士道side
斗真がASTと戦ってくれたお陰で十香と話すことが出来た
十香からこの世界についての事を質問されて、俺が答える
そんな人間と変わらない会話をしていた
その後、十香の体が透けていった
琴里に聞くと
俺は十香が消える前にまた会った時にデートをしようと約束をした
そして、十香が消えた後、斗真が俺のところにやって来て
ラタトスクに回収された
そして、次の日を迎えた
おれは学校に向かっている
ちなみに斗真は『昨日めちゃくちゃになったから休校だろ』と言って、
本の原稿を書いていた
まぁ俺もそんな気はするけど、何となく登校した
士道「まぁですよね~」
案の定、学校は休校だった
予想していたとはいえ、やることがなくなってしまった
何をするか考えていると頭に浮かぶのは十香の事だった
今、何やってんだろうなぁ
「……い、…ドー」
あっそうだ、十香とのデートプランを考えるか!
十香には喜んでほしいし
「おい!シドー!」
士道「うわぁ!?」
考えていた気づかなかったが俺の前には人がいた
凛とした声に長い髪の女の子
俺はその子のことを忘れるわけなかった
士道「と、十香!?」
十香「やっと気づいたか、ばーか!」
昨日、学校で再開した精霊『プリンセス』こと十香だった
士道「な、なんでここに?」
十香「む?昨日お前から誘ってきたのだろう?デェトとやらに」
士道「なっ…」
斗真「ふぅ~…これで今月の原稿は終了っと」
斗真は自分の店で本の原稿を書き終え、一息ついていた
斗真「…この世界に来たのは別にいいけど、どうして手に入れたはずの
ワンダーライドブックが全て無くなっているんだ…?」
斗真は元の世界では沢山のワンダーライドブックを有していた
以前、キリギリスメギドを倒した時に手に入った本もそのひとつだ
斗真「もしメギドが復活するなら…あいつも…」
斗真は1番会いたくないメギドを頭に浮かべた
すると突然インカムから声が聞こえた
琴里『斗真、聞こえる?』
声の主は琴里だった
斗真「琴里?どうしたんだ?メギドか?」
琴里『いいえ、あなたには士道のデートを見守って欲しいの!』
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十香「士道、これは上手いな!」
士道「そっか、気に入ったんなら良かったよ」
そう言った十香の手にはきなこパンがあった
どうやら、十香はきなこパンにハマってしまったらしい
すると士道の耳についてるインカムから声が聞こえる
斗真『随分と仲が良くなってるな』
士道「と、斗真!?」
聞こえたのは斗真の声だった
一体どこで見ているのかと士道は、十香にバレないように少しキョロキョロした
斗真『後ろのカフェを見てみろ』
士道「後ろ?…あ」
後ろにあるカフェを見るとコーヒーを飲んでいる斗真がいた
斗真『安心しろ、俺は何もしない。ただデートを見守るだけだ』
斗真がそう言うとインカムの接続が切れた
そして、士道はデートを続けた
斗真「これは心配いらなそうだな」
令音『トワ、緊急事態だ。』
突然、令音さんがインカムから話しかけてくる
斗真「どうしたんですか?まさか…ASTですか?」
令音『だいたい正解だ。だがASTの他にもメギドが現れた。
恐らく、以前逃がしたメギドだろう』
斗真「わかりました、すぐに向かいます!」
そう言い、インカムを切り、ソードライバーを腰につけ、
とある本を取りだした
『ディアゴスピーディー!』
ワンダーライドブックを開き、読み解くとソードライバーに差し込み、抜刀した
『発車爆走!』
『タイヤを開け、真紅のボディが目を覚ます!剣がシンボル!走る文字!毎号特別加速!ディアゴスピーディー! 』
ワンダーライドブックが変形し、バイクになった
斗真はそれに跨った
斗真「よし…行くか!」
そう言い、バイクを発進させた
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折紙side
時刻は18時、夕暮れの時だ
天宮駅前のビル群に、オレンジ色の夕日が染み渡る。そんな最高の絶景を一望できる高台の小さな公園を、少年と少女が二人、歩いていた。少年の方は問題ない。問題は、少女の方だ。
折紙「…存在一致率98%…とても偶然とは思えない…」
以前から現れている精霊『プリンセス』と五河士道の隣にいる少女は
とても似ている
折紙「狙撃許可は?」
私は対精霊用の武器『クライ・クライ・クライ』を持って、日下部燎子隊長に聞く
燎子「まだ上が会議中だから、まだ降りてないわ。しばらくは待機して」
折紙「了解」
燎子「しかし、折紙気をつけなさい。この辺りであの怪物の反応があるんだから」
折紙「その場合は怪物諸共消すまで」
そして、再び隊長は通信を始める
燎子「ッ!?なんですって!?───了解」
折紙「何か異常事態?」
燎子「いいえ、射撃許可が降りたの。折紙、あんたが打ちなさい」
折紙「了解」
そう短く述べ、照準をターゲットにあわせる
そして、引き金を引いた…
向こうでは血が飛び散っている
だがしかし、その血は精霊に似た少女のものではなくて
─────隣にいた五河士道のものだった