士道「なんであんなところに女の子が…?」
斗真「あの街並みが更地になったのに人間が無事でいられるわけが無い…」
2人がありえない状況に驚いていると
「ん…?」
長い黒髪で謎の輝きを放つドレスを纏った女の子が2人に気づき、気怠そうに
玉座の後ろに生えている柄のようなものを引き抜いた
士道「あれは…?」
斗真「剣?」
女の子が手に取った剣は幅広の刃を持つ巨大な剣だった
とても女の子が持てるようなのではない…しかし、とても刃が綺麗で不思議な
ものだった
彼女はその剣を俺たちに向かって、振りかざすモーションを見せ…
斗真「まさか…!士道ッ!」
斗真はそう言い、士道を巻き込んで横に避けた
すると次の瞬間には、士道と斗真のいた場所には、真っ直ぐと刃の軌跡が刻まれ、その後方にあった家屋や店舗、街路樹などが一瞬にして真っ二つに切れた。
士道「そ、そんな…」
士道が唖然としていると建物が崩れ始めた
斗真「なんてパワーだ…」
「……お前たちも、か」
士道「え…?うぉ!?」
酷く疲れた声が聞こえたと思ったら、先程の女の子が士道と斗真の目の前までに移動していた
士道「き、君は?」
「私に…名など、ない」
そう言い放った彼女の表情はとても悲しい顔をしていた
斗真は小説を書いているため、人間の表情などはよく理解しているが
一般人である士道ですら、その表情が分かる
そして、彼女は表情を変えないまま、再び剣を握る
士道「ま、待ってよ…!」
斗真「!?お、おい士道…あれを見ろ…」
斗真が驚きながら、空を指さした
士道はそれに釣られるように視線を向けた
そこには
斗真「え…人?」
士道「なんで人が空を?そんな斗真の小説でしか見た事がねぇーよ」
斗真「ッ!?伏せろっ!」
斗真はそう言いながら、士道と共に身を屈めた
空を飛んでいる人間が先程の女の子にミサイルなどを発射する
だがしかし、いくら経っても斗真達の元にミサイルなどがこない
それに異変を感じ、顔を上げると
「こんなもの無意味だと、何故学習をしない…」
彼女が剣を握っていない左手をグッと握るとミサイルなどがグシャッと曲がり、
空中で爆発する
しかし、突然士道達の後ろで異変が起こる
士道「あれは…本?」
斗真「!?」
何も無い空間から本のようなものが現れ、ページが捲られていくと
中から岩を模した異型なものがでてきた
しかし、その異型を斗真は知っている
斗真「なんでこの世界にいるんだ…
メギドが!」
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メギドとは元々斗真のいた世界にいた怪人で
幹部級メギドが開いたアルターライドブックから放出された、大量の本が全身を形成する事で生み出される。
一冊につき一体というわけではなく、アルターライドブックの伝承に沿って誕生し、一冊から複数の同個体や全く別々のメギドが生まれる場合があるなど多岐に渡る。
斗真はその幹部である
『幻獣』を司る、レジエル
『物語』を司る、ストリウス
『生物』を司る、ズオス
の三体を倒し、メギドはもう生まれないと思っていた
士道「な、なんなんだよ!こいつら」
メギドの出現によって、士道は腰を抜かしてしまった
だがしかし、そのメギドにミサイルが飛んできた
空中に目をやると白髪の女の子が飛んできた
その女の子に2人は見覚えがあった
士道・斗真「と、鳶一折紙!?」
折紙「五河士道、神山斗真…?」
鳶一折紙とは2人の高校の同級生である
2人が驚くと折紙も2人がいた事に驚いている
そして、折紙の手には光の剣が握られていた
だがメギドは光の剣を弾き、折紙をビルに吹っ飛ばし、折紙は地面に落下した
士道「鳶一!」
士道は折紙の元に向かった
そんな2人の元にメギドがトドメを刺しに向かう
そして、メギドが拳を士道と折紙に振りかざした
士道「ッ!?」
士道はもう無理だと思い、目を瞑る
だが痛みがやってくる気配がない
恐る恐る目を開けてみるとそこには
斗真「悪いけどこのふたりはやらせないよ!」
赤いエンブレムの着いた剣でメギドの攻撃を防ぐ斗真がいた
士道「斗真お前、その剣は…」
斗真「詳しい話しはこいつらを倒してからだ」
メギド「───ッ!」
岩を模したメギド、『ゴーレムメギド』が叫ぶとメギドが使役する尖兵『シミー』がでてきた
斗真は取り出したバックルに赤いエンブレムの着いた剣、『火炎剣烈火』を納刀し、
腰につける
『聖剣ソードライバー!』
そして、斗真は赤い本、『ブレイブドラゴンワンダーライドブック』を取り出し、
開けた
『かつて全てを滅ぼす偉大な力を持つ神獣がいた…』
ワンダーライドブックを、読み上げられると1番左のスロットに刺した
斗真は納刀されている火炎剣烈火に、手をかける
斗真「変身!」
力強くソードライバーから火炎剣烈火を抜く
『烈火抜刀!』
『ブレーイブドラゴッーン!』
『烈火1冊!
勇気の龍と火炎剣烈火が交わる刻、真紅の剣が悪を貫く!』
セイバー「物語の結末は…俺が決める!」
いつもの決め台詞を言い放った
世界を守る炎の剣士、仮面ライダーセイバー
世界を超えて、再びこの世に再誕した