ガンダムビルドブレイカーズ after ZERO 作:有音 響
今は本当に集中力が続かなくて、少しでも終わらせるために集中して書きましたよ!はぁい。
とりあえずね、今は何もしてないけど、何かしてます。
はい。矛盾だらけですね。はい。
まあ、そんな事は置いといて、今回はまたコアガンダムが主体の話となってますねぇ。
作者はコアガンダムが大好きなのでしょうか…?(正解です)
今回はどんなことが書いてあるのか、気になりますね!では、ごゆっくり。
第11話〜新生!勇者の名を持つコアガンダム!〜
朝方、零斗はある1人の男に会う為、街を駆け抜けた。
義之を家に置いたままで。
湯ノ森某所、某大学前…
レイト「見つけた。ここのどこかにアイツは居るはずだ。」
零斗は大学の柵をすり抜け、校内に入った。
だが…
???「こらこら。部外者は立ち入り禁止だぞ。」
と、突然渋みのある声の男に呼び止められる。
肌は日焼けしており、黒い衣服に金髪で長い髪を後ろで一つにして腕を組んでいるtheお偉いさんというような風格を見せつけていた。どうやら彼はここの先生のようだ。
レイト「あ〜。すまん。ちょっと探してる人が居てな…。」
???「ん〜。ちょっと見せてみたまえ。」
レイト「あ…おう。」
???「ふむふむ。四郎くんか。彼は左の棟の寮に住んでるよ。彼に会いたいなら一度行ってみたまえ。ちなみに、彼の部屋番は460だ。」
レイト「ありがとよ。」
???「礼には及ばんよ。」
そして、男を通り過ぎようとした時だった。
レイト「あれ…なんでてめぇ俺の事が見えてんだ?!」
???「え?君、幽霊なのかい?」
レイト「いやいや!俺、学校の柵をすり抜けてる時にお前に呼び止められたんだぞ?!」
???「たまにいるんだよ。君みたいな人が柵をすり抜けてくる時がね。」
レイト「普通じゃありえねぇって思わねぇのかよ…」
???「はっはっは。この湯ノ森では何が起きても不思議ではないからね。では、私は失礼するよ。あ、私の名前を言って無かったね。」
コウタロウ「私は大河 鋼太郎(おおかわ こうたろう)だ。学内では苗字が「タイガ」と呼ばれる事から虎先生と呼ばれているよ。私の担ってるサークルでは長官と呼ばれているがね。」
レイト「俺は、有音 零斗。ただの地縛霊だ。」
2人は名前だけ名乗り、その場を後にした。
四郎の住む寮にて…
ドタドタドタ!
レイト「四郎!いるかぁ!おーい!」
ドアを乱暴にぶっ叩く音が響く
シロウ「な…なんだ!ゾンダーか!?」
ガチャッ…
シロウ「な…なんだ君か。こんな朝早くにどうしたんだ?」
レイト「お前に頼みたいことがある!」
シロウ「え…?」
それから数十分…
シロウ「なるほどな。要するに、夢の中で見たガンプラを作る為に俺の力を貸してほしいという事か。」
レイト「あぁ。そうだ。お前のガンプラの技術を見込んで頼んでる訳だ。」
シロウ「いやぁ、照れるなぁ。そんなに褒めないでくれよ。」
レイト(大して誉めてねぇし…)
シロウ「それで、俺はどうしたらいい?」
レイト「とりあえず、これを見てくれ。」
そう言って、ある一枚の紙を広げた。
シロウ「これは…。」
レイト「俺が作りてぇのはこれだ。」
シロウ「なるほど。それで俺を。」
レイト「あぁ。こんなもんお前が居なけりゃ無理だろ?」
シロウ「だが、素体はどうするつもりだ?君のガンプラはそうじゃない。どう考えても無理があるように見える。」
レイト「だが、俺はこいつを作らなきゃいけねぇんだ。」
シロウ「何故そこまでしてこだわるんだ。別にそれでは無くても…」
レイト「こいつは絶対にこれじゃねぇといけねぇんだ。」
シロウ「…。わかった。俺もできる限りの事はやってみる。」
レイト「感謝するぜ…!」
そうして、零斗は四郎と共にガンプラを作る計画を立てたのであった。
一方の義之は…
キノ「はぁ…。今日は朝からレイトさんが居なくて大変だった…」
と、ブツブツ言ってると後ろから…
ケイジ「おっはよぉ!キノさん!元気にしてるっすか!?」
キノ「うおぁっ!」
背中を大きく叩かれ、びっくりする。
キノ「ちょっと、びっくりしたじゃないですか!」
ケイ「啓司さん、やりすぎよ。」
バク「おーい!啓司さん待ってくださいよぉ!」
クウト「兄貴早いよぉ〜…!」
キノ(揃いも揃って面倒な奴ら大集合…)
ケイ「おはようキノさん。さ、早く学校に行きましょ。」
キノ「あ…うん。」
ケイジ「待つっす!キノさんは俺と学校に行くんすよ!ねぇ、キノさん?」
キノ「お…同じ学校だから、そんな事しなくても…」
