現代悪魔危機~対象名:星之火亜美胃~   作:架空柿

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 のーこめ


奇跡を掴め

 カービィはしばらく道中でコピーした『ホイール』で走り続け、草原に出た。すると、一つだけとても目立った苗があり、そこを中心に人が集まっていた。

カービィ(あれは!!)

 カービィもそれに気付き反応した。そしてすぐさま取りに走った。カービィが近づくとその苗は急激に育ち、一つの赤い実を実らせた。

カービィ(ひかりかがやくみ!)

 光りかがやく実,,,通称『きせきの実』である。カービィがそれを食べようとした瞬間、近くの人に取られた。

人「こいつが近づいたら育った,,,興味あるな。持ち帰って研究しよう!この生物学者、『植動生学(しょくどういきまな)』の名にかけて!」

 生学は実を持ち、走り去った。カービィも『ホイール』で追い掛けた。

カービィ(まってそれすごいたいせつなの!)

 必死に追い掛けるが、新種の発見の興奮で猛スピードで走る生学には追い付かない。

生学「よし!後は車で行くだけ!」

 生学は車に実を積み、乗ろうとした。その時、

カービィ(『ほおばりヘンケイ』!)

 カービィが車を吸い込み、頬張った。

生学「ぼ、僕の車が,,,」

 カービィは実を乗せた車を走らせ、生学を巻くまで走り去った。

生学「,,,あのピンクの生物にも興味が沸いてきた。調べたい。」

 

 何とか巻いたのを確認し、ヘンケイを解除した。

カービィ(みは,,,あった!)

 カービィはトランクから実を見つけ、取り出し、食べた。

カービィ(あいかわらずおいしい!)

 その瞬間、体が虹色に光輝き始めた。

カービィ(ひさしぶりになったなぁ。『ビッグバン』。)

 全てを吸い込むコピー能力『きせき』とも言えるであろう最強コピー能力『ビッグバン』。家や木を始め、よく刺さってるあれからボス、さらにはボスのHPバーまで何でもありな最強コピーをカービィは手にした。

カービィ(ためしにちょっとだけすいこもう。)

 カービィは久しぶりの感覚で『ちょっと』の調整方法を忘れてしまっていた。

 

キャスター「速報です。東京都██区でビル5棟が消失しました。幸い怪我人、死者、行方不明者は確認されていません。被害者のインタビューによると『普通に仕事してたら突然ビルが浮き上がって、暫くすると窓の景色が宇宙みたいになった。それで10秒ほどして中の人達だけ器用に放り出されて元の世界に戻りました。目の前には『ホシノカアビイ』でしたっけ?が居まして頭を下げて謝っていました。』との事です。政府は『ホシノカアビイ』の動向を引き続き調査するとの事です。」




 『ビッグバン』よ、全てを吸い込め。
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