乙女ゲー世界は悪役令嬢の身内にも厳しい世界です 作:りーおー参式
モブせかのドラマCD聞いたことある人いますでしょうか
騙し討ちの婚約式後のリオン君がアンジェとリビアにプレゼントを贈ろうとして、5馬鹿やマリエにどうすればいいのかアドバイスをもらいにいく、という話なんですが、
CDを聞きながら、ふと考えたアドバイス内容が私はジルクきゅんとまったく一緒でしたぁぁぁぁぁぁ・・・・・
これって、つまり、私もKUZU!!!!!!
先日に引き続いて、今日も僕はリオン君の昇進に向けた推薦やオリヴィアさんの養子縁組の件で王宮内の各部署をハシゴしている。
本来なら家臣に仕事を任せてもいいのかもしれないが、2人ともこの国では相当特殊な存在であり、各部署の担当者個人の裁量では処理に困るだろうことが想定されるので、案件に困った事務担当者が手元で意図的に放置するのを避けるために、僕が直接的に出向いている。
僕が出てくれば、事務担当者はすぐに上役を呼んで対応を上司に押し付けようとするので、話はスムーズに進むし、国境沿いの監査をやっていた頃は僕も王宮の一役人だったので、それなりに見知った顔もいて、根回しも一見すると順調に進んでいるように思える。
そして、次の用事がある部署に向かって王宮内の通路を歩いていたのだが、T字路のようになっている箇所で、壁の向こう側、死角になっているところから、突然、誰かが飛び出してきた。
「きゃあっ!」
高音の悲鳴を上げながら、僕と出合い頭に衝突してしまった相手は小柄な女性、というか少女というような年齢だろうか。あのケモナー学園にもおそらく入学前くらいの年齢、前世でいえば小学生から中学生くらいの容貌だ。
ぶつかってしまった女の子は、衝突の際の運動エネルギーによって跳ね飛ばされそうになるが、とっさに伸びた腕の手首を掴み、引き寄せることで、後頭部から転倒するのを防ぐことができた。
これが通学途中の交差点で起きたトラブルだったら、ここから学園ラブコメが始まってしまうかもな。
いや、その時不思議なことが起こった、とばかりに女性の下半身に向けて顔面からダイブ、みたいなTоLOVEるが始まらなくてよかったか。
転倒を防いだ、緑色の髪をツーサイドアップにまとめた女の子は、視線を落ち着きなく動かしながらも、いつの間にか僕の腕を華奢な手でがっしりと掴んでいる。
身なりはしっかりと綺麗に整えられており、どこかの貴族家の令嬢なのだろう。
贅沢を言うなら、ぶつかりそうになったのが、騎士家出身の魔道士とか、平民出身のメイドさんとかだったらよかったのに。
あれ?なんかどこかで見たような、見なかったような・・・だが、誰だったか思い出せない。
女の子は緊張したような素振りをしながら口を開く。
「ギ、ギルバート様・・・申し訳ございません!私ったら大変な失礼を・・・」
「僕は気にしていないよ。君こそ大丈夫かい?怪我は無いようだからよかったけど、急に飛び出したら危ないよ?」
「そんな・・・私の心配まで・・・噂と違ってお優しいのですね」
お互いの前方不注意でぶつかりそうになったから、機械的に安否を気遣ったのだが、どういう脳内補正がかかったのだろうか。
とっさに前世基準で考えて、こちらの過失がゼロではないから気を使ってしまっただけなのに。
しかも、噂ってなんだよ、噂って!少しでも非があれば問答無用の無礼討ちするような人間だと思われているのか?
辺境の悪妻狩りの実績に、色々な尾ひれが付いたのだろうが、僕は別に大量殺人鬼とかじゃないよ!?
