夏祭り編短かったですがこれで終了です。
2学期編を始めるにあたり、研修旅行編をストップしておこうかなと思います。たまに投稿しますが、かぐや様キャラはほぼ出ない感じです。
かぐや様主力の2学期編、ある呪術原作キャラと早坂の絡み、黎人とつばめの恋物語を投稿していきます。ちなみに数学教師として"あの人"が赴任してきます。そろそろ黎人の胃に穴が開く日は近いです。
ヒントは、白髪目隠し
伏黒は項垂れながら質問した。
「綺羅羅先輩・・・秤先輩は?」
秤金次、4年の一級術師。
パチンコに関する術式を持っており、冥冥のカラスカメラを利用した、非術師にも呪術が見える"熱い"呪術師の賭け試合の元締めをしている。
「あー金ちゃん?お祭り回ってたらシャルルちゃんとハジメちゃんに会って、それで3人で回るって!!私、除け者にされちゃったの〜メグミちゃん慰めて〜?華ちゃんには内緒にするから〜」
伏黒に抱きつこうとする綺羅羅、だが伏黒は寸前のところで綺羅羅の抱擁を回避した。
「いえ、秤先輩に殺されたくありません・・・泣き真似しないでください!!脱兎出しますから!!」
「うわーん!!メグミちゃんも酷いよぉ〜!!そこの君、石上くんだっけ〜?慰めてよぉ〜!!!」
今度は涙を目に浮かべながら、石上の胸元に抱きつく綺羅羅。
ムニィ!!
男性にはないような柔らかい胸。その情報が石上の頭を支配した。
「うぉ!?うわわわ!!」
石上!!人生初の恋愛イベント発生!!!
石上は中等部の一件より前から、クラスの陰キャとして恋愛の"れ"の文字もない存在だった。
だが!!今この瞬間!!!
通常の女子に比べ、失恋したての女子との恋愛成功率は格段に上がる。これはフラれたことで自尊心が低くなってしまった女子は、そのとき優しくしてくれる男子に惚れてしまう。例えその男子がブッサイクでも紙メンタルの陰キャだとしても!!!
通常であれば、これは絶好のチャンスだった。
「えぇっと!!?星さん!?落ち着いてください!!」
だがしかし!!!
(やばいやばいやばいやばいぃぃ!!!)
この男、
(あわわわわ!!!むっ、胸が!?僕の胸と当たって胸肉で!!?おっ、落ち着け落ち着け!!素数を数えろ1、2、3、5、7・・・)
涙袋を腫らした綺羅羅が、石上の顔をじ〜っと見つめる。
「・・・よく見たら石上くんいい顔してんなぁ〜こっちに乗り換えちゃっていいかな?」
(じゅうさーーーえ、マジで?)
石上、意外でもないがチョロかった。だがその考えは綺羅羅の次のセリフで吹き飛ぶこととなる。
「優くん好きな人いる〜?
(ボーイズ、トーク?)
石上は思考停止した。目の前に立つパンク風の
自分のことを
「・・・あの、失礼ですが、星さんって、
「ん?そーだよ?あっ、勘違いしちゃった?テヘ!!」
「男の娘かよぉぉぉ!!?」
石上は現実は非情だと悟った。だが1つ学んだことがある。それは二次創作でよくある女の子っぽい男の子は現実に存在するということだった。
石上は、神はこの世に存在することを知った。
□□□■■■□□□
お祭り会場の端。
釘崎野薔薇は捻くれていた。
「・・・どーせ私は男まさりで、可愛げのない女よ。」
禪院真希はムカついていた。
「くそ、くそ、くそ・・・何で諦めねぇんだよ。」
「「あ。」」
めんどくさい女、2人が出会った。
「なるほど、つまりピンク髪頭ふわふわな女子が悠二と仲良いと。嫉妬だな。」
「いや、いいや、違います違いまー「違くねーだろ。」・・・ムカつくんですよ、何か、アイツが私以外の女子と仲良さげに話すのが。」
ふーんと真希が頬杖をつき、釘崎が手に持ってたイカ焼きを頬張り食いちぎる。
「ホフホフホフ・・・そもそもアイツが私に向ける優しさって、自責の念からできてるんです。」
去年のハロウィン、真人により左目を吹き飛ばされた釘崎を、虎杖は後悔し続けていた。
「自分のせいで左目吹っ飛ばされたからって・・・好きだからって意味じゃないんですよ。」
「めんどくせーな・・・私もさっき憂太に告られて振ってきたから、めんどくせー女に当てはまるんだろうけど。」
水風船を振り回し、天を見上げながら呟いた真希。釘崎は目の色を変えて仰天していた。
「はぁっ!?また告白されたんですか!!?」
「いや、告白してくる前に花束と指輪奪って投げ捨てた。もうこれで100回目だ・・・アイツいい加減諦めろよ。」
「真希さんは何であの
真希は頰を赤く染め、口に出した。
「・・・・・ほ、惚れちまった弱み。」
「へ?」
「でもアイツには里香がいるだろ?指輪もそのままだし、私の付け入る隙はねーよ。好きな男が他の女を好きになってたら、その先に進める勇気は、少なくとも私にはないな・・・無理に奪っても憂太の心は奪えない。」
「 」
真希の火傷跡は治療を続けてどんどん薄くなり始め、下半身から腹は元の姿に戻りつつある。みんな優しく接してくれるが、けれど人一倍優しく接するのは、憂太ただ1人。
恐らく優しさからなんだろうが、それを自分だけのものにしたい。
「ま、そんなことで諦める私じゃねーけどな!!あいつが里香との未練を消し去った時に、隣を歩けるようになる。それが今の私の目標・・・野薔薇?」
「 」
釘崎、憧れの先輩の見たことない顔を見て塵となり灰と化す。
「し、死んでる・・・」
■■■□□□■■■
つばめと黎人はほぼ2人きりだった。
ぶちっ!!
「おぅ!?」
「どうした?」
リンゴ飴を持った黎人が歩み寄る。
見ると下駄の鼻緒が切れていた。慣れない和服に慣れない場所だ。気をつけて歩いたとしても帰りに切れていただろう。
「ほら、おぶってやる。」
「え、え?」
「・・・別に下世話なこと考えてねーよ。」
「むむむ・・・分かった。」
『ぁぁぁぁぁぁぁ!!!恋イベだぁぁぁぁぁ!!!』
肩に巻きついている八岐が小さく叫んだ。
(コイツ・・・四宮先輩と会長がくっついたら即祓ってやる。)
「・・・ねぇ、お願いいいかな?」
「この状況でよく頼めるな・・・何です?」
「・・・もし玲奈さんの呪いを解けたら、もう私に用は無くなっちゃうかな?」
「・・・でしょうね、少なくとも頻度はー「私卒業したら高専の事務の仕事する。」ーへ?」
普通に考えられなかった。
呪いを解けば、彼女はただの呪霊が見える一般人。彼女が呪術界に関わる理由もない。まぁ彼女に取り憑いた玲奈さんの憑依条件が分かればの話だが。
「何故わざわざこんな地獄に?」
「黎人くんは私の友達だから。友達のそばに居たいのは普通でしょ?だから、私に用を無くさないで。」
「俺が覚えてたら・・・約束しよう。」
「はい、縛り!!」
「ーーーひょっとして津美紀さんに教わった?」
「うん!!あの人アインシュタインだからね〜」
何処ぞの平安露出狂みたいな縛りの設け方だ。絶対に津美紀さんから教えられたに違いない。
(アインシュタイン・・・いや、頭良いって意味か。津美紀さんと美夜に何教わったか、こんど聞くか。)
「後それから禁煙してよ?」
「・・・やなこった。」
「えぇ〜!?ぷく〜」
夏は去り、秋が近づく。
「・・・やっぱお祭りは良いや。呪霊集めに丁度いい。」
黒ずくめの格好の少年が、近くにいた女性の肩に乗った呪霊を丸めて取り込んだ。ペロリと舌を舐める彼は、再び呪いを取り込む。
燕の子安貝に見初められた森羅万象
それによって固められた塵の上に置かれた盃
それに星のように光沢する油を注いで。
〜じゅじゅさんぽ〜
七海「夏も終わりですね・・・」
伊地知「そうですね。」
巳乃斗・汀「「たーまやー!!」」
七海「仕事が始まりますね・・・」
伊地知「そうですね。」
日下部「オメーら何やってんだ?」
巳乃斗・汀「「花火とアイス!!」」
七海・伊地知「「仕事が始まる葛藤。」」
最近感想がこないのでペース下がり気味です。それでも鞭打って夏祭りを全力で書いた自分を誰かに褒めて欲しい。
てな訳で感想、高評価お願いします。