評価、お気に入り等々ありがとうございます
今回は他のファミリアの話になっています。
後日談はこれで終了です
ダンジョンの戦闘が終わった次の日。
体力がある程度回復したところでロキ・ファミリアの幹部たちはそれぞれの報告を行っていた。
団長であるフィンはリヴェリアとガレスの報告を聞くと表情に影が現れる。
「‥そうか。いやいいんだ。あの二人を相手に生き残って帰れるだけいい。」
因みにそのあとの二人は?と続けるとリヴェリアとガレスは首を横にふり
「すまない。アストレア様の預かりとなっただけしかわからない」
「こっちも似たようなもんじゃ」
「なるほど、もしかしたらオラリオにいる可能性も考えてギルドと連携を謀ってみるよ。
ところでその報告にあったルドガーさんが凄まじい働きをしたというのは間違いないのかい?」
「ん?フィンも知っていたのか‥ああ事実だ。あのアルフィアと事を構える位の実力の持ち主だ。」
「特に凄かったのは気絶の後じゃな。何があったのかわからんが、まさに孤軍奮闘状態じゃな。一人で二人分の働きをしていたからの。」
そして、そのあとが更に凄まじかった。とリヴェリアは語った。
エレボスが連れてきた[神獣の触手]をあっという間に蹴散らし、その勢いで異形な魔物を跡形もなく消滅させたという。
「アストレア・ファミリアが言うにはLV1らしいが‥十中八九嘘だろうな」
「‥ちょっと待った。僕の時はアストレア・ファミリアで預りになってるって聞いたけど?」
「それを言うなら儂の時は店を出し始めたと聞いたんじゃが?」
「「「‥‥‥‥」」」
全員の言うことが少しずれている。いや正確には内容は合っているんだろう。
預りになっているとは言うけど眷属にはなっておらず、建前でLV1だと言ったと考えると妥当だ。
ガレスの時は‥預りになる前の話と仮定すると納得できる。
「‥とりあえず彼の事は後々」
「「了解」」
実際どのタイミングかわからないが親指の疼きが一層激しくなり折れる寸前に陥った。
[神獣の触手]を殺ったときか、それとも未確認のモンスターを打ち倒したときか、はたまた両方のときか。
彼については調べる必要がありそうだ。
「それと、アイズが言っていたんだが」
「なんて?」
――彼から精霊の気配がした。らしい
「っ!詳しく」
なんでも、異形のモンスターを倒した時の気配が尋常じゃないぐらい大きかったらしく、自分の知っている精霊と同等。もしくはそれ以上の力を感じたみたいだ。
「‥なるほど、因みにそのアイズは?」
「アイズならさっき出掛けたのをみたんじゃが‥ダンジョンとは違う方向に向かいおったわい」
「‥まさか」
「‥そのまさか‥か?」
◆◇◆◇◆◇◆
「ルドガー約束」
「うえ!?なんでここにって約束ってまさか!」
「おおー。ルドガー早速たらしこんだのか。」
「なわけあるか!」
「あの衝撃。【魔神剣】?おしえて」
◇◆◇◆◇◆◇
ところかわってアストレア・ファミリアのホーム[星屑の庭]
そこにはアルフィアとの激闘を終え治療に専念しつつそれに見合った成長を遂げたメンバーの姿があった。
全員が「「「いやっっった!!!!」」」と喜び様で見事器の成長を遂げることが出来た。
そんな中アストレア様は皆に話があるようで「ちゅうもーく」とはしゃいでいる家族に促す。
「実は皆に相談があるんだけど」
「いいですよ!」
「「「はやっ!!!!」」」
「おい!このボケ団長!せめて内容を聞いてから判断しやがれ!」
「ええー!?団長はこの美しい私よ!なら皆は有無を言わさず「はい!」って言えばいいのよ!」
「貴様は何処の独裁者だ!」
「アリーゼ。流石に何も聞かずに「はい」とは言えない!アストレア様話の続きを!」
「えっええ!実は‥‥」
話の内容は、エレボス、アルフィア、ザルドが生きているということと。ルドガーを眷属にしてもいいかという話だった。
ルドガーはともかく、エレボス、アルフィア、ザルドに関しては好感触ではなかった。
あれだけ好き勝手やられて「はいそうですか」と流石に了承は出来なかった。
特にリオンがエレボスの話になると眉間に皺がより乙女がしていい顔をしていなかった。
逆にルドガーの話になると皆が「「「オーケー!」」」と即答していた。
「‥‥返事が早すぎてなんだけど。本当にいいの?男よ?」
「まあ、メンバーの中に男性嫌いがいるわけでもありませんし、腕っぷしが強く料理が上手く、それに面も良い。他のファミリアにとられる位ならうちで請け負ってもよいかと」
「それに、もしかしたらあいつの強さの秘密もわかるかも知れねえしな」
「っと!言うわけで後はよろしくお願いします!」
皆の好印象ぶりに「ルドガー‥貴方って」と考えがよぎったが頭を横に振ることで消し去る。
「それじゃあ、彼と約束取り付けて来るわね!」
「「「今からですか!?」」」
――あ‥‥大事なことを言うのを忘れてた
「彼‥お店壊れて借金あるから!」
「「「‥‥‥‥はっ?」」」
「それと、その三人も同じところにいるから!」
「「「‥‥‥‥はっ!??」」」
後ろから「ちょっと待ってください!」と叫ぶ声が聞こえるが無視し彼のもとへ急ぐ
自然と足取りが軽くなり次第にスキップになっていく。
「ルンルンルンルンルーン♪」
神アストレアとその眷属が騒ぎだすまであと数日
―――――――――――――
また何処かの村では
「ねえ、お義母さん!」
「どうした?ベル」
「そのお義母さんとザルド叔父さんを助けたルドガーさんは、お義母さんとどんな仲なの?」
ビシッと空気が固まり、それを聞いていたザルドはスープを作る手が止まり、じいちゃんは顔がにやける
「‥‥そうだな。あいつとはやりあった仲だ」
「やりあう?」
「ああ、お互いに良いのを打ち合った仲だ。」
あそこまで良いのを食らったのは中々無い経験だった。とお腹を擦るアルフィア。
「‥ザルド」
「なんだ」
「‥本当に殺りあった仲なんじゃよな?」
「間違いなく」
「あれか?外堀を埋めようと?」
「‥‥かもしれんな」
この場にいないルドガーに「強く生きろよ」と念じ料理の続きに入る。
話がちょいちょい聞こえており捏造が若干多いが所々本当の事を加えているのが質が悪い。
「あいつの髪も白に近い色だから、もしかしたらお前のお兄さんかもな。それに目の色も私に近くてな」
「へえー!いつ会えるかな?」
「まあそのうちな」
―――――――――
その頃
「【魔神剣】!」
「魔神剣!」
「うーん。いまいち威力に欠けるな」
「‥でも出るようになった!」
「こっちはどうだ?【蒼破刃】!」
「やってみる!【蒼破刃】!」
「こっちは出来るんだな」
「うん。でも、魔神剣をちゃんと使えるようになりたい!」
「よし!なら練習あるのみだ!」
「おおーっ!」
「‥‥どんどん、改造されていくな」
とりあえずこれでアストレア・レコードは終了です。
ここまでお付き合いありがとうございます。
ミラは‥‥機会があれば参入させようかと
次は27階層の悪夢は‥小説は読みましたが詳しくはちょっとわからないので保留で。
一気にすっ飛ばして原作でもいいかなって思えてきましたのでアンケートとろうかなって思います。