あ、でも通り魔呼ばわりされてるんだっけか。まったく心外だな。
というか、僕、自分で名乗ってもいないのに素性を知られてるって嫌だな。良くも悪くも有名だとわかっちゃいるけど、なんだか気持ち悪い。
「危ないから、角では気を付けるようにね」
「はい!ありがとうございます。ではまた今度!」
よく訓練されたように見える屈膝礼をして、女の子は、素早くこの場から立ち去っていった。
きちんとした教育を受けているのだということは仕草からよくわかる。
あれ?また今度ってどういうことだ?
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その数日後の夜、僕が食事を終えた頃に、父が王宮から戻ると、自室に来るよう言われた。
・・・父の執務室に呼ばれるときって、たいていは何かが起こるときなんだよな。
そして、疲れた表情を隠せない父の口から告げられたのは、やはりオフリー家の対処についてであった。
「オフリー家を殲滅し隊?」
「オフリー家討伐部隊だ」
父からの説明を、前世の世界にいたアイドルグループ風に要約してみたのだが、その小ボケを全く拾ってもらえず、ストレートに訂正されてしまった。
「わざわざ討伐部隊を編成する必要があるのですか?空賊とつながっていた証拠が明らかである以上、さっさと出頭命令を出して拘束すれば足りるでしょう」
「明らかすぎたのだ。奴の親玉であるフランプトンがあっけなくオフリーを切り捨てた。出頭途中に飛行船ごと消す気なのかもしれないと陛下が気にしているようだ」
「それで陛下は、公爵家の艦隊でオフリー領に殴り込みをかけろ、と仰せなのですか」
「いや、今回はフランプトンの派閥への配慮で外形上は、監査の形を取り、その場で身柄を押さえる。侯爵家以外の派閥から広く部隊を送り、確実に王都に引っ張ってくる。その中心となるのは・・・アトリーだ」
なるほど、うちでも、侯爵家でもなく、中立派を真ん中に据えて、その周りを力のある家の部隊で固めて、非フランプトンの連合艦隊を編成するということか。
「ただ、オフリーにはきっちり落とし前は付けたいだろう、ギルバート」
「そりゃそうですけど・・・」
「陛下からの伝言を預かっている。ロストアイテムで大暴れしてこい、だそうだ」
「あの鎧を使ったら弱い者イジメになってしまいますよ?」
「あの陛下が、ただ単にお前の報復に手を貸すような人間だと思っているのか?」
言われてみれば確かにそうだ。
表向きの狙いの裏に、真の目的を隠して悪だくみを行い、一石二鳥どころか、三鳥、四鳥を達成しようとするのが陛下だ。
敵国であるラーシェル神聖王国からは曲者ローランドなどと呼ばれているくらいだから、他国から見ても相当手ごわい人物だと思われているのだろうね。
「空賊どもと繋がっていたオフリーが侯爵家から切り捨てられた今、どんな行動に出るかは予想もできん。その結果、集結した非フランプトン勢力が大打撃を受けたら、結局のところフランプトンだけが高笑いするだけで終わってしまう」
「要は、何が起きても非常識じみたロストアイテムの力でねじ伏せて、被害を最小限にしろ、ということですか。陛下も無茶を言いますね」
父の表情が苦々しい。
リオン君から、強大な鎧を譲り受けるまではよかったし、体面上はオフリーの非礼に対して公爵家が落とし前を付けさせる機会まで用意されたが、
蓋を開けてみれば、ここで僕達がしっかりと結果を出さなければ、苦しむのは自分達ばかり、ということにもなりかねない。
オフリーの討伐作戦が終わった後のことを考えれば、被害を最小限に抑えて圧勝しないと、作戦後の派閥間のパワーバランスがフランプトン侯爵家の側に一気に傾いてしまうかもしれないのか。
