TOX2で状態異常を治すときに使われるパナシーアボトル等は例の二人を治すのに使用するので無敵万能薬と変化しています。エリクシールとかはそれ以上とお考えください。
もう一度言いますご都合主義満載です!許して!
ギルドの対応が終わり半月後、俺は冒険者ではなくても受けられるクエストをこなしつつ、ゴブニュ様やヘファイストス様等協力してくれた神様に顔合わせを行いながら過ごしていた。
そして、お店がオープンしたのは良いが人が来ない、人手が足りない等の問題に直面していた。
今は丁度日が真上に来た辺りで普通なら何人かお客さんがいる時間帯だが誰もいない。
「‥‥暇だな」
一応このオラリオの料理とか作れるようになりはした。だが、前の世界の料理に若干の拘りがあるためあまり良い好感度はないみたいだ。
「ああ此処だ、この時期に店を出した物好きの所は」
「成る程、向こうの酒場とは些か風貌が違うな」
その時だ、顔に怪我は残っているが身体を鎧で覆っている男と、銀髪で黒いドレスを着た女性が来たのは。
「はーい。いらっしゃいませ。二名様ですか?」
「ああ、そうだ」
「かしこまりました。それではそこのテーブルでお待ち下さい」
「わかった」
‥‥何というか、雰囲気が違うな。例えるならこうビズリーと初対面の時と同じような‥いやクロノスかな、戦ったら只じゃすまないのがわかる
「えと、ご注文は?」
「「‥‥」」
「あ‥あれ?」
「いや、すまないな。見慣れないものばかりでな。取り敢えずお勧めで頼めるか?」
「私も同じのでいい」
「お勧めとなるとチーズ入りトマトオムレツを作りますね。」
「ではそれで、ああ俺のは大盛りで頼む。」
「かしこまりました。デザートとかは入らないですか?」
「今のところは必要ない」
―――――――では少々お待ち下さい
と伝えキッチンに戻り料理を作っていく。
懐かしいな、ジュードやアルヴィン、ガイアスやミラ、ミュゼ、エリーゼ、ローエン、そして兄さんに作ったのがつい昨日のように思えてならないな。
あの時はキャピキャピのジュードがタイムファクターとして出たときは驚いた。
「おっと!」
唐突に後ろから来た石を掴んだ。外から石でも投げ込まれたのかと思い、玄関を確認するがどこも割れた形跡は無い。
「?まあいいか」
――――――――――――――――――――
「気づいたか?ザルド」
「ああ、強いなあいつ」
私達はあの料理人の身のこなしが強者特有の隙のない動きに気づいた。
「まさか俺の投げた物を意図も簡単に掴むとはな。それもそれなりに力を入れたやつをだ」
普通であれば身体の何処かに当たり怪我を負う筈がその気配も一切ない。
「‥‥となるとLV4かLV5となるか」
「だが、あの豊穣の女将ではあるまいし、LV5とかであの顔は見たことないぞ」
「‥‥幾ら推測しても解らずじまいだ。この店内だと暇だろうし後で聞けば良いだろ」
「それもそうか」
―――――――――――――――――――――
「お待たせしました」
丁度二人の会話が終わったタイミングで二人分の料理をテーブルに乗せていった。
「おい。貴様、LVは?」
「は?LV?」
黒いドレスの女性に突然問われた。LVって何だ?
