楽園にて生き抜く 作:no w here
STR(筋力)
武器を持つために必要なステータス。
STRが高いほど武器を軽く扱え、武器を素早く振るえる事によって相対的にダメージが上がる。
あくまで「素早く振るえる」だけの為、手加減することで本来のSTR以下の速度に抑える事も可能。
瞬間的な運動力はSTRが参照とされる。
⊟過去のログを確認する
・ん?STRあげても威力が上がった感じがしないぞ?
・嘘乙。威力あがってるぞ
・ああ、いや。確かにSTRあげたことで振りやすくなって威力は上がってる。
でも振る速度を意識して同じにしたら威力が変動して無くてな
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《雑多な検証及び雑談》
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・検証完了。STRは武器のAGI(敏捷)を上げると考えた方が良い。だから意図して振る速度を落とせば威力を落とせる。
・地味にこれ発見としては大きいんじゃないか?意図して弱らせる手段が手に入ったってことだし
・TEC高くして手加減攻撃*1取得する必要が無いのは…大きいのか…?
・そもTEC上げれば高位攻撃スキルも取れるし、一長一短だろ。技術次第でTEC捨てても問題ないと考えればTEC分を他に割り振れる分強くなる
・あと検証付いてにいろいろと試してみた。武器を軽く扱うだけではなさそうだ。
・STR特化最強理論は検証で上がっていたな。キャラビルドのサイト頁に
・とりあえずそこに書かれてたもの含めて更新すっか(new!)
・おなしゃす(new!)
AGI(敏捷)
アバターの基本速度を決める数値。
スキルやアクセサリー、現在の装備重量などで最大速度が変化する。
装備重量を超過した際、最低速度保証としてAGIの1/10*2が付与される。
⊟過去のログを確認する
・AGIあげないと現実と大して変わらないな…アバターの平均運動能力程度?
・そうだな。でも重装であってもある程度以上はAGI振っておけ、装備重量がオーバーすると走れなくなるが最低速度保証はAGI依存だ
・もしかして>セブラセブルの彷徨う鎧
・!?
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《雑多な検証及び雑談》
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・彷徨う鎧の検証確認できた、誰か更新ヨロ
・あいさ
・ぐう有能
・せめてピサロナ〇ト…
・検証した結果AGIだけじゃ最高速度は出ない。協力者には感謝
・どういうことだってばよ…(
・動画検証した結果、同じAGIでもSTRに振っている方が基本速度が底上げされる。ただ加速するたびに一定のVITが無いとスリップダメージを受けるし、最大速度は同じ
・AGI極振りで光の速度は夢の話だったか…筋肉は全てを凌駕する、ちぃおぼえた(new!)
辿り着いた先――
…駄目元で彼女に聞いてみるとしても、先ずは少しばかりましになった死地を乗り越えなければ。
刀を構える。2分にも満たない攻防だが刃藍は壊れ掛け、血昇は輝きを鈍らせている。我自身も確認してはいないが、HPは1/3も残っていないだろう。黒猫も余力は然程無いのか、彼女に対して少しばかり及び腰となっていた。対して彼女は全く堪えた様子が無い。
「黒猫殿」
「名乗っていなかったね、武人殿――アラミースだ。貴殿の名は?」
「ジン=オールドグリングという」
名乗った直後、彼女の動きが一瞬完全に止まった。それに気付かずアラミースが言葉を返す。
「ジン殿だね――今のうちに伝えておくよ、恐らく援軍がたどり着――」
言葉を遮るように彼女が吶喊してきたので同時に飛び退いて躱し、水面を走る。対してアラミースは
「了解した――そこが
夜を血昇で掃い、鈍かった刀身に緋が蘇る。刃藍はあと1度
血昇を小刻みに振るう事で正面から集う蝕みを薙ぎ、スタミナが切れる前にその場でとどまる。直後蝕みが迫るが――後ろから二本の銀閃が飛び、迎撃した。自身のスタミナ回復を察したのちに柱を蹴る事で離脱し、彼女目掛けて踏み込み――頬を掠める爪を見送りながら袈裟斬る。
ガィン、と鋼を殴る音。既に幾度も聞いたそれに対し、
「――がぅッ」
「ふッ」
大きく前脚を引き、返された袈裟にあわせて上へ弾く。振り下ろされたもう一方の前脚を潜ってやり過ごし、転がるように後ろへ回る。蝕みの追撃に対して緋閃複数で応じつつ、捌き切れなかったものは最小限の負傷で済ませるように自身を捻じ込む。
此処まで戦って自身の勝ち筋は何か。
断言しよう、
此方へと振り返りながらの二度、彼女が噛付こうとし。一撃目を後ろへ仰け反って躱しつつ、二度目は鼻先目掛けての牙突で迎撃する。突き刺さらず、然し
「ッふ」
両足で柱に横から着地し、彼女の体当たりを隣の柱へ跳ぶ事で回避する。ドゴォッという音からして先程まで居た柱は砕かれたのだろう。そのまま水切りで水上を走り、蝕みの弾幕を大回りして躱す。
此処まで躱せる理由は単純だ。アラミースが蝕みから逃げることに徹しているせいで手間がかかっている事、そして
恐らくアラミースの増援が彼女にとって不都合なのだろう。故に
だが、最適解である以上――その最適解さえ
大回りした先に彼女が割り込み、此方へ前脚を振り下ろす。停止した直後正面に聳え立つ壁を蹴り、距離を取り――詠唱を走りながら行う。
――自然の掃除屋よ
蝕みの追撃を躱し、彼女に追われるように歩を進める。
――時と共に蝕み、終えた先に去る姿を魅せてほしい
――文明をも屠り、過去へと還す現象を
勝ち筋は無かれど、負け筋を消す為に。
「――
「…ジン殿の肝は立つことが無いのかい?」
「心境一つで悪化はしても、本来以上の力など発揮できるはずもあるまい」
「手厳しいね、全く――」
ぼしゃん、と我々の前に新たに現れたのは――灰色の、兎。
「犬っころ相手によくやり合えたな――アラミース、坊主」
暴れるのをやめ、唸り声をあげる彼女。
「――助かりました、ヴァイスアッシュ殿。僕と彼では、これがせいぜいでした」
「卑屈になる必要もねェよ、アラミース。二人掛であっても、此処までやれんなら上出来だ――良い
「…有難き、言葉」
二つの追憶は現実へ。