バク「ケイジさん俺たちはどうするんですか!」
クウト「そ…そうだよ兄貴ぃ!」
ケイジ「うるさいなぁ。俺とキノさんのあつ〜い友情の邪魔をしないでほしいっす!ね?キノさん!」
と、言い啓司は義之の身体を触り始めた。
キノ「や…やめてください。セクハラで訴えますよ!」
この人たちと来たらいったい何をしてるのだろうか…
レイカ「あら。あそこの人たち、朝からあんなにじゃれあってる。羨ましいなぁ。」
イチカ「零華ネェはいつもそう言うよね。」
レイカ「あら?そんな事無いわよ。私は一華ともっとじゃれあいたいなぁ。」
と、遠目に義之達の姿を見ている者達も居たのだ。
それから時は過ぎ…
放課後
キノ「ふぁ…今日、レイトさんの姿を見なかったなぁ…早く帰って、マイトガインでも見よっと…。」
家に着き、鍵を開けると…
カチャリ…
ケイジ「バァ!」
キノ「うわぁぁぁぁっ!」
ドテッ!
ケイジ「あ…。だ…大丈夫っすか?」
キノ「もう…って!え!なんでケイジさんが家に居るんですか?!」
ケイジ「え?だってぇ…鍵空いてたから悪いやつが来たら追い返そうと思って…」
キノ「え…。あ。そうだ…今日急いでて鍵を…」
ケイジ「なぁんだ。キノさんって、意外と抜けてるんすね!」
キノ「うぅ…。そんなにはっきり言わなくても…」
ケイジ「すんません。俺、意外とハッキリと言っちゃうんすよ。」
と、家の扉の前で話していると、1人の女性が立ち寄った。
ケイ「あぁっ!」
なんという事でしょう。三角関係のような何かの出来上がりである。
キノ「あ…。待ってケイさん!これには深い理由があるんです!」
ケイジ「そうだそうだ!俺とキノさんのあつ〜い友情の…」
キノ「ケイジさん!変な言い方はよしてください!」
ケイ「な…何してるのよ!2人してどこに行ってもイチャイチャしちゃって!」
キノ「だから違うんです!これには理由が…!」
それから数十分後…
ケイ「なぁんだ…。キノさんの家の鍵が開きっぱなしだから守ってただけなのね。」
キノ「は…はい。」
3人はお茶を飲みながらその時の状況を詳しく説明していたのだ。
ケイジ「俺のおかげでこの家は守られたっす!」
ケイ「でも、それを裏目に返せばあなたは不法侵入罪になって捕まるわよ?」
ケイジ「え…。」
キノ「え…。って…。」
キノ(そういえばなんで僕はこの2人を家に上がらせたうえでお茶まで出してるんだろ…)
ケイ「とにかく!これからは気をつけなさいよね?キノさんもこいつには気をつけるように!」
ケイジ「こいつって!なんて言い方をするんすか!」
ケイ「こんな危ない奴をこいつ以外になんて言えば良いのかしらね!」
キノ「まぁまぁ…ここは落ち着いて…。」
ケイ「…。そうね。少し熱が入りすぎたわ。まあ、こんな奴は早く帰すようにするのをオススメするわ。」
ケイジ「こんな奴とはなんすか!」
キノ「まあまあ!そんな事言わずに。僕は別に皆さんがいたって全然いいですし。」
ケイジ「あ、じゃあ今日はここに泊まってもいいっすか?」
キノ「え…」
ケイ「ちょっと!何言ってるのよ!」
ケイジ「だって、居ても別にいいって。」
ケイ「だとしても!限度ってのが…」
キノ「ケイさん。」
ケイ「き…キノさん…?」
キノ「大丈夫だから。」
ケイジ「やったぁ!じゃあ、お好きにさせていただきまっす!」
と、言ってリビングを飛び出し、ベッドルームや作業部屋を探検し始めた。
ケイ「あんなにはしゃいで…いいの…?あのままにして。」
キノ「別にいいよ。減るものじゃ無いから。」
そして、数分後…
作業部屋を調べて回っていた啓司が戻ってきたのだ。
ケイジ「キノさん!キノさんの使ってるやつに似てるガンプラを見つけたっす!」
キノ「え…?」
ケイジ「ほら。これこれ。」
ケイ「ちょっと!勝手に触ったらダメでしょ!」
ケイジ「だって、白い布で覆われてたから…」
ケイ「それってかなり秘密なやつでしょ!キノさん、すいません…。このボンクラが…。」
キノ「別に大丈夫だけど…。でも、これって…。」
ケイジ「これってキノさんが作ってるやつじゃなかったんすか…?」
キノ「あ…いや…まあ…そうだけども…(こんなガンプラ、僕は一度も見た事が無いんだけどな…。それに、ちょっと妙な作りになってる気が…)」
ケイ「もう!これ以上このアホにこの家を荒らされたら困るわ。キノさん、また明日ね。ほら!ケイジさんあなたはこっちに来なさい!」
と、言って無理やり啓司の手を掴んで引きずってゆくのであった。
ケイジ「ちょっ…!ち…力強すぎっすよ!この怪力女!は…離すっす!あ…キn…」
バタンッ!
