実際はff13を練習としこっちをメインに加工かなぐらいの気持ちなので
ぶっちゃけ更新は気まぐれです
休みがあれば適度に書くかも。
ただ、スマホで打ってる為か2000字行くと重くなるので
およそ1750~2200の間を目指してやっていきます
それでも良いよというのならば是非ともよろしくです
ff13も同じです
ある世界にはクルスニクと呼ばれる一族がいた。
先祖はミラ・クルスニクと呼ばれる者で精霊の主マクスウェルを召喚した者だ。
その召喚の際[証]が必要なのだがミラ・クルスニクは詩を歌った。
その内容は、可憐とは裏腹な[おら、さっさと出てこいよ][出てこねえと髭抜くぞ]
といった脅しに等しいものだった。
しかし、出てきてくれたら私のマナを全部差し出しても良いという恋歌のような面もある歌だった
その一族の末裔であるルドガー・ウィル・クルスニク
とエル・メル・マータは一族に与えられた試練をクリアするため[カナンの地]と呼ばれる場所におり
だがその二人の風貌は些か変化していた。
ルドガーは全身が黒い鎧で覆われており、エルは身体の半分が黒い何かに侵食されていた。
その時の彼は今から消滅するのにも関わらず笑みを浮かべている
一族には骸殻[ガイカク]と呼ばれる能力が受け継がれている。
その骸殻は凄まじい能力の反面使いすぎると身体が黒く侵食されていきいずれ身体が消滅するという物だ。
そして、それはルドガーとエルも例外ではない。
エルは身体の半分が侵食されているため、もう少しの命だが、それを治すにはルドガーが最後の一人になるしかなかった。
カナンの試練とは[分史世界]と呼ばれる平行世界を潰しながら且つ[道標]と呼ばれる物を回収しそれを5つ確保するのが試練だ。
[分史世界]はクルスニク一族が骸殻を使いすぎによる成れの果てだ。
[道標]を確保するには[クルスニクの槍]と呼ばれる一族の中でも特異な能力を持つ者が必須となる。
その能力は分史世界の物を正史世界に持ち出せるという能力だ。
エルは偶然にもその能力保持者であり、ルドガーはそれに気づかないままエルと共に旅をしていた。
ちなみに、試練には制限つきで全てのタイムファクターが1000000を越えた時点で試練終了となる。
そして、現在の数は999999でありこの人数を過ぎるとタイムファクター化は解除される。
そして、この場にいる一族はルドガーとエルの二人だ。
ルドガーはエルを助けるために自らを犠牲にエルのタイムファクター化を治そうと骸殻を最大限使用している。
「エル約束する!もう嘘つかないし、トマトだって食べる!ルドガーが助けてくれたこと‥スープの味も絶対忘れない!」
本当っ本当だから!と目の前の少女は涙を拭い
その光景を目にし安心したかのように笑みを浮かべ
「ああ。約束だ」
その言葉を最後にルドガーの身体は消滅した
そして、数値が1000000に達しエルの症状は綺麗に消えた
この時を持って長い間続いたクルスニク一族の試練もとい呪いに決着がつき
「ありがとう。ルドガー」
エルは自らを救ってくれた相棒に感謝を述べさよならを告げる
______________________
「(ああ、これでよかったんだ。)」
身体が消滅したが、今までの事を思い浮かべ満足げに微笑んだ。
エルは分史世界の住人で尚且つ、自分の将来の娘でもある
確かに正史世界には何れ同じエルが生まれるかもしれないがそれでもと、俺は今のエルを選んだ。
「(兄さん。俺守れたよ。ミラ、ありがとな)」
「(まあ、少しの後悔があるとするなら、エルのこの先を見守ってやれないことが残念かな)」
この先の人生はどうなるか全くわからない。もしかしたら俺みたいに借金を背負うかもしれないし、ギャンブラーになるかもしれない。
「(でもまあ、皆がいるから大丈夫か)」
一緒の旅をした仲間を思い浮かべ安堵する。
頭が良く護身術を身に付けている元医療学生であり現研究者のジュード
元傭兵であり、強かな現商人のアルヴィン
学生ではあるが精霊術の使い手エリーゼ
指揮者[コンダクター]の異名を持つ宰相ローエン
元看護婦であり現記者の棍の使い手レイア
遊び人兼他国の王様のガイアス
それぞれが一緒に旅をし戦った仲間達だ。
「(‥あのメンバーの他にミラとかミュゼはいるけど精霊だし、使命が終わったら消えるって言ってたから多分もういないだろうな‥)」
[あはは]と苦笑するが、よくよく考えれば俺はこれからどうなるんだろうかと気になった。
消滅は確かにしたんだろうが幾らなんでもおかしすぎる。
てっきり思考もなにもできない状態になるんだと思っていたんだがな。
「そうだね。実際はその状態のあとに分史世界になるが正しいね」
「(!?)」
「落ち着いてルドガー。僕だよ。オリジンだ」
「(何でオリジンが此処に!?)」
唐突に全身真っ白な精霊オリジンが目の前に現れた。
「それはね、君に試練を越えた報酬をと思ってね」
「(報酬?)」
「そうだとも、君は自らを犠牲にしエルを助けた。その行いは僕たち精霊にとって人間を見直す出来事だ。なのでその報酬をね」
まあ善意とは押し売りだとか何処かの奴が言っていたからそれを見習ってね君に僕とクロノスが勝手にやろうってねそういう話になったんだよ
ああ、分史世界になる訳じゃないから安心して。実際は元ある平行世界に君という存在を放り込むだけだから。
その世界は精霊やらダンジョンやら神様やらいるけど実際は君達の世界より分かりやすいと思うよ。そこで素敵な女性を口説いたりハーレム築いたり同性と仲良くしたり色々すれば良いよ。だってほら君そういうの得意じゃん?
「(イヤ。ちょっと待て誰が得意だ。そして何か不穏な言葉が幾つか聞こえたんだが!?)」
大丈夫大丈夫、時間制限有りとはいえ骸殻とか代償無くすし精霊術とか体術とか色々使えるよう調整するし
「(ああそいつはどうも。じゃなくて!)」
あっごめんそろそろ時間だからその世界に放り込むね
行ってらっしゃーい。
「(え、あもう!?)ちょっとまてええ!」
えええええええぇぇぇぇーーー
俺の言葉が最後に木霊し意識がまた消えていった
次からはダンジョンに入れたらいいなー
読んで頂きありがとうございました。
もしよろしければ次回もよろしくです