「ハァハァ…クソ、まだ追って、てうわぁ!?」
「追い詰めたぜ、クソが、手間取らせんなよなぁ!」
俺はオスシン、適当に神様をやってるぜ。今は熱狂的なファン(悪)に追いかけられてるところ★
「はぁ、ったく大人しく金を出せばいいんだよ!」
と叫んだ男は大きく振りかぶった
「おらよっ
バキュン
と….」
殴りかかるその刹那に聞こえた銃の発砲音。それは男に風穴を開けていた。よく見ようとすれば向こうも、、、いや、少し遠慮したい光景だ。
「まったく、オスシンは勝手にどこかに行っちゃうんだから、ってまた怪我してるね。これは帰ったらお説教だね。」
聞きなれた声のするほうを向くと、そこには女の子としか思えない容姿の男が長物を携えながら歩いてきた。
「オスシンさん!だいじょ「オスシン様!大丈夫ですか!?」あの、それ言おうと…」
言葉を遮られたほうはおこSunday。そして天使のように可愛いあんこ様だ。
「あ~怪我はないですから」「と申してますが計3箇所ほど」「え!ちょ言わないで!」
振り返ると圧をかけてくる二人の姿。我慢比べをするも負け、白状する。もちろんお叱りの声…ではなく新手の敵が
「む、まったく。残党ですか。理知的ではないですが、友達を傷つけた罰、その体に刻んでやるよ」
「うわ~いつにもなく切れてるよ…あんこはオスシン連れてって。ここは僕たちが」
「はい!では行きますよ!」
ここは平行世界、パラレルワールドの一つ。闇に覆われたこの世は悪の手に。さぁどうなるってところであららやられちゃったってとこ。
「はぁ、神の力を失うとこうも不便なのかぁ...」
「仕方ないですよ、今となっては信じますけど最初言われたときは心配しましたけど」
「今までは神様の力で何とかしてたんで、付けが回ってきたんですかね」
と治療を受けながら雑談している。一生話していられるほど充実した瞬間だったが、続くはずもなく
「ただいま~説教の時間だよ~オ・ス・シン♡」
とても素晴らしい笑顔とは裏腹に大人でも泣きそうになる圧力を感じる。もちろん神様も同様に。そんなミレアの後ろにはストレスすら感じないほどにご満悦なおこsunday。そして別室でトランプタワーを作る青空さん
「きた!トランプ三個分のタワーが!これきっ」
「おぐりんただいま~」
「おかえりなさいませ~」
「あ”っ♡」
こうやって尊死する人もお叱りを受ける俺の姿も今では日常化している。
もちろん最高ではないがそれなりに満足している。起きればみんながいて、助け合い、そして生き抜いていく。この世界は闇に覆われている、だがまだ完全に腐ったわけじゃない。俺がいる。みんながいる。抗う理由などそんなもんでいいだろう。覆して見せる。
「この世界もこの俺が救う!神様なめんなよ?」
「カッコつけてるけど今ボロボロだよ...」
......まずは護身できるようにならないとな