扉をあっち側から無理やり閉められてしまった。
そして、義之は
キノ「はぁ…もう少し優しく閉めて帰って欲しかったな…。」
と、ため息を吐きながら言ったのであった。
数時間後…
レイト「ただいまぁ。」
零斗が帰宅したようだ。
キノ「おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも…僕?」
レイト「帰宅した時に誘うテンプレやめろ。可愛くねぇぞ。」
キノ「辛辣ですねぇ。」
レイト「まぁ、別にいいだろ。いつもの事だろ。」
そして、椅子に座ろうとした時だった。
啓司が勝手に触ったコアガンダムがあることに零斗は気づいた。
レイト「キノ。お前、こいつを触ったのか?」
キノ「僕じゃ無いです。ケイジさんが勝手に…。」
零斗は睨みつけるが、焦る表情を見せない義之の顔を見て悟ったようだ。
レイト「まあ、お前が嘘をつくなんてそうそうねぇよな。」
義之は心の奥底でホッとしたようであった。それから話を切り返す
キノ「レイトさん、気になってたのですが、そのコアガンダムは…?」
レイト「これか?ちょっとした計画をしててな。こいつはまだ調整段階、試作品の状態だが、ちゃんと闘えるぞ。まあ、ZEROのスペックには劣るがな。」
キノ「いつ完成するんですか?」
レイト「つい最近調整を始めたばかりだからな…。もういっとき掛かるだろうな。」
キノ「そのコアガンダムは誰の…」
レイト「こいつは俺のだ。αと対の存在になるはずであったやつだ。」
キノ「コアガンダムαの対になる…それって、ヒビキさんの。」
その形はコアガンダムαとは真逆のフォルムをしており、形的にはどちらも同じではあるだろうが、ベースとなってる身体がコアガンダムIIのαと違い、コアガンダムの身体がベースになってるから、真逆なのだ。
レイト「あぁ。まあ、アイツにどっちかを渡してやろうと思ってたんだが、俺が情けない死に方しちまって、結局アイツにはαが渡って、こいつは俺の遺品とともにしまわれたまんまになっちまったんだ。だから、こいつに何かできることをって思ってな。」
キノ「それで、これがあったんですね。」
レイト「あぁ。まだまだ調整の状態だし、俺的にはこいつで次の計画で使おうって思ってよ。」
キノ「計画っていうのは…?」
レイト「まだ秘密だ。だが…こいつに聞けばわかるんじゃねぇか?」
キノ「こいつ…?」
バタンッ!ものすごい勢いで扉を開く音がした。
シロウ「やぁ!キノ君!いつ以来だっけな?久しぶり!」
キノ「し…シロウさん?!」
レイト「こいつには1週間くらいここで世話になる事になったからよ。頼むぜ。」
キノ「世話になるからよ。じゃないですよ!まだお風呂も入って無いんですよ!」
レイト「別にいいだろ。俺には見せてるんだし、別に減るもんじゃねぇだろ?」
シロウ「おいおい。それはデリカシー無さすぎだろ。大丈夫だ。俺は覗きなんでしないから。」
キノ「いや…そういう事じゃなくて…」
レイト「とりあえず、そういう事だ。よろしく頼むぞ。」
シロウ「俺からも頼むよ。朝一緒に食事とかして短い間楽しく過ごそうぜ?」
キノ「…いいです…けど…。」
シロウ「ごめんね。では、お邪魔させてもらうよ。」
レイト「はいはい。あ、お前人んちの物をぶち壊すんじゃねぇぞ?」
そして、就寝時刻前…
キノ「レイトさん、寝ないんですか?」
レイト「まだちょっと話さなきゃいけねぇ事があるからよ。先に寝ててくれ。」
キノ「……。」
少し拗ねた顔をして、寝床についた。
シロウ「いいのか?あんな顔してたぞ?」
レイト「…。仕方ねぇだろ。それでも俺はやらなきゃいけねぇ事があんだよ。」
シロウ「そうか。なら、やるか!」
そう言って夜中に時間をかけて計画を練り、試行錯誤をしながら、着々と完成させていた。
それから、数日間ずっと同じことを続け…そして…
レイト「完成したぜ!」