特筆すべき戦力による力任せの作戦遂行ってもはやス〇ロボの世界だね。しかも性能の高いほうのアロガンツは分岐した別ルートにいるようなものだ。
「リオン君がいないのが厳しいですね」
「難しい意見だな。レッドグレイブは成り上がりの男爵の力を借りなければ、落とし前すら付けさせられないくらい弱体化したという見方が出かねん」
「それもそうですね、弱体化・・・耳の痛い話です」
「そうか。お前もそう思うなら、一つ見合いの話があるのだが聞いてくれるよな?」
「父上、そういう誘導の仕方はいささか狡いですよ、もう見合いはコリゴリです」
「何だ、相手がどこかくらいは聞かないのか?」
聞いたところで何かプラスになるような情報が来るとは思えないのだが、父がどうしてもったいぶったような言い方をするのかは気になるね。
「このタイミングで僕に見合いを求めるなんてどこの物好きなんですか?」
「マーモリア家だ」
「はいぃぃぃ!?ジルクのやつの実家ですか!?」
「いや、話を持ってきたのは本家のほうだ。アトリーの報復が、陰に陽に色々とあるせいか、ずいぶんと参っているらしい」
あ、そういえばジルクの実家は分家だったんだっけ。
なんか、元王太子の乳兄弟という肩書があるせいでずいぶんとデカい態度を取っていた気もするけど、きっと本家からしたら利益ももたらすけど、目障りだったんだろうな。
おっと、実家の力を背景にオラついていたのは僕も同じか。危うくブーメランになるところだった。
「それは本家にとっては災難でしょうが、どうしてそこで見合いとなるのですか?」
「今の公爵家の影響力は、今までとは比べ物にならないくらい低下していることは理解しているな?情けない話だが、派閥はガタガタだ。他の有力貴族もあの決闘騒動で力を落としている」
「そのおかげで、フランプトンはやりたい放題、調子に乗り過ぎたオフリーがあのざまなのは溜飲が下がるところですが・・・まさか、うちの力を回復させるために、ということですか!?」
「政略結婚というのはそういうものだろう。それを契機にして、異なる勢力が手を組む、至極真っ当なことだぞ」
父上が物凄くド正論をぶつけてくる。
まずいな、こういうときは、こちらも何か正論をぶつけないと押し切られてしまいかねない。
「そうすると、アトリーとの関係が悪くなりませんか?僕が言うのもアレですが、今は微妙な関係ですよ」
「そこは私が話を付ける。今のままフランプトン派閥の勝手がまかり通るのは、バーナードにも都合が悪かろう。宮廷貴族として古い歴史のあるマーモリアと手を結べれば、牽制としては十分だ」
牽制で結婚させられる本人はたまったものじゃない・・・いや、それを言い出したらあの王妃様に正面から喧嘩を売ることになってしまうな。
「あれ、そういえばマーモリア本家に年頃の娘なんていましたっけ?」
「いい質問だな、ギルバート」
父上が突然、前世で解説おじさんをしていた元国営放送のアナウンサーみたいなことを言い出したぞ。
「これが面白い話なんだが、マーモリアの連中は手頃なのがいないからと、分家の娘を側室でいいから、と差し出してきおった。よほど困っているようだな」
「分家の娘、ですか?まさか・・・」
「そう、乳兄弟の妹だよ」
あれ?ジルクの妹っていうといくつだ?今年、あいつがケモナー学園に入学したばかりだから、その妹はもっと年下だよな。
「まだ子供じゃないですか!僕といくつ離れてるかわからないですけど、さすがに引きますよ」
「そんなもの、貴族の世界では珍しくもなかろう!」
たしかに、親子ほど年の離れた相手との結婚だって政略のためならありうる世界だ。
でも、そんなのおかしいですよ、パパ上さん!いくら悪役令嬢の兄だからって、マジで悪徳貴族みたいなことをさせられるのは嫌です!