「何を言っている。神の恩恵で得られるLVのことだ。4か?5か?それとも6か?」
「いや、すみません。先ず恩恵授かってないです。それよりも料理冷めてしまいますよ?」
「「は?」」
「はい?」
「そんなわけが無いだろう。本当の事を言え」
「本当もなにも授かってないので無いとしか‥‥」
二人から訝しげな目線が痛い。貰ってないのだから仕方無いだろうに。あそうだ
「そうだお客さん。これ如何です?」
そう言い俺はパナシーアボトルと呼ばれていた前の世界の薬の入った瓢箪を取り出す
「これは?」
「あ~薬膳酒です。何かお二人の身体が優れなさそうなので、まあ騙されたと思い飲んでみてください」
では失礼します。とその場を離れた。
あの二人が来店された辺りからだろうか、男の方は毒がある時と同じ感じがした。女性の方はちょっとよくわからなかったが良くなればいいと思い渡した。もし効かなくてもエリクシールを渡せるように準備しておこう
―――――――――――――――――
「‥‥どう思う?」
「嘘‥だと言いたいが嘘をついてるように見えないな。」
恩恵も無しに行ったとしたらまさに私達が求めている英雄のようではないか。
まさかなと思い苦笑する。こんな時代に店を出すのはよっぽどの馬鹿かそれとも勇者か。
「(もしかしたら、あいつがそうなのかもな)」
「所でこの薬膳酒‥どうする?飲んで良いなら俺が飲みたいんだが」
「好きにしろ。私は結構だ」
「そうか、では!」
目の前の酒豪は瓢箪を掴み一気に飲んでいく。
プハッと音と共に口を離した。
「どうだ?」
「‥‥」
飲み終わってからか、ザルドは手を閉じたり開いたりし身体を動かし無言になった。
「‥‥治った」
「は?」
「いや、だから治った、ベヒーモスを喰らってから蝕んで来た毒が」
「‥‥冗談だろ」
「‥‥冗談だと思うか?」
―――俺が一番信じられんよ、お前も飲んで見ろとザルドが促した
こんなもので治るのなら今までの苦労は何だと思いつつもうひとつある瓢箪に手を伸ばし
「(もしかしたら治るのか‥‥この病が)」
半分期待を込め恐る恐る口に中身を口に入れた。
「どうだ?」
「‥いや、多少なりとも楽にはなったが全盛期とは言えないな」
そうか。ザルドは落胆したかのような声を出した。
「失礼します。当店からのサービスです。」
此方を見計らっていたかのようなタイミングで件の料理人がパイを提供してきた。
「おい。この瓢箪は何だ」
「何だって言われても‥故郷の薬ですけど効かなかったです?即効性に優れてるんですけど」
「いや、俺は治ったんだがアルフィアがな」
「ああ、楽にはなりはしたが完治とは言えんな」
「‥そうですか。んじゃこれをお試しください」
そう言い料理人は青い液体の入った容器を渡してきた
「‥これは?」
「エリクシールと言われる、万能薬ですね。さっきのはパナシーアボトルと言われる状態完治薬ですね」
さっきの奴より強力ですよ~っとあっけらかんと説明をしてきた。
少なくとも私達はベヒーモスの毒が消える薬やそれ以上の効果を持つ薬を見たことも聞いたことも無い
「まあ騙されたと思い飲んでくださいよ。提供した身としては使われなかったら何か心苦しいですし」
「‥解った。騙されてやる」
青い液体はポーションやエリクサーで見慣れてるし飲み慣れている。躊躇いなど一切無用だ。
「ッ!!?」
グッと中身を一気に煽った。薬の影響なのか胃や腸といった部分が熱くなり次第に手や足も熱を帯びていく
「ッハァ!」
中身が無くなり身体の熱が退いていくのを感じとる中で今まであった身体の違和感も共に退いていくのを感じた。
「(ああ、メーテリア。これがお前の時もあれば‥いや過ぎたことは何も言うまい)」
「おい!アルフィアどうだ!?」
「‥おいザルド」
「な‥何だ」
「エレボスと話に行くぞ。これでは踏み台にしては高すぎてしまう」
「ッ!?ハッハッハ!!!確かにな!」
私達の会話を聴き「あれ?俺なんかやらかした?」と小声で独り言を言っているやつに対して笑みを浮かべた。
ああお前のお陰で全力で動ける感謝していると心で告げながら
どうにかこれで納得してください
これ以上どうやってやれば良いのかさぱらんです。
ただ申し訳ないのがアストレアファミリア、ロキファミリア、フレイアファミリアが難易度アンノウンになりますけど、シカタナイヨネ。