シロウ「待ってたぜ!この瞬間を!」
ついに2人が数日間かけて作っていたガンプラは完成した。
レイト「さて、一旦寝るか。」
シロウ「そうだな…。俺も流石に3日以上寝てないからもう無理だ…」
2人がくたばってるところにドアをノックする音がした。
キノ「レイトさん、居ますか?」
レイト「あぁ。キノか。」
そう言って扉を開いた。
キノ「ダメですか?」
レイト「いや。…ごめんな。お前に構ってあげれなくてよ。」
そう言って噛み締めるように抱いた。
キノ「…。別に僕はそんな事をしてほしいわけじゃないです。」
レイト「じゃあ、もうやらねぇでいいんだな?」
キノ「いや…そうではないけど…。」
レイト「素直になれよ。」
キノ「…。」
レイト「今日、久しぶりに一緒に風呂にでも入るか?」
義之は何も言わず、首をコクリと動かした。
レイト「わかったよ。」
そして、義之の頬にキスをした。
レイト「さて、学校に行ってこい。あ、飯がまだなら弁当も作ってやるぞ?」
キノ「…。レイトさんらしいや。」
レイト「ははは。」
そして、零斗は義之を見送り、四郎が起きるのを待ち、次にどうするかを練っていた。
一日が終わり、帰宅後…
2人は風呂場でいちゃついてのである。
キノ「レイトさん…。」
レイト「キノ…。」
キスをし、身体を触りながら、はたから見ればリア充のような事をしていた。
レイト「お前の身体に触れたの…久しぶりだな。」
キノ「…。そんなに触ったら…僕…。」
レイト「気持ちいいんだろ…?そんなに我慢しなくたっていいんだぜ…?」
キノ「だ…ダメです…こんな姿見せたくない…」
レイト「俺は気にしねぇからよ、ほら…正直になれって。」
キノ「あ…。ちょっと…」
レイト「ほら?どうだ?」
キノ「あはは!くすぐったいです。あははは!」
(身体洗いながら変な言い方するんじゃないよ!(筆者))
あぁ、羨ましいねぇ…。こんなにいちゃついてる所見てたら嫉妬しちゃいますねぇ。(筆者)
そして、次の日…
シロウ「あれ…。今、何時だ…あ、寝て1時間前か…。ん?1時間前?!」
レイト「おはよう。お前、丸々1日寝てたようだな。暇過ぎてお前をぶん殴っちまおうか考えてたとこだったぜ。」
シロウ「お前…まさかずっとそこに…」
レイト「んなわけねぇだろ。俺はキノの事もあるからそんなに寝てねぇよ。」
シロウ「そ、そうか。」
レイト「とりあえず、早くこいつを動かそうぜ。」
数時間後…零斗と四郎は義之の居る学校のバトルベースで完成したガンプラを使えるか試していた。
レイト「こいつには、お前にまずは乗ってもらいてぇんだ。手慣れてるだろ?このタイプには。」
シロウ「俺を乗せたのはいい判断だが…コアガンダムなんて乗ったことも、操縦した事も無いぞ?」
レイト「まあ、まずは扱ってみろよ。」
シロウ「わ…わかった。」
慣れないガンプラに乗るが、やはりかなりの腕前を持つ為、そこまで手こずる姿は見せなかった。
レイト「いいんじゃねぇか?だいぶ動きはいいぜ。」
シロウ「こ…コアガンダムって、こんなに操縦が難しいものだったのか…?」
レイト「は?何言ってんだ。コアガンダムはそんな難しいもんじゃねぇぞ。」
シロウ「お…俺が陸戦型ガンダムをベースにしているやつに慣れ過ぎてたのがダメだったとでもいうのか…?」
レイト「かもな。まあ、いいんじゃねぇか?悪くない動きだとは思うぜ。ちょっとぎこちねぇが。」
と、バトルベースでの練習に夢中になってる間に、学校の授業時間を過ぎ、放課後の時間だった。そこで…
ケイジ「あ!お前!」
なんと、いつかの戦いで敗北したケイジがシロウに指をさしながら言葉を吐いた。
ケイ「なによ?どうしたの?」
キノ「ケイジさん?」
ケイジ「お前!あの時の!俺のグシオンを倒したやつ!」
ケイ「なんか、忙しそうね。全然見向きもしないわよ?」
キノ「そうですね。何をしてるんでしょうか…?」
