審判を超えた先はダンジョン   作:日常自販機

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やっぱり戦闘シーンは全員出すのは難しいですね。
とりあえず、頑張ってみました。



静寂

 

 

その言葉が聞こえた瞬間靴の裏が視界に現れた。

 

「うおっ!」

 

ブォン!と蹴りが風圧を生む程のスピードで放たれ、ギリギリのところを上体を反らすことで回避しバク転バク宙と繋げ距離をとる。

 

元居た所には脚を構え残身をとっている灰色の髪の人、アルフィアがいた。

 

「ふむ。一番厄介なヤツをさっさと仕留めようとしたが失敗か‥」

 

――――――――なら‥‥‥

その瞬間アルフィアの姿がその場から消え、手刀が胸に突き出されるように放たれる。

それを身体を回転させて逸らしその勢いで蹴りを放つが残った手で受け止められる。

 

「うおおおおおお!!!!!!!」

 

一瞬動きが止まった時をガレスさんがその身の剛腕で斧を振り下ろすが

 

「邪魔だ」

 

「ぐはっ!」という言葉と共に一蹴された。

その隙を狙い地面をハンマーで全力で叩き土煙を周囲に撒き散らす。

 

その煙に紛れ距離をとり、アストレアの面々と合流する。またアルフィアも後退し微かな余裕が生まれた。

 

「ルドガーさん!無事ですか!?」

 

「ああ!なんとか!」

 

「全く!突然襲うとかあり得ないわよ!あと御免なさい!全く動きが見えなかった!」

 

それはそれでどうなんだ!?アリーゼの言葉に唖然とするが仕方無いのか?という気持ちも沸く。

 

「でも‥私達にはとっておきがあるからなんとかいけるわよ!多分!」

 

「ならさっさとしたらどうだ?こうしているのは只の気紛れということを忘れるなよ」

 

まあ確かにさっきの速度を見れば、この距離なんて1秒あれば詰められる。

 

「わかってるわよ!さあ皆行くわよ!」

 

「「「同調開始![リンクオン!]」」」

 

是によりリオンとアリーゼ。ライラと輝夜がリンクを繋げる。

 

「!!」

 

空気が一瞬変わったのを感じたのかアルフィアが少し身構えるが

 

「「遅い!」」

 

リオンとアリーゼが風と炎の力を巧みに使い上空に打ち上げたところを連撃をし最後に下からのカチ上げと上からの攻撃で挟撃を行う!

 

「‥‥!」

 

案の定その挟撃はかすり傷が入った程度に収まる。だが意表はつけたみたいだ!

 

「輝夜!私たちもいくぞ!」

 

「ああ!あいつらだけに任せてたまるか!」

 

二人はアルフィアのところで交差するように走りだし十字に切り裂くが

 

「甘い」

 

と頭を抑えられ止められる。

それに追撃するようアリーゼとリューが攻撃に動きだすがそれも叶わず

 

「福音」

 

その一言で彼女の周囲に音と風の暴力が現れ全員が吹き飛んだ。

 

「![開口、無窮に崩落する深淵]!」

 

俺の周囲に精霊術特有の陣が形成される。

 

「[グラヴィティ!!]」

 

アルフィアの上空に敵を引き込む重力場が形成され効果範囲を荒らすが

 

「[魂の平静]」

 

その一言で呪文が消え去る。

 

「そんなのありか!?」

 

ポンポンと服についた埃を払いつつ、此方を見据えて

 

「なるほど、私と殆ど同じタイプか。前衛、中衛、後衛が可能と」

 

――――――では、先程の続きだ。

またもや、瞬時に目の前に現れありとあらゆる攻撃を仕掛けてくる。凄まじい速度で放たれる手刀を辛うじて回避するが、そこから繋げてくる蹴りや投げ、全てが必殺であり、少しでも気を緩ませたら此方の命が紙のように吹き飛んでしまう。

 

それに対抗し、二種の武器を巧みに扱いどうにか凌いでいく。しかし一刀で高速の連撃を行うにしても、二つの剣を一刀に重ね叩き割るにしても、ミラに教わった舞うような斬撃も、彼女にはかすり傷が程度だ。

 

唯一まともに入ったのが、ハンマーで爆弾を放り投げる[アンスタブル・マイン]を目の前で爆破させることや、地面を柄で強く穿ち隆起させる[デストリュクス]といったほぼほぼ自爆攻撃だ。

 

「(銃なんか出す余裕無いんだが!?)」

 

「詠唱が終わった!その場から離れろ!」

 

後方にいるエルフからの指示が聞こえたが、彼女からの連撃の対処でその場から動けそうにもない。

 

「さあ。この状況からどう対処する?」

 

足下から魔方陣が現れ強力な技が来るのが確認しなくてもわかった。

 

「(これしかないよな‥!)」

 

頭の上でハンマーを回転させ周囲にシールドが形成される。

それと同時に周囲にとてつもない魔力の火柱が立ち上ぼり俺もろとも焼き付くそうとしてくる。

 

「その隙を待っていた」

 

その言葉が聞こえたときには凄まじい衝撃が鳩尾に走り何度も地面を跳ね壁に衝突し、意識がとんだ。

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

「まあ‥なかなか手強かったな」

 

それで?やっている間全く手を出さなかった貴様らはどうする?

 

目の前に少々火傷あとや埃、切り傷が出来た化け物が問いを投げてきた。

 

「ええ‥どっちかっていうとルドガーに引くんだけど。何で傷を負わせること出来てるのよ。」

 

「それはどういう意味だ?」

 

「実はですね。リヴェリア様‥」

 

何も事情を知らないリヴェリア様にルドガーがLV1相当なのを説明した。幾らなんでも恩恵を授かっていないとは言えず、あくまでも一時的な対処としてその様に話す。

 

「なんと!?あやつレベル1にも関わらず手傷を負わせたのか!?」

 

「っ!?いやいや!?あり得ないだろ!先程の魔法ですら見たこと無いものだったんだぞ!?」

 

「大丈夫です!私たちも見たこと無いから!」

 

「「「同じく!」」」

 

これでルドガーが恩恵授かったときにぶっ壊れな性能になるのは間違いないのは確実なのよね!

というか、把握する方が難しい位なんでも出来るわよね!彼!

 

「さあ、一番強いヤツが暫く退場だ。ここから巻き返してみせろよ。雑音共」

 

 

「なんの!ルドガー一人だけじゃないってところ。見せて上げるわ!」

 

 




ルドガー真っ先に狙われ気絶しました。

いやー‥これも英雄の宿命なのでしょうか。
まあ、回復役を真っ先に狙うのはルドガーもやってたので致し方なし。(血まみれの兄弟END)

さあここから若干ダイジェスト気味にいきます。
あともうちょいなので20話行く前には終わりそうかな‥
アイズ‥出せませんでした( ̄▽ ̄;)

目を覚ますのはどの辺でしょうかね‥‥
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