精霊と剣士の物語   作:夜櫻

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P6 デートスタート

 

士道side

 

斗真がASTと戦ってくれたお陰で十香と話すことが出来た

十香からこの世界についての事を質問されて、俺が答える

そんな人間と変わらない会話をしていた

その後、十香の体が透けていった

琴里に聞くと消失(ロスト)と呼ばれる現象のようだ

俺は十香が消える前にまた会った時にデートをしようと約束をした

そして、十香が消えた後、斗真が俺のところにやって来て

ラタトスクに回収された

そして、次の日を迎えた

おれは学校に向かっている

ちなみに斗真は『昨日めちゃくちゃになったから休校だろ』と言って、

本の原稿を書いていた

まぁ俺もそんな気はするけど、何となく登校した

士道「まぁですよね~」

案の定、学校は休校だった

予想していたとはいえ、やることがなくなってしまった

何をするか考えていると頭に浮かぶのは十香の事だった

今、何やってんだろうなぁ

「……い、…ドー」

あっそうだ、十香とのデートプランを考えるか!

十香には喜んでほしいし

「おい!シドー!」

士道「うわぁ!?」

考えていた気づかなかったが俺の前には人がいた

凛とした声に長い髪の女の子

俺はその子のことを忘れるわけなかった

士道「と、十香!?」

十香「やっと気づいたか、ばーか!」

昨日、学校で再開した精霊『プリンセス』こと十香だった

士道「な、なんでここに?」

十香「む?昨日お前から誘ってきたのだろう?デェトとやらに」

士道「なっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

斗真「ふぅ~…これで今月の原稿は終了っと」

斗真は自分の店で本の原稿を書き終え、一息ついていた

斗真「…この世界に来たのは別にいいけど、どうして手に入れたはずの

ワンダーライドブックが全て無くなっているんだ…?」

斗真は元の世界では沢山のワンダーライドブックを有していた

以前、キリギリスメギドを倒した時に手に入った本もそのひとつだ

斗真「もしメギドが復活するなら…あいつも…」

斗真は1番会いたくないメギドを頭に浮かべた

すると突然インカムから声が聞こえた

琴里『斗真、聞こえる?』

声の主は琴里だった

斗真「琴里?どうしたんだ?メギドか?」

琴里『いいえ、あなたには士道のデートを見守って欲しいの!』

 

 

────────────────

 

十香「士道、これは上手いな!」

士道「そっか、気に入ったんなら良かったよ」

そう言った十香の手にはきなこパンがあった

どうやら、十香はきなこパンにハマってしまったらしい

すると士道の耳についてるインカムから声が聞こえる

斗真『随分と仲が良くなってるな』

士道「と、斗真!?」

聞こえたのは斗真の声だった

一体どこで見ているのかと士道は、十香にバレないように少しキョロキョロした

斗真『後ろのカフェを見てみろ』

士道「後ろ?…あ」

後ろにあるカフェを見るとコーヒーを飲んでいる斗真がいた

斗真『安心しろ、俺は何もしない。ただデートを見守るだけだ』

斗真がそう言うとインカムの接続が切れた

そして、士道はデートを続けた

斗真「これは心配いらなそうだな」

令音『トワ、緊急事態だ。』

突然、令音さんがインカムから話しかけてくる

斗真「どうしたんですか?まさか…ASTですか?」

令音『だいたい正解だ。だがASTの他にもメギドが現れた。

恐らく、以前逃がしたメギドだろう』

斗真「わかりました、すぐに向かいます!」

そう言い、インカムを切り、ソードライバーを腰につけ、

とある本を取りだした

『ディアゴスピーディー!』

ワンダーライドブックを開き、読み解くとソードライバーに差し込み、抜刀した

『発車爆走!』

『タイヤを開け、真紅のボディが目を覚ます!剣がシンボル!走る文字!毎号特別加速!ディアゴスピーディー! 』

ワンダーライドブックが変形し、バイクになった

斗真はそれに跨った

斗真「よし…行くか!」

そう言い、バイクを発進させた

 

───────────────

 

折紙side

 

時刻は18時、夕暮れの時だ

天宮駅前のビル群に、オレンジ色の夕日が染み渡る。そんな最高の絶景を一望できる高台の小さな公園を、少年と少女が二人、歩いていた。少年の方は問題ない。問題は、少女の方だ。

折紙「…存在一致率98%…とても偶然とは思えない…」

以前から現れている精霊『プリンセス』と五河士道の隣にいる少女は

とても似ている

折紙「狙撃許可は?」

私は対精霊用の武器『クライ・クライ・クライ』を持って、日下部燎子隊長に聞く

燎子「まだ上が会議中だから、まだ降りてないわ。しばらくは待機して」

折紙「了解」

燎子「しかし、折紙気をつけなさい。この辺りであの怪物の反応があるんだから」

折紙「その場合は怪物諸共消すまで」

そして、再び隊長は通信を始める

燎子「ッ!?なんですって!?───了解」

折紙「何か異常事態?」

燎子「いいえ、射撃許可が降りたの。折紙、あんたが打ちなさい」

折紙「了解」

そう短く述べ、照準をターゲットにあわせる

そして、引き金を引いた…

向こうでは血が飛び散っている

だがしかし、その血は精霊に似た少女のものではなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────隣にいた五河士道のものだった

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