と、言って、目を向けると、透明な零斗の姿を黙認した。
キノ「あ…。」
ケイ「キノさんまでどうしたの?」
キノ「いや、なんでもない。疲れてるのかな…(棒)」
ケイジ「ヨシ!決めたっす!今からリベンジするっす!」
2人「え…?」
ケイジ「よぉし!やるぞ!」
と、言い四郎と零斗の方は走ってきた。
ケイジ「やい!天田四郎!この前のリベンジマッチを申し込むっす!」
シロウ「ちょ…ちょっと待ってくれ!まだ慣れてないんだよ!」
ケイジ「わかった!30分間待つっす!」
レイト(結構待つんだな…)
30分後…
ケイジ「時間っすね。」
レイト「なんとかなったな。」
シロウ「あぁ。まだまだ不足な部分は多いが、とりあえずは。」
ケイジ「ヨシ!さぁリベンジマッチの決闘っす!」
シロウ「いいだろう!望む所だ!」
2人はガンプラを取り出し、スタンバイした。
ケイジ「あれ…?あのコアガンダムって、キノさんちの…」
レイト「いいか。まだアレは使うなよ。まだ試してないから、まずは相手の動きを見てからだ。」
シロウ「わかった。任せてくれ。」
そして、発進シークエンスに入る。
ケイ「今回、ケイジ君は勝てると思う?」
キノ「多分…勝つんじゃないかな…?あのコアガンダム単騎だけなら…。」
啓司は先に発進した。
ケイジ「グシオンリベイクフルストライク!行くっす!」
シロウ「行くぞ。コアガンダムG発進!」
2人のガンプラは共に大地に降り立つ。
相手のグシオンはなんと腕が見た限りで四つあったのだ。そこにマウントされた武装も異様な数をしており、かなりの重量に見える。
一方でコアガンダムGは武装は何一つ装備してないという状況だ。
これは多勢に無勢、どう考えても勝てる道が無いように見えたのだ。
ケイジ「へっ!そんなちっこいガンプラでこのグシオンリベイクフルストライクにダメージを与えられるかな!」
4丁のライフルを構え、コアガンダムGに向かって打ち放す。
スババババ…
コアガンダムGはその大きさとスピードを活かし、実弾の雨の中をくぐり抜ける。
レイト「甘いぜ!そんな攻撃でコアガンダムGは落とせねぇぜ!」
シロウ「てぇやっ!」
ガギャァンッ!
攻撃の最中のグシオンの懐に蹴りをお見舞いした。
だが、大したダメージになってないようだ。
ケイジ「そんな程度の攻撃っすか!イマイチみたいっすね!」
シロウ「くっ…!そう簡単に倒れはしないか。」
レイト「コアガンダムは小柄だからな。他のガンダムに比べて攻撃力はかなり低い。どうする?」
四郎が悩む中、啓司は動きを見せる。
ガチャッ…
ケイジ「システム解除。6刀流!」
背中から生えてたアームが更に現れ、ゲテモノのような姿を見せた。
ケイジ「さぁ、蜂の巣にしてやる!」
レイト「なんだあの腕の数は…いや、あの武器の数はまさかそれを踏まえての…!」
シロウ「どうする…?」
レイト「お前が使いたいやつを使え。それしか言えねぇよ。」
シロウ「…。わかった。」
ケイジ「動かないならこちらから行くっすよ!」
ドスドス…!
怪物がこちらに向かい走ってくる。
ババババ…!
サブアームから銃を打ちながら剣やメイスを構え、こちらに向かってくる。
四郎は少しずつ下がりながら、避けていく。
だが、ここで避けるばかりでは意味が無い。相手の懐に突っ込もうとした。だが…
ケイジ「さっき同じ手は食わないっす!」
ブンッ!
剣を振りかざし、相手を寄せ付けようとしない。
手も足も出せない状況に四郎は悩む。
シロウ「どうすれば…そうか!」
コアガンダムGを後ろに下げ、それから叫び出す。
シロウ「行くぜ!ガオーアーマー!ライナーガオー!」
空の彼方からとんでもない速度で飛んでくる反応があった。時速300kmで飛ぶ2両編成の新幹線が飛んできたのだ。
ファーン!ヒュン!
グシオンの近くを通りすぎる。
ケイジ「わ!な…なんて無法な新幹線だ!」
ファァァァァンッ!
