっ!!?」
唐突に黎人が振り上げた拳が美夜のあごをクリーンヒットする。空中に浮いた美夜に回し蹴りを喰らわそうとしたが、寸前で交わされ黎人の足は空を切った。
シュッ!!
「ちっ!」
「・・・おいカス?何妹の顎殴ってんだ?血が出ただろうが?」
「お前如きが、あの乙骨先輩の名台詞を言うんじゃねぇ。言葉が汚れるだろうが?」
ゴゴゴゴゴ!!!
「「殺す!!」」
その日、石上はアニメの戦闘シーンがリアルで繰り広げられたと証言した。
『現実で卍蹴りとジャブと踵落としを見ることになるとは思いませんでした。』
本日の勝敗、黎人は物理的に勝利(美夜に)
美夜は精神的に勝利(白銀に)
◾️◻️◾️◻️◾️◻️
秀知院学園の何処か。
『ふむ、淑女同士の恋・・・・・良い、実に良い!!面白い面白い面白い面白い面白い面白い面白い!!!あなやあなや、誠に尊いなぁ!!』
『さて、お前たちのことを忘れたわけでないぞ?かぐや姫と御行殿・・・』
薄暗い部屋の中、男の紫色の目が淡く光る。
『むむ?おぉ、これはこれは楽しみだなぁ?早く魅せてくれぇ!」