「正妻や婚約者もいないのに、側室から決めるなんておかしいと思いますが」
「正妻がほしいなら、見つけてきてやるぞ。先日の空賊退治でお前の人気はずいぶんと上がっているらしいからな」
「リオン君からもらったロストアイテムで挙げた功績に寄って来る尻の軽い女は愛せませんね。というか、相手の子だって学園に入る前にいきなり側室扱いされて、しかも相手は僕みたいな貴族の皮を被った荒くれ者に嫁ぐのは嫌でしょう」
「ギルバート、お前・・・被っているのか」
「そっちじゃないですよ!」
父が意地悪そうな笑みを浮かべて僕の下半身を見ながら聞いてきた。
いや被ってねえし!ズル剥けだし!僕が必死に嫌がるから、パパ上もイライラしてきたのかもしれないな。
「幸いなことに相手はたいそう乗り気らしいぞ。なんでも王宮でお前に助けてもらったときに一目ぼれしたらしい」
「そんな愉快なイベントに心当たりは無い・・・ん?」
そういえば、王宮の通路でぶつかりそうになった女の子・・・あれがジルクの妹だったのか!?
いや待てよ?あの子、最後に”また今度”って言ってたよな。ということは、あの時点でお見合いの話は進んでいたはずだから、あのときの衝突も実はわざとぶつかってきて、こちらを探ろうとして来ていたということか。
なんて腹黒いんだろう・・・うちの陰険眼鏡メイドといい勝負じゃないか。さすがジルクの妹だな。
冗談じゃないぞ、このままだとあの緑色を兄と呼ばなければならなくなってしまう・・・
くそ、あいつはどれだけ僕に迷惑をかければ気が済むんだ・・・
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ギルバートがマーモリア兄妹に頭を悩ませているころ、オフリー伯爵領にある領主の屋敷では、伯爵本人が自らの命のかかった身の振り方に頭を悩ませていた。
「息子はいまだに貴族出身の女性と結婚できず、娘はフィールド家の跡取りと婚約が解消となり、家としては未だに貴族の血筋を入れられていない。しかも、娘は王妃に無礼を働いたにとどまらず、囲っていた亜人があの公爵家の赤い通り魔の逆鱗に触れてしまい、さらに空賊どもどの繋がりを示す証拠まで押さえられてしまった・・・フランプトン侯爵にも切り捨てられた・・・もうどうしろというんだ!」
怒りに任せて伯爵は手元のワイングラスを床に向けて投げ付けた。
グラスに入っていた液体は、床に敷かれた高級そうな絨毯に吸われて、大きな赤い染みが広がっていく。
「陛下直筆の命令書があった以上、あの場で公爵家の艦隊から空賊の身柄を奪うことはできません」
「それでもどうにかするのがお前ら脳筋どもの仕事だろうが!」
伯爵の前で釈明を行うのは、リオンが空賊ウイングシャークのメンバーの身柄を押さえたときに、その引き渡しを要求したものの、国王の命令書を盾にしたギルバートによって証拠隠滅を阻まれた部隊の指揮官である。
「空賊の残党に公爵家の艦隊の居場所をリークしたり、囮作戦等の知恵も貸したのですが成果は出ませんでした。作戦自体はうまくいきかけていたのですが、いないと思われたロストアイテムの鎧の同型機に全てをひっくり返されたようです」
「金にもならない、役にも立たない言い訳を私に聞かせるな!」
「申し訳ございません」
しばらく、不毛ともいえる八つ当たりが続いていたのだが、ある意味で空気を読まないノックオンが室内に響く。
そして、入室が許可される前に一人の男が軽い足取りで入ってきた。
「お困りでいらっしゃるようですね、オフリー伯爵」
「神聖王国の商人が今さら私に何の用だ?自分達の痕跡を消しにでも来たか!」
入ってきた、伯爵と顔見知りと思われる髭を生やした壮年の男に対して、伯爵が感情に任せて罵声を浴びせる。
一方で、飛行船の指揮官は、この入ってきたスーツ姿の男を見て違和感を覚えていた。
(部屋の外には護衛の騎士達がいたはずだ。あっさりと入ってきたということは、手練れの護衛を音もなく無力化させたということか。こいつ、ただの商人ではないな)
