ロシア連邦という名の地獄から来た男   作:Огонь

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第5話 どうしてこうなった…

任務1日目 朝 シラクーザのどこか

 

目的地である護衛対象の家の近く来た時、ケルシー先生から通信が入る。

「はい、スタルカーです。」

「任務内容を変更する。変更点は君一人で護衛対象を護衛してロドスへ陸路を用いて帰還する事だ。何か質問は?」

「フォリニック先生はどうするんだ?」

「オペレーターフォリニックは現時点で任務完了とし、飛行機械で帰還させる。オペレーターフォリニックと代わってくれ」

「了解したケルシー先生。フォリニック先生、ケルシー先生から話が有るそうだ。」

彼はフォリニックへ通信端末を渡す。そして、フォリニックがケルシー先生から命令を受ける。

「はい、了解しました。」

通信を終えたフォリニックから彼に通信端末が返って来る。その後、待っていると数分後に飛行機械が到着した。

「(公道に飛行機械を着陸させて良いのだろうか?)」

「では、私はロドスへ帰還します。」

そして、飛行機械はフォリニックを乗せてロドスへ帰還して行った。

「(ここから先は一人で任務か、どうしてこうなった…)」

目的地である護衛対象の家に到着した。

彼はドアをノックする。

「はい」

彼はガスマスクを外して名乗った。

「私はロドス・アイランドから娘さんの護衛として派遣されたスタルカーと申します。よろしくお願いします。」

「どうぞ」

彼は厳重に防諜措置が施された部屋へ招かれた。

「失礼します。」

そこの部屋に有る椅子へ座った彼は依頼主である護衛対象の母親に報告する。

「もう既にご存知でしょうが、娘さんに危害を加えた首謀者は排除しました。」

「えぇ、首謀者の排除を確認しています。素晴らしい手際です。」

「お褒め頂き光栄です。」

「リサ、あなたがお世話になるロドス・アイランドの方が来られたわ。」

資料で見たヴァルポの少女が部屋に入ってくる。

「私はロドスまで君を護衛するスタルカーだ、よろしく頼む」

「スタルカーお兄さんよろしくお願いします。」

「では、娘をお願いします。」

そして、彼はリサを連れて外に出ると同時にこれからの流れを伝える。

「今朝起きた殺人事件の影響で市内は酷い渋滞が発生しているから郊外まで徒歩で移動して、郊外からは車を使って陸路でロドスへ向かう予定だ」

「そうなんですか…」

「もしも誰かが襲い掛かって来ても私が対処するから安心すると良い。」

「はい!」

 

任務1日目 昼 シラクーザのどこか

 

約2時間後、郊外の駐車場前に付いた時だった。

「(不審な8人組が目の前に居るな…)」

その8人組の会話が聞こえてくる。

「あのガキをリターニアの変態貴族に売って一稼ぎしねぇか?」

「そうだな、あのガキはかなり高く売れそうだ。」

そして、会話をしていた2人が武器を手に持ち接近してくる。

「スタルカーお兄さん、気をつけてください!」

彼は躊躇い無くAK-103の引き金を引いた。

そして、その武器を持った2人は4発の7.62×39弾で沈黙させられた。

「アイツを殺せ!」

残りの6人が突撃してくる。だが、無意味だった。

突撃してきた6人は1人4発ずつ撃ち込まれた7.62×39弾によってその場に倒れた。

彼はマガジンを交換しつつリサに告げる。

「リサ、まだ連中の仲間が居るかもしれないからあの車で直ぐにここから離れよう!」

「わ、わかりました!」

彼は周囲を確認しつつリサへ駐車場のMT-LBを指し示す。

「(周囲に敵影無し、連中の写真を撮ったらさっさと出発しよう)」

倒した敵の写真を撮った彼はMT-LBへ乗り込んだ。

「さて、ロドスアイランドへ出発だ。」

そして、彼らはMT-LBでロドスアイランドへ向けて移動し始めた。

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