そしてグシオンの背部に向かってライナーガオーは突撃した。
ガンッ!
レイト「ヨシ!いいぞ!」
シロウ「こんな使い方ができるのか。」
よろけたかと思ったが、グシオンにはそこまでダメージが入ってないようだ。
シロウ「追撃の蹴りをくらえ!」
グシオンの顔に1発蹴りを入れたが、やはりダメージが低いようだ。
ガシャンッ!
ケイジ「システム解除。8刀流!」
と、言ってシェンロンガンダムの腕のように伸びる腕部が生えてきた。
レイト「はぁっ!?」
シロウ「また腕が増えた…。」
キノ「あの腕、あと何本増えるんだ…」
ケイ「確か、12刀流までいけるんじゃなかったかしら?」
キノ「えぇ…」
ケイジ「ほらほら!もっと来るっすよ!」
レイト「俺は絶対こいつとは戦いたくねぇ…」
シロウ「俺も嫌だよ。」
ケイジ「反撃開始っす!」
ゲテモノがだんだん近づいてくる。
コアガンダムGはまた引き下がるが、今回はうまくいかなかった。
ケイジ「逃がさないっす!」
ウイーーーーンッ!
ゲテモノの腕が伸び、コアガンダムGを捉えた。
ガッ!
シロウ「しまった!」
ケイジ「あらよっと!」
ブンブンッ!
ケイジ「そらっ!」
コアガンダムGを放り投げ飛ばした。
そして、グシオンは追撃をするかの如く、飛び込んでくる!
レイト「シロウ!何してんだ!早くどうにかしろ!やられちまうぞ!」
シロウ「わかった!ステルスガオー!」
ヒューーーーンッ!
グシオンの腕の届く距離に入り、
ケイジ「お終いっす!」
ウィーーーーーンッ!
腕を伸ばしたが、目の前にはもうコアガンダムGの姿は無かった。
ステルスガオーとの合体に成功し、飛行が可能になっていたのだ。
レイト「あ…危ねぇ…。」
シロウ「ここまでうまく行くとは思わなかった。」
レイト「だが、今相手はこっちに気がついてないみたいだぜ?今が反撃のチャンスだ!」
シロウ「よし!来い!ドリルガオー!」
ゴゴゴゴ…地中からドリルガオーが飛び出し、
ケイジ「なんだこいつは…!」
ガッ!
ドリルガオーが掠り、ちょっとだけダメージ与え、一瞬の怯んだ瞬間…
ケイジ「な…なんだなんだ?!」
そこにすかさず、ステルスガオー装備のコアガンダムGが突撃した。
ガァンッ!
ケイジ「グェッ!」
レイト「ヨシ!」
ウィーンッ!
レイト「おい待てこの音は…」
ケイジ「仕方ない。フルパワーで行くしかない!12刀流!」
シロウ「もう何も言えないぜ…。アレはもうガンダムの形をした何かとしか言えない。」
レイト「同感だ。」
怪物が手を伸ばし、銃弾を打ちつけ、攻撃をかましてくる。
シロウ「ドリルガオー!合体だ!」
敵の懐に入り込み、すかさずドリルガオーを装備する。
だが…
ガンッ!
ケイジ「はっはっは。甘いっすよ!」
ドリルガオーの攻撃力でも敵わず、攻撃を止められてしまった。
レイト「くっ…!」
ババババ…!
レイト「下がれ…!」
だが遅かった。
ダダダダッ!
シロウ「ぐぁっ!」
実弾を至近距離で4発受けてしまい、ダウンしてしまう。
キノ「あ…!」
ケイ「キノさん!本当にケイジ君勝てそうだよ!」
キノ「そ…そうだね…。(レイトさん…。)」
ケイジ「もう終わりっすか?それがそのコアガンダムの限界っすか?」
レイト「バカにしやがって…。」
ケイジ「そのコアガンダム、キノさんのに比べたら全然っすね。」
レイト「…っ!」
ケイジ「これでもう終わりっす!死ねぇ!」
怪物が腕全てで攻撃を仕掛ける。
レイト「シロウ…俺を信じてくれねぇか?」
シロウ「わかってる。使うんだな。」
レイト「あぁ…。」
シロウ「だが、一度もシミュレーションもしてないんだぞ?」
レイト「シミュレーションをやってなくったって、勇気で補え!それが勇者だ!」
シロウ「そうだな。俺も勇者の端くれだ。やってやるさ!」
レイト「行くぜ…G。お前はαとZEROと同じなんだ。アイツらにできて、お前にできねぇなんてものは無い!見せてみろ!お前の力を!」
コアガンダムGの目と胸のクリスタルが輝き出す!