「そうおっしゃらないでくださいませ。今までの取り引きを通じて、我ら神聖王国は伯爵領の製薬技術を高く評価しております。単刀直入に申しましょう。神聖王国にいらっしゃいませんか?諸々条件はございますが、歓迎いたしますよ」
「ほ、本当か、ガビノ殿!わかった!金でも技術でも出すぞ、いやぁ助かった・・・」
ここに現れたガビノという男は、飛行船の指揮官の推測したとおり、商人などではない。
正体は、ホルファート王国の敵国であるラーシェル神聖王国で爵位を持つ貴族であるが、実体は色々な国で表沙汰にできない活動を行っている工作員でもある。
神聖王国内で利用される薬物類の調達先の1つがオフリー伯爵領であったため、両者につながりがあるのだが、当然ながら、今日の目的はオフリー伯爵を助けるためではない。
ここ数年で、国境沿いの王国貴族のガードが急に固くなり、神聖王国の情報収集や工作の進捗が悪くなっていた。
今までは、悪妻の散財等に苦しむ国境近辺の下級貴族は格好のターゲットだったのに、その悪妻達がどんどん姿を消していたのが原因であった。
神聖王国側は、当初は宿敵レパルド連合王国からホルファート王国に嫁いだ腹黒姫ことミレーヌの仕業かと思われたのだが、調査を進めると、予想外の存在がいた。
国内の引き締めを強めて悪妻達を駆逐するべく動いていたのが、形の上では中立派閥のアトリー家なのだが、そこで活発に動いていたのは、当時の王太子の婚約者の実家であるレッドグレイブ家の跡継ぎであるギルバートであり、さらには背後でホルファート王国国王である曲者ローランドと繋がっているようであった。
さらに調べてみると、ギルバートは、学生の頃から辺境出身の貴族の跡継ぎ達に対して、公爵家の屋敷で働いていた女性達を宛てがって結婚させていたことが判明する。
これを知った神聖王国の工作部署は、一気にギルバートへの警戒心を強めた。
悪妻の散財や悪辣な結婚条件の履行のために財政的に苦しむ辺境の貴族達は、神聖王国の工作員にとっては格好のターゲットだった。
工作員達には縄張りのようにも思えていた。それを片っ端から潰された恨みは強い。
たしかに、王国の学園で起きた決闘騒動による王太子の婚約解消を契機に大きく政治的な影響力を落としてはいるが、逆に新たに発見されたロストアイテムやその使い手を取り込みつつあり、軍事力だけは強化されているといってもいい。
「ちょっと待ってほしい。ガビノ殿、と言ったか?」
「はい、いかがしましたか」
伯爵と話を進めるガビノのことが怪しく思えて仕方なかった飛行船の指揮官が口をはさむ。
「ありがたい話ではあるが、それだけでラーシェル神聖王国が我らを助けてくれるのはいささか過保護に映る。他にどんな目的があるのかお聞かせ願いたい」
「ごもっともな疑問です。オフリー家、いや貴男様に最も納得のいく理由としては、好き勝手させたくない相手が我らと同じだということだけ申しあげておきましょう」
「・・・赤い通り魔か?」
「その二つ名、何度聞いても面白いものですね。我ら、外国の人間ではなく、自国の人間がそう呼ぶのですから」
今回、ガビノがオフリー伯爵領に派遣されたのは、王国側がフランプトン侯爵派閥以外の有力貴族達を集めた連合部隊を結成してオフリー伯爵の捕縛に動くのに際して、レッドグレイブ家の部隊とロストアイテムも出てくるだろうとの情報を得たからである。
(腹黒姫と仲が悪いのは結構なことですが、今後、フレイザー家と手を組んで我らとの国境沿いに出てこられても困りますからねえ。それに我らの活動を邪魔してくれたお礼もして差し上げませんと。曲者ローランドの隠し腕と言ったところでしょうが、強大なロストアイテムが自分達だけのものでないことを教えて差し上げましょう)
というわけで、さすがの兄上様も修学旅行にはついていきませんw
最近、幸いなことに読んでくれる方が増えてきているのですが、どこで笑ってくれているのか迷うwww
注意
ジュリアちゃんはまだ猫を被っていますw