審判を超えた先はダンジョン   作:日常自販機

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今更何ですけど技とかああいう感じの表現で大丈夫でしょうか?
一応[魔神剣]とか[鳴時雨][重裂破]とか技の説明を見てやってるんですけど
やっぱ「魔神剣!」みたいな感じで叫んだ後に説明書いた方がわかりやすいのでしょうか‥
そんなこんなで続きです。



間近?

 

 

「ッッハァ‥‥ハァ‥ッ!」

 

凄まじい連撃の後の後遺症か、目眩がするほどの息切れが身体を襲うと共に気絶後の高揚感が身体から抜けていく。

土埃が激しくモンスターの姿が見えないが手応えはあった。最後の蹴りを放ったとき何かを砕いた感触と息の根を止めた感覚が身体にこびりついたからだ。

 

(‥ハァ‥ッッ全く‥この感触は余り好きじゃないのにな‥って、散々世界を消してきた俺が言えた事じゃないな‥)

 

今でもたまに夢を見る。あの兄さんを貫いた時の感触と世界を壊した時‥そして、分子世界で仲間が時歪因子の時だった事をだ。

 

あの時はエルを心配させないが為に無理矢理気張っていたが‥ジュードやレイア等の面々にもろばれみたいでカウンセリング紛いの事をして貰って誤魔化していた。

特に顕著だったのが兄さんを貫いた時だ。あの時ほど身体が不調になった事はない。

実際、分子世界から戻ったときはもう会えないって考えるだけで涙が止まらなかった。

カナンの地の道を進んでいるとき、自分がどんな顔をして戦っていたのかわからないぐらいだ。

 

叫びながら戦っていたのかもしれない。

 

泣きながら戦っていたのかもしれない。

 

何も考えないように戦っていたのかもしれない。

只唯一わかるのが仲間の目を見れなかったと言うことだけだ。

 

そして、自身の乱れに乱れた呼吸を整えると後方からリヴェリアと呼ばれていたエルフとガレスさん、アイズが駆け寄ってきた。

 

「おい!大丈夫か!?」

 

「ああ‥なんとか‥ね」

 

その反応に手を胸に当てホッと一息ついた彼女は安堵したのか呆れた表情で「私の出番いらなかったな」と続けた。

 

「だが‥本当にやったのか?」

 

「魔石がまだ残っているならもう再生していてもおかしくはないと思うのじゃが‥出てこんな」

 

「‥そうだな‥最後の一撃を放ったとき何かを砕いた感触があったから‥多分その魔石‥?をやったんだと思う」

 

あの時の感触を説明すると袖を引っ張られる感触が伝わった。そちらに視線をやるとアイズが魔神剣を教えると伝えたとき以上に目をキラキラさせていて、何故か微かに冷や汗がでてきた。

 

「え‥と‥どうしたの?」

 

「さっきのも!教えて!」

 

「いや‥ごめんあれは無理」

 

ガーン!!と目のキラキラが一気に消えたのがハッキリと顔に書いてあった。

まいったな‥教えたくとも教えられないというか、1人で出来ないというか、もう出来そうに無いというか‥なんて説明すればいいんだ?

 

 

その時パチパチパチと拍手する音が聞こえ、その音の発信源は俺の店で無銭飲食を働いたエレボスと呼ばれる神だった。

 

「いや~見事見事。まさかあのモンスターをこうも速くぶちのめすとは」

 

「こりゃ俺の見立てが甘かったな」と反省したのかしていないのか中途半端な表情で称賛の言葉を紡いだ。

 

「因みに聞くが、あれが最後の秘策という事でいいのか?」

 

「ん~そうであり。そうでもない‥かな?」

 

「それはどういう?」

 

「いや~こればっかりは俺も予想外でな‥ちょっと困ったことになった。」

 

―――だから助けてくれ。と今までの傲慢が消えたかのように助けを求めてきた悪神。

 

「「「ハア?」」」

 

この反応は俺達が絶対に正しい。そう思い訳を聞こうとすると、彼は俺達とは別の方向に指を向け「あそこを見ればわかる」と示したのは‥‥

 

「‥‥なんじゃ‥あれは‥」

 

「骨の‥モンスター?」

 

「‥気持ち悪い‥」

 

それは骨のようなモンスターで全長は‥なんぼだ?10Mいかないぐらい?あとは‥手足の関節が逆になってるのか?

その怪物が凄まじいスピードで白い装束の闇派閥を一掃していた。

 

「一応アルフィアにも聞いてみたが見たことが無いそうだ。今は俺の部下を餌にしてどうにか気を引いてるがもうじき此方に来るだろう」

 

「アストレアファミリアは!?」

 

「安心しろ。今は全員気絶して上層に運び込まれてるはずだ。」

 

いや~病気のないアルフィアはマジで化けもんだわ。もうビックリするぐらい。お前があのとっておきに向かっていったらアストレアファミリアを瞬殺だぜ?んで、死んだら目覚めが悪いって事でアルフィアはあのモンスターを確認した後上に行ったぞ。

 

「因みに部下曰く、剣、魔剣、全く通じないどころか跳ね返してくるらしい。それも盾で爪を防ごうとしたところで身体が盾事真っ二つよ。どうしたもんかね‥」

 

「武器が通らない‥」

 

「魔剣が効かない‥となると魔法も効かないと見るべきか」

 

「防ごうとしても駄目‥ときたか」

 

「無敵じゃないか!?」

 

「そう。ぶっちゃけ打つ手無し!だから秘密に満ちているそこのルドガー君にどうにかしてもらいたいわけよ」

 

――――だから頼む。その今までの印象では飄々としなにがあってもその態度は変わらないような神と想っていたが、今目の前にいる彼は頭を下げ懇願している。

「‥この後貴方はどうなるかわかるか?」

 

「十中八九送還されるだろうな‥」

 

「それについて思うことは?」

 

「特に無いな」

 

「‥わかった。但し条件付きでだ」

 

条件?と首を傾けるエレボス。彼は確かに大勢の人を巻き込み、更には大勢の人の命を奪った。これは変えようのない事実だ。

 

だからこそこういうやつにはこんぐらいの罰で充分だ

 

「ある二人を説得してほしいかな‥丁度俺の店人手不足なんだ。ついでに、酒代分働いて返してもらうぞ」

 

「‥お前まさか‥くっ!!アッハハハ!!!OK!わかった!その条件受けた!」

 

腹をかかえて笑っているエレボスを尻目に白い骨のモンスターに近寄ろうと進む。

 

当然リヴェリアやガレスが俺を引き留めようとするが下がっていてくれた方が俺としては遥かに動きやすい為距離をとって貰った。

 

「‥‥ふっー。さて久し振りにやるか」

 

ポケットにいつも入れてある真喩色の懐中時計を手に持ち両手を突きだす。

 

「ハアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

 

俺の身体が骸殻に包まれるのと同時に、何処かで時計の針が進み始めたのを何気なく感じ取った。

 

 

 

 

 





ジャガマル君来ました。

そして骸殻発動しました。

アルフィア、アストレアファミリアを瞬殺しました。

因みにここに明記してませんが、ジャガ丸君の発生条件は階層の二割崩壊なので、1.5割は黒の異形。残りは‥お察しです。

アンケート何ですけど、これは言うべきか言わないべきか迷ってたんですが、ベル君の家に現れるのはルドガーとエルにとって大事な人ってことを書こうとしてました。
特徴は‥金髪のバリボーデス!

いやまあ‥選択で未来が決まるならこういうのもいいのなって思ってました。
後出しで申し訳ない。

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