シロウ「行くぜっ!ファイナル!フュージョン!」
コアガンダムGを中心に竜巻が発生した。
ケイジ「な…なんだこれは!」
ケイジは身動きができない状態に陥る。
そして、コアガンダムGの基へガオーアーマーが飛んできたのだ。
脚部にドリルガオーがドッキングし、肩に分割されたライナーガオーが、そして、背面にステルスガオーがドッキングをする。胸部の辺りには青い装甲が装備された。
そして…!その姿があらわになる!
シロウ「ガオッ!ファイ!ガーッ!」
その掛け声と同時に、何処かから声が聞こえてきた。
天の声「あらゆる脅威を断ち切る為、真なる勇者として舞い降りた!新生の勇者王!その名を 勇者王コアガンダム ガオファイガー!」
フシューッ!
竜巻が消え去り、ケイジは目の前に雄雄しく立つ黒い戦士の姿を見た。
ケイジ「な…なんだアレもコアガンダムなのか…?!」
見ている者たちは言った。
ケイ「何アレ!あんなのを隠していたなんて!」
キノ「レイトさんはもしかして、あれを…」
シロウ「さぁ来い!12本の腕の気持ち悪いゲテモノガンダム!このガオファイガーが相手だ!」
ケイジ「誰がゲテモノじゃぁ!」
啓司は怒りながら攻撃をお見舞いする。
ババババ…!
レイト「もうそんな攻撃は避ける必要ねぇぜ!」
シロウ「行くぞ!」
左腕を前に向け、構え…そして
シロウ「プロテクトウォール!」
腕部から強力な磁波を放ち空間を捻じ曲げ、敵の攻撃を受け流し、反射した
バシュッ!バシュッ!
グシオンのいくつかの腕に実弾が当たった。
ケイジ「そんな攻撃でぇっ!!!」
手を伸ばし、こちらに攻撃を仕掛けてきた。
左腕に巻き付かれ、ピンチかと思われた。だが…
レイト「甘っちょろいぜ!」
シロウ「このガオファイガーのフィジカルの強さを舐めるな!」
腕に巻きついている腕を掴み、引っ張り出す。
だが、グシオンも重さはなかなかの重量だ。
そこで、四郎は一つの攻撃を行う!
シロウ「プラズマホールド!」
プロテクトウォールと真逆の磁波を放ち、伸びている腕が引き寄せられるようにだんだんこちらに近づいていく。
ズズズズッ…!
そして、攻撃が当たる距離まで近づき、
シロウ「そこだぁっ!」
グシオンに向けて大きな蹴りをお見舞いする!
ガシャンッ!
引き寄せられていたサブアームはその時に引きちぎれてしまい、腕の数も半分ほどになった。
ケイジ「ぐぬぬ…こ…こんな所で負けるかぁっ!」
シロウ「まだ来るか!」
レイト「ならやってやるさ!ファントム・リング!プラス!」
胸部から緑色の光を放ち、緑の輪を作り出す。そして…!
シロウ「ブロウクンッ!ファントムッ!」
ゴォォォォォォ!
ものすごい音と光を放ちながらガオファイガーの右腕は飛んで行き、相手にぶつかる
グシオンはそれを残ったサブアームと余っている武器で受け止めていた。
ケイジ「ぐぬぬぬっ!」
レイト「俺のファントム・リングにはそれは意味ねぇぜ!」
ファントム・リングは突然光を放ち、相手を覆い被さった。
ケイジ「なにっ!う…動けない…だと!」
レイト「俺のファントム・リングは相手を一時的に縛れるんだよ!シロウ!今だ!」
シロウ「あぁ!」
ケイジ「く…くそぉ!」
シロウ「これで決める!」
ガオファイガーの右腕が戻り、最後の必殺技の準備をする。
シロウ「ヘル!アンド!ヘブン!」
両手を開き、仁王立ちの状態となるガオファイガーの腕が光を放つ!
シロウ「ゲム ギル ガン ゴォグフォ…」
呪文を唱え、腕に力を集約させる…!
シロウ「はぁぁぁぁぁぁっ!」
一直線状に竜巻を発生させ、相手に飛び込むかのように突撃し始める!
シロウ「てぇやぁぁぁぁぁっ!」
ガシャァァァンッ!
鈍い音と共に、胸部に腕を突っ込む!
シロウ「捉えた…!」
相手のコクピットを掴み、抉り出す!
シロウ「ふんっ!」
そして、敵のガンダムは爆発し、コクピットだけが残ってしまった。
ケイジ「いやぁぁぁぁっ!死にたくない!死にたくない!うわぁぁぁぁぁっ!」
ペシャッ…可哀想な断末魔と共に、バトルは終わりを告げた。
ケイジ「あ〜あ…また負けたぁ…。」
ケイ「まあ、いいじゃない。」
ケイジ「勝てると思ったんだよぉ…」
ケイ「あら?それは思い過ごしが悪かったみたいね。」
ケイジ「え…?」
ケイ「ほら。あっちをみなさい。」
キノ「シロウさん、すごかったですね。」
シロウ「いやぁ、大した事はしてないよ。」
キノ「あれ…?レイトさんは?」
その頃、零斗は…
ヘルアンドヘブンの最中に、光に包まれ、一時的に居なくなっていたのだ。
レイト「ぐっ…。こ…ここは…?」
???「目覚めたようだな。」
レイト「またお前かよ。今度はなんだ?」
???「お前の弟、ヒビキの未来を伝えなくてはならんのだ…。」
レイト「ヒビキの…?」
???「見ればわかるさ。」
零斗の前に映し出された映像には衝撃的なものが映っていた。
レイト「これは…!」
その映像にはコアガンダムαが破壊された姿が映っていた。
だが、ヒビキは悲しんだだけではない。
何故か優々とした顔をしていたのだ。
レイト「俺のガンプラは壊れちまったのに…なんであんなに…」
???「なら、もう少し先を見せてやろう。」
その映像には新しいガンプラが映っていた。
コアガンダムαの面影を残しながら、ヒビキオリジナルのガンプラが。
ヒビキ「兄さん、見ていて。僕はこのガンプラと一緒に…兄さんを越えてみせる!」
零斗は笑った。
レイト「アイツが…あんなにいい顔するなんてよ…。」
???「これも、お前の掴み取った未来だ。」
レイト「そうか…。なら、もう俺は…。」
そこで、元の場所に戻されていた。
レイト「へっ…。これで俺の役目も終わりかな。」
と、つぶやいていると…
ケイジ「キノさん、早く帰りましょうよぉ!」
ケイ「ほら!はやくぅ!」
キノ「レイトさん、早く来てくださいよ!」
レイト「あ…お、おう。」
少し笑みをこぼしながら言った。
キノ「レイトさんなんか気持ち悪い。」
レイト「は…、は?!」
キノ「冗談ですよ。ほら。早く帰ろう。」
レイト「はいはい…。」
シロウ「なにかいい事でもあったのか?」
レイト「あぁ。やっと、俺もこの世に居る理由が無くなったようだ。」
シロウ「そんなにたいそうな事があったのか?」
レイト「あぁ。」
レイト「なぁ、キノには言わないでくれねぇか?」
シロウ「え…?」
レイト「頼む。」
シロウ「仕方ないなぁ。わかったよ。」
レイト「ありがとよ。」
そして、キノ達が待つ場所に向かう途中で…
ケイジ「そんな人知らないって言ってるだろぉ!」
???「そうか。おい。そこの男か女かわからないやつ!こいつを知ってるか?」
キノ「失礼な言い方ですね…。知ってても言わないです。」
シロウ「なんだなんだ?」
レイト(あ…アイツは…!)
そして、ちょうど同じタイミングで
ヒビキ「あ、キノさん。何してる…って。君は…。」
???「あぁ。君は…ん?おいそこの緑のロン毛男、ちょっとどけ。」
シロウ「おいおい。俺のヘアースタイルを小馬鹿にするな。で、ここをどけばいいんだな?」
レイト「おい…バカ…っ!」
???「やはりな!見つけたぞ!有音 零斗!」
レイト(げっ…!なんで見えてんだよ…!)
ヒビキ「兄さん…!兄さんがそこに居るの!?」
キノ「これはまた、厄介なことになりましたね…。」
果たして、零斗はどうなるのか。そして、この謎の男の正体は一体…!
〜続く〜
どうも。今回の話はどうでしたでしょうか?
脳死で考えながら書きましたよ。はい。
まあ、今回はこれで話が終わってますが、気になる終わり方してますねぇ。作者自身、この終わり方はアリなのか?って思ってるそうです。
だから何?
まあ、そんな事より、本編であるFor WARが進まない限りこの先は繋ぐのが難しくなってまいりましたね。はい。
まあ、そんな事はいいから次回予告ですね。
突然現れた男により、零斗はこの世界に存在しているという事が響にバレてしまった。
ヤツはプラネッツナイトとの決着をつけたいといい、ずっと探していたようだ。
だが、今のプラネッツナイトの持ち主は響である、零斗はこの状況をどう打開するというのか…!
次回、〜本物の騎士〜あの日の決着
レイト「次も読まねぇと呪っちまうぞ?」