二学期編スタート!!!
訂正しました。少し飛び飛びのところが多いと感想のところでありましたので今後はそういう箇所を直していこうと思います。直しが終わったら最新話を投稿します。
家入黎人/吉野順平は逃げ出したい
新学期!!!
体育祭に学園祭!!!
学業優先の秀知院にも、
学校の一大イベントがある!!!
そんな初日、黎人は校門前で風化委員2人に呼び止められていた。
もちろん彼の目の前で肩を上下させて唸るのは伊井野、隣で「もう諦めたら?」と言う大仏。髪を下ろし、
周りの人は避けるように避ける現場では、伊井野がギャイギャイ言っていた。
「1学期は、片目包帯でタバコも吸ってて・・・2学期には髪下ろして両目包帯って!!?」
「安心しろ、前は見えてる。」
「ダメですっ!!!校則違反です!!!」
「おい伊井野、お前まだ黎人のストーカーしてたのかよ。しつこい女は嫌われるぞ。」
隣に立つ石上が苦情を申し立てる。
「石上は黙ってて!!!とにかく校則違反ですよ!!今度は言い逃れできませんからね!!!」
「たっく・・・おい石上、俺が合図したら校門通り抜けろ。」
石上がこくりと頷き、黎人は横手を向いてわざとらしく大きな声を出す。
「あ!校長〜おはようございます!!」
勿論、校長はいない。黎人のハッタリだ。
「えっ!!校長先生!!?おはようございます!!!」
頭を下げた伊井野。同時に大仏も頭を下げる。
(今だ行け!!)
この隙を見逃さない。黎人と石上は急いで校門を通り抜け、2人並んで笑い出した。後ろでは「あれっ!?」と伊井野が慌てふためいている。
「あははは!!にしても、二学期が8月の最終週でスタートって中々鬼畜だな。課題と夏休み明けテスト対策したか?」
「黎人さんに脅はーーというか
「母さん直伝の酒のつまみと伝説の銘酒『酒呑童子』」
「無視しないでくださぁぁい!!!」
校門から走ってきた伊井野が黎人らにたどり着く前に、2人は校舎内に逃げ込んだ。
△▲△▲△▲△▲
1時間後・・・
『エェ、新学期ガ始マリマスノデ、ウンタラカンタラ〜』
「おい黎人、お前何食べてる?」
「キシリトールガム、禁煙中なんだよ。」
「禁煙!?お前が!?」
『ト言ウワケデ、ココデ私ノ体験談ヲ・・・』
「何でいきなり禁煙したんだ?」
「・・・"ある先輩"に禁煙してって言われたんだよ。」
体育館、全校集会という校内放送に変えてもいいだろと思うそれを、黎人はただ聞いていた。彼はこの学校にはあと半年しかいれない。だがその1年は、去年の騒動の後ほとんど休んでいない黎人にとって貴重なものなのだ。
(あんな形とはいえ、あの異常者どもを送られる事もなくて安心だな。俺はあと半年、この学校で低級呪霊を祓いながら四宮先輩と会長をくっつければいい・・・ま、呪霊は式神に祓わせて俺はあの2人に集中するか。)
難易度はともかく。
呪詛師は黎人が学校中に張った結界を通れない。
呪霊はセルフコントロールの式神が祓らう。
めんどくさい受肉体も来ない。
まさに極楽!!
ちなみに重要なこと以外は右耳から左耳に聞きながしている。
そう、重要なこと・・・
『ソレデハ、今年度ダケ数学ヲ担当スル新任ノ
・・・は?
校長の隣に立つ白髪、サングラスをかけ、白いシャツに黒のジーンズを見に纏っても隠しきれない高身長の男。
(五条?いや、勘違いだな、あんな変態教師がここに来たら極楽が極悪に変わる!そもそも奴は東京校の学長に就任して忙しいはずだ・・・お願いします、五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃないように五条悟じゃーーーー)
「どうも〜初めまして!!2年生の数学を担当の五条悟です!!みんな、よろしく〜!!!」
「ーーーーグハッ!!」
黎人は血とガムを吐き、崩れ落ちた。
五条悟、何故お前がここにいる。
本日の勝敗、黎人の負け
(胃に穴が空いて保健室に運ばれた。)
家入黎人は逃げ出したい。
▲△▲△▲△▲△
時間は遡って昨日
四宮別邸にて、門の前には大きな荷物を抱え、黎人の指示通りに門が開くのを待つ少年がいた。
「でっっっか・・・映画のロケに使えそうなくらいデカいんだけど・・・」
吉野順平
呪術高専2年の準一級術師。
去年の里桜高校の一件の実行役だった彼は特級呪霊『真人』の策略で母の吉野凪に重傷を負わされ当人は殺されかけたのだが、その場に居合わせた虎杖悠仁と七海建人、そして家入黎人に命を助けられた。処刑対象となったのだが、家入黎人による観察処分で落ち着いた。
現在は家入硝子の弟子となり、
そんな彼が何故四宮別邸にいるのか。
話は夏祭りの時に遡る・・・
お祭り前、黎人に『後で話がある。』と連絡があった。何だろうという疑問と、命の恩人の願いは聞こうという思いが順平にあった。
で、祭り途中で聞いてみると四宮かぐやという四宮家のお嬢様に会わされた。
『四宮の当主と『準一級以上の術師を四宮かぐやの護衛に付かせろ。』って縛りを結んだ。てな訳で、俺がお前の任務肩代わりするから、お前行ってこい。』
『えぇぇぇ!!!??無理です!!!』
『はじめまして、四宮かぐやです。』
『あ、はじめまして。ぼくは吉野順平ーーって僕まだ行くとは『俺ん家の地下シアター使わせるから。』
『キリッ‼︎頑張ります!!』
という経緯でかぐやに挨拶して、側仕えの早坂というメイドを呼んでくれた。
(うぉぉ・・・メイドだ。)
「早坂、彼が派遣された呪術師よ。私はもうお祭りの時に紹介されたけど、貴女はまだでしょう?」
「はじめまして、吉野順平と申します・・・早坂さん?」
「ーーーーガクッ」
早坂は、目からハイライトが消え、膝から崩れ落ちた。
「「え?」」
「
(えぇぇぇ!!?何なのこの人ぉぉぉ!!!?)
(えぇぇ!!?どうしたの早坂ぁぁ!!?)
吉野順平は逃げ出したい。
早坂のキャラ崩壊ってあんま見ないから、書くの苦労しました。
あとそれから、勘のいい人なら分かると思います。
元呪詛師と裏切り者、ちょっと似たもの同士です。
カップリング作っていいよね?