「えぇ、知っているわ。犯人は················あなたよ!」
そう指を指す先にいるのは
博麗の巫女こと博麗霊夢だった。
「はっ、はぁ?なんで私なのよ!そしてなんでそんな事しないといけないのよ!」
憤慨だ。というようにまくし立てる博麗、しかし古明地は冷静に、淡々と告げる。
「理由なら大量にあるわよ?例えば……妬み、嫉妬、そして八つ当たりね」
そういい終わると、告げ終わると間髪入れずに博麗は
「にゃっ!………ゴホン、ゴホン。なんで私がパチュリーに嫉妬やらしてるのよ!」
そう慌てて言う博麗に
「あーあ、噛んじゃったね」
「噛みましたね」
「噛んだわね」
「噛んでしまいましたね」
「噛んだんだぜ」
「噛んだわね」
「噛んじゃった〜」
「噛んでしまうとは」
「噛んだな」
「噛みましたね」
「確実に噛みましたね」
と全員からバッシングを非難を受ける。すると
「うっ、うるさいわね!と言うか、妬みとかなら私より大きいやつが居るじゃない!そこのメイドとか!」
言い訳をしつつ別の者に矛先を変えようとする。
「なんで私がパチュリー様に嫉妬しないといけないんですか!」
「ふふっ。ここで言ってもいいの?」
「うっ……いいわよ。言わなくても」
そういいながら顔を赤らめる十六夜過半数以上の者は気付いたようだが……
本人とその想い人はそれに気付いて居ないようだが……
そしてそれに調子に乗ったのか
「うーん。その系列ならアリスも怪しいわね」
とマーガトロイドにまで矛先を向ける。
「………博麗の巫女はそんなに死にたいのかしら?」
そういい本人であるマーガトロイドは冷ややかに答える。
「否定はしないのね。やっぱりずぼ……うわっ!?なにするのよ!」
無駄に追い込もうとする博麗に上海人形の凶刃が当たりそうにな。
「チッ………当てる気なんて無かったけど。次は当てるわよ?」
「いや、完全に当てる気だったわよね!?舌打ちしたし!」
そう博麗は怒鳴る。
「シャンハーイ。シャンハーイ」
「人形擬きはうるさいわよ!」
イライラしているように博麗はものに当たる。まあ、事実イライラしているわけだが。
「自分の思い通りにならないからって不機嫌になるなんて……本当は貴女がやっぱりやったんじゃないの?霊夢?」
吸血鬼(姉)は一旦場を収めると共に疑問を口にする。
「はあ、まず私がやったって証拠が主観的な能力によるものだけで客観的な証拠や動機がなに一つないじゃ無いのよ。なんでそんな状態で私を疑いたがるのよ?」
そう説明されると全員は、古明地以外のほぼ全員はハッとする。
「た、確かになんだぜ」
「無意識の内に霊夢さんばかりを怪しいと疑ってかかってしまいました……」
その言葉に博麗は
「無意識……無意識……なにかを忘れているような気がするのよね」
こんな光景を見ながら古明地は呟く。
「はぁ……ちゃんと場をかき回したわよ?これでいいのかしら?スキマ妖怪さん」
古明地が見つめる先にはなにもない。
遅れてすみません