愛と呪いは紙一重   作:ランハナカマキリ

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1学期編終了です。次は研修旅行編と2学期編になります。




家入黎人は■■せたい

「お前ふざけてんの?」

 

『ふざけてない!!我は今年まで死ねないのだ!!!』

 

「・・・何でだ?」

 

『推しカプの行く末を見守るまで死ねん!!』

 

「・・・推しカプ?まさか・・・輝紗羅先輩と津美紀さんのことか?」

 

『誰だそいつら!!?あのかぐや姫と吊り目のことだ!!!』

 

「ーーーーちょっと待ってろ。もしもし五条先生?」

 

数秒後

 

スヤスヤ眠っている小学生の男の子を背負った五条が現れた。

 

「ん?これどーいう状況?」

 

「あ、五条先生。実はかくかくしかじか。」

 

「これからうまうま。ふーん、やっぱ●Uペイって使った方がいいんだ。」

 

絶対通じてない。黎人は最初から疑問に思っていたことを口にする。

 

「ところで・・・その子は?」

 

「あ"、えーと、し、親戚の子・・・これだけは言っとくけど僕の子じゃないからね?縛り結んどこうか。」

 

絶対に五条の隠し子だ。ツートンカラーの髪だけど五条悟にめっちゃ似てるもん。

 

「・・・ふーん、分かりましたよ、歌姫姉さんと歌姫姉さんと親しい人には言いません。」

 

「感のいい子供は嫌いじゃないね?」

 

五条悟、言わないことを条件に何でもいうことを聞く縛りを結ぶ。これが後に彼を苦しめることになるとは知らない。

 

「で、コイツどうします。」

 

「あれ?A●ペイの話じゃなかったんだ・・・祓う以外ないでしょ。やっちゃえ!」

 

『待て待て待て!!せめて来年の春まで待ってくれ!!!?面白い展開が待ってるって我の"眼"が言ってるから!!!!何ならお前に我の力全部やる!!!"眼"も術式もだ!!!!』

 

((信用出来ね〜〜))

 

「俺は今術式を2つ持ってる。3つめなんか持ったら頭はち切れるだろ?」

 

『いや、我が肩代わりする。故に問題ない。』

 

「そもそも"眼"ってなんなの?確かに妙な呪力の塊して底が見えないけど、僕と黎人の六眼とは違うものでしょ?」

 

『ふんっ、教えてやろう。我の"眼"は『宙眼(くうがん)』といって、幾多の未来が見ることができるのだ!!あらかじめ言っとくが、未来を変えることはできん。回避することは出来るがな?』

 

「・・・なるほど。黎人コイツと縛り結べば?」

 

「先生・・・とうとう脳が逝っちまったか・・・去年あれだけ前頭葉ぶっ壊した影響か。」

 

「黎人、僕怒るよ?」

 

「冗談はさておきーー「冗談で済ますかどうかは僕が決めるからね?」ーーコイツとどういう縛りを結べば?」

 

「黎人はコイツを祓わない代わりに、コイツの力を貰うって縛りにすればいいさ。何なら黎人本人を含む誰かに危害は加えないってやればいい。」

 

『貴様頭が回るな・・・羂索の入れ知恵か?』

 

「あ"っ?あのゴミ雑巾と友達か?」

 

『つまらん戯言を!!誰があんな愉快犯を知り合いにしたいと思うか!!?』

 

「ははっ、奇遇〜んじゃ、僕帰るね。あ、黎人の友達近くまで来てるから、とっとと用事済ませといで〜」

 

どうやらあのメロンパンは呪霊にも嫌われてるらしい。そして俺は五条悟に殺意も湧いた。あの戦犯性犯罪者、隠し子がいるくせに歌姫姉さんに手ェ出しやがったら殺す。

 

『ふん?それにしても貴様は中々面白い未来が待ってそうだな?最前列で見るのは悪くない。どれ、教えてやろうか?貴様はーー』「知るか。自分の未来なんて興味ないが、お前の企みは俺が止める。とっとと眼に入れ。」

 

『・・・ふっ。では取引成立だ。』

 

 

 

 

次の瞬間、眼に激痛が走った。髪留めが解け、オールバックにしていた前髪が全て垂れ下がる。

 

「ぐっーーーがぁぁあ!!!」

 

眼の痛みが過ぎ去り、近くの噴水の手すりをつかみ水面を見る。

 

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

青い左眼が光り輝き、紫色の右眼が煌びやかに灯っていた。

 

「黎人ー!!大丈夫かっておいぃ!!!?」

 

「え、黎人くん写輪眼を会得したんですか!!?」

 

「写輪眼は赤色だろ・・・ちょっと呪霊と取引したんですよ。殺さない代わりに力をもらう取引を。」

 

「黎人くん大丈夫!?怪我はない!?」

 

「はい大丈夫ですよ。つばめ先輩・・・今日はお開きにしましょう。詳しい話はまた今度、生徒会メンバー全員が揃った時にしましょう。」

 

 

 

 

 

翌朝、黎人は洗面台で驚いた。

 

鏡の向こうに白髪の自分が立っている。それに目の色が左右反対で前髪の向きも違う。ニヤリと笑った自分、八岐大蛇だった。

 

『貴様、あの女に情が湧いているな?』

 

「・・・何のことだ。」

 

『しらばっくれるでない。貴様はあの女に今まで家族にしか向けたことのない感情を抱いている。そうだろう?』

 

「例え・・・俺がつばめ先輩にそういう感情を抱いていたとしよう。だがそれでつばめ先輩がその感情に応えてくれると思うか?くれるわけないだろ。」

 

あのお人好し先輩のことだ。自分より良い人がいるからと振るに決まっている。そのせいで自分が辛く悲しいと胸に抱いても。

 

『・・・いいぞ、面白い。で?おまえはどうしたい。』

 

「だから"告らせる"。

 

俺はこの一年、つばめ先輩が卒業するまでの時間。

 

あと約3ヶ月と半年・・・

 

俺は、

 

家入黎人は告らせたい。」





主人公のイメージ画まだ現時点の下書きです。


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