次の話はなるべく早くに出す予定ですが長い目で見守っていただけると嬉しいです
ある日突然闇が現れた。
その闇は姿を変え大きな異形の怪物へと変化した。
闇から生まれた怪物達は街を破壊していく。
私がよく知っている場所も、知らない場所も関係なく破壊されていく。
街の人達の逃げる声がする。
泣き叫ぶ者
懇願する者
唐突に訪れた自体に困惑し怒る者
それらはまるでこの世の終わりのようだった
周りは瓦礫による土の匂いと血の匂いで満たされている。
…私の名前はユース。
青銅器の道具を作っていた。いわゆる職人だ。
祭事で使われたりする道具を作っている。
…しかしこんな状況ではもう作れないだろう。
本当に突然だった。
突然辺りが黒き闇に覆われたと思えば奴らが現れたのだ。パニックになって出来たばかりの
これが最後か…それも悪くないのかもな…
…いやまだだ。まだここで死ぬ訳には行かない。自分はまだ生きて青銅器を作りたい。人に光をもたらしたい。そう思っていたが…
「どうやら私ももうダメのようだな…」
頑張って走っていたが途中崩れてきた瓦礫に足が挟まれてしまった。瓦礫から足を抜こうとするがどうやっても抜けそうにない。ここで奴らに殺されるのが決まっているようなものだった。
とうとう奴らが目の前にまで来た。
(ここまでか…けど絶対に諦めたくない まだ終われない 絶対に生きてこれからも光をもたらすんだ)
…そう思った時だった。
空から光が降ってきた。奴らの動きが止まる。
まるでその光を恐れているようだ。
光が近づいてくる。
そして頭に声が聞こえる
(強き心を持つ者よ。青き器を天へ掲げよ)
私は手に持っていた青銅器を見る。
そしてさらに声が聞こえる
(それを天へ掲げよ。そうすれば闇の者に対抗出来る力が得られるだろう。しかしそれは途方もない戦いだ。覚悟はあるか?)
私は覚悟を決めた。
闇と戦い皆に光をもたらすと、そして皆を守るのだと
(覚悟を決めたか。ならば私の名を叫ぶのだ
アードと)
私は天に
「アード!!!」
全身が光で包まれる…とても暖かな光だ…
光が晴れたと思えば私は奴らと同じ大きさになっていた
身体を見ると銀の体に青のラインが走り胸には